ダイキン製エコキュートの故障。エラーコードや症状別の対処法と修理費用
目次
- ダイキン製エコキュートが故障?修理前のチェックポイント
- 「H54」「H54-01」「H54-02」「H54-03」
- 「J3」
- 「FA」「E3」
- 「U2」
- 「740」「750」
- 「C15」
- 「C16」
- 「C30」
- 「C45」
- 「C52」
- 「C55」
- 「C71」
- 「C72」
- 「C73」
- 「C74」
- 「C76」「H76」
- 「C77」
- 「C78」
- 「C79」
- 「C80-01」「C80-02」「C81」
- 「E1」
- 「E6」「E8」
- 「E7」
- 「EC」
- 「F3」
- 「F17」
- 「F38-01」「F38-02」「F38-03」「F38-04」「F38-05」
- 「F47」
- 「F66」
- 「F94」
- 「H0」
- 「H3」
- 「H6」
- 「H8」
- 「H9」
- 「H25」
- 「H32」
- 「H33」
- 「H34」
- 「H35」
- 「H37」
- 「H39」
- 「H56」「H56-01」「H56-02」
- 「H57」
- 「H58」
- 「H59」「H59-01」「H59-02」
- 「H60」「H60-01」「H60-02」
- 「H82」
- 「H83」
- 「H91」
- 「H92」
- 「HC」
- 「HJ」
- 「J0」
- 「J5」
- 「J6」
- 「J8」
- 「JA」
- 「L3」「L4」
- 「L5」
- 「P4」
- 「U0」
- 「U4」
- 「U51」
- 「U54」
- 「UA」
- 「UF」
- ダイキン製エコキュートのエラー表示解除(リセット)方法
- 電源が入らない
- 追いだきできない
- お湯が出ない
- お湯が止まらない
- お湯がぬるい
- お湯が足りない・湯切れ
- シャワーからお湯が出ない
- お湯はりできない・お湯がたまらない
- お湯はりが遅い
- 沸き上げができない
- 水漏れ・湯漏れする
- ダイキン製エコキュートの修理費用の目安
- ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先
- 8年を過ぎたエコキュートの故障は買い替えがおすすめ
ダイキン製エコキュートが故障?修理前のチェックポイント
ダイキン製エコキュートに不具合が発生したときは、まず以下の3点を確認しましょう。
エラーコードと症状を確認
ダイキン製エコキュートのエラーコードは「アルファベット1?2文字+数字1?2桁」および「数字3桁」です。エラーコードによってトラブルの内容や対処方法が変わるため、まずはエラーコードを確認しましょう。
同時に、電源が入らない、お湯が出ないなどの具体的な症状と発生箇所(1箇所のみ、複数箇所の水栓など)もチェックします。以上3点を確認することは、その後の適切かつ迅速な対応につながります。
自分で対処できるかどうかを確認
エラーコードがわかれば、不具合の内容と自分で対処できるかどうか、点検・修理が必要かがわかります。
表示されているエラーコードと具体的な症状をもとに、自分で対処できる不具合なのか修理が必要なのかを判断します。故障の診断についてはメーカーWebサイトでもトラブルシューティングが可能です。故障診断、点検修理依頼の連絡先についてはダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先にてご案内しています。
「H54」「H54-01」「H54-02」「H54-03」
「H54」「H54-01」「H54-02」「H54-03」のエラーコードは、沸き上げ三方弁の故障または、エコキュート本体(貯湯ユニット)の基板故障です。沸き上げ三方弁とは水やお湯の流れを制御し、温水と冷水を混ぜる役割を持った部品で、「H54」の原因はほとんどが沸き上げ三方弁の故障です。以下の手順でエコキュートのリセットを行いましょう。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
上記の方法を試しても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用と修理事例
沸き上げ三方弁または貯湯タンク基盤の修理・交換費用は25,000~49,000円(税込)程度です。「H54」の修理事例は以下をご覧ください。
「H54」で修理が必要になったケース
- 修理費用:25,000円~49,000円(出張点検費で15,000円)
ダイキン製エコキュートを使用中に、突然エラーコード「H54」が発生し故障。
ダイキンに問い合わせると、部品の交換が必要と言われる。
三方弁かエコキュート本体の基板の故障どちらかの可能性が高かったが、
幸いにも三方弁の修理だけで済み、予算内で修理を行うことができた。出典元:Yahoo!知恵袋
「J3」
「J3」のエラーコードが表示され「ピピピ」というビープ音が鳴って運転が停止する場合の原因としては、ヒートポンプ関連の異常(基盤の故障など)、サーミスター(温度センサー)の故障が考えられます。ほとんどはヒートポンプ関連の異常です。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 5分程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
漏電ブレーカーは、エコキュート本体(貯湯タンク)の下部に設置されています。なお、上記の操作後はエコキュートの時間もリセットされているため、リモコンで時間を設定し直してください(設定しないと、昼間にお湯を沸きあげる場合があります)。
上記の方法を試しても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用と修理事例
ヒートポンプユニット基板やサーミスターの修理費用は、17,000~50,000円(税込)程度です。「J3」の修理事例は以下をご覧ください。
「J3」で修理が必要になったケース
- 修理費用:20,000円
ダイキン製エコキュートを使用して3年半ほどで「J3」が発生し、定期的に「ピピピ」というビープ音が鳴るようになる。エコキュートのリセットを試しても警報「J3」から復帰しなかったため、ダイキンに点検を依頼。
結果的に、温度センサーと基盤を交換することになり、修理費用は20,000円。(基盤の修理費は無償)出典元:マメホマ
修理なしで「J3」から復帰したケース
- エコキュート機種:EQ37KFCV
- 修理費用:なし(リセットで解決)
深夜0時頃に突然リモコンに警報「J3」が表示され、残湯量メモリの表示が0になる。ダイキンなどにも問い合わせ、ヒートンポンプの異常だと分かったので、
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 5分ほど待つ
- 再びエコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
を行うことで、無事に復帰。
出典元:メディコムブログ
「FA」「E3」
「FA」「E3」のエラーコードは、高圧圧力が上昇しすぎたことによる運転停止です。単純に断水や給排水管の凍結が原因のこともありますが、それ以外にサーミスター(温度センサー)の故障、貯湯タンクの沸き上げポンプ故障、ヒートポンプ部品の故障なども考えられます。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用と修理事例
対処方法を試しても復旧しない場合や、エラーコードが再発する場合は、高圧圧力スイッチ・プリント基板・電子膨張弁などの故障が疑われます。修理費用は36,000~50,000円(税込)程度です。修理事例は以下をご覧ください。
