エコキュートが故障?!お湯が出ない時などの対応と修理

エコキュートが故障?!お湯が出ない等の対処法やエラーコード

エコキュートが故障して突然お湯が出なくなってしまった時の原因と対処方法や、お湯が貯まらない、お湯がぬるいなど、エコキュートのトラブルを徹底解説いたします。エコキュートが故障して、お風呂に入れない・シャワーが使えない方は必見の内容です。

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エコキュートが故障?!お湯が出ない等の対処法やエラーコード

目次

エコキュートの故障の種類

エコキュートの故障の種類も様々で、初期に起こる故障や偶発的に起こる故障もあります。時間経過によってわかれる3種類の故障について見ていきましょう。

初期故障

エコキュートを使いはじめて1~2年目前後に起こる故障で、大抵は初期不良(製造工程でのミス)や設置時の不具合(工事業者のミス)が原因です。
基本的にはメーカーの無料保証期間中なので、修理費用はかかりません。
また、設置工事の不具合の場合は、設置を依頼した業者に連絡すれば工事をやり直してもらえます。

初期故障が発生した場合は、メーカーへ修理連絡を行いましょう。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

偶発故障

エコキュートを使いはじめて3~8年目前後に起こる故障です。
突発的な故障や偶発的な故障が多く、基本的には安定して使用できる期間です。
メーカー無料保証期間は過ぎている場合が多いので、延長保証に加入していれば修理費は無料です。

偶発故障に分類される故障には、以下のようなものがあります。

>>エコキュートからお湯が出ない

>>パナソニックエコキュートでエラーコードF40が出た

>>湯はりが途中で止まらず浴槽からお湯があふれる

摩耗故障

エコキュートを使いはじめて9~15年目前後に起こる故障です。
エコキュートの耐用年数が10~15年なので、この時期は故障が多くなります。
延長保証も過ぎているので修理費は有料ですし、パーツが寿命なので取り替えや買い替えになるパターンも多いです。

摩耗故障に分類される故障には、以下のようなものがあります。

>>エコキュートからお湯が出ない

>>パナソニックエコキュートでエラーコードF40が出た

>>熱交換器配管の根詰まりによるエラー

>>湯はりが途中で止まらず浴槽からお湯があふれる

>>足し湯をしても水しか出てこない

エコキュートの故障発生率には寿命(耐用年数)が大きく関係

エコキュートの寿命(耐用年数)は10~15年と言われています。寿命である10年に近づけば近づくほど、故障するパーツが増えてくるのです。特に8年目以降は急に故障頻度が高くなるという話もあります。もちろん、こまめにメンテナンスをすることで、寿命を延ばすことも可能です。

エコキュートの寿命について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

エコキュート故障時の大まかな対応の流れ

エコキュートが故障してしまったら、以下の流れに沿って対応しましょう。

  1. エラーコードの表示を確認しよう
  2. メーカーごとのエラーコード対処法を実施する
  3. 故障箇所が特定できない場合はエコキュートをリセット
  4. 以上を試してエラーコードが消えなかったらメーカーへ連絡

1.エラーコードの表示を確認しよう

エコキュートのエラーコードは、リモコンにアルファベットと数字の組み合わさったエラーコードとして表示されます。(例:611,P16,F12など)
エコキュートで不具合が発生したら、まずはそのエラーコードを確認する必要があります。

2.メーカーごとのエラーコード対処法を実施する

エコキュートのメーカーごとに、エラーコードの対処法を実施します。
メーカーごとの主要なエラーコードの対処法は、以下のリンク先をご覧ください。

>>三菱電機エコキュートのエラーコード対処法

>>パナソニック製エコキュートのエラーコード対処法

>>日立エコキュートのエラーコード対処法

>>ダイキン製エコキュートのエラーコード対処法

>>コロナ製エコキュートのエラーコード対処法

>>東芝エコキュートのエラーコード対処法

3.故障箇所が特定できない場合はエコキュートをリセット

故障箇所が特定できない場合は、以下の方法でエコキュートのリセットを行い、エラー表示が消えるかどうかを確認します。

  1. エコキュート本体(貯湯タンク)の漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをOFFにする。
  2. 一分程度経過したら、漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをONにする。

※機種によってエコキュートの漏電しゃ断器(電源)の場所が異なります。詳しくは説明書をご覧ください。
※エコキュートの説明書にリセット方法の記載がある場合は、そちらの指示に従ってください。

4.以上を試してエラーコードが消えなかったらメーカーへ連絡

説明書やメーカーサイトに書かれている操作を実行したにも関わらずエラー表示が消えないまたはエラーが再発する場合や、操作方法がよくわからないときは、購入したメーカーのサポートセンターに電話をして、点検・修理を依頼しましょう。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

