ウォシュレットの寿命は7年?使用年数で買い替えか修理を判断

ウォシュレットの調子が悪い原因は、寿命が近いせいかも?ウォシュレットの寿命(耐用年数)や、寿命が近いと起こりやすい不具合を解説。更にウォシュレットの使用年数や修理費用などから、買い替えか修理をアドバイス。メーカーごとの保証期間も一覧で紹介。

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ウォシュレットの寿命は7年?使用年数で買い替えか修理を判断

目次

ウォシュレットの寿命(耐用年数)は7~10年

ウォシュレットの寿命(耐用年数)は、使用する環境やメンテンナス(掃除)の頻度によっても前後しますが、一般的に「7~10年程度」と言われています。ご使用中のウォシュレットが7年以上経過している場合は、「ウォシュレットが動かない」や「ウォシュレットから洗浄水(温水)が出ない」などの故障(不具合)が発生する確率が高まってしまいます。

寿命(耐用年数)が近いウォシュレットに起こりやすい故障(不具合)については、以下のリンク先をご覧ください。

>>寿命(耐用年数)が近いウォシュレットで起こりやすい不具合

ウォシュレットを資産として確定申告する場合

ウォシュレットの実質的な寿命(耐用年数)は、上記でご紹介した「7~10年程度」と言われていますが、会社などでウォシュレットを資産として確定申告する場合は、国が定めた「法定耐用年数」の「8年」を基準にする必要があります。

なお、法定耐用年数とは、あくまでもウォシュレットを減価償却する際に使用する数字になりますので、実際に使用した場合のウォシュレットの寿命(耐用年数)を表しているわけではありません。

必ず一定期間あるウォシュレット部品の供給(保有)義務

ウォシュレットなどの電化製品には、製造終了後もメーカーが一定期間、その製品の部品を供給(保有)し続ける義務があります。

この部品供給期間は特に法律で定められているわけではないですが、ウォシュレットの場合は製造終了後「6年」としているメーカーが多いです。

各メーカーの部品供給期間は、次の項目をご覧ください。

各メーカーの部品供給(保有)期間

国内でウォシュレットを販売している主要メーカーの、製造終了後の部品供給期間は以下のとおりです。

  • TOTO:製造終了後「6年」
  • LIXIL(INAX):製造終了後「6年」
  • パナソニック:製造終了後「6年」
  • 東芝:製造終了後「6年」

※上記の部品供給(保有)期間は2019年2月8日時点での情報です。部品供給(保有)期間は、メーカーにより変更される場合があります。

寿命(耐用年数)が近いウォシュレットで起こりやすい不具合

ウォシュレットは、寿命(耐用年数)が近づくと温水(洗浄水)が出なくなったり、動かなくなったりすることがあります。ここでは、寿命(耐用年数)が近くなったウォシュレットで起こりやすい不具合について紹介していきます。

ノズルが出なくなる

まず、寿命(耐用年数)が近づいたウォシュレットで発生する不具合として、代表的なのがノズルが出なくなってしまう症状です。ノズルが出てこなくなる原因としては、

  • ノズル部分に尿石などの汚れが固着している
  • 着座センサーの汚れや故障
  • コンセントが抜けている
  • ウォシュレットの電源が入っていない
  • リモコンの電源が切れている
  • 便器にしっかりと設置されていない
  • ブレーカーが落ちている(停電)
  • 漏電保護プラグが作動している
  • ノズル自体が故障している

などが挙げられます。中でも、特に「尿石(飛び散った尿が時間の経過により固まったもの)の固着」や「ノズル自体の故障」は、寿命(耐用年数)が近いウォシュレットで起こりやすい原因となっています。

ウォシュレットのノズル故障について、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

ウォシュレットが動かなくなる

寿命(耐用年数)が近づいたウォシュレットで発生する不具合として、ノズルと並んで発生しやすいのが、ウォシュレットが動かなくなってしまう症状です。ウォシュレットが動かなくなる原因としては、