「FA」で修理が必要になったケース
- エコキュート機種:TU46GFHV
- 修理費用:12,000円(税込)
10年以上稼働を続けていたダイキン製エコキュートで、ある日突然、警報「FA」が発生。前兆としては、深夜の追い焚きでお湯が満タンまで作られなくなったことが挙げられる。しばらくして、警報「FA」のエラーコードとともにお湯自体が作られなくなった。ダイキンにも問い合わせ、対処法として教えてもらった、
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 5分ほど待つ
- 再びエコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
というリセット方法を試しても復旧せず。結局、修理依頼をして、温度調節を行うサーミスタが原因とわかる。最終的な修理費用として12,000円(税込)がかかった。
出典元:新築一軒家を建てる前に知っておきたいこと
「U2」
「U2」のエラーコードは、低電圧が検出されたため運転を停止している状態です。エコキュート本体(貯湯タンク)基板の故障やヒートポンプ基板の故障などによって、伝送異常(室外機と室内機の通信がうまくできない状態)が発生している可能性があります。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
漏電ブレーカーは、分電盤のエコキュートブレーカーでも問題ありません。復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用
「U2」から復旧しなかったり、エラーが再発したりする場合、貯湯ユニット基板やヒートポンプユニット基板の修理・交換が必要です。修理費用は、36,000~50,000円(税込)程度が目安です。
「740」「750」
「740」は台所リモコンと貯湯ユニット間での通信異常、「750」は浴室リモコンと貯湯ユニット間での通信異常を示すエラーコードです。一時的なエラーの可能性があるため、基本的にはリセットをして様子を見てください。
対処方法
- 貯湯ユニットの漏電しゃ断器をオフにする
- 3秒以上待ち、再び電源を入れる
以上の操作を試しても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C15」
C15」は、お湯はり時の温度高温を検出したことにより、運転停止した状態です。断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下のいずれかを試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C16」
「C16」は、浴槽以外(台所・洗面所・シャワーなど)で給湯温度が高温を検知したことにより、運転を停止している状態です。断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下のいずれかを試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C30」
「C30」のエラーコードは、貯湯タンクの缶体温度を検知するサーミスター異常(正しい温度を検知しない等)の際に表示されることがあります。貯湯ユニット基板の故障、缶体上サーミスターの断線やショート、基板コネクタ接続部の外れや接触不良などが想定されます。
対処方法
- 決定ボタンを押してエラーを解除する
- 再度お湯はりをする
お風呂の栓をしていた場合、決定ボタンを押して水を抜いてからお湯はりしてください。復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用
「C30」から復旧しなかったり、エラーが再発したりする場合は、貯湯ユニット基板やヒートポンプユニット基板の修理・交換が必要になります。修理費用は、17,000~49,000円(税込)程度です。
「C45」
「C45」は、なんらかの原因で沸き上げポンプの回転数が低くなりすぎている際に表示されるエラーコードです。断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下のいずれかを試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C52」
「C52」は、追いだき運転異常(追いだきできない等)により運転を停止した際に表示されるエラーコードです。お湯の位置が、ふろ接続アダプター(循環口)よりも低い状態で追いだき試運転をしたり、蛇口やシャワーからお湯はりをして追いだき運転をしたりした際に表示されることがあります。
対処方法
たし湯をして、ふろ接続アダプター(循環口)よりも上の位置までお湯が貯まったことを確認したのち、決定ボタンを押してエラー解除してください。それでもエラーが出るときは、以下の手順でリセットして再度試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C55」
「C55」は、お湯はりに時間がかかりすぎているときに表示されるエラーコードです。断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下のいずれかを試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C71」
「C71」は、湯とり回路の温度を検知するサーミスターが、正常に温度を表示していないときのエラーコードです。断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下のいずれかを試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C72」
「C72」は、貯湯タンク中間層からお湯を取出す三方弁に、不具合が生じたことで運転を停止した場合に表示されるエラーコードです。三方弁とは3つの出入り口がある弁のことで、水やお湯の流れを制御し、温水と冷水を混ぜ合わせる部品です。
リセットで解除できる可能性もありますが、単純に断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下の対処方法を試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C73」
「C73」は、漏水を検知するセンサー系の不具合で運転を停止した際に表示されるエラーコードです。
対処方法
センサー系統の故障については、エコキュートを購入した販売店、あるいは「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C74」
「C74」は、貯湯タンクと追いだき熱交換器の間を循環させるポンプの回転数が低いことにより、運転を停止した際に表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、エコキュートを購入した販売店、あるいは「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C76」「H76」
「C76」「H76」はいずれもリモコン通信異常で、貯湯ユニットと台所(または浴室)リモコン)間通信できていないときに表示されるエラーコードです。貯湯ユニット基板が故障していることが考えられます。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 3秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。貯湯ユニット基板の修理・交換費用は、36,000~49,000円(税込)程度です。
