動かない?泡が出ない?パナソニック製ビューティ・トワレの故障

パナソニック「ビューティ・トワレ」が動かない、水や温水が出ない、泡コートの泡が出ない、ランプが点滅する、水漏れ、便座が冷たい、水が止まらない、センサーやリモコンのボタンが反応しない、ノズルが出てこない等の故障に関する原因・対処法を紹介。

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動かない?泡が出ない?パナソニック製ビューティ・トワレの故障

目次

パナソニック「ビューティ・トワレ」が動かない

パナソニックビューティ・トワレの電源が入らない場合や動かない場合は、「電源プラグが抜けている」「電源プラグの漏電表示ランプが点灯している」「電源ランプが消えている」などの原因が考えられます。それぞれの対処法について、可能性が高いものから順番に確認していきましょう。

コンセントから電源プラグが抜けている

パナソニック「ビューティ・トワレ」の電源が入らない場合や動かない場合は、まずコンセントに温水洗浄便座の電源プラグがしっかりと差さっていることを確認してください。もし抜けていたり、しっかり差さっていない場合は差し直してください。

本体リモコンに「漏電テストランプ」が点灯している

本体リモコンの「漏電テストランプ」が点灯している場合、ビューティ・トワレは動きません。電源プラグをコンセントから抜き、再度差し直してみてください。

なお、電源プラグの抜き差しで復旧しない場合は、本体電気回路の異常が考えられます。パナソニックへ点検・修理を依頼してください。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレ本体の「電源ランプ」が消灯している

ビューティ・トワレ本体の「電源ランプ」が消えている場合は、ビューティ・トワレ本体の電源が切れている状態です。ビューティ・トワレに設置されている【運転ボタン】を押して、温水洗浄便座の電源を入れましょう。

なお【運転ボタン】は、リモコンが温水洗浄便座と一体型になっている機種の場合は本体の右側面、壁掛けリモコンの場合はリモコン操作部にあります。

ただし、機種によっては【運転ボタン】が付いていないビューティ・トワレや、【運転ボタン】の位置が上記の説明とは異なる場合があります。【運転ボタン】が見当たらない場合は、ビューティ・トワレの説明書をご覧ください。

ビューティ・トワレ本体が便器にしっかりと設置されていない

パナソニック「ビューティ・トワレ」の電源が入らない場合や、ビューティ・トワレが動かない原因として、ビューティ・トワレ本体が便器にしっかりと設置されていない場合が考えられます。便器にしっかりと設置されず、中途半端な状態のビューティ・トワレは、正常に動作しないことがあります。

ビューティ・トワレ本体の向かって右側面にある【着脱ボタン】が引っ込んでいないか確認してみて、もし【着脱ボタン】が引っ込んでいたりビューティ・トワレ本体がガタつくようであれば、本体を一度取り外し、再度取り付けてみましょう。

ビューティ・トワレ本体の取り外し、取り付けはこちらの記事を参考にしてください。


ブレーカーが落ちている(停電)

電気の使いすぎなどでブレーカーが落ちている場合、ビューティ・トワレに電気が流れませんので、当然ビューティ・トワレは動きません。ブレーカーが落ちた直後の場合は、ブレーカーを戻し忘れていないか確認しましょう。

また、住宅によっては部屋ごとにブレーカーが分かれている場合もありますので、家全体のブレーカー(メインブレーカー)だけでなく、トイレのブレーカーが落ちていないかも確認しましょう。

停電時もビューティ・トワレは動きません

落雷や台風などで停電が発生している最中も、家中の電気が使えないため、ブレーカーが落ちている場合と同様にビューティ・トワレは動きません。停電が終わって電気が復旧するまで待ちましょう。

なお、停電中にトイレを流す方法は、以下をご参照ください。

停電時に便器の水を流す方法

停電時に便器の水を流す方法は以下の通りです。

  1. バケツに水を一杯まで入れます。(5~6L)
  2. バケツの水を、便器の中に一気に流し込みます。このとき、周囲に水が飛ばないように注意してください。
  3. 便器に注いだ水が、汚物と一緒に流れることを確認します。
  4. 最後に、便器内部の水位が普段の高さになるように、3~4Lほど水を注いで完了です。

※バケツの水を注ぐとき、コンセントやビューティ・トワレと一体型となっているリモコンにかからないように注意してください。
※バケツで水を運ぶとき、誤ってこぼさないように注意してください。

漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が落ちている

家庭内のいずれかの家電で漏電が発生しているとき、分電盤に取付けられている漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が落ちてしまいます。漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が落ちているときは、家の中の電気を使えませんので、ビューティ・トワレも動かすことができません。

なお、漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が設置されているのは、分電盤内の50Aなどと書かれている左端の「サービスブレーカー」と、右側の細かいスイッチが沢山ある「安全ブレーカー」に挟まれた中央部分が一般的です。漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)の特徴としては、ブレーカーの横に「テストボタン」や「漏電表示ボタン」が配置されています。

漏電しゃ断器を戻してもすぐに落ちてしまう場合は、ビューティ・トワレやその他の家電に漏電が発生している可能性がありますので、次の方法をお試しください。

漏電しゃ断器(漏電ブレーカー)が落ちている場合の復旧方法

  1. 漏電しゃ断器を落ちたまま(「切」のまま)の状態で、右側の安全ブレーカー(部屋ごとなどに分かれた小さいブレーカー)をすべて「切」にします。
  2. 漏電しゃ断器のブレーカーを「入」にして、安全ブレーカーを1つずつ「入」に戻していきます。
  3. 安全ブレーカーを順番に「入」にしていく中で、漏電しゃ断器が落ちたら、その部屋内の家電のどれかに漏電が発生していることになります。
  4. 漏電が発生している部屋が特定できたら、今度はその部屋内で使用している家電のコンセントをすべて抜きます。
  5. 再び上記1~4の作業をして、先ほど漏電しゃ断器が落ちた安全ブレーカーを「入」にして、漏電しゃ断器が落ちないことを確認します。
  6. 漏電が発生している部屋に戻り、家電の電源プラグをコンセントに一つずつ差し込んでいきます。
  7. 漏電しゃ断器が落ちたら、その家電が漏電の原因ということになります。
  8. 漏電の原因となる家電が判明したら、その家電のコンセントを抜いたままの状態にしておけば、ひとまず漏電しゃ断器が落ちることはなくなります。