  • ウォシュレットのコンセントが抜けている
  • ウォシュレット本体のスイッチが入っていない
  • ウォシュレット本体が便器にしっかりと設置されていない
  • ブレーカーが落ちている(停電)
  • 漏電保護プラグが作動している
  • 漏電しゃ断器が落ちている
  • リモコンの電源が切れている
  • センサーの汚れや故障
  • ウォシュレットが故障している

などが挙げられます。これらの原因の中で、ウォシュレットの寿命(耐用年数)が関係するのは「ウォシュレットが故障している」や「センサーの汚れや故障」になるでしょう。寿命(耐用年数)が近いウォシュレットで故障しやすい部品といえば、ウォシュレット内部の「電装基板」などが考えられます。

ウォシュレットが動かなくなる原因や対処法について、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

温水(洗浄水)が出なくなる

温水(洗浄水)が出なくなってしまうのも、寿命(耐用年数)が近づいたウォシュレットで発生する不具合の一つです。

ウォシュレットから温水(洗浄水)が出なくなる原因として、

  • 温水温度の設定が「切」や低温になっている
  • 冬場などで給水温度やトイレの室温が低い
  • 温水を作成中(貯湯式の場合)
  • サーモスタットなどが故障している

などが考えられます。特に、「サーモスタットなどが故障している」という原因は、ウォシュレットの寿命(耐用年数)によってサーモスタットなどの部品が故障している可能性も考えられます。

温水(洗浄水)が出なくなる原因や対処法について、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

ウォシュレットから水漏れが発生する

ウォシュレットからの水漏れも、寿命(耐用年数)が近いウォシュレットで発生しやすい不具合になります。

ウォシュレットからの水漏れには、

  • ノズルからの水漏れ
  • 給水管や分岐金具からの水漏れ
  • 給水フィルター付水抜栓からの水漏れ

といった種類が存在し、水漏れしている箇所によって有効な対処法が異なります。なお、どの水漏れも、ウォシュレットの寿命(耐用年数)(経年劣化)が関係している場合が多いです。

ウォシュレットから水漏れが発生する原因や対処法について、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

無料で修理が可能!メーカー保証と延長保証

ウォシュレットが故障してしまった場合でも、保証期間内であれば無料で修理してもらうことが可能です。ただし、保証には「メーカー保証」と「延長保証(有料保証)」の2種類があり、それぞれ保証期間が異なります。

ウォシュレット購入時に渡される保証書などを保管しておいて、自分がどの保証に加入したかをしっかりと把握しておく必要があります。

各メーカーの「メーカー保証年数」

メーカー保証とは、メーカーが独自に設けている保証のことで、ウォシュレット購入時に自動でついてくる保証です。各メーカーの「メーカー保証年数」は、以下のとおりです。

  • TOTO「ウォシュレット」:メーカー保証「1年間」
  • LIXIL(INAX)「シャワートイレ」:メーカー保証「2年間(リクシルオーナーズクラブ登録で+1年保証)」
  • パナソニック「ビューティ・トワレ」:メーカー保証「1年間」
  • 東芝「温水洗浄便座」:メーカー保証「1年間」

上記の通り、どのメーカーも保証期間は「1~2年」程度のため、「7~10年」が寿命(耐用年数)のウォシュレットにとっては十分な保証期間とは言えないでしょう。保証期間を伸ばしたい場合は、次で紹介する「延長保証」に加入する必要があります。

延長保証とは?

延長保証とは、有料で保証期間を延長してくれるサービスのことです。ウォシュレットにおける延長保証の主な種類としては、

  • 5年延長保証
  • 8年延長保証
  • 10年延長保証

などがあります。

なお延長保証は、それぞれメーカー保証を含めての年数となります。(5年保証であれば、メーカー保証の1年間が終了後、残り4年間が延長保証扱い)

延長保証に加入するためには、以下2つの方法があります。

第三者保証会社(販売店で同時購入)

まずは第三者の保証会社が販売している延長保証ですが、こちらはウォシュレットを購入時に、販売店で同時に購入することができます。

ただし、インターネットでウォシュレットを購入する場合は、店舗によって延長保証の価格がまちまちだったり、有料延長保証を販売していない店舗も存在します。

メーカー延長保証

TOTOやリクシルなどのメーカーも、有料延長保証サービスを販売しています。メーカー延長保証に加入する場合は、ウォシュレットを購入後に自分でメーカーに申込みを行う必要があります。