「C77」
「C77」は、給水温度(水温)を検知するサーミスターが正しい温度を示せないときに表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、エコキュートを購入した販売店、あるいは「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C78」
「C78」は、電源の周波数が検出されないときに表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、エコキュートを購入した販売店、あるいは「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C79」
「C79」は、お風呂のお湯や水を循環させるためのポンプの、回転数が低すぎることで運転を停止したときに表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、エコキュートを購入した販売店、あるいは「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「C80-01」「C80-02」「C81」
「C80-01」「C80-02」はいずれも、エア抜きが未完了の場合に表示されるエラーコード、「C81」は、ポンプのエア噛みが原因で運転を停止した際に表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、エコキュートを購入した販売店または施工業者に相談するか、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「E1」
「E1」は、ヒートポンプユニットの不具合です。プリント基板のマイコンが動作異常を起こしたため、運転を停止した際に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
復旧すれば正常です。復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「E6」「E8」
「E6」「E8」はいずれも、ヒートポンプユニットの不具合で表示されるエラーコードです。圧縮機の過電流を検出したため、運転を停止している状態です。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
復旧すれば正常です。復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「E7」
「E7」はヒートポンプに不具合が起こっています。ファンモーターが運転しないため、停止したときに表示されるエラーコードです。ヒートポンプのファンに異物が絡んでいる、雪や氷が付着している、またはそれ以外の原因が考えられます。
対処方法
ヒートポンプのファンに異物が絡んでいる場合
貯湯タンクの漏電しゃ断器を切る
ファンに絡まった異物を取り除く
貯湯タンクの漏電しゃ断器を入れる
ヒートポンプのファンに雪や氷が付着している場合
- ヒートポンプ前の雪や氷を取り除く・解かす
- 貯湯タンクの漏電しゃ断器をオフにする
- 10秒以上待ってから電源をオンにして使用する
ヒートポンプユニット内の雪や氷は、気温が上がって自然解凍されるのを待ちます。なお上記の操作後はエコキュートの時間もリセットされているため、リモコンで時間を設定し直してください。
上記以外の場合
- 貯湯タンクの漏電しゃ断器をオフにする
- 10秒以上待ってから電源をオンにして使用する
復旧すれば正常ですが、復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「EC」
「EC」はヒートポンプユニットの不具合で表示されるエラーコードです。ヒートポンプからの出湯温度が上昇し過ぎたことで運転を停止している状態です。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
リセットで解除できる可能性もありますが、単純に断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下の対処方法を試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用
「EC」から復旧しなかったり、エラーが再発したりする場合、出湯サーミスタなどの修理・交換が必要になることがあります。故障箇所が複数におよぶこともあるため一概には言えませんが、出張点検だけで14,500~19,000円(税込)以上の金額が必要になります。
「F3」
「F3」はヒートポンプユニットの不具合で表示されるエラーコードです。圧縮機の吐出管温度が上昇し過ぎたため、運転を停止している状態です。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
復旧すれば正常です。復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「F17」
「F17」は貯湯タンクの不具合で表示されるエラーコードです。貯湯ユニットから水漏れを検知したことで運転を停止しています。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
自力での復旧は困難なため、エコキュートを購入した販売店または施工業者に相談するか、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「F38-01」「F38-02」「F38-03」「F38-04」「F38-05」
「F38-01」「F38-02」「F38-03」「F38-04」「F38-05」はいずれも、貯湯タンクに不具合が発生しています。残湯温度を検知しているサーミスタが、正しい温度を示せなくなった場合に表示されるエラーコードです。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「F47」
「F47」は貯湯タンクの不具合で、水漏れ検知センサー系の不具合が検出されたことによって、運転を停止したときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
自力での復旧は困難なため、エコキュートを購入した販売店または施工業者に相談するか、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「F66」
「F66」は貯湯タンクの不具合で、お湯はり電磁弁に不具合が生じたことで運転を停止した際に表示されるエラーコードです。お湯はりが完了してもお湯が止まらず、水位が上昇し続けることがあります。
対処方法
水位が上昇し続けているとき
リモコンの決定ボタンを押してエラーを解除する
エラー表示が消えたこと、および水位上昇が止まったことを確認する
上記を試しても水位上昇が見られる場合は、取り急ぎ給水止水栓を閉めてください。給水止水栓がない・わからないときは、水道メーターに取り付けられている止水栓または水道の元栓を閉めて下さい。
なお、これらの応急処置をおこなうとお湯や水が使えなくなります。閉めたあとは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
上記以外の場合
リモコンの決定ボタンを押して再現するか確認してください。解消しないときは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「F94」