エコキュートからお湯が出ない時の原因と対処方法

突然エコキュートからお湯が出なくなってしまう原因は、凍結、断水、水漏れ、貯湯タンクのお湯切れなど様々な可能性があります。ここではエコキュートからお湯が出ない原因の対処方法を、発生しやすい順番にご紹介していきます。

エコキュート配管の凍結により、お湯が出ない

まず、冬場にエコキュートからお湯が出なくなる原因として最も多いのが、エコキュート貯湯タンクの給水・給湯配管の凍結です。特に寒い地域に住んでいる方や冬場は、凍結によってお湯が出なくなることが多いです。

なお、エコキュート配管が凍結してしまった場合の直し方や予防方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

凍結してしまったエコキュート配管の解凍方法や凍結の予防策は、以下の通りです。

  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ。
  • 翌日の昼まで待つ。(気温が上がって自然解凍)
  • 凍っている配管の保温材が巻かれていない部分に、10~20度のぬるま湯をゆっくりかける。お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る。※タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。

次にエコキュート配管の凍結予防についてですが、以下のような対策が効果的です。

  • フルオート機種に搭載されている、凍結防止運転機能を使用する。※浴槽の残り湯が循環口より10cm以上必要です。
  • リモコンの給湯温度を水にした状態で、給湯栓(お湯の蛇口)を開き、一分間に200cc程度の水を出し続ける。
  • 凍結防止ヒーターが設置されている場合は、プラグをコンセントに差し使用する。

凍結防止運転機能とは

凍結防止運転が備わったエコキュートは、自動で外気温を測定し、凍結のおそれがある場合は配管の中の水を循環させて凍結することを防ぎます。そのとき、浴槽の中に残り湯があれば、その残り湯を使って配管内を循環させますが、残り湯がない場合はポンプ内の水を少量つかって循環をおこない、凍結を防ぎます。ただし、機種やメーカーによっては凍結防止運転が備わっていない場合や、動作が異なる場合がございます。お使いのエコキュートに凍結防止運転ついているかどうかや、動作につきましては、説明書を参照するか、メーカーへお問い合せください。

エコキュート配管が凍結してしまった場合の直し方や予防方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

お湯の使いすぎにより、タンクがお湯切れを起こしている

日中にお湯を使いすぎた場合、貯湯タンク内のお湯を使い切り、お湯が出なくなってしまう場合があります。この場合は、貯湯タンク内のお湯を沸きましする必要があります。

メーカー別!貯湯タンク湯切れ時の沸きまし方法

  • 三菱電機:リモコンの【満タン】ボタンを押す。
  • パナソニック:リモコンの【沸き増し】ボタンを押す。
  • 日立:リモコンの【沸き増し】または【タンク沸き増し】ボタンを押す。
  • ダイキン:リモコンの【沸き増し】ボタンを押す。
  • コロナ:リモコンの【タンク湯増し】または【沸増し】ボタンを押す。
  • 東芝:リモコンの【沸増し】ボタンを押し「少量/全量」いずれかを選択。

断水が発生している

地域で断水が発生している場合、お湯も水も出すことができません。地域の断水スケジュールを確認して、断水が終了するまで待ちましょう。

止水栓が閉まっている

止水栓が閉まっている場合、お湯も水も出すことができません。止水栓が開いているかどうか確認しましょう。

エコキュートの電源を入れてから一晩経過していない

エコキュートは夜間時間帯の安い電力でお湯を沸かす設定になっているのが一般的ですので、購入直後など電源を入れてから一晩経過していない場合は湯沸かしは行われていません。すぐにお湯を使用したい場合は、貯湯タンク湯切れ時の沸きまし方法をお試しください。

混合水栓が故障している

上記の原因どれにも当てはまらない場合、お使いの混合水栓が故障していてお湯が出ない場合も考えられます。混合水栓の調子が悪いと感じたら、水道業者へ点検・修理を依頼しましょう。

もし修理費用が2万円以上かかってしまう場合は、新しい混合水栓に交換したほうがお得な場合があります。理由は、使用年数が多いと修理してもすぐにまた故障してしまう危険があることや、新品でも2万円代から交換が可能なことなどがあります。そのため、あえて古い混合水栓を修理して使い続けるメリットはあまり無いかもしれません。

買い替えにオススメの混合水栓は以下の通りです。

基本工事費込み!浴室用 混合水栓

基本工事費込み!