なお、漏電の原因となった家電は、湿気などが原因の可能性もありますので、電源プラグを一度乾いた布で拭き、数時間しっかりと乾燥させてから再度差し込んで漏電が起こらなくなる場合もあります。

それでも漏電が発生してしまう場合は、家電の使用をやめるか、新しい家電に買い換える必要があるでしょう。

なお、上記の方法でも漏電の原因となっている家電を特定できない場合は、契約している電気会社に相談して点検を行ってもらいましょう。

リモコンの電源が切れや故障

ワイヤレスリモコン(壁リモコン)をお使いの場合、リモコンの電池が切れていると、温水洗浄便座の電源が入らなかったり動かない場合があります。ワイヤレスリモコン(壁リモコン)に「電池切れマーク」が点灯している場合は電池切れの可能性がありますので、電池を交換しましょう。

また、電池切れ以外にも、リモコン自体が故障している可能性も考えられます。

リモコンの電池交換方法や、故障している場合の対処法については、以下のリンク先をご覧ください。

>>リモコンのボタンが反応しない

センサーの汚れや故障

  • 便フタが自動で開かない
  • 便座が温まらない
  • 便フタが自動で閉まらない
  • 自動で水が流れない

上記のような症状の場合、ビューティ・トワレの「ひとセンサー(人感センサー)」や「着座センサー」が汚れや故障によって反応していない可能性があります。温水洗浄便座のセンサーが反応しない原因や対処法について、詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

>>パナソニック「ビューティ・トワレ」のセンサーが反応しない

温水洗浄便座が故障している

温水洗浄便座が動かない原因として、

コンセントから電源プラグが抜けている

電源プラグに「漏電表示ランプ」が点灯している

「電源ランプ」が消えている

便器にしっかりと設置されていない

ブレーカーが落ちている(停電)

漏電しゃ断器が落ちている

リモコンの電源が切れや故障

センサーの汚れや故障

上記のいずれにも該当しない場合は、温水洗浄便座内部の電装基盤などが故障している可能性があります。温水洗浄便座が故障してしまったら、メーカーに修理依頼をするか、買い替えを検討しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

温水洗浄便座の電源が入らない(動かない)場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ビューティ・トワレ故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

ノズルが出てこない・戻らない・水が出ない・水が止まらない

パナソニック「ビューティ・トワレ」のノズルが出てこない・戻らない・水が出ない・水が止まらない場合、

  • ノズル部分に尿石などの汚れが固着している
  • コンセントが抜けている
  • スイッチが入っていない
  • 便器にしっかりと設置されていない
  • ブレーカーが落ちている(停電)
  • 漏電保護プラグが作動している
  • 漏電しゃ断器が落ちている
  • リモコンの電源が切れている
  • 着座センサーの汚れや故障

などの原因が考えられます。
ノズルのトラブルについて、詳しくは以下の記事で解説しているのでご覧ください。

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない場合、「水量を低めに設定している」「水道水フィルターが詰まっている」「断水している」などの原因が考えられます。それぞれの対処法について、可能性が高いものから順番に確認していきましょう。

水量(水勢)を低めに設定している

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない場合、まず水量(水勢)を低めに設定していないかご確認ください。自分以外の人もビューティ・トワレを使用する場合は、水量(水勢)が最低に設定されている場合も考えられますので、水量(水勢)の【強ボタン】を押して水の勢いを強くしてみてください。

寒い日は余計に水が出にくいことも

寒い日の場合は、ビューティ・トワレがお湯の温度を確保するために、水の勢いが弱まる場合がありますので、余計に水が出にくくなる可能性があります。冬場に水が出ない場合は、特に水量(水勢)を強めに設定してみてください。

水道の配管が凍結している

冬の季節など外気温が低いときは、パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない原因として水道配管の凍結が考えられます。

水道配管が凍結してしまった場合、

  • 気温が上昇する日中まで待つ。
  • 配管の凍った部分にタオルをかぶせ、ぬるま湯をゆっくりかける。
    ※熱湯をいきなりかけると、水道管や蛇口が破裂する場合があるので注意してください。

などの対処法をお試しください。

水道水フィルターが詰まっている

水量(水勢)の設定を確認してもパナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない場合は、ビューティ・トワレ本体と給水ホースの接続部に付いている水道水フィルターが詰まってる可能性があります。次の手順で水道水フィルターを取り外し、掃除しましょう。

  1. マイナスドライバーで止水栓を右に回し、水を止めます。
  2. ビューティ・トワレ本体と給水ホースの接続部に付いている水道水フィルターのフタを、マイナスドライバーで左に回し取り外します。
  3. 取り外した水道水フィルターに詰まっているゴミを、歯ブラシなどで取り除きながら洗浄してください。
  4. 水道水フィルターを元あった場所に差し込み、マイナスドライバーで右に回し取り付けます。このとき、取り付けが緩いと水漏れの原因になりますので、しっかりと取り付けてください。
  5. 止水栓を左に回し、水が出ることを確認してください。

