ウォシュレットのノズルが出ない・戻らない?故障原因や対処法

ウォシュレットのノズルが「出ない・戻らない」、「水が出ない」、「水が止まらない」、「水漏れする」、「異音がする」など、ノズルに関する故障原因や対処法を解説!LIXILシャワートイレのノズル先端部の交換方法も詳しく紹介。

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ウォシュレットのノズルが出ない・戻らない?故障原因や対処法

目次

ウォシュレットのノズルが出ない・戻らない原因・対処法

おしり洗浄ボタンを押しても、ウォシュレットのノズルが出てこない場合や、洗浄が終わったあともノズルが戻らない(引っ込まない)場合の原因や対処法についてご紹介していきます。

ノズル部分に尿石などの汚れが固着している

ノズルが出てこない、戻らない原因として、ノズルが伸縮する接合部に尿石(飛び散った尿が時間の経過により固まったもの)などの汚れが溜まり、固着して伸縮できなくなってしまっている可能性があります。

ノズルに尿石などの汚れが固着しているときは、ノズル掃除を行って尿石などの汚れを除去してあげることで、ノズルの出入りがスムーズになる場合があります。

以下の記事で、メーカーごとのノズル掃除方法を詳しくご紹介していますので、参考にして試してみてください。

また、ウォシュレットのノズルに溜まりやすい汚れには、

  • おしり洗浄時に跳ね返った汚水
  • 立ち小便したときに跳ね返った汚水
  • 付着した汚れから発生するカビ

などが存在します。
ノズルにつきやすい汚れについて、さらに詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ウォシュレットのコンセントが抜けている

ウォシュレットのノズルが出てこない・戻らない原因として考えられるのが、ウォシュレットのコンセントが抜けているパターンです。ウォシュレットのコンセントが抜けていると、当然ノズルも伸縮しませんので、一度確認してみましょう。

ウォシュレット本体のスイッチが入っていない

ウォシュレットのノズルが出てこない・戻らない原因として、ウォシュレット本体の電源スイッチが入っていない場合が考えられます。ウォシュレット本体の電源スイッチは、上位の機種にならないと付いていませんが、ウォシュレットのノズルが出てこない・戻らない場合は一度確認してみましょう。

ウォシュレット本体が便器にしっかりと設置されていない

ウォシュレットのノズルが出てこない・戻らない原因として、ウォシュレット本体が便器にしっかりと設置されていない場合が考えられます。便器にしっかりと設置されず、中途半端な状態のウォシュレットは、正常に動かないことがあります。

ウォシュレット本体がガタついていないか確認してみて、もしガタつくようであれば、本体を取り外し、再度取り付けてみましょう。

ウォシュレット本体の取り外し、取り付けはこちらの記事を参考にしてください。


ブレーカーが落ちている(停電)

停電などの原因でブレーカーが落ちている場合は、ウォシュレットに電気が流れませんので、当然ウォシュレットのノズルも出てきません。停電していないか確認しましょう。

漏電保護プラグが作動している

停電直後などで、ウォシュレットのコンセント部分にある「漏電保護プラグ」が作動している場合、ウォシュレット自体が動かないためノズルも出てきません。「漏電保護プラグ」に赤いランプが点灯しているときは、「漏電保護プラグ」が作動している合図となります。

「漏電保護プラグ」を確認して赤いランプが点灯している場合は、プラグ中央部分の【リセットボタン】を押すことで、ウォシュレットを使用できるようになります。

※メーカーや機種によってランプの色やリセットボタンの場所などが異なる場合がありますので、詳しくは説明書をご覧ください。

漏電しゃ断器が落ちている

分電盤に取付けられている漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が落ちているときは、家の中の電気を使えませんので、ウォシュレットのノズルも動作しません。

なお、漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が設置されているのは、分電盤内の50Aなどと書かれている左端の「サービスブレーカー」と、右側の細かいスイッチが沢山ある「安全ブレーカー」に挟まれた中央部分が一般的です。漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)の特徴としては、ブレーカーの横に「テストボタン」や「漏電表示ボタン」が配置されています。