浴室用 混合水栓

参考価格:25,900円~(2019年7月23日時点)

エコキュート自体が故障している

上記の原因どれにも当てはまらない場合は、エコキュートの故障が考えられます。

リモコンに表示されているエラーコードを確認しよう

エコキュートのリモコンに表示されているエラーコードを確認して、どのような故障原因かを特定することができます。
故障原因が判明したら、まずは自分でできる対処を試してみましょう。

メーカーごとの主要なエラーコードの対処法は、以下のリンク先をご覧ください。

>>三菱電機エコキュートのエラーコード対処法

>>パナソニック製エコキュートのエラーコード対処法

>>日立エコキュートのエラーコード対処法

>>ダイキン製エコキュートのエラーコード対処法

>>コロナ製エコキュートのエラーコード対処法

>>東芝エコキュートのエラーコード対処法

故障原因を特定できない時はエコキュートをリセット

故障原因が特定できない場合は、以下の方法でエコキュートのリセットを行い、エラー表示が消えるかどうかを確認します。

  1. エコキュート本体(貯湯タンク)の漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをOFFにする。
  2. 一分程度経過したら、漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをONにする。

※機種によってエコキュートの漏電しゃ断器(電源)の場所が異なります。詳しくは説明書をご覧ください。
※エコキュートの説明書にリセット方法の記載がある場合は、そちらの指示に従ってください。

リモコンの表示が出ないときは断線かも

リモコンに表示がまったく出ていない場合は、リモコンの配線が断線している可能性があります。エコキュートの購入業者や、工事を依頼した業者に連絡をして点検してもらいましょう。

エラーから復旧しなければメーカーへ連絡

以上を試してエラーから復旧しなければ、使用中のエコキュートメーカーへ点検・修理を依頼しましょう。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

その他にもある!エコキュートの故障事例と修理方法

エコキュートから突然お湯が出なくなってしまう故障以外にも、エコキュートを使っていると様々な故障があります。実際にエコキュートを使っている方々が体験した故障事例と、どうやって解決したのかを見ていきましょう。

パナソニックエコキュートでエラーコードF40(吐出管サーミスター異常)が出た

突然リモコンに「F40」と表示され、ブレーカーをオン・オフしても数時間後にまた表示されてしまい、メーカーへ問い合せても明確な解答を得られませんでした。

困ってエコキュート業者を呼んでみてもらうと、室外機コンプレッサーの温度を検知しているサーミスターの不具合により、コンプレッサーが高温であると誤認識して動作を停止してしまっているようでした。

結果的には、2万円程度のサーミスター交換だけで済みましたが、場合によっては20万円以上かかる室外機自体の修理・交換をしなくてはなりませんでした。

今回のエラーコードF40(吐出管サーミスター異常)の内容

  1. 貯湯タンクからコンプレッサーへ貯湯・集熱指示が下る
  2. コンプレッサーの温度異常を室外機がタンクへ伝達
  3. 貯湯タンクの集熱動作が停止する
  4. 上記1~3の動きが5回程度くりかえされる
  5. エコキュート自体が動作を停止する

今回のエラーコードF40(吐出管サーミスター異常)の解決方法
エラーコードF40を解決するためには、最終的にコンプレッサーの温度検知を行っているサーミスターの交換を行いました。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

熱交換器配管の根詰まりによるエラー

水道水に鉄や砂などの不純物が混じって水質が悪いときに起こる症状です。特に水道水を山から引いている地域のご家庭で発生しやすいです。該当する地域にお住まいの方は、定期的に配管を掃除するようにしましょう。

もし配管を清掃してもエラーや不具合が治らない場合は、メーカーへ点検・修理を依頼しましょう。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

湯はりが途中で止まらず浴槽からお湯があふれる

大家族だったり入浴剤を使用している家庭では、浴槽循環口が汚れやすく水位センサーが誤作動を起こすことがあります。誤作動を起こしてしまうと湯はりが自動で止まらない状態になってしまうので、心当たりのある方は浴槽循環口の清掃をこまめに行うようにしましょう。

もし浴槽循環口を清掃してもエラーや不具合が治らない場合は、メーカーへ点検・修理を依頼しましょう。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

足し湯をしても水しか出てこない

基盤の劣化が考えられます。初期のエコキュートに多く見られる症状で、自身での対処は難しいので、メーカーに問い合わせて修理してもらう必要があります。

>>エコキュートの点検・修理を依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

故障と間違えやすいエコキュートの事例

一見するとエコキュートの故障かな?と思うことでも、故障ではない場合があります。そんなエコキュートで故障と間違えやすい事例をまとめました。

貯湯タンクから水やお湯が漏れている・・・

炊き上げ運転中のエコキュートは、タンク内の膨張したお湯を常に排水しています。そのため、貯湯タンクから水やお湯がポタポタ漏れますが、故障ではありません。

ヒートポンプユニットから水が漏れている・・・

背面に空気熱交換器があるヒートポンプユニットは、低温になると外気との温度差によって結露水が発生し、ヒートポンプユニット下部から排水されますが、故障ではありません。

次ページでは、主要メーカーごとのエラーコード解説と対応方法についてご紹介していきます。

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