エラー原因解明!パナソニック製エコキュートの故障と対処・修理方法

パナソニック製エコキュートの故障でお困りですか?お湯が出ない、お湯がたまらない、お湯が止まらない、沸き上げができない、水漏れ・湯漏れ、貯湯タンクの湯切れ、エラーコード「F27」「F40」「U22」等の対処法を詳しく解説。リコール対象の機種情報も。

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エラー原因解明!パナソニック製エコキュートの故障と対処・修理方法

目次

パナソニック製エコキュートが水漏れしている

パナソニック製エコキュートを使用中に水漏れ・湯漏れが発生してしまった場合の原因や確認方法・対処方法をご紹介します。

エラーコード「F17」(漏水検知)が表示される場合

パナソニック製エコキュートのリモコンにエラーコード「F17」(漏水検知)が表示される場合、エコキュート内部の水漏れ・湯漏れを検知した合図です。

エラーコード「F17」(漏水検知)の修理費用

パナソニック製エコキュートのエラーコード「F17」(漏水検知)の修理費用ですが、水漏れによって故障している箇所によって異なります。

  • エコキュート本体の基板が故障している場合:15,000円程度
  • 貯湯タンク基板交換+ヒートポンプ交換が必要の場合:12~13万円程度

上記が、エラーコード「F17」の修理にかかる費用の目安となります。

エラーコード「F17」(漏水検知)の水漏れによる故障は、放置しておくと故障範囲が広がってしまう恐れがありますので、できるだけ早くパナソニックへ点検・修理を依頼する必要があります。

ヒートポンプと貯湯タンクを繋ぐ配管からの水漏れ・湯漏れも

エラーコード「F17」が出ていない場合でも、ヒートポンプ(エアコン室外機のような外観)と貯湯タンク(エコキュート本体である大きな箱)を繋いでいる配管が劣化などにより破損して水漏れが発生している場合があります。もし、配管などからの水漏れ・湯漏れを発見した場合は、パナソニックへ点検・修理を依頼する必要があります。

水漏れ・湯漏れしているかどうかの確認方法

水漏れ・湯漏れしているかどうかの確認として、水道の蛇口を閉じた状態で水道メーターのパイロット(銀色で丸い部品)が回っているかどうか確認してください。パイロットは水道メーターの中を水が流れているときに回転する部品ですので、パイロットが回っている場合は漏水していることになります。

パナソニック製エコキュートからお湯が出ない

パナソニック製エコキュートを使用中にエラーコード「F12」「H94」が表示され、突然お湯が出なくなってしまった場合、主に凍結やお湯の使いすぎなどの原因が考えられます。

エコキュート配管の凍結により、お湯が出ない

まず、冬場にエコキュートからお湯が出なくなる原因として最も多いのが、エコキュート貯湯タンクの給水・給湯配管の凍結です。特に寒い地域に住んでいる方や冬場は、凍結によってお湯が出なくなることが多いです。

エコキュート配管の凍結が疑われる場合、以下の対処方法をお試しください。

エコキュート配管の解凍方法

  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ。
  • 翌日の昼まで待つ。(気温が上がって自然解凍)
  • 凍っている配管の保温材が巻かれていない部分に、10~20度のぬるま湯をゆっくりかける。お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る。※タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。

エコキュート配管の凍結予防方法

  • フルオート機種に搭載されている、凍結防止運転機能を使用する。※浴槽の残り湯が循環口より10cm以上必要です。
  • リモコンの給湯温度を水にした状態で、給湯栓(お湯の蛇口)を開き、一分間に200cc程度の水を出し続ける。
  • 凍結防止ヒーターが設置されている場合は、プラグをコンセントに差し使用する。

凍結防止運転機能とは

凍結防止運転が備わったエコキュートは、自動で外気温を測定し、凍結のおそれがある場合は配管の中の水を循環させて凍結することを防ぎます。そのとき、浴槽の中に残り湯があれば、その残り湯を使って配管内を循環させますが、残り湯がない場合はポンプ内の水を少量つかって循環をおこない、凍結を防ぎます。ただし、機種やメーカーによっては凍結防止運転が備わっていない場合や、動作が異なる場合がございます。お使いのエコキュートに凍結防止運転ついているかどうかや、動作につきましては、説明書を参照するか、メーカーへお問い合せください。