※ビューティ・トワレの機種により、水道水フィルターの位置が異なる場合があります。詳しくは説明書をご覧ください。

ノズルが汚れなどで詰まっている

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない原因として考えられるのは、ノズルに汚れなどが詰まっていて水がうまく出ない状態になってしまっていることです。ノズルに汚れが詰まっていて水が出ない場合は、ノズルを掃除することで水が出るようになる可能性がありますのでお試しください。

ノズル掃除のやり方については、こちらの記事を参考にしてください。

なお、以下の記事ではノズル全般のトラブルについてさらに詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。

断水している

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水がない原因として考えられるのが断水です。断水中は水が供給されませんので、ビューティ・トワレからも水は出ません。

台所の混合水栓(蛇口)をひねってみて、水が出なければ断水の可能性が高いです。地域の断水スケジュールを確認してみましょう。

水道の元栓が閉まっている

水道の元栓が閉まっている場合も、ビューティ・トワレに水が供給されないため、パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出なくなります。水道の元栓が開いている確認しましょう。

なお、水道の元栓の場所ですが、一軒家の場合は道路から敷地に入ってすぐの場所に設定されていることが多く、フタが青いのが特徴です。フタを開けると、水道の元栓と水道の使用量を計測している水道メーターが設置されています。

マンションの場合は、玄関の横にあるメーターボックス(パイプシャフト)の中に設置されています。

ランプが点滅して水が出ない場合

温水ランプの【低】【高】が同時に点滅して、ビューティ・トワレから水が出ない場合、

  • 貯湯式であれば温水タンク内の水が空状態
  • 瞬間式やW瞬間式リモコンタイプの場合であれば水圧に関する異常

が原因である可能性が高いです。

より詳しい原因や対処法につきましては、以下のリンク先をご覧ください。

>>パナソニック「ビューティ・トワレ」のランプが点滅する

ビューティ・トワレが故障している

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水が出ない原因として、上記のいずれにも該当しない場合は、ビューティ・トワレのセンサーや内部基板などが故障している可能性があります。ビューティ・トワレが故障してしまったら、メーカーに修理依頼をするか、買い替えを検討しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレから水が出ない場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ビューティ・トワレ故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

ビューティ・トワレから「泡コート」トワレの泡が出ない

パナソニック「ビューティ・トワレ」から「泡コート」トワレの泡が出ない場合、

「洗剤が入っていない」
「使用できない洗剤を入れている」
「洗剤補充後に更に洗剤を入れた」
「洗剤タンクが正しく装着されていない」
「洗剤フィルターが目詰まりしている」
「泡コートノズルが洗剤で目詰まりしている」
「本体が正しく取り付けられていない」

などの原因が考えられます。

洗剤が入っていない

パナソニック「ビューティ・トワレ」から「泡コート」トワレの泡が出ない場合、洗剤タンクに潜在が入ってない可能性が考えられます。洗剤タンクを開けて確認してみましょう。

洗剤タンクに洗剤が入っていない場合は、以下の手順を参考に、洗剤を補充してください。

「泡コート」トワレに泡用洗剤を補充する方法

  1. 洗剤タンクのふたを持ち上げるように取り外します。
  2. 洗剤タンクを持ち、引き上げて取り出します。
  3. 洗剤タンクについている洗剤キャップをつまんで外します。
  4. 洗剤を現役のまま入れます。このとき、「満」と書かれたライン以上は入れないでください。
  5. 洗剤キャップをはめ込みます。このとき、洗剤キャップの凸部と、洗剤タンク口の凹部を合わせて、しっかりはめ込んでください。
  6. 洗剤タンクを本体に戻し、押し込みます。
  7. 洗剤タンク装着後、「装着時押す」と書かれた部分を押します。(ここを押さないと、洗剤が供給されません。)
  8. 本体ケースの底を手で支えながら、洗剤タンクのふたを取り付けます。
  9. 以下手順で、泡通路を洗浄します。
    【AWK、SAW、ACRシリーズの場合】

    1. 本体リモコンの【泡コート自動設定】を2秒以上押します。
    2. モーター音とともに泡コート自動設定の全ランプが点滅し、泡通路を洗浄します。
    3. 泡通路洗浄は約3分で終了し、泡コート自動設定のランプはお手入れ前の状態に戻ります。

    【AWM、SAM、ARMシリーズの場合】

    1. 本体リモコンの【洗浄開始】を押します。
    2. モーター音とともに洗浄開始ランプが点灯し、泡通路を洗浄します。
    3. 泡通路洗浄は約3分で終了し、洗浄開始ランプが消灯します。
  10. リモコンの【便器面コート】ボタンまたは【ハネ抑制】ボタンを押します。
  11. 途切れずに泡が出ることが確認できれば完了です。便器の大きさなどにあわせて、泡コートの噴出強さは調整してください。

使用できない洗剤を入れている

パナソニック「ビューティ・トワレ」から「泡コート」トワレの泡が出ない場合、使用できない洗剤を入れてしまっている可能性があります。

以下で使用できる洗剤・使用できない洗剤を紹介するので、参考にしてください。

使用できる洗剤

  • 泡コート洗剤「アラウーノフォーム」
  • 市販の台所用合成洗剤(中性)

使用できない洗剤

  • 酸性、アルカリ性、塩素系洗剤
  • オレンジオイルを含む洗剤
  • ジェルタイプの洗剤
  • トイレ用洗剤
  • お風呂用洗剤
  • 洗濯用洗剤
  • ハンドソープ
  • ボディソープ
  • アルコール(消毒液、除菌液)
  • 食洗機用洗剤
  • シャンプー

※動作不良や故障の原因となりますので、種類の異なる洗剤は混ぜないでください。
※泡コートノズルが詰まる場合がありますので、古い洗剤は使用しないでください。
※泡量が少なくなる場合がありますので、洗剤は薄めないで原液のまま入れてください。