漏電しゃ断器を戻してもすぐに落ちてしまう場合は、ウォシュレットやその他の家電に漏電が発生している可能性がありますので、電気業者に相談するか、メーカーにウォシュレットの点検・修理を依頼しましょう。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

リモコンの電源が切れている

壁リモコンの電源が切れていると、ウォシュレットを操作できない場合があります。壁リモコンの電池切れマークが点灯していたり、リモコンのボタン部分の明かりが暗くなったり消えたりする場合は、電池切れの可能性がありますので、電池を交換しましょう。

壁リモコンと本体に据え付けの袖リモコンの両方があるウォシュレットの場合は、袖リモコンで操作すれば動く可能性があります。

着座センサーの汚れや故障

ウォシュレットのノズルが出てこない・戻らない原因として、ウォシュレットの「着座センサー」が汚れや故障によって反応していない可能性があります。ウォシュレットの着座センサーが反応しない原因や対処法について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

ウォシュレットのノズルが故障している

ウォシュレットのノズルが出てこない・戻らない原因として、

ノズル部分に尿石などの汚れが固着している

コンセントが抜けている

スイッチが入っていない

便器にしっかりと設置されていない

ブレーカーが落ちている(停電)

漏電保護プラグが作動している

漏電しゃ断器が落ちている

リモコンの電源が切れている

着座センサーの汚れや故障

上記のいずれも該当しない場合は、ウォシュレットのノズルが故障している可能性があります。ウォシュレットが故障してしまったら、メーカーに修理依頼か、買い替えを検討しましょう。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ウォシュレットから水が出ない場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ウォシュレット故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

「ビデノズル」が出ない・戻らない場合も原因は同じ

ウォシュレットから「ビデノズル」が出てこなかったり戻らなくなってお困りの場合も、原因は通常のノズルと同じだと考えられますので、上記で紹介した対処法をお試しください。

ノズルから水が出ない原因・対処法

ウォシュレットのノズルから水が出ない場合、「水量を低めに設定している」「フィルターが詰まっている」「断水している」などの原因が考えられます。それぞれの対処法について、可能性が高いものから順番に確認していきましょう。

水量(水勢)を低めに設定している

ウォシュレットのノズルから水が出ない場合、まず水量(水勢)を低めに設定していないかご確認ください。自分以外の人もウォシュレットを使用する場合は、水量(水勢)が最低に設定されている場合も考えられますので、水量(水勢)の【強ボタン】を押して水の勢いを強くしてみてください。

寒い日は余計に水が出にくいことも

寒い日の場合は、ウォシュレットがお湯の温度を確保するために、水の勢いが弱まる場合がありますので、余計に水が出にくくなる可能性があります。冬場に水が出ない場合は、特に水量(水勢)を強めに設定してみてください。

フィルターが詰まっている

水量(水勢)の設定を確認してもウォシュレットのノズルから水が出ない場合は、ウォシュレット本体と給水ホースの接続部に付いているフィルターが詰まってる可能性があります。次の手順でフィルターを取り外し、掃除しましょう。

  1. マイナスドライバーで止水栓を右に回し、水を止めます。
  2. ウォシュレット本体と給水ホースの接続部に付いているフィルターのフタを、マイナスドライバーで左に回し取り外します。
  3. 取り外したフィルターに詰まっているゴミを、歯ブラシなどで取り除きながら洗浄してください。
  4. フィルターを元あった場所に差し込み、マイナスドライバーで右に回し取り付けます。このとき、取り付けが緩いと水漏れの原因になりますので、しっかりと取り付けてください。
  5. 止水栓を左に回し、水が出ることを確認してください。

断水している

ウォシュレットのノズルから水がない原因として考えられるのが断水です。断水中は水が供給されませんので、ウォシュレットからも水は出ません。地域の断水スケジュールを確認してみましょう。

水道の元栓が閉まっている

水道の元栓が閉まっている場合も、ウォシュレットに水が供給されないため、ウォシュレットのノズルから水が出なくなります。水道の元栓が開いている確認しましょう。

なお、水道の元栓の場所ですが、一軒家の場合は道路から敷地に入ってすぐの場所に設定されていることが多く、フタが青いのが特徴です。フタを開けると、水道の元栓と水道の使用量を計測している水道メーターが設置されています。