お湯の使いすぎにより、タンクがお湯切れを起こしている

日中にお湯を使いすぎた場合、貯湯タンク内のお湯を使い切り、お湯が出なくなってしまう場合があります。

パナソニック製エコキュートでお湯切れが起こってしまった場合は、

リモコンの【沸き増し】ボタンを押す

ことで、貯湯タンク無いのお湯を沸きましする必要があります。

断水が発生している

地域で断水が発生している場合、お湯も水も出すことができません。地域の断水スケジュールを確認して、断水が終了するまで待ちましょう。

止水栓が閉まっている

止水栓が閉まっている場合、お湯も水も出すことができません。止水栓が開いているかどうか確認しましょう。

エコキュートの電源を入れてから一晩経過していない

エコキュートは夜間時間帯の安い電力でお湯を沸かす設定になっているのが一般的ですので、購入直後など電源を入れてから一晩経過していない場合は湯沸かしは行われていません。すぐにお湯を使用したい場合は、リモコンの【沸き増し】ボタンを押して、貯湯タンク内のお湯を沸きまししてください。

混合水栓が故障している

上記の原因どれにも当てはまらない場合、お使いの混合水栓が故障していてお湯が出ない場合も考えられます。混合水栓の調子が悪いと感じたら、水道業者へ点検・修理を依頼しましょう。

上記の記事以外で考えられるエコキュートからお湯が出ない原因

上記の記事以外でエコキュートからお湯が出ない原因として、以下のような例が考えられますので、ご確認ください。

排水栓が、「排水」側になっている

排水栓を「通常」側にしてください。

逃し弁レバーが上がってる

逃し弁レバーを下げてください。

エコキュート自体が故障している

上記の原因どれにも当てはまらない場合は、エコキュートの故障が考えられますので、パナソニックへ点検・修理を依頼する必要があります。

パナソニック製エコキュートでシャワーのお湯がでない

パナソニック製エコキュートを使用中、シャワーからお湯が出なくなってしまった場合の対処方法についてご紹介します。

シャワー以外もお湯が出ていない場合

台所などシャワー以外からもお湯が出ていない場合、エコキュート側の凍結やお湯の使いすぎによる湯切れなどの原因が考えられます。詳しい原因や対処方法はこちらの記事をご覧ください。

>>お湯が出ない詳しい原因や対処方法はコチラ

シャワーのみお湯が出ない場合

シャワーのみお湯がでない場合は、次のような原因が考えられます。

エコキュートの設定温度が低い

シャワー(混合水栓)側の温度を高くしても、エコキュート側の設定温度以上には熱くなりません。一度、エコキュート側の設定温度を見直してみましょう。

水側の水圧が高い

混合水栓で水側の水圧が高すぎると、お湯の混じりが少なくなり冷たくなってしまう場合があります。水圧が高いと感じたら、水側の止水栓をすこし閉めるなどして調節しましょう。なお、止水栓はマイナスドライバーなどを使用し、右(時計回り)にまわすと閉めることができます。

サーモバブルやシャワーヘッドの故障

それ以外ですと、混合水栓内部のサーモバブルや、シャワーヘッドの故障などが考えられます。水道業者による点検・修理を検討しましょう。

パナソニック製エコキュートでお風呂のお湯がたまらない

パナソニック製エコキュートでお風呂のお湯が溜まらない・お湯張りができない場合の原因には、以下のようなことが考えられます。

そもそもエコキュートからお湯が出ない

パナソニック製エコキュートでお風呂のお湯が溜まらない・お湯張りができない原因として、凍結や断水などの原因により、そもそもエコキュートからお湯が出ていない場合が考えられます。台所などからもお湯が出ない場合は、こちらの対処方法を参考にしてください。

お湯を使いすぎて貯湯タンクが湯切れを起こしている

パナソニック製エコキュートを使用中にエラーコード「U61」と共に、お風呂のお湯が溜まらない・お湯張りできない場合は、貯湯タンクの湯切れが原因として考えられます。貯湯タンクが湯切れをしてしまった場合、以下の方法で貯湯タンク内のお湯を沸かしてください。

貯湯タンクが湯切れした時の対処方法

パナソニック製エコキュートの貯湯タンクがお湯切れした場合や、普段よりも多めにお湯を使うことがわかっている場合は、リモコンの【沸き増し】ボタンを押すことで、すぐにお湯を沸き上げることができます。