「F94」は貯湯タンクの不具合で、ふろ水位センサーに不具合が検出されたことで運転を停止した際に表示されるエラーコードです。単純に、配管の汚れが原因の可能性もあります。
対処方法
リモコンの決定ボタンを押してエラーを解除する
配管洗浄をおこなったのち使用する
配管洗浄の方法は、ダイキン公式サイト『配管洗浄するには(エコキュート)』で確認できます。上記に当てはまらないときは、リモコンの決定ボタンでエラーを解除し、様子を見てください。解消しなければ、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H0」
「H0」はヒートポンプユニットの不具合で、圧縮機が運転しているのに電流が流れないため、運転を停止した際に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H3」
「H3」はヒートポンプユニットの不具合で、高圧圧力スイッチが不具合を起こしたことで運転を停止しているときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H6」
「H6」はヒートポンプユニットの不具合です。圧縮機の過電流検出センサーが作動したことで運転を停止した場合に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H8」
「H8」はヒートポンプユニットの不具合で、圧縮機の入力電流が上昇しないことで運転を停止した際に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
「H8」が発生したら、ヒートポンプのファン(プロペラ)が回っていないことを確認した上で、以下の手順でエコキュートのリセットを行いましょう。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用・修理事例
故障箇所が複数考えられるので一概には言えませんが、出張点検だけでも14,500~19,000円(税込)以上必要です。故障箇所が圧縮機(コンプレッサー)等になると高額になる場合もあります。修理事例は以下をご覧ください。
修理なしで警報「H8」から復帰したケース
- 修理費用:なし(リセットで解決)
ダイキン製エコキュートを使用中、タンクの湯量が減っていた為、沸き増しを選択し、しばらくした後に「ピピピッ」と音が鳴り、警報「H8」が発生。リセット操作を行うことでエラー表示が消え、その後はふろ自動でお湯はり可能な状態となる。念のためダイキンに点検修理を行うか検討中。
「H9」
「H9」はヒートポンプユニットの不具合で、外気温を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです(お湯は問題なく使用できます)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H25」
「H25」は貯湯タンクの不具合で、ふろ水流スイッチに不具合が検出され運転を停止した場合に表示されるエラーコードです。配管の汚れが原因の場合もあります。
対処方法
リモコンの決定ボタンを押してエラーを解除する
配管洗浄をおこなったのち使用する
配管洗浄の方法は、ダイキン公式サイト『配管洗浄するには(エコキュート)』で確認できます。上記に当てはまらないときは、リモコンの決定ボタンでエラーを解除し、様子を見てください。解消しなければ、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H32」
「H32」は貯湯タンクの不具合で、給水温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。エラーを解除して再現するか確認します。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H33」
「H33」は貯湯タンクの不具合で、ふろの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H34」
「H34」は貯湯タンクの不具合で、給湯温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中、「ふろ自動」機能を使ったお湯はりは可能ですが、蛇口やシャワーからお湯を使うことはできません。
対処方法
蛇口やシャワーから、熱湯が出ることがあります。絶対に使わないようにし、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H35」
「H35」は貯湯タンクの不具合で、湯とり温度を検知しているサーミスターが、正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H37」
「H37」は貯湯タンクの不具合で、お湯はり温度を検知しているサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H39」
「H39」は貯湯タンクの不具合で、追いだき温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
自力での復旧が難しいため、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H56」「H56-01」「H56-02」
「H56」「H56-01」「H56-02」はいずれも貯湯タンクの不具合で、お湯と水とを混合させる、湯はり混合弁の不具合により運転を停止したときに表示されるエラーコードです。また、エコキュート本体(貯湯ユニット)の基板故障や、サーミスター(温度センサー)の故障なども考えられます。
エラー表示中、「ふろ自動」でのお湯はりはできませんが、浴室のカランやシャワーからお湯を出して浴槽に貯めることは可能です。ただしお湯はり時に熱湯が出ることがあるため、くれぐれもご注意ください。
対処方法
自力での復旧が難しいため、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
警報「H56」の修理費用・修理事例
「H56」から復旧しなかったり、エラーが再発したりする場合は、湯はり混合弁や貯湯ユニット基板の修理・交換が必要になることがあります。費用は、25,000~49,000円(税込)程度が目安です。実際の修理事例は以下をご覧ください。
「H56」で修理が必要になったケース
- 修理費用:18,000円
使用して5年程度、年末に警報「H56」が発生。お湯は出るのに、お湯はりだけできないという状態。エコキュートのリセットを試しても復帰しないので、メーカーの出張修理を依頼することに。原因は混合弁の故障と判明。修理代で18,000円かかったが、無事に修理完了。
出典元:メディコムブログ
「H57」
「H57」は貯湯タンクの不具合で、膨張水を排出するための三方弁系に不具合を検出したため、運転を停止したときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
台所リモコンの「△」ボタンを10秒以上長押しして、エラーをリセットします。再現しなければ正常、解消しなければ「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H58」
「H58」は貯湯タンクの不具合で、おもに給湯回路と、給水回路をバイパスさせる電磁弁系に不具合が検出され運転を停止したときに表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H59」「H59-01」「H59-02」
「H59」「H59-01」「H59-02」はいずれも貯湯タンクの不具合で、お湯と水を混合させる給湯混合弁の不具合で運転を停止した際に表示されるエラーコードです。やけどのおそれがあるため、直ちに使用を中止してください。