もしも使用できない洗剤を入れてしまっていた場合は、以下で紹介する洗剤タンクの洗浄を行ってから、正しい洗剤を入れるようにしてください。

「泡コート」トワレの洗剤タンク洗浄方法

  1. 洗剤タンクのふたを持ち上げるように取り外します。
  2. 洗剤タンクを持ち、引き上げて取り出します。
  3. 洗剤タンクについている洗剤キャップをつまんで外します。
  4. 洗剤タンク内の洗剤を別の容器に移し、洗剤タンク内に水道水などを流し込んで水洗いします。
  5. 洗剤タンク内に150ml程度の水を入れ、ビューティ・トワレ本体に戻します。
  6. 以下手順で、泡通路の洗剤を抜きます。
    【AWK、SAW、ACRシリーズの場合】

    1. 本体リモコンの【泡コート自動設定】を2秒以上押します。
    2. モーター音とともに泡コート自動設定の全ランプが点滅し、泡通路を洗浄します。
    3. 泡通路洗浄は約3分で終了し、泡コート自動設定のランプはお手入れ前の状態に戻ります。

    【AWM、SAM、ARMシリーズの場合】

    1. 本体リモコンの【洗浄開始】を押します。
    2. モーター音とともに洗浄開始ランプが点灯し、泡通路を洗浄します。
    3. 泡通路洗浄は約3分で終了し、洗浄開始ランプが消灯します。
  7. 「泡コートノズルの掃除方法」を参考に、泡コートノズルを洗浄します。
  8. 1~3の要領で洗剤タンクを取り出し、水を捨てます。
  9. 「泡用洗剤を補充する方法」を参考に正しい洗剤を入れ、泡コートが正常に行えることを確認します。

洗剤補充後に更に洗剤を入れた

洗剤補充後に更に洗剤を入れた場合、泡通路に洗剤が詰まっている可能性があります。
以下の操作を行って、泡経路の洗剤を洗浄してください。

【AWK、SAW、ACRシリーズの場合】

  1. 本体リモコンの【泡コート自動設定】を2秒以上押します。
  2. モーター音とともに泡コート自動設定の全ランプが点滅し、泡通路を洗浄します。
  3. 泡通路洗浄は約3分で終了し、泡コート自動設定のランプはお手入れ前の状態に戻ります。

【AWM、SAM、ARMシリーズの場合】

  1. 本体リモコンの【洗浄開始】を押します。
  2. モーター音とともに洗浄開始ランプが点灯し、泡通路を洗浄します。
  3. 泡通路洗浄は約3分で終了し、洗浄開始ランプが消灯します。

洗剤タンクが正しく装着されていない

洗剤タンクが正しく装着されていない場合、「泡コート」トワレの泡は出ません。
洗剤タンクは、装着後に「装着時押す」と書かれた部分を押すことで、正しく装着されます。

泡が出ない場合は、「泡用洗剤を補充する方法」を参考に洗剤タンクが正しく装着されているか確認しましょう。

洗剤フィルターが目詰まりしている

洗剤タンク内にある「洗剤フィルター」が目詰まりしていると、「泡コート」トワレの泡がうまく出ない場合があります。

洗剤タンク内の「洗剤フィルター」は、指で取り出して水道水で洗浄することができます。ただし、必ず「Oリング(丸いリング)」を上に向けた状態で洗浄してください。(Oリングを傷つけないように注意してください。)

また、洗剤タンクに「洗剤フィルター」を戻すさいは、つまみを手前にして押し込み、つまみを右回転させて確実に取り付けてください。

泡コートノズルが洗剤で目詰まりしている

「泡コート」トワレの泡が出ない場合、泡コートノズルが洗剤で目詰まりしている可能性があります。以下の手順を参考に、泡コートノズルの洗浄を行ってください。

泡コートノズルの掃除方法

  1. 泡コートノズルを、水でぬらしたやわらかい歯ブラシなどで洗い、汚れを落とします。
  2. 本体リモコンの【泡噴出口洗浄】ボタンを押します。このとき、泡噴出口洗浄ランプが点灯します。
  3. 泡コートノズルに約40度の温水が自動で流れ、約3分間洗浄を行います。
  4. 3分後に停止し、泡噴出口洗浄ランプが消灯します。なお、途中で温水を止めたい場合は、【泡噴出口洗浄】ボタンまたは【停止】ボタンを押します。

本体が正しく取り付けられていない

パナソニック「ビューティ・トワレ」本体が、専用の本体固定板にしっかりと取り付けられていないとき、「泡コート」トワレの泡が出ない場合があります。

以下の操作を行うことで、パナソニック「ビューティ・トワレ」本体がしっかり取り付けられているかどうか確認することができます。

  • 【AWK、SAW、ACRシリーズの場合】
    【泡コート自動設定】ボタンを押したとき、「ピピピ」と音が鳴り動作しない。
  • 【AWM、SAM、ARMシリーズの場合】
    【洗剤開始】ボタンを押したとき、「ピピピ」と音が鳴り動作しない。

もし上記に該当した場合は、本体を一度取り外し、再度取り付けましょう。
ビューティ・トワレ本体の取り外し、取り付けはこちらの記事を参考にしてください。


パナソニック「ビューティ・トワレ」から温水が出ない(水が冷たい)

パナソニック「ビューティ・トワレ」から温水が出ない(水が冷たい)原因として、「温水温度の設定が「切」や低温になっている」「冬場などで給水温度やトイレの室温が低い」「温水を作成中(貯湯式の場合)」などが考えられます。

それぞれの対処法について、可能性が高いものから順番に確認していきましょう。

温水温度の設定が「切」や低温になっている

パナソニック「ビューティ・トワレ」から温水が出ない(水が冷たい)原因として、ありがちなのが温水温度の設定が切れていたり、低温になっているパターンです。まずはリモコンで温水温度を上昇させて、温水が出るかどうか確認してください。