パナソニック製エコキュートで沸き上げができない

パナソニック製エコキュートにて【沸き増し】ボタンを押して沸き増しを行おうとしても、沸き上げがすぐに止まってしまう場合や、夜間わき上げ設定をしているにも関わらず、朝になっても沸き上げが行われていない場合の原因と対処方法をご紹介します。

貯湯タンク内にお湯が十分にある

貯湯タンク内にお湯が十分にある場合に【沸き増し】ボタンを押して沸き増しを行っても、それ以上お湯を沸かす必要はありませんので、すぐに停止されます。

エコキュートから水漏れ・湯漏れしている

夜間わき上げ設定をしているにも関わらず、朝になっても沸き上げが行われていない場合、エコキュートから水漏れ・湯漏れが発生している可能性があります。(お湯を沸かしても外に漏れ出してしまうため、溜まっていない)

エコキュートからの水漏れ・湯漏れについては、次の項目で詳しく説明していますのでご覧ください。

パナソニック製エコキュートのお湯が止まらない

パナソニック製エコキュートで浴槽のお湯をためた際、お湯が止まらずに浴槽からあふれてしまう場合の原因と対処方法をご紹介します。

浴槽循環口(フィルター)や配管内部にゴミなどが詰まっている

浴槽循環口(フィルター)や浴槽の水量を検知する水位センサー本体付近、配管内部にゴミや入浴剤の汚れなどが詰まっている場合、水位センサーが正常に水圧を検知できなくなり、お湯が設定水位どおりに溜まらず浴槽からあふれてしまう状態です。

お湯が浴槽からあふれてしまう場合、以下の方法をお試しください。

浴槽内部や浴槽循環口(フィルター)を掃除する

浴槽の底から15cmほど上に設置されている浴槽循環口(フィルター)を掃除して、ゴミなどを取り除きましょう。

【洗浄】ボタンを押して配管内部を洗浄

浴槽リモコンの【洗浄】ボタンを数回押すことで、配管内部の汚れを注水洗浄することができます。※洗浄ボタンが無い機種も存在します。

ジャバなどの洗浄剤を使用して配管を洗浄する

ジャバなどの洗浄剤を使用して配管を洗浄することも有効です。

上記のいずれを試してもお湯が止まらず浴槽からあふれてしまう場合は、エコキュートの故障が考えられますので、パナソニックへ点検・修理を依頼する必要があります。

パナソニック製エコキュートでお風呂やシャワーのお湯がぬるい

パナソニック製エコキュートを使用中、シャワーのお湯がぬるい場合は、エコキュート側(リモコン)の給湯温度を見直しましょう。

冬場は配管を通っている途中でお湯が冷めてしまう可能性があるので、エコキュート側(リモコン)の設定温度を、混合水栓で使用する温度より10度以上高くすると効果的です。

それでもお風呂やシャワーのお湯がぬるい場合は、エコキュートの故障が考えられますので、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

エコキュートのリモコンに残湯量表示があるのに、追い焚きができない

パナソニック製エコキュートを使用中に、リモコンに残湯量表示があるのに、追い焚きができない場合は、タンク全体がぬるくなっていることが原因として考えられます。

対処方法として、入浴する30分~1時間前に【沸き増し】ボタンを押すか、「高温たし湯」機能がある機種の場合は【高温足し湯】ボタンを押してください。

パナソニック製エコキュートの電源が入らない

パナソニック製エコキュートの電源が突然入らなくなってしまった場合の対処方法をご紹介します。

停電の後ブレーカーが落ちたままになっていないか確認する

停電が起きた後など、ブレーカーが落ちてしまってそのままになっていないかどうかを確認してみましょう。

なお、落ちていないか確認すべきブレーカーには、以下の種類があります。

アンペアブレーカー

分電盤の一番左についている最も大きなつまみがアンペアブレーカー(契約ブレーカー)です。家の中で電気を使いすぎた時に落ちてしまうのがこのブレーカーです。

エコキュート用ブレーカー

エコキュートに電力を供給しているブレーカーで、分電盤の中や屋外の電気メーター付近に設置されている場合が多いです。停電後、アンペアブレーカーは戻したけれど、エコキュート用ブレーカーが落ちたまま、といったケースもあるので注意しましょう。

エコキュートの漏電しゃ断器(電源)

エコキュート本体(貯湯タンク)にも電源として漏電しゃ断器が設置されています。エコキュートの電源が入らない場合、なんらかの理由でエコキュート本体の漏電しゃ断器がOFFになっている場合も考えられますので、チェックしてみましょう。