対処方法
対処方法
自力での復旧が難しいため、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用
湯はり混合弁や貯湯ユニット基板の修理・交換費用は23,000~42,000円(税込)程度が目安です。
「H60」「H60-01」「H60-02」
「H60」「H60-01」「H60-02」はいずれも貯湯タンクの不具合で、中間温度層のお湯を混合させる湯とり混合弁の不具合によって運転を停止した際に表示されるエラーコードです。蛇口やシャワーからの熱湯でやけどをするおそれがあるため、使用を中止してください。
対処方法
自力での復旧が難しいため、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H82」
「H82」はリモコンの時間設定ができないときに表示されるエラーコードです。
対処方法
取扱説明書を見ながら時刻を設定してください。
「H83」
「H83」は貯湯タンクの不具合で、ふろの水位設定ができないため運転を停止した際に表示されるエラーコードです。
対処方法
自力での復旧が難しいため、購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H91」
「H91」は貯湯タンクの不具合で、保安器が動作したことにより運転を停止した際に表示されるエラーコードです。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「H92」
「H92」は貯湯タンクの不具合で、貯湯タンクの缶体温度が高温を検知したため運転を停止している状態です。貯湯ユニット基板やサーミスタが故障していることが原因として考えられます。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
台所リモコンの「△」ボタンを10秒以上長押しして、エラーをリセットします。再現しなければ正常、解消しなければ「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「HC」
「HC」はヒートポンプユニットの不具合で、出湯温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「HJ」
「HJ」は貯湯タンクとヒートポンプユニット間の循環水系統の不具合です。おもに、ヒートポンプユニットからの出湯温度が上昇しないことで停止した場合に表示されるエラーコードです。
リセットで解除できる可能性もありますが、単純に断水や止水栓の開け忘れ、凍結などが原因の場合もあるため、まずは以下の対処方法を試してみてください。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 30秒程度待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
- リモコンが「ピピッ」と鳴り、画面が復旧すれば完了
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「J0」
「J0」はヒートポンプユニットの不具合で、冷媒調整器の温度を検知するサーミスターがが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「J5」
「J5」はヒートポンプユニットの不具合で、圧縮機の吸入管温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「J6」
「J6」はヒートポンプユニットの不具合で、熱交換器の温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でもお湯は使用可能です。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「J8」
「J8」はヒートポンプユニットの不具合で、入水温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でもお湯は使用可能です。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「JA」
「JA」はヒートポンプユニットの不具合で、高圧圧力センサー系に不具合が検出されたことで運転を停止した場合に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「L3」「L4」
「L3」「L4」いずれもヒートポンプユニットの不具合です。「L3」は圧縮機停止時に、「L4」は圧縮機運転時に、それぞれ放熱フィンの温度が上昇し過ぎたため、運転を停止したときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「L5」
「L5」はヒートポンプユニットの不具合で、圧縮機に過電流が流れたため運転を停止した際に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
修理費用
「L5」から復旧しなかったり、エラーが再発したりする場合、ヒートポンプユニット基板の修理・交換が必要になることがあります。費用は、36,000~50,000円(税込)程度が目安です。圧縮機(コンプレッサー)の交換など、溶接をともなう場合は8~10万円(税込)程度になることもあります。
「P4」
「P4」はヒートポンプユニットの不具合で、放熱フィンの温度を検知するサーミスターが正しい温度を示していないときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「U0」
「U0」はヒートポンプユニットの不具合で、おもにガス欠(冷媒循環量不足)を検出したときに表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「U4」
「U4」は、ヒートポンプユニットと貯湯タンク間の通信異常で運転を停止した際に表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「U51」
「U51」は、お湯はりに時間がかかり過ぎているときに表示されるエラーコードです。浴槽栓の閉じ忘れなどのほか、配管の汚れや断水、配管の凍結などさまざまな原因が考えられます。
対処方法
浴槽栓の閉じ忘れ、断水、止水栓の開け忘れの場合
浴槽栓の閉じ忘れだった場合は、浴槽栓を閉じてリモコンの決定ボタンを押し、リセットしてから再度試してください。また断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。
断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。
配管の汚れが疑われる場合
リモコンの決定ボタンを押してエラーを解除する
配管洗浄をおこなったのち使用する
配管洗浄の方法は、ダイキン公式サイト『配管洗浄するには(エコキュート)』で確認できます。上記に当てはまらないときは、リモコンの決定ボタンでエラーを解除し、様子を見てください。
配管の凍結が疑われる場合
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
いずれかを試してみてください。タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
湯はり中にお湯をくみ出し過ぎた場合
リモコンの決定ボタンを押してリセットし、再度湯はりをおこなってください。
復旧しない・上記以外が原因の場合