マンションの場合は、玄関の横にあるメーターボックス(パイプシャフト)の中に設置されています。

水道の配管が凍結している

冬の季節など外気温が低いときは、ウォシュレットのノズルから水が出ない原因として水道配管の凍結が考えられます。

水道配管が凍結してしまった場合、

  • 気温が上昇する日中まで待つ。
  • 配管の凍った部分にタオルをかぶせ、ぬるま湯をゆっくりかける。
    ※熱湯をいきなりかけると、水道管や蛇口が破裂する場合があるので注意してください。

などの対処法をお試しください。

ノズルが汚れなどで詰まっている

ウォシュレットのノズルから水が出ない原因として考えられるのは、ノズルに汚れなどが詰まっていて水がうまく出ない状態になってしまっていることです。ノズルに汚れが詰まっていて水が出ない場合は、ノズルを掃除することで水が出るようになる可能性がありますのでお試しください。

TOTO「ウォシュレット」、LIXIL「シャワートイレ」、パナソニック「ビューティ・トワレ」のウォシュレット掃除方法については、以下の記事をご覧ください。

ウォシュレットのセンサーが故障している

ウォシュレットのノズルから水が出ない原因として、上記のいずれにも該当しない場合は、ウォシュレットのセンサーや内部基板などが故障している可能性があります。ウォシュレットが故障してしまったら、メーカーに修理依頼をするか、買い替えを検討しましょう。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ウォシュレットから水が出ない場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ウォシュレット故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

ノズルから水が止まらない原因・対処法

ノズルから水が止まらない場合は故障の可能性大

ウォシュレットのノズルから水が止まらない場合は、ウォシュレット自体が故障している可能性が高いです。これから紹介する最低限の応急処置を試してダメなら、すぐにメーカーへ修理依頼が必要です

コンセントを抜き差しする

ウォシュレットのノズルから水が止まらない場合、ウォシュレットのコンセントを抜いたあと、しばらく時間を置いてから差し直してみましょう。場合によっては、コンセントの抜き差しでウォシュレットの水が止まる場合があります。

コンセントの抜き差しを試しても復旧しない場合は、メーカーへ修理依頼を行うか、新しいウォシュレットへの買い替えを検討しましょう。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ウォシュレットのノズルから水が止まらない場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ウォシュレット故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

ウォシュレットのノズルが水漏れする原因・対処法

ウォシュレットのノズルから水漏れが発生する場合は、ウォシュレット内部の水流を制御する電磁弁にゴミや異物が挟まっているなどの原因が考えられます。

以下で紹介する最低限の応急処置を試しても症状が改善しない場合は、メーカーへ修理依頼を行うか、新しいウォシュレットへ買い替えを検討しましょう。

コンセントを抜き差しする

ウォシュレットのノズルから水漏れが発生する場合、ウォシュレットのコンセントを抜いたあと、しばらく時間を置いてから差し直してみましょう。このコンセントの抜き差しで症状が改善する場合があります。

LIXILならノズル先端を交換してみる

LIXILシャワートイレをお使いの場合は、ノズルの先端部を交換することで水漏れが解消する可能性があります。

ノズル先端部の交換方法は、以下のリンク先で詳しく紹介しています。

ノズル先端の交換方法(LIXILシャワートイレ)

電磁弁にゴミや異物が挟まっている

コンセント抜き差しなどを試しても水漏れが改善しない場合、ウォシュレット内部の水流を制御する電磁弁にゴミや異物が挟まっている可能性が考えられます。

電磁弁はウォシュレット内部のバルブユニットに設置されているため、自力で修理するためには分解が必要となり、おすすめできません。メーカーに修理依頼か、買い替えを検討しましょう。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ウォシュレットのノズルから水漏れがする場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

ノズルから異音がする原因・対処法

ウォシュレットのノズルから異音(変な音)がする場合は、「ウォシュレットの機能が働いている」、「洗浄水が出る時の振動音」、「初期不良」、「ウォシュレットの寿命」などの可能性があります。