漏電ブレーカー

アンペアブレーカーのすぐ右隣にある小さなつまみが漏電ブレーカーです。黄と赤のスイッチが併設されているのが一般的で、漏電を検知した際に落ちてしまいます。

漏電ブレーカーを戻してもすぐ落ちてしまう場合

漏電ブレーカーをONに戻しても、すぐにまた落ちてしまう場合は、エコキュートもしくはどれかの家電が漏電している可能性があります。そのまま仕様を続けるの危険ですので、すぐに電力会社へ連絡して点検してもらいましょう。

「F27」のエラーコードが表示される(パナソニック製エコキュート)

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「F27」が表示される場合は、以下の原因が考えられます。

エラーコード「F27」の故障原因

  • ヒートポンプユニットのプリント基盤に異常がある。
  • ヒートポンプユニット圧力スイッチの異常(水圧、ガス圧)
  • エコキュートが外部のノイズを拾ってしまい、誤信号が発生した。

エラーコード「F27」の対処方法

  1. エコキュート本体(貯湯タンク)の漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをOFFにする。
  2. 一分程度経過したら、漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをONにする。
  3. リモコン画面上でF27のエラーコードが消えていることを確認する。
  4. 30分以内にF27が表示される場合、プリント基盤の異常、圧力スイッチの異常が原因なので、パナソニックへの修理依頼が必要。
  5. F27が表示されない場合、誤信号が原因です。頻繁に発生する場合は、念のためパナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

エラーコード「F27」の修理費用

パナソニック製エコキュートのエラーコード「F27」の修理費用ですが、ヒートポンプユニットのプリント基盤に異常がある場合、修理費用の目安は18,000円程度となっています。ただし、メーカー保証または延長保証期間内であれば、エラーコード「F27」の修理費用は無償です。

対処方法を試してもエラーコード「F27」から復旧しない場合は、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

「F40」のエラーコードが表示される(パナソニック製エコキュート)

エラーコード「F40」の故障原因

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「F40」が表示される場合は、吐出管サーミスター(温度センサー)に故障が発生していることが原因として考えられます。

エラーコード「F40」の対処方法

対処方法としては、エコキュート専用ブレーカーもしくはエコキュート本体(貯湯タンク)に設置されている漏電しゃ断器(電源)を切り、1~2分ほど経過したら再び入れ直します。

エラーコード「F40」の修理費用

対処方法を試しても症状が改善されない場合は、サーミスターの部品交換が必要な場合もあります。その場合、修理費用の目安は8,000~10,000円程度となっています。ただし、メーカー保証または延長保証期間内であれば、エラーコード「F40」の修理費用は無償です。

対処方法を試してもエラーコード「F40」から復旧しない場合は、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

「H59」のエラーコードが表示される(パナソニック製エコキュート)

エラーコード「H59」の故障原因

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「H59」が表示される場合は、給湯混合弁の異常が原因として考えられます。

エラーコード「H59」の対処方法

対処方法としては、エコキュート専用ブレーカーもしくはエコキュート本体(貯湯タンク)に設置されている漏電しゃ断器(電源)を切り、1~2分ほど経過したら再び入れ直します。

エラーコード「H59」の修理費用

この方法で症状が改善されない場合は、給湯混合弁、給湯サーミスターの部品交換が必要な場合もあります。その場合、修理費用の目安は20,000~30,000円弱程度となっています。ただし、メーカー保証または延長保証期間内であれば、エラーコード「H59」の修理費用は無償です。

対処方法を試してもエラーコード「H59」から復旧しない場合は、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

「H54」のエラーコードが表示される(パナソニック製エコキュート)

エラーコード「H54」の故障原因

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「H54」が表示される場合は、三方弁(お湯と水を分ける弁)に故障が発生していることが原因として考えられます。

エラーコード「H54」の対処方法

対処方法としては、エコキュート専用ブレーカーもしくはエコキュート本体(貯湯タンク)に設置されている漏電しゃ断器(電源)を切り、1~2分ほど経過したら再び入れ直します。

エラーコード「H54」の修理費用

この方法で症状が改善されない場合は、三方弁の部品交換が必要な場合もあります。その場合、修理費用の目安は30,000~40,000円弱程度となっています。ただし、メーカー保証または延長保証期間内であれば、エラーコード「H54」の修理費用は無償です。

対処方法を試してもエラーコード「H54」から復旧しない場合は、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