冬場などで給水温度やトイレの室温が低い

冬場など気温が低いときは、水道からビューティ・トワレへの給水温度やトイレの室温が低くなりがちです。このような場合、ビューティ・トワレから温水が出始めるときの水温が低くなる場合があります。温水温度の設定など、その他の原因が無ければ、しばらく使用を続けることで温水に変わると思います。

温水を作成中(貯湯式の場合)

貯湯式ビューティ・トワレをお使いの場合、温水を作成中の場合があります。特に電源を入れた直後や、タンク内の温水を使い切ってしまった直後ですと温水は出ません。しばらく時間をおいて、ビューティ・トワレのタンクで再び温水が作られるまで待ちましょう(目安は5~7分)。

サーモスタットなどが故障している

パナソニック「ビューティ・トワレ」から温水が出ない(水が冷たい)原因として、上記のいずれにも該当しない場合は、ビューティ・トワレ内部のサーモスタットや温水タンクなどが故障している可能性があります。ビューティ・トワレが故障してしまったら、メーカーに修理依頼をするか、買い替えを検討しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレから温水が出ない(水が冷たい)場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

パナソニック「ビューティ・トワレ」のランプが点滅する

温水ランプの【低】【高】が同時に点滅する

パナソニック「ビューティ・トワレ」にて、温水ランプの【低】【高】または【低】【中】【高】が同時に点滅して温水・洗浄水が出ない場合、貯湯式であれば温水タンク内の水が空状態であることを、瞬間式やW瞬間式リモコンタイプの場合であれば水圧に関する異常が発生していることを知らせています。

貯湯式の場合は温水タンクに注水

貯湯式ビューティ・トワレの場合、温水ランプの同時点滅は温水タンクが空状態であることを知らせているので、温水タンクへ注水することで問題が解決する場合があります。

温水タンクへの注水方法は、以下の手順をご覧ください。

  1. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
  2. リモコンの【温水】ボタンを押し、温水設定を「切」にします。(温水タンクの空焚き防止のため)
  3. リモコンの【ノズル掃除】ボタンを押すと、自動で温水タンクに注水が始まります。
  4. 約1分後に注水が終了し、ノズルお手入れ状態になります。(水が下向きになります。)
  5. リモコンの【停止】ボタンを押して水を止めます。

※【ノズル掃除】ボタンが無い機種の場合は、取扱説明書の「水抜き後に再び使用するときは」を参考にするか、設置工事説明書の「試運転」を確認して、温水タンクに注水を行ってください。

なお、温水タンクへ注水後は、約5~7分で温水が使用可能になります。

瞬間式の場合はパナソニックへ修理連絡

瞬間式ビューティ・トワレで温水ランプの【低】【高】が同時に点滅する場合、水圧に関する異常が発生している可能性があります。パナソニックへ点検・修理を依頼しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

【8時間切】と【便座暖房入】・【ECONAVI】が同時に点滅する

リモコンの【8時間切】ランプと本体の【便座暖房入】また【ECONAVI】ランプが同時に点滅する場合は、「水道水フィルターの詰まり」や「断水」、「止水栓が閉まっている」などの原因が考えられます。

水道水フィルターが詰まっている

リモコンの【8時間切】ランプと本体の【便座暖房入】また【ECONAVI】ランプが同時に点滅する場合、ビューティ・トワレ本体に付いている水道水フィルターが詰まってる可能性があります。次の手順で水道水フィルターを取り外し、掃除しましょう。

  1. マイナスドライバーで止水栓を右に回し、水を止めます。
  2. ビューティ・トワレの電源プラグをコンセントから抜きます。
  3. ビューティ・トワレ本体に付いている水道水フィルターのフタを、マイナスドライバーで左に回し取り外します。
  4. 取り外した水道水フィルターに詰まっているゴミを、歯ブラシなどで取り除きながら洗浄してください。
  5. 水道水フィルターを元あった場所に差し込み、マイナスドライバーで右に回し取り付けます。このとき、取り付けが緩いと水漏れの原因になりますので、しっかりと取り付けてください。
  6. 止水栓を左に回し、水が出ることを確認してください。

※水道水フィルターの位置は、ビューティ・トワレの機種により異なります。詳しくは説明書をご覧ください。

断水している

リモコンの【8時間切】ランプと本体の【便座暖房入】また【ECONAVI】ランプが同時に点滅する原因として、断水も考えられます。

台所の混合水栓(蛇口)をひねってみて、水が出なければ断水の可能性が高いです。地域の断水スケジュールなども確認してみましょう。

止水栓が閉まっている

リモコンの【8時間切】ランプと本体の【便座暖房入】また【ECONAVI】ランプが同時に点滅する原因として、止水栓が閉まっている可能性もあります。

止水栓は、トイレの後ろの壁あたりにあり、分岐金具やホースなどが接続されています。マイナスドライバーなどで左に回すことで、止水栓を開くことができます。

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水漏れがする

パナソニック「ビューティ・トワレ」から水漏れがする場合の原因と対処方を、「ノズル」「給水管や分岐金具」「給水フィルター付水抜栓」「一体型リモコン付近」といった水漏れ箇所ごとに解説していきます。

ノズルから水漏れする原因と対処法

パナソニック「ビューティ・トワレ」のノズルから水漏れが発生する場合は、ビューティ・トワレ内部の水流を制御する電磁弁にゴミや異物が挟まり、水漏れの原因となっている可能性があります。

電磁弁はビューティ・トワレ内部のバルブユニットに設置されているため、自力で修理するためには分解が必要となり、おすすめできません。メーカーに修理依頼か、買い替えを検討しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレから水漏れがする場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

なお、以下の記事ではノズル全般のトラブルについてさらに詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。