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
リセットしても復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。購入した販売店もしくは、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「U54」
「U54」はおふろの試運転時の不具合で、おふろの試運転時に残り湯があるため停止した場合に表示されるエラーコードです。表示中、「ふろ自動」でのお湯はりはできませんが、浴室のカランやシャワーからお湯を出して浴槽に貯めることはできます。
対処方法
おふろに残り湯があるときは排水し、リモコンの決定ボタンを押してエラーをリセットしたのち、再度試運転をおこなってください。残り湯がない状態のときは、リモコンの決定ボタンを押して再現するか様子をみてください。解消しなければ、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「UA」
「UA」はリモコンと貯湯ユニットとの組合せが正しくない(リモコンの誤接続)場合に表示されるエラーコードです。設置後に初めて運転する場合などが想定されます。
対処方法
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
「UF」
「UF」は、ヒートポンプユニットへの入水温度が、出湯温度より高いため停止したことで表示されるエラーコードです。表示中でも、蛇口やシャワーから、タンク内に残っているお湯は使用可能です(新しくお湯を作ることはできません)。
対処方法
断水中だったときは、取扱説明書に記載された対処方法を実践してください。断水でなければ、エコキュートの給水止水栓が閉まっていないかを確認し、閉まっていれば開きます。また配管の凍結が疑われる場合は、以下のいずれかを試してみてください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。エコキュート配管が凍結した場合の直し方や予防方法は、こちらの記事で解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
上記の原因に当てはまらない場合は、以下の手順でリセットを試してみてください。
- エコキュート本体の漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)をオフにする
- 10秒以上待つ
- エコキュート本体の漏電ブレーカーをオンにする
復旧しない場合、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
ダイキン製エコキュートのエラー表示解除(リセット)方法
ダイキン製エコキュートのエラー解除(リセット)方法には、リモコン側のエラー表示解除方法とエコキュート本体側のリセット方法が存在します。
リモコンのエラー表示解除方法
リモコンの【決定】ボタンを押してください。
エコキュート本体のリセット方法
- エコキュート本体(貯湯タンク)の漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをOFFにする。
※漏電しゃ断器の場所がわからない場合、説明書でご確認ください。 - 一分程度経過したら、漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをONにする。
リセットしても改善しない場合
リセットしても改善しない場合は、リモコンやエコキュートのパネルに表示されるエラーコード(警告)を確認して、エラーコードごとの原因を把握し、適切な対処法を行う必要があります。
各エラーコードごとの対処法は、以下のリンク先をご覧ください。
警報「J3」のエラーコードが出て警報が鳴る
警報「FA」のエラーコードが出て警報が鳴る
警報「H8」のエラーコードが出て警報が鳴る
警報「H3」のエラーコードが表示される
警報「H54」のエラーコードが表示される
警報「H56」のエラーコードが表示される
警報「H59」のエラーコードが表示される
警報「H92」のエラーコードが表示される
警報「HJ」のエラーコードが表示される
警報「U4」「U2」のエラーコードが表示される
警報「U51」のエラーコードが表示される
警報「UA」のエラーコードが表示される
警報「C30」のエラーコードが表示される
警報「C40」のエラーコードが表示される
警報「C72」のエラーコードが表示される
警報「C76」のエラーコードが表示される
警報「L5」のエラーコードが表示される
警報「E7」のエラーコードが表示される
警報「EC」のエラーコードが表示される
電源が入らない
ダイキン製エコキュートの電源が入らないときに考えられる原因と対処方法を紹介します。
ブレーカーが落ちている
停電が起きた後など、ブレーカーが落ちてそのままになっていないか確認しましょう。確認すべきブレーカーは以下の種類があります。
アンペアブレーカー
分電盤の一番左についている、最も大きなつまみがアンペアブレーカー(契約ブレーカー)です。家の中で電気を使いすぎた時に落ちてしまうのがこのブレーカーです。
エコキュート用ブレーカー
エコキュートに電力を供給しているブレーカーで、分電盤の中や屋外の電気メーター付近に設置されている場合が多いです。停電後アンペアブレーカーは戻したけれど、エコキュート用ブレーカーが落ちたままといったケースもあるので注意しましょう。
エコキュートの漏電しゃ断器(電源)
エコキュート本体(貯湯タンク)にも電源として漏電しゃ断器が設置されています。エコキュートの電源が入らない場合、なんらかの理由でエコキュート本体の漏電しゃ断器がOFFになっている場合も考えられますので、チェックしてみましょう。
漏電ブレーカー
アンペアブレーカーのすぐ右隣にある小さなつまみが漏電ブレーカーです。黄と赤のスイッチが併設されているのが一般的で、漏電を検知した際に落ちてしまいます。
漏電している(ブレーカーを戻してもすぐに落ちる場合)
漏電ブレーカーを戻してもすぐにまた落ちてしまう場合、エコキュートもしくはそれ以外の家電が漏電している可能性があります。使用を続けるのは危険ですので、すぐに電力会社へ連絡して点検してもらいましょう。
エコキュートが故障している
ダイキン製エコキュートの電源が入らない場合、上記で挙げた原因を確かめても解決しないときは、エコキュート自体が故障している可能性が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
追いだきできない
ダイキン製エコキュートで追いだきができない場合は、以下をご確認ください。
貯湯タンクの残湯量が少ない
リモコンに「追いだきできません」の表示が出ている場合、貯湯タンク内のお湯が少なくなっていることがあります。沸き増しをおこないましょう。
湯量設定が低い
貯湯タンクやおふろの湯温が低い場合、追いだき時間が長くなることがあります。沸き増しをするか、湯量設定を「たっぷり」にすることで解消できます。
多量の残り湯を沸かし直している
浴槽の底から10cmほど上にあるふろ接続アダプター(循環口)が、水面に出ないくらいまで残り湯を減らしてから「ふろ自動」をおこなってお湯を沸かしてください。
ふろ接続アダプターのフィルターが詰まっている
ふろ接続アダプター(循環口)のフィルターを取り外し、歯ブラシなどで網目についたゴミなどを掃除してください。
ジェットバスを使用している
ジェットバスは、ふろ自動運転および追いだき運転中を避けてご使用ください。
エコキュートが故障している