「H56」のエラーコードが出てお風呂が沸かない(パナソニック製エコキュート)

エラーコード「H56」の故障原因

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「H56」が表示され、お風呂が沸かない場合は、ふろ混合弁の異常が原因として考えられます。

エラーコード「H56」の対処方法

対処方法としては、エコキュート専用ブレーカーもしくはエコキュート本体(貯湯タンク)に設置されている漏電しゃ断器(電源)を切り、1~2分ほど経過したら再び入れ直します。

エラーコード「H56」の修理費用

この方法で症状が改善されない場合は、ふろ混合弁、ふろ給湯サーミスターの部品交換が必要な場合もあります。その場合、修理費用の目安は20,000円程度となっています。ただし、メーカー保証または延長保証期間内であれば、エラーコード「H56」の修理費用は無償です。

対処方法を試してもエラーコード「H56」から復旧しない場合は、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

「H88」のエラーコードが表示される(パナソニック製エコキュート)

エラーコード「H88」の故障原因

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「H88」が表示される場合は、ふろ混合弁温度異常が原因として考えられます。

エラーコード「H88」の対処方法

対処方法としては、エコキュート専用ブレーカーもしくはエコキュート本体(貯湯タンク)に設置されている漏電しゃ断器(電源)を切り、1~2分ほど経過したら再び入れ直します。

この方法で症状が改善されない場合は、ふろ混合弁、給湯混合弁のゴミ除去や、ふろ給湯サーミスター(ふろ混合弁ユニット)の部品交換が必要な場合もありますので、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

「U22」のエラーコードが出てお湯張りできない(パナソニック製エコキュート)

エラーコード「U22」の故障原因

パナソニック製エコキュートを使用中に、エラーコード「U22」が表示される場合は、エコキュート配管の凍結によりお湯張りができない状態であることを示しています。

エラーコード「U22」の対処方法

エラーコード「U22」が表示されている場合、リモコンのエラー解除をしてから、以下の対処方法をお試しください。

  • 翌日の昼まで待つ。(気温が上がって自然解凍)
  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開いて解凍するまで待つ。
  • 凍っている配管の保温材が巻かれていない部分に、10~20度のぬるま湯をゆっくりかける。お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る。

※タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。

また、ヒートポンプ配管の凍結を防ぐためには、以下の方法があります。

  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開いて糸引き状に水を出しておく。
  • 凍結防止ヒーターが設置されている場合は、プラグをコンセントに差し使用する。
  • 凍結予防運転を「入」にする。
    ※入浴後、お湯をアダプターの中心から10cm以上溜めて残してください。
    ※凍結予防運転機能は、フルオート機種にのみ備わっています。

上記を試してもエラーコード「U22」が再発してしまう場合は、エコキュートの故障が考えられますので、パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

パナソニック製エコキュートのエラー表示解除(リセット)方法

リモコンのエラー表示解除方法

  • 『決定』または『確定』スイッチを押すことでエラー表示を解除可能です。
  • 上記の方法で解除されないときは、台所リモコンの【メニュー】ボタンを3秒押し、浴室リモコンの「リモコン切/入」を「入」にしてください。

エコキュート本体のリセット方法

  • エコキュート本体(貯湯タンク)の漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをOFFにする。
  • 一分程度経過したら、漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをONにする。

パナソニックが一部エコキュートのリコール(無料点検・部品交換)を実施中

パナソニックでは、パナソニックおよびナショナル製エコキュートの一部機種について、リコール(無料点検・部品交換)を実施しています。

パナソニックがエコキュートのリコールに至った不具合の内容は、「沸き上げ運転中にヒートポンプユニット内の圧縮機がまれに塩分などによる腐食により破損し、ユニット本体が変形に至る」というもので、これまで発煙・発火や人的被害は発生していません。しかしながら、怪我につながる事故が発生する可能性もあるため、安全のためリコールを実施しています。

もし、お使いのパナソニック製エコキュートが、以下の対象機種に該当している場合は、パナソニック「ヒートポンプ給湯機市場対策室」へ連絡しましょう。無料で点検・部品交換を行ってもらえます。

リコール対象機種(ヒートポンプユニット)