給水管や分岐金具から水漏れする原因と対処法

パナソニック「ビューティ・トワレ」の給水管や分岐金具から水漏れする場合は、ナット(六角形で筒状のネジ)が緩んでいる可能性があります。モンキーレンチなどでナットを締め直せば水漏れが改善する場合があるので試してみましょう。

また、それでも水漏れが直らない場合は、給水管内部のパッキンが劣化している可能性があります。パッキンが劣化している場合は交換が必要になりますが、そのためには給水管をモンキーレンチで取り外す必要がありますので、自信が無い方はパナソニックに水漏れ修理を依頼しましょう。なお、ナットやパッキンは、ホームセンターに行けば購入することができます。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレから水漏れがする場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

一体型リモコン付近から水漏れする原因と対処法

ビューティ・トワレ本体と一体型になっているリモコン付近から水漏れが発生する場合、一体型リモコンと給水ホースの繋ぎ目にあるボルトやナットが緩んでいたり、パッキンの経年劣化が原因として考えられます。

一体型リモコンからの水漏れは、リモコン内部の電子基板に水がかかり、故障や漏電が発生する危険があります。すぐに使用をやめてビューティ・トワレの電源を抜き、一体型リモコンと給水ホースの繋ぎ目にあるボルトやナットが緩んでいないか確認しましょう。

また、パッキンが劣化している場合は、給水ホースを取り外して新しいパッキンと交換する必要があります。作業のやり方が良くわからない方は、パナソニックに水漏れ修理を依頼しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレから水漏れがする場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

パナソニック「ビューティ・トワレ」のセンサーが反応しない

「便フタが自動で開かない」
「便座が温まらない」
「便フタが自動で閉まらない」
「自動で水が流れない」

こんな症状の場合、ビューティ・トワレのセンサーが反応していない可能性があります。ビューティ・トワレのセンサーが反応しない原因は、以下をご覧ください。

ビューティ・トワレのセンサーが汚れている

ビューティ・トワレのセンサーが反応しないときは、センサー部分がホコリや水滴で汚れている可能性があります。ビューティ・トワレには「ひとセンサー(人感センサー)」と「着座センサー」がありますので、それぞれのセンサーを水で濡らしてよくしぼった柔らかい布で拭いてキレイにしましょう。

なお、「ひとセンサー(人感センサー)」と「着座センサー」は、それぞれ以下の場所に設置されています。

「ひとセンサー」はビューティ・トワレ外側の最奥部分

「ひとセンサー(人感センサー)」は、ビューティ・トワレ外側の最奥部分に設置されており、便フタが閉まった状態でも見ることができます。「ひとセンサー(人感センサー)」は人が近づいてきたのを感知して、便フタをオートで開けたりする役割があり、ここが汚れていると「便フタが自動で開かない」などの原因になる場合があります。

なお、一部の機種は「ひとセンサー」が別付け(独立)になっているビューティ・トワレもあります。「ひとセンサー」が見当たらない場合は、説明書などを確認するようにしましょう。

「着座センサー」はビューティ・トワレ内側の付け根部分

「着座センサー」は、ビューティ・トワレの便フタが開いた付け根部分(最奥部分)の中央などに設置されています。「着座センサー」は人が座ったのを感知して便座を温めたり、トイレから立ち上がると自動で水を流したりしてくれます。「着座センサー」が汚れることによって、「便座が温まらない」「便フタが自動で閉まらない」「自動で水が流れない」などの原因になる場合があります。

なお、センサー部分はは黒色などになっている場合が多いのでわかりやすいとは思いますが、もし着座センサーの場所がわからない場合は説明書をご覧ください。

室温が30度を超えている

夏場などで、トイレの室温が30度を超えている場合、「ひとセンサー」の反応が遅くなる場合があります。「ひとセンサー」は、室内の温度と人間の体温との温度差を検知しているため、室温が体温に近づくほど検知しにくくなってしまいます。

「エアコンの風がトイレまで届かない」という場合は、トイレのドアを開けた状態で扇風機などを使って空気を循環させたり、トイレ用エアコンなどを設置することで、トイレの室温を効果的に下げることができるでしょう。

壁や天井を黒色にしている

壁や天井を黒色や黒っぽい色にしていると、センサーの赤外線信号が黒色に吸収されてしまい、正しく信号を送れない場合があります。

赤外線信号を正しく送信するには、壁や天井の色を白などの明るい色にするのが効果的です。

便座・便ふたカバーを使用している

便座や便ふたに市販品のカバーを取り付けている場合、着座センサーが誤作動を起こし、座っていないのに座っていると認識されてしまう場合があります。

もし便座や便ふたにカバーを付けている場合は、取り外して症状が改善されるかお試しください。

ビューティ・トワレのセンサーが故障している

ビューティ・トワレのセンサーをキレイに掃除しても反応しない場合は、センサーが故障している可能性が考えられます。「ひとセンサー(人感センサー)」や「着座センサー」が故障してしまったら、メーカーに修理依頼をするか、買い替えを検討しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

センサーの修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ビューティ・トワレ故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

パナソニック「ビューティ・トワレ」の便座が冷たい(温まらない)

パナソニック「ビューティ・トワレ」の便座が冷たい(温まらない)場合、「便座の温度設定が「切」や低温になっている」「節電機能がはたらいている」などの原因が考えられます。

それぞれの対処法について、可能性が高いものから順番に確認していきましょう。

便座の温度設定が「切」や低温になっている

パナソニック「ビューティ・トワレ」の便座が冷たい(温まらない)原因として、便座の温度設定が「切」や低温になっている可能性が考えられます。便座の温度設定はリモコンから操作が可能ですので、設定を見直してみましょう。温度を上げても反応がない場合は、便座ヒーターが切れている可能性があるので、【入/切】ボタンを押して電源を入れてください。