ウォシュレット主要メーカーの有料延長保証サービスは、以下のとおりです。

  • TOTO:5年延長保証/10年延長保証/プラス5年延長保証(5年延長保証にプラスして5年の延長保証がつくサービス)
  • LIXIL(INAX):5年延長保証/10年延長保証
  • パナソニック:5年延長保証

ウォシュレット使用歴が7年以上なら買い替えがオススメ

7年以上使用しているウォシュレットが故障してしまった場合は、修理するよりも買い替えたほうがお得になることが多いです。その理由は、以下のとおりです。

保証期間が切れている場合が多く高額修理になりやすい

ウォシュレットを7年以上使用している場合は、8年以上の有料延長保証に加入していない限り、保証期間外となり有料修理になります。そのため、「10年延長保証」に加入していない限りは、保証期間外となり有料修理になります。

有料修理になると、故障の状態や修理する部品によっては何万円もかかってしまう場合があります。古いウォシュレットに何万円も修理費用を払うのであれば、新しいウォシュレットを購入してしまったほうが、「寿命(耐用年数)による故障の可能性が減る」「省エネ性能が上がる」といった理由でお得だと考えられます。

メーカーに部品が無くなって修理自体が出来ない場合がある

記事の最初のほうでお伝えしましたが、メーカーがウォシュレット部品を保有している期間は、製造打切後「6年」です。

そのため、7年以上使用しているウォシュレットは、修理しようと思っても部品が無くて修理できない場合があります。古いウォシュレットで既に修理部品がメーカーに無い場合は、新しいウォシュレットに買い替える選択肢しかありません。

修理しても別の箇所がすぐに壊れる可能性が高い

この記事の中で、ウォシュレットの寿命(耐用年数)は「7~10年」とお伝えしてきました。そのため、7年以上使用しているウォシュレットが故障してしまった場合は、「寿命(耐用年数)による故障」だと考えることができます。

7年以上使用しているウォシュレットの場合、寿命(耐用年数)によりウォシュレット自体が故障しやすくなっているので、仮に修理したとしてもすぐにまた別の場所が故障してしまう可能性が高いです。

以上のことから、ウォシュレット使用歴が7年以上の場合は、修理するよりも新しいウォシュレットに買い替えてしまうのがオススメです。

なお、ウォシュレットの買い替えに関して、詳しくは以下の記事をご覧ください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

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延長保証期間内であれば修理も可

上記で、7年以上使用しているウォシュレットが故障したら、修理より買い替えがお得であることを解説しました。しかし、これはあくまでも延長保証が切れていた場合です。10年延長保証に加入してる場合で延長保証期間内であれば、修理も無料で行ってもらえますので、「修理する」という選択も間違いではありません。

ただし、上記でも解説した「メーカーに部品が無くなって修理自体が出来ない場合がある」や「修理しても別の箇所がすぐに壊れる可能性が高い」といった可能性は変わらずにありますので、その点は気に留めておくと良いかもしれません。

ウォシュレット使用歴が1~2年目なら修理がオススメ

使用年数が1~2年目程度のウォシュレットが故障してしまった場合は、修理してもらうのがオススメです。というのも、使用をはじめて1~2年目程度であれば、メーカー保証期間内である可能性が高いからです。

ただし、「メーカー保証」の期間はメーカーごとに異なりますので、場合によっては使用をはじめて1~2年目でも保証対象外になってしまう場合もあります。メーカーごとの「メーカー保証期間」は以下をご覧ください。

  • TOTO「ウォシュレット」:メーカー保証「1年間」
  • LIXIL(INAX)「シャワートイレ」:メーカー保証「2年間(リクシルオーナーズクラブ登録で+1年保証)」
  • パナソニック「ビューティ・トワレ」:メーカー保証「1年間」
  • 東芝「温水洗浄便座」:メーカー保証「1年間」