パナソニック

  • ヒートポンプ品番:HE-PK60B他(計157機種)
  • 対象製造期間:2008年5月~2013年1月

ナショナル

  • ヒートポンプ品番:HE-UK60J他……計26機種
  • 対象製造期間:2003年11月~2009年4月

リコール連絡先「ヒートポンプ給湯機市場対策室」

電話番号:0120-871-381(無料)
受付時間:9時~17時(土曜日・日曜日・祝日を除く)
※インターネットからでも連絡可能です。

パナソニックへ点検・修理を依頼

故障してしまったエコキュートの修理依頼をメーカーにする前に、「修理すると逆に損する場合」や、「点検・修理を依頼時に必要な情報」など、確認しておいたほうが良い内容を紹介します。

10年近く使用してない?修理すると損する場合もある

故障してしまったエコキュートは、修理か交換(買い替え)かの選択肢があります。普通に考えれば修理するのが当たり前ですし、最善だと思うかもしれませんが、実は修理をすることで損をしてしまう場合もあります。

使用年数が経過したエコキュートは故障が再発しやすい

エコキュートの寿命は約10~15年と言われており、使用年数が寿命に近づくほど、故障が発生しやすくなります。エコキュートの延長保証に加入していたとしても、5~10年間ですので、エコキュートが保証期間外に故障した場合の修理費用はすべて有料ということになります。また、使用年数が経過しているにつれて故障頻度も増えるため、「修理しても2~3年ですぐ故障」ということが繰り返し起こる可能性が高まります。

10年以上たったエコキュートは部品が無いので修理できない場合も

使用を始めてから10年以上が経過したエコキュートは、修理を行うときに交換する部品の在庫がメーカーに無く、修理を行えない可能性があります。このような場合は、新しいエコキュートに買い換えるしか方法がありません。

故障したエコキュートは買い替えも検討するのがオススメ

以上の理由から、使用年数が10年以上のエコキュートや、保証期間が切れたあとのエコキュートは、修理よりも買い替えたほうが安く済む場合があります。

点検・修理を依頼時に必要な情報

メーカーへ点検・修理を依頼をする場合、事前に以下のような情報を揃えておくとスムーズです。

  • エコキュートの型番(エコキュート本体に貼られたラベルに記載)
  • エコキュートの購入時期
  • 保証の有無
  • 故障の症状

なお、保証の有無に関して、延長保証などに加入している場合は、加入時に渡された書類などを揃えておきましょう。

パナソニック製エコキュート故障時の点検・修理連絡先

パナソニックエコソリューションズテクノサービス(株)

電話番号:0120-872-150
受付時間:9:00~19:00(月~土)
受付時間:9:00~18:00(日・祝・年末年始)

保証期間を過ぎたエコキュートの故障は買い替えがオススメ

エコキュートが故障してしまったら、修理連絡を行うのも大切ですが、保証期間を過ぎてしまっている場合は修理費用が高額になる可能性があるため、買い替えを検討してみるのもオススメです。

なお、エコキュートの保証には「メーカー保証」と「有料延長保証」が存在しますが、購入時に「有料延長保証」に加入していない場合は、「メーカー保証」のみの保証となります。

パナソニックエコキュート本体のメーカー保証は「1年」

パナソニック製エコキュートのメーカー保証は以下のとおりです。

  • 本体:1年間
  • 冷媒回路:3年間
  • タンク(缶体):5年間

故障してしまったエコキュートは、メーカー保証期間内や購入時の有料延長保証の期間内であれば無料で修理が行えますが、保証期間外の場合は有料修理となります。有料修理となった場合、修理料金は故障箇所によって異なりますが、高いと10万円をこえてしまう場合もあります。また使用年数が10年をこえているエコキュートの場合、部品の製造が終了している場合もあり、たとえ修理できる場合でもすぐまた別の箇所が壊れる可能性が高いため、メーカーサポートからも「新しいエコキュートへの買い換え」を勧められます。

古いエコキュートは2~3年おきに故障しやすい
古いエコキュートを使い続けていると、2~3年おきに故障してしまう場合が多く、故障のたびに修理費用が最低でも数万円は必要になってしまいます。いつ壊れるかと不安になりながら古いエコキュートを使い続けるよりも、最新のエコキュートに買い換えてしまったほうが、結果的に見ると安くすむ場合もあります。

長期間エコキュートを使用されている方で、故障や不具合が増えてきている方は、買い替えを検討されるのがオススメです。

買い替えにおすすめ!人気エコキュート

また、エコキュートの買い替え・交換を検討される場合は、こちらの記事もあわせてご覧いただくと参考になると思います。



エラー原因解明!パナソニック製エコキュートの故障と対処・修理方法

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