解決しないときはエコキュートが故障している可能性も考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
お湯が出ない
ダイキン製エコキュートを使用中に突然お湯が出なくなった場合、主に凍結やお湯の使いすぎが考えられます。冬場に多いのが貯湯タンクの給水・給湯配管の凍結です。配管の凍結が疑われる場合、以下の対処方法をお試しください。
配管が凍結している
エコキュートの配管の凍結が疑われるときは、以下のいずれかで解凍してください。
- お湯側の蛇口を少し(※)開き、時間経過とともに解凍されるのを待つ
- 翌日の昼まで待つ(気温が上がって自然解凍)
- 凍った配管の保温材が巻かれていない部分に、30〜40度のぬるま湯をゆっくりかけ、お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る
※お湯側の蛇口を開く際は、給湯温度を「水」に設定した上で、毎分200ml程度の水が出るくらいに開きます。
タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。
エコキュート配管の凍結予防方法
- フルオート機種に搭載されている、凍結防止運転機能を使用する(浴槽の残り湯が循環口より10cm以上必要)
- リモコンの給湯温度を水にした状態で、給湯栓(お湯の蛇口)を開き、一分間に200cc程度の水を出し続ける
- 凍結防止ヒーターが設置されている場合は、プラグをコンセントに差し使用する
凍結防止運転機能とは
凍結防止運転が備わったエコキュートは、自動で外気温を測定し、凍結のおそれがある場合は配管の中の水を循環させて凍結することを防ぎます。そのとき、浴槽の中に残り湯があれば、その残り湯を使って配管内を循環させますが、残り湯がない場合はポンプ内の水を少量つかって循環をおこない、凍結を防ぎます。
ただし、機種やメーカーによっては凍結防止運転が備わっていない場合や、動作が異なる場合がございます。お使いのエコキュートに凍結防止運転ついているかどうかや、動作につきましては、説明書を参照するか、メーカーへお問い合せください。
エコキュート配管が凍結してしまった場合の直し方や予防方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。 エコキュート配管の凍結と安全な直し方。防止、予防策も紹介
お湯の使いすぎによる湯切れ
日中にお湯を使いすぎた場合、貯湯タンク内のお湯を使い切り、お湯が出なくなってしまう場合があります。ダイキン製エコキュートでお湯切れが起こってしまった場合は、リモコンの【沸き増し】ボタンを押すことで、貯湯タンク内のお湯を沸き増しする必要があります。
貯湯タンクの止水栓が閉まっている(水は出る場合)
凍結ではなく、かつ水が出てお湯が出ない場合、貯湯タンク専用の止水栓が閉じていることが考えられます。止水栓を確認し、閉じていたら開いてください。それでも解決しない場合は、給水継手部ストレーナが詰まっている可能性もみてみましょう。
断水中または水道の止水栓が閉じている(水も出ない場合)
地域で断水が発生している場合、お湯も水も出ません。断水スケジュールを確認し、終了するまで待ちましょう。水道の止水栓が閉まっている場合は開いてください。
電源を入れてから一晩経過していない
エコキュートは、夜間の安い電力でお湯を沸かす設定になっているのが一般的です。購入直後などで電源を入れてから一晩経過していない場合、湯沸かしがおこなわれていません。すぐにお湯を使いたいときはリモコンの【沸き増し】ボタンを押してください。
混合水栓(蛇口)が故障している
お使いの混合水栓(蛇口)が故障していてお湯が出ないケースも考えられます。混合水栓の調子が悪いと感じたら、水道業者へ点検・修理を依頼しましょう。
その他の原因
排水栓が排水側になっている:排水栓を通常側にする
逃し弁レバーが上がってる:逃し弁レバーを下げる
いずれでもない場合は、エコキュートの故障が考えられます。「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
お湯が止まらない
ダイキン製エコキュートで、お湯が止まらずに浴槽からあふれてしまう場合の原因と対処方法を紹介します。
浴槽循環口(フィルター)や配管内部の詰まり
浴槽循環口(フィルター)や、浴槽の水量を検知する水位センサー付近、配管内部にゴミや入浴剤の汚れなどが詰まっている可能性があります。水位センサーが正常に水圧を検知できなくなると、お湯が設定水位どおりに貯まらず浴槽からあふれてしまいます。
浴槽内部や浴槽循環口(フィルター)を掃除する
浴槽の底から15cmほど上に設置されている浴槽循環口(フィルター)を掃除して、ゴミなどを取り除きましょう。
【洗浄】ボタンを押して配管内部を洗浄する
浴槽リモコンの【洗浄】ボタンを数回押すことで、配管内部の汚れを注水洗浄することができます。※洗浄ボタンが無い機種も存在します。
ジャバなどの洗浄剤を使用して配管を洗浄する
ジャバなどの洗浄剤を使用して配管を洗浄することも有効です。
上記のいずれを試してもお湯が止まらず浴槽からあふれてしまう場合は、エコキュートの故障が考えられますので、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
お湯がぬるい
ダイキン製エコキュートでお湯を使用中、ぬるい(設定したはずの温度よりも低く感じる)場合に考えられる、原因と対処方法を解説します。単純に、給湯温度設定が32℃などと低いこともあるため、先にリモコンの設定温度も見てみてください。
タンクの残湯量が少ない
タンクの残湯が少なくなるとお湯の温度が下がってきます。沸き増しをしてお湯の量を増やしましょう。
配管内に残っている水が出ただけ
お湯の出し始めは水、もしくはぬるいお湯が出てきます。タンクの残湯量が少ないわけではないのに、数十秒待ってもお湯が出ない場合は故障を疑い、「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
お湯が足りない・湯切れ
ダイキン製エコキュートを使用中、お湯が途中で足りなくなった場合の原因と対処方法を解説します。
湯切れを起こしている
エコキュートは、タンクに高温(約80~60℃)のお湯をため、水と混ぜて40℃程度で使えるお湯を供給します。お湯を大量に使うと不足してしまい、お湯が作れなくなります。エコキュートは基本的に、深夜時間帯にお湯を作るように設定されているため、少なくなってきた時点で沸き増しをしてお湯を作っておく必要があります。
湯切れの対処方法
貯湯タンクのお湯が足りなくなった、無くなった場合はリモコンの【沸き増し】ボタンを押すことで、貯湯タンク内のお湯をすぐに沸き上げることができます。お湯が出ない原因については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてください。 エコキュートの故障。お湯が出ない等の対処法やエラーコード
シャワーからお湯が出ない
シャワーからお湯が出ないときの原因と対処方法を解説します。
凍結・湯切れ(シャワー以外もお湯が出ない場合)
台所などシャワー以外からもお湯が出ていない場合、エコキュート側の凍結やお湯の使いすぎによる湯切れなどの原因が考えられます。
凍結や湯切れのときの対処方法は「お湯が出ない」で説明しているほか、以下の記事でも詳しく解説しています。 エコキュートの故障。お湯が出ない等の対処法やエラーコード
設定温度や水圧の異常(シャワーのみお湯が出ない場合)
シャワーだけお湯がでない場合、エコキュートの設定温度が低いか、水側の水圧が高いことが考えられます。シャワー(混合水栓)側の温度を高くしても、エコキュート側の設定温度以上には熱くなりません。一度エコキュート側の設定温度を見直してみましょう。