ウォシュレットの機能が働いている

ウォシュレットのノズルから異音がする場合、ウォシュレットの「おしり洗浄」や「ビデ洗浄」などの機能が働いているだけの可能性があります。

また、使用していないときにノズルから異音がする場合は、「ノズルそうじ」「ノズルきれい」といった自動でノズル洗浄を行う機能が働いているだけの可能性があります。

異常ではありませんが、気になる場合はメーカーへ問い合わせをして確認することをオススメいたします。

洗浄水が出る時の振動音

ウォシュレットのノズルから振動音のような異音がする場合、ワンダーウェーブ洗浄(TOTO)などを行う際、振動を発生させる「ポンプユニット」が原因だと考えられます。

異常ではありませんが、気になる場合はメーカーへ問い合わせをして確認することをオススメいたします。

ウォシュレットの初期不良

ウォシュレットを購入してすぐにノズルから異音がする場合は、初期不良の可能性があります。初期不良が疑われる場合は、購入した販売店まで問い合わせを行いましょう。

ただし、ウォシュレットをはじめて導入された方は、ウォシュレットの動作音などを異音と勘違いされている可能性もあります。職場やデパートなど公共のウォシュレットを使用して、音を比べてみると良いかもしれません。その上で、明らかにおかしな異音だと判断した場合は、初期不良の疑いが強いでしょう。

ウォシュレットの寿命

ウォシュレットのノズルから異音がする場合、ウォシュレットの寿命が原因かもしれません。ウォシュレットの寿命は一般的に7~10年程度と言われており、使用年数が寿命に近づくほどさまざまな故障や不具合が多くなります。

また、寿命による故障や不具合の場合、ウォシュレットを修理したとしても、またすぐに別の箇所が故障する可能性があります。

そのため、ウォシュレットを7年以上お使いの場合は、新しいウォシュレットと買い換えることをオススメいたします。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

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ウォシュレットのノズルは交換可能?

ノズルの交換はメーカー修理が必要

結論から言ってしまうと、ウォシュレットのノズル交換は自力で行うことはできません。ノズルに汚れがたまるなどして故障してしまった場合は、メーカーへ修理依頼を行い交換してもらう必要があります。

ただし、LIXILのシャワートイレに関しては、ノズルの先端部品のみ交換が可能です。

LIXILはノズルの先端部品のみ交換可能

LIXILシャワートイレは、ノズルの先端部品が交換できるように設計されています。そのため、ノズルに汚れが溜まって水が出にくいなどの症状が出始めたら、ノズルの先端部品を新しく交換することで、症状が改善する場合があります。

ノズル先端部品を交換したい場合、まずは新しいノズル先端部品を購入しましょう。

LIXILシャワートイレ交換用 ノズル先端部品

LIXILシャワートイレ

交換用 ノズル先端部品

LIXILシャワートイレのノズル先端部品を交換する方法について、詳しくは以下をご覧ください。

ノズル先端の交換方法(LIXILシャワートイレ)

LIXILシャワートイレのノズル先端部品の交換手順は以下の通りです。

  1. リモコンのフタを開け、【ノズルそうじ】ボタンを押します。
  2. 5秒間ノズル洗浄水が出たあと、「おしり洗浄ノズル」が出てくることを確認します。
  3. ノズル先端部品を手でつかみ、反時計回りにまわして取り外します。
  4. 新しいノズル先端部品をノズルに差し込み、時計回りにまわして取り付けます。
  5. 再度【ノズルそうじ】ボタンを押し、リモコンのフタを閉じます。
  6. 「おしり洗浄ノズル」が引っ込み、「ビデノズル」が出てくることを確認します。
  7. ノズル先端部品を手でつかみ、反時計回りにまわして取り外します。
  8. 新しいノズル先端部品をノズルに差し込み、時計回りにまわして取り付けます。
  9. リモコンの「止」ボタンを押します。
  10. 「ビデノズル」が引っ込むことを確認します。

以上で、ノズル先端部品の交換作業は終了です。

ノズル先端だけ変えても内部的な汚れは改善しない

ノズル先端部分を変えることで、「ノズルが詰まって水が出ない」といった問題は解決する可能性が高いです。また、ノズルから出る水を清潔に保つという意味でも、効果的だと思います。