寿命までまだ5年以上あるので、修理すればまだまだ使える

使用年数が1~2年目程度のウォシュレットは修理がオススメなのは、他にも理由があります。記事の最初にお伝えしたとおり、ウォシュレットの寿命(耐用年数)は「7~10年」と言われています。

そのため、使用年数が1~2年目程度のウォシュレットであれば、メーカー保証などを利用して修理すれば、寿命(耐用年数)までまだあと5年以上も使用することができるのです。以上の理由から、使用年数が1~2年目程度のウォシュレットが故障してしまった場合は、メーカー保証などを利用して修理するのが最善でしょう。

ウォシュレットの修理費用の目安については、以下の記事をご覧ください。

ウォシュレット使用歴が3~6年目は修理費用などで判断

修理か買い替えで一番悩ましいのが、使用歴が3~6年目のウォシュレットが故障した場合ではないでしょうか。ここでは、3つのポイントから、使用歴が3~6年目のウォシュレットが故障した場合の最善の選択を考えてみましょう。

延長保証に加入しているなら修理がオススメ

まず、5年や10年といった延長保証に加入しており、その延長保証期間内に故障した場合は、無料で修理が行えますので修理に出すのが良いでしょう。

延長保証に未加入の場合や期間外の場合は修理費用で判断

延長保証に未加入の場合や、延長保証期間外の場合は、ひとまず症状や故障箇所から修理費用を判断してみましょう。そのうえで、数万円単位になりそうであれば、新しい機種へ買い替えてしまったほうが正解かもしれません。

ウォシュレットの修理費用の目安については、以下の記事をご覧ください。ただし、より正確な修理費用につきましては、メーカーや修理業者に見積もりを依頼しましょう。

寿命までの年数で修理か買い替えを判断

ウォシュレットが使用をはじめて3~4年目に壊れた場合、「7~10年」と言われているウォシュレットの寿命(耐用年数)まではあと3~4年以上ありますので、費用にもよりますが修理したほうがお得かもしれません。

反対に、使用して5~6年目で壊れたウォシュレットですと、「7~10年」と言われているウォシュレットの寿命(耐用年数)までもう残り1~2年しかありません。そのため、すぐに寿命(耐用年数)をむかえてまた故障してしまう可能性もありますので、使用して5~6年目で壊れてしまったウォシュレットは、買い替えたほうが無難な可能性があります。

なお、ウォシュレットの買い替えに関して、詳しくは以下の記事をご覧ください。


また、最近ではウォシュレット本体と工事費がセットになった「工事費込セット」も、インターネット通販で購入することができます。商品と工事を別々で手配する手間が省けるうえに、価格もお得になっているのでオススメです。

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ウォシュレットの寿命を延ばす使い方

記事の最初に、ウォシュレットの寿命(耐用年数)は7~10年とお伝えしました。しかし、中には10年以上故障せず、使用され続けているウォシュレットも存在します。

7~10年で故障してしまうウォシュレットと、10年以上つかい続けることができるウォシュレットの違いは、メンテナンス(掃除)の頻度が大きく関係しています。

ウォシュレットは、普通に使用していても飛び散った尿などが付着し、放って置くと蓄積してカビが生えてしまいます。さらにこうした汚れを放置すると、ノズルを出し入れしているバネが錆びたり、本体内部のプラスチック部品や電子部品等を劣化させるなど、ウォシュレットが故障する原因を作りだしてしまう可能性もあるのです。

ウォシュレットのメンテナンス(掃除)を定期的に行うことで、ウォシュレットの故障を未然に防ぎ、結果的にウォシュレットの寿命(耐用年数)を伸ばすことに繋がります。

自分で行えるウォシュレットのメンテナンス(掃除)には、

  • ウォシュレットと便器のスキマ汚れ掃除
  • ウォシュレットのノズル掃除
  • ウォシュレット(便座)を取り外して掃除
  • 日頃からできる便座・便フタ・リモコンを清潔に保つ掃除

などが挙げられます。

ウォシュレットの詳しい掃除方法などについては、以下の記事をご覧ください。


ウォシュレットの寿命は7年?使用年数で買い替えか修理を判断

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