節電機能がはたらいている

節電機能がついているビューティ・トワレの場合、『8時間切』『待機電力ゼロ』などの節電機能がはたらいていているために便座の温度が上がらない可能性があります。説明書などを参考に、節電機能の設定を見直してみましょう。

着座センサーが反応していない

パナソニック「ビューティ・トワレ」の便座が冷たい(温まらない)原因として、着座センサーが反応しておらず、ビューティ・トワレが座ったことを認識していない可能性があります。この場合、着座センサーが汚れていないかなどをまず確認する必要があります。

詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

>>ビューティ・トワレのセンサーが反応しない

ビューティ・トワレが故障している

パナソニック「ビューティ・トワレ」の便座が冷たい(温まらない)原因として、上記のいずれも該当しない場合は、センサーなどが故障している可能性が考えられます。「ひとセンサー(人感センサー)」や「着座センサー」などが故障してしまったら、メーカーに修理依頼をするか、買い替えを検討しましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

ビューティ・トワレの便座が冷たい(温まらない)場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

リモコンのボタンが反応しない

パナソニック「ビューティ・トワレ」のワイヤレスリモコン(壁リモコン)が反応しない場合、「リモコンの電池切れ」「リモコンの送受信部が汚れている」「リモコンの故障」などの原因が考えられます。

なお、ビューティ・トワレ本体と一体型になっているリモコンが動かない場合は、以下のリンク先をご覧ください。

一体型リモコンが動かない場合は故障の可能性大

リモコンの電池切れ

壁に備え付けられている「ワイヤレスリモコン(壁リモコン)」のボタンが反応しない場合で、リモコンの液晶部分の乾電池マークが残り1つの状態で点滅していたら、リモコンの電池切れが考えられます。

次の方法を参考に、リモコンの電池を交換してみましょう。

ワイヤレスリモコン(壁リモコン)の電池入れ替え手順

  1. ビューティ・トワレの電源を抜きます。
  2. ワイヤレスリモコン(壁リモコン)を真上に持ち上げ、ハンガー(壁にネジ止めしてある土台)から取り外します。
  3. リモコン裏側の電池カバーを開け、電池を交換します。このとき、電池の向きを間違えないように注意しましょう。
  4. 再び、リモコンをハンガーに取付けます。
  5. ビューティ・トワレの電源を入れます。

※ワイヤレスリモコン(壁リモコン)の種類によっては上記の手順と異なる場合がありますので、説明書などをご確認ください。

リモコンの送受信部が汚れている

ワイヤレスリモコン(壁リモコン)から赤外線を送信する部分や、ビューティ・トワレ本体の信号を受け取る部分が汚れていると、ビューティ・トワレのボタンが反応しない場合があります。リモコンの送信部とビューティ・トワレ本体の受信部それぞれを、水で濡らしてよくしぼった柔らかい布で拭いてキレイにしましょう。

送信部はワイヤレスリモコン(壁リモコン)上面(天面)の左右両端
送信部は、ワイヤレスリモコン(壁リモコン)上面(天面)の左右両端にある黒い部分です。ホコリなどが付着している可能性があるので、水で濡らしてよくしぼった柔らかい布で拭き取りましょう。また、テープやタオルなどで送信部が塞がれていないかもご確認ください。

受信部はビューティ・トワレ本体の便フタの後ろ
受信部は、ビューティ・トワレ本体の便フタの更に後ろの左側にある場合が多く、黒色なのが特徴です。こちらも送信部と同じように、水で濡らしてよくしぼった柔らかい布で拭き取りましょう。また、テープやタオルなどで塞がれていないかもご確認ください。

壁や天井を黒色にしている

壁や天井を黒色や黒っぽい色にしていると、リモコンから発信されている赤外線信号が黒色に吸収されてしまい、正しく信号を送れない場合があります。

リモコンの赤外線信号を正しく送信するには、壁や天井の色を白などの明るい色にするのが効果的です。

リモコンの故障

ワイヤレスリモコン(壁リモコン)の電池を交換してもボタンが反応しない場合は、ワイヤレスリモコン(壁リモコン)の故障が考えられます。パナソニックへ修理依頼を行うか、新しいリモコンを購入して取付けを行いましょう。

>>パナソニックへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

リモコンのボタンが反応しない場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

なお、ワイヤレスリモコン(壁リモコン)を新たに購入する場合は、必ず使用中のビューティ・トワレに対応したリモコンかどうかご確認ください。

パナソニックビューティ・トワレ用ワイヤレスリモコン

パナソニック

ビューティ・トワレ用ワイヤレスリモコン

同じタイプのリモコンを購入する場合、既に設置してあるハンガー(壁にネジ止めしてある土台)に、新しいリモコンをそのまま設置できるはずです。

現在使用中のものとは違うワイヤレスリモコン(壁リモコン)を購入する場合、自力での取付け方法は以下の記事を参考にしてください。

一体型リモコンが動かない場合は故障の可能性大

一体型リモコンが動かない場合、まずはコンセントの抜き差しを試してみましょう。コンセントの抜き差しを試しても復旧しない場合は、水などがかかったことによるビューティ・トワレ内部の基板が故障している可能性があります。パナソニックへ修理依頼を行うか、新しいビューティ・トワレへの買い替えを検討しましょう。

>>メーカーへ修理依頼

>>修理して大丈夫?修理で損してしまう場合も…。

リモコンのボタンが反応しない場合の修理費用については、以下の記事をご覧ください。

>>ビューティ・トワレ故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

修理?買い替え?使用年数と修理金額で考える

寿命が近いウォシュレットは故障しやすい

ウォシュレットの寿命は、使用する環境によっても前後しますが、一般的に7~10年程度と言われています。ご使用中のウォシュレットが7年以上経過している場合は、動かないや水が出ないなどの故障が発生する確率が高まってしまいます。また、長く使用している間に溜まった汚れも、ウォシュレットが故障してしまう原因のひとつです。

7年以上使用したウォシュレットが故障してしまった場合、修理を依頼しても保証期間外のことがほとんどだと思いますので、有料修理になってしまいます。さらに寿命が近いため、一度修理してもすぐにまた故障してしまうリスクもあります。

寿命が近いウォシュレットは修理よりも買い替えがお得

ウォシュレットの寿命が近づいてきたら、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。安い機種では1万円代からありますし、思い切って機能が豊富な上位機種へ交換してみるのも良いかもしれません。「故障は買い替えへのサイン」と捉えることで、ウォシュレットが壊れても前向きに乗り越えられると思います。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

おすすめ基本工事費込みセットウォシュレット!