しかし、ノズル内部の汚れや、ノズルが伸縮する接合部に溜まった汚れによりノズルが出てこなかったりする場合は、ノズルの先端部だけを変えても根本的な解決にはならないでしょう。

故障したノズルを根本的に改善したい場合や、LIXIL以外のメーカーのウォシュレットでノズルが故障している場合は、メーカーにノズル修理を依頼するか、ウォシュレット自体の買い替えを行うのがオススメです。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ウォシュレットのノズルは掃除するべき?

ウォシュレットのノズルが汚れる理由

ウォシュレットのノズルは温水を噴射する部品で、普段は収納部に収納されており、洗浄時に姿を現します。普段は隠れているノズルが汚れてしまう原因は、主にオシッコなどの跳ね返り水から発生するカビです。そのため、汚れているノズルは黒ずんでいる場合が多いです。

ウォシュレットのノズルが汚れてしまう理由には、

  • おしり洗浄時に跳ね返った汚水
  • 立ち小便したときに跳ね返った汚水
  • 付着した汚れから発生するカビ

などが存在します。
それぞれのノズルの汚れについて、さらに詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ノズルは定期的に掃除するのがオススメ!

ウォシュレットのノズルは、放置しておくとどんどん汚れが溜まってしまい、「ノズルが出てこなくなる」、「ノズルが戻らない」、「ノズルから水が出ない」などといった故障の原因になります。

こういった故障を予防するためにも、ウォシュレットのノズルは定期的に掃除・清掃するのがオススメです。

TOTO「ウォシュレット」、LIXIL「シャワートイレ」、パナソニック「ビューティ・トワレ」のウォシュレット掃除方法については、以下の記事をご覧ください。

ウォシュレット買い替え目安は7~10年!

寿命が近いウォシュレットは故障しやすい

ウォシュレットの寿命は、使用する環境によっても前後しますが、一般的に7~10年程度と言われています。ご使用中のウォシュレットが7年以上経過している場合は、動かないや水が出ないなどの故障が発生する確率が高まってしまいます。また、長く使用している間に溜まった汚れも、ウォシュレットが故障してしまう原因のひとつです。

7年以上使用したウォシュレットが故障してしまった場合、修理を依頼しても保証期間外のことがほとんどだと思いますので、有料修理になってしまいます。さらに寿命が近いため、一度修理してもすぐにまた故障してしまうリスクもあります。

寿命が近いウォシュレットは修理よりも買い替えがお得

ウォシュレットの寿命が近づいてきたら、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。安い機種では1万円代からありますし、思い切って機能が豊富な上位機種へ交換してみるのも良いかもしれません。「故障は買い替えへのサイン」と捉えることで、ウォシュレットが壊れても前向きに乗り越えられると思います。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

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トイレごと交換したほうがお得な場合も?

トイレは何となくずっと使えるイメージがあるかもしれませんが、内部部品の劣化などの理由からトイレも「10~20年」程度での交換が推奨されています。トイレを長期間使用している場合、ウォシュレットと一緒にトイレも交換することで、より安心して長く使用することができるため結果的にお得かもしれません。

もし、ウォシュレットの故障を理由に買い替え・交換をするのであれば、この機会にトイレも一緒に交換してしまってはいかがでしょうか?現在では、ウォシュレットと一体型になったトイレでも、税込5万円程度まで値下がりしています。(別途、設置工事費がかかります)

交換におすすめのトイレや買い替え費用などについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

加入した保証によって変わる故障時の連絡先

ウォシュレット故障時の連絡先は、加入した保証によって変わります。

1年以内の故障で、故障内容がメーカーが定める保証の対象であれば無償で修理・交換してもらえますが、殆どの場合が1年以上経過した後の故障になると思います。購入から経過した年数と、加入した保証により連絡先が異なりますので下記を確認してみましょう。

ウォシュレット設置後、1年以内の故障の場合

保証対象であればメーカーに連絡することで修理・交換の対応をしてもらえます。

ウォシュレット設置後、2~10年以内の故障の場合

メーカー独自の延長保証、または販売店舗による無料・有料延長保証に加入している場合、メーカー延長保証の場合はメーカーへ、販売店による延長保証の場合はウォシュレットを購入した販売店に連絡しましょう。保証対象内であれば修理・交換の手配をしてもらえます。また、「延長保証は加入したけど、どれか分からない」という方はまずは購入したお店に問合せをすれば案内してもらえるはずです。

購入時延長保証に加入していない場合はメーカー保証期間が過ぎているため、故障内容に応じて修理費用が発生します。自力で解決できない故障の場合、メーカーへの連絡が必要になります。購入したメーカーを確認して、各メーカーの修理センターへ連絡しましょう。メーカーごとに受付時間が違うので注意が必要です。

>> 各メーカーの修理連絡先はコチラ

ウォシュレット設置後、10年以上の故障の場合

残念ながら延長保証に加入していたとしても保証期間が過ぎていますので、無償での修理・交換は出来ません。修理したい場合はメーカーに連絡することで案内はして頂けると思いますが、故障内容によっては10年前の修理部品は置いていない場合があり、寿命も近いため買い替えがオススメです。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


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ウォシュレット主要メーカーの修理連絡先

損をしないために!修理連絡前の最終確認!

ウォシュレットの修理連絡前には、

  • 保証期間
  • 使用年数

の2つを必ず確認しておきましょう。

ウォシュレットの保証期間が過ぎていませんか?

保証期間は、ウォシュレットを無償修理してもらえる保証期間になります。ウォシュレットのメーカー保証は、どのメーカーも通常ですと1年保証ですが、延長保証に加入していれば最大10年間は無償で修理が可能です。

保証期間外で有料修理する場合、修理する部品によっては数万円以上かかってしまうこともあります。ウォシュレットの修理費用を抑えるためにも、延長保証に加入しているかどうかを必ず確認するようにしましょう。

ウォシュレットを10年以上お使いではないですか?

メーカーがウォシュレット部品を保有している期間は、製造打切後「6年」(TOTOの場合)です。そのため、7年以上使用しているウォシュレットは、修理しようと思っても部品が無くて修理できない場合があります。
このように古いウォシュレットで修理部品が無い場合は、新しいウォシュレットに買い替えるしかありません。

修理すると損する場合もある

上記で紹介したように、保証期間が過ぎてしまったウォシュレットや、7年以上使用して修理部品が無くなってしまったウォシュレットは、修理をすると逆に損してしまうこともあります。

また、ウォシュレットの寿命は7年~10年です。7年以上使用して故障してしまったウォシュレットは、修理しても再び故障してしまう可能性が高いでしょう。

以上のことから、使用年数が7年以上経過して故障したウォシュレットは、新しいウォシュレットに買い替えたほうが経済的でしょう。最近では、ウォシュレット取り付け工事費がセットになった「基本工事費込みセット」でも2万円台の商品も存在します。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


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おすすめ基本工事費込みセットウォシュレット!

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TOTO|ウォシュレットの修理連絡先

  • 電話番号:0120-1010-05
  • 365日年中無休
  • 修理受付時間:8:00~19:00
  • 訪問修理時間:9:00~18:00
  • FAX番号:0120-1010-02
  • インターネットからの修理申し込みも可能です。

LIXIL(INAX)|シャワートイレの修理連絡先

  • 電話番号:0120-179-411
  • 365日年中無休
  • 修理受付時間:9:00~20:00

パナソニック|ビューティ・トワレの修理連絡先

  • 電話番号:0120-878-554
  • 修理受付時間(月~土):9:00~20:00
  • 修理受付時間(日・祝日・年末年始):9:00~17:30
  • インターネットからの修理申し込みも可能です。

ウォシュレット故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

なお、ウォシュレットが故障などで使用できない場合や、修理や買い替えまでに時間がかかる場合は、「携帯ウォシュレット」を使用してみてはいかがでしょうか?携帯ウォシュレットは持ち運びもできる小型のウォシュレットで、通常のウォシュレットと比べても負けないほどの水圧や洗い心地を実現しています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。