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参考価格:23,780円(税込)~(2019年2月7日時点)

トイレごと交換したほうがお得な場合も?

トイレは何となくずっと使えるイメージがあるかもしれませんが、内部部品の劣化などの理由からトイレも「10~20年」程度での交換が推奨されています。トイレを長期間使用している場合、ウォシュレットと一緒にトイレも交換することで、より安心して長く使用することができるため結果的にお得かもしれません。

もし、ウォシュレットの故障を理由に買い替え・交換をするのであれば、この機会にトイレも一緒に交換してしまってはいかがでしょうか?現在では、ウォシュレットと一体型になったトイレでも、税込5万円程度まで値下がりしています。(別途、設置工事費がかかります)

交換におすすめのトイレや買い替え費用などについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

加入した保証によって変わる故障時の連絡先

ウォシュレット故障時の連絡先は、加入した保証によって変わります。

1年以内の故障で、故障内容がメーカーが定める保証の対象であれば無償で修理・交換してもらえますが、殆どの場合が1年以上経過した後の故障になると思います。購入から経過した年数と、加入した保証により連絡先が異なりますので下記を確認してみましょう。

ウォシュレット設置後、1年以内の故障の場合

保証対象であればメーカーに連絡することで修理・交換の対応をしてもらえます。

ウォシュレット設置後、2~10年以内の故障の場合

メーカー独自の延長保証、または販売店舗による無料・有料延長保証に加入している場合、メーカー延長保証の場合はメーカーへ、販売店による延長保証の場合はウォシュレットを購入した販売店に連絡しましょう。保証対象内であれば修理・交換の手配をしてもらえます。また、「延長保証は加入したけど、どれか分からない」という方はまずは購入したお店に問合せをすれば案内してもらえるはずです。

購入時延長保証に加入していない場合はメーカー保証期間が過ぎているため、故障内容に応じて修理費用が発生します。自力で解決できない故障の場合、メーカーへの連絡が必要になります。購入したメーカーを確認して、各メーカーの修理センターへ連絡しましょう。メーカーごとに受付時間が違うので注意が必要です。

>>パナソニックの修理連絡先はコチラ

ウォシュレット設置後、10年以上の故障の場合

残念ながら延長保証に加入していたとしても保証期間が過ぎていますので、無償での修理・交換は出来ません。修理したい場合はメーカーに連絡することで案内はして頂けると思いますが、故障内容によっては10年前の修理部品は置いていない場合があり、寿命も近いため買い替えがオススメです。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

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パナソニックへ修理依頼

損をしないために!修理連絡前の最終確認!

ウォシュレットの修理連絡前には、

  • 保証期間
  • 使用年数

の2つを必ず確認しておきましょう。

ウォシュレットの保証期間が過ぎていませんか?

保証期間は、ウォシュレットを無償修理してもらえる保証期間になります。ウォシュレットのメーカー保証は、どのメーカーも通常ですと1年保証ですが、延長保証に加入していれば最大10年間は無償で修理が可能です。

保証期間外で有料修理する場合、修理する部品によっては数万円以上かかってしまうこともあります。ウォシュレットの修理費用を抑えるためにも、延長保証に加入しているかどうかを必ず確認するようにしましょう。

ウォシュレットを10年以上お使いではないですか?

メーカーがウォシュレット部品を保有している期間は、製造打切後「6年」(パナソニックの場合)です。そのため、7年以上使用しているウォシュレットは、修理しようと思っても部品が無くて修理できない場合があります。
このように古いウォシュレットで修理部品が無い場合は、新しいウォシュレットに買い替えるしかありません。

修理すると損する場合もある

上記で紹介したように、保証期間が過ぎてしまったウォシュレットや、7年以上使用して修理部品が無くなってしまったウォシュレットは、修理をすると逆に損してしまうこともあります。

また、ウォシュレットの寿命は7年~10年です。7年以上使用して故障してしまったウォシュレットは、修理しても再び故障してしまう可能性が高いでしょう。

以上のことから、使用年数が7年以上経過して故障したウォシュレットは、新しいウォシュレットに買い替えたほうが経済的でしょう。最近では、ウォシュレット取り付け工事費がセットになった「基本工事費込みセット」でも2万円台の商品も存在します。

ウォシュレットの買い替えをご検討の際は、こちらの記事を参考にしてください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

おすすめ基本工事費込みセットウォシュレット!

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パナソニック|ビューティ・トワレの修理連絡先

  • 電話番号:0120-878-554
  • 修理受付時間(月~土):9:00~20:00
  • 修理受付時間(日・祝日・年末年始):9:00~17:30
  • インターネットからの修理申し込みも可能です。

ビューティ・トワレ故障中でもお尻を洗える「携帯ウォシュレット」

なお、ウォシュレットが故障などで使用できない場合や、修理や買い替えまでに時間がかかる場合は、「携帯ウォシュレット」を使用してみてはいかがでしょうか?携帯ウォシュレットは持ち運びもできる小型のウォシュレットで、通常のウォシュレットと比べても負けないほどの水圧や洗い心地を実現しています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。