また混合水栓で水側の水圧が高すぎると、お湯の混じりが少なくなり冷たくなる場合があります。水圧が高いと感じたら、水側の止水栓を少し閉めるなどして調節しましょう。止水栓は、マイナスドライバーなどで右(時計回り)にまわすと閉めることができます。
サーモバルブやシャワーヘッドの故障
それ以外ですと、混合水栓内部のサーモバルブや、シャワーヘッドの故障などが考えられます。水道業者による点検・修理を検討しましょう。
お湯はりできない・お湯がたまらない
ダイキン製エコキュートでお風呂のお湯が溜まらない・お湯張りができない場合の原因には、以下のようなことが考えられます。
湯切れを起こしている
エコキュートは、タンクに高温(約80~60℃)のお湯をため、水と混ぜて40℃程度で使えるお湯を供給します。お湯を大量に使うと不足してしまい、お湯が作れなくなります。エコキュートは基本的に、深夜時間帯にお湯を作るように設定されているため、少なくなってきた時点で沸き増しをしてお湯を作っておく必要があります。
湯切れの対処方法
貯湯タンクのお湯が足りなくなった、無くなった場合はリモコンの【沸き増し】ボタンを押すことで、貯湯タンク内のお湯をすぐに沸き上げることができます。お湯が出ない原因については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてください。 エコキュートの故障。お湯が出ない等の対処法やエラーコード
残り湯がある
残り湯があると、残り湯を暖める時間なども追加されるため、お湯はりまでに時間がかかることがあります。
おふろの湯量設定が低い
浴槽にためるお湯の量が低くなっていることが考えられるため、設定で湯量の設定を見直してみましょう。もしくは、たし湯をおこなってお湯を増やしてください。
お湯はりが遅い
ダイキン製エコキュートでお湯はりに時間がかかる・遅いと感じるときの原因と対処方法をお伝えします。
残り湯がある
残り湯があると、その残り湯を暖める時間も追加されるため、お湯はに時間がかかることがあります。
ウルトラファインバブルが入になっている
ウルトラファインバブル(別売品)を使用している場合、レバーを切にしてお湯はりを行ってください。
シャワーや台所でお湯を使っている
お湯を他で使っていると、浴槽へ供給されるお湯の量が減って、満水までの時間が長くなります。
沸き上げができない
ダイキン製エコキュートにて【沸き増し】ボタンを押して沸き増しを行おうとしても、沸き上げがすぐに止まってしまう場合や、夜間わき上げ設定をしているにも関わらず、朝になっても沸き上げが行われていない場合の原因と対処方法をご紹介します。
貯湯タンク内に十分お湯がある
貯湯タンク内にお湯が十分にある場合に【沸き増し】ボタンを押して沸き増しを行っても、それ以上お湯を沸かす必要はありませんので、すぐに停止されます。
エコキュートから水漏れ・湯漏れしている
夜間わき上げ設定をしているにも関わらず、朝になっても沸き上げが行われていない場合、エコキュートから水漏れ・湯漏れが発生している可能性があります。(お湯を沸かしても外に漏れ出してしまうため、溜まっていない)
エコキュートからの水漏れ・湯漏れの対処方法は次の項目で詳しく説明しています。
水漏れ・湯漏れする
ダイキン製エコキュートを使用中に水漏れ・湯漏れが発生した場合の原因や確認方法・対処方法を紹介します。
配管の劣化・破損
ヒートポンプと貯湯タンクを繋いでいる配管が劣化などで破損し、水漏れする場合があります。配管からの水漏れ・湯漏れを発見したときは「ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先」から点検・修理を依頼してください。
水漏れ・湯漏れしているかどうかの確認方法
水道の蛇口を閉じた状態で、水道メーターのパイロット(銀色で丸い部品)が回っているかどうか確認してください。パイロットは水道メーターの中を水が流れているときに回転する部品なので、回っていれば漏水しています。
ダイキン製エコキュートの修理費用の目安
ダイキン製エコキュートを修理に出した場合の、費用の目安をまとめました。なお以下はすべて税込み・出張料・点検料・部品代を含めた金額の目安です。
症状別・修理費用の目安
蛇口からお湯が出ない:26,000~31,000円前後
お湯が沸かない:36,000〜50,000円前後
お風呂からお湯が出ない:26,000〜30,000円前後
タンクからの水漏れ:25,000〜45,000円前後
湯はり量が設定より多い・少ない:24,000~51,000円前後
お湯がぬるい・熱すぎる:25,000~49,000円前後
追いだきできない:25,000~50,000円前後
リモコン操作できない:48,000~70,000円前後
運転しない:36,000~50,000円前後
運転中にファンから異音がする:24,000~37,000円前後
出張・点検費:14,500~19,000円
訪問先の住所や製品の設置状況、機種などにより、実際の料金が大きく異なる場合があります。また、サービスエンジニアが訪問あるいは製品引取で点検をした場合、修理をしなくても出張・点検費が発生します。
エラーコード別・修理費用の目安
C30:17,000~49,000円前後
C76:36,000~49,000円前後
E1:36,000~50,000円前後
E7:28,000~37,000円前後
FA:36,000~50,000円前後
H3:36,000~50,000円前後
H54:25,000~49,000円前後
H56:25,000~49,000円前後
H59:23,000~42,000円前後
H76:36,000~70,000円前後
H92:17,000~49,000
J3:17,000~50,000円前後
L5:36,000~50,000円前後(※)
U4:36,000~50,000円前後
740:36,000~65,000 円前後
750:36,000~70,000円前後
※圧縮機交換などの溶接をともなう作業が必要な場合は、10万円以上の修理となることもあります。
ダイキン製エコキュートの故障・点検・修理連絡先
故障したエコキュートの修理依頼先や「依頼時に必要な情報」などをお伝えしますが、修理か買い替えかも検討をお勧めいたします。
修理で損する可能性も
長年使用されたエコキュートの場合、修理してしばらくは使用できてもまた別の箇所に不具合が発生する可能性もあります。エコキュートの寿命は10年前後と言われておりますので、修理すべきか・買い替えるかもご検討をお勧めいたします。
エコキュート買い替えポイントと交換費用の相場。失敗しない為に
281,071viewエコキュートおすすめ6メーカーを比較
232,217viewどこで買う?エコキュートのお得でおすすめな購入方法
296,218view修理依頼の前に故障診断を
ダイキンホームページの「AIチャットサポート」では、さまざまなトラブルシューティングが可能です。サービスエンジニアの出張・点検だけでも費用がかかってしまうため、自分で直せる症状であれば自分で直すほうが安上がりです。
ダイキンコンタクトセンター
電話:0120-881-081(無料)
FAX:0120-07-0881
メール:問い合わせフォーム
受付時間:24時間365日
インターネット修理依頼:https://www.daikincc.com/acceptNew/ippanKisyu.php
電話がつながりにくいため、インターネット修理依頼を利用するのがおすすめです。その際、以下の情報を用意しておくとスムーズです。
点検・修理の依頼方法と依頼時に必要な情報
機種名・型番(本体ラベルに記載)
購入時期と保証の有無
症状・エラーコード
なお、保証には「メーカー保証」と、「販売店の独自保証(延長保証)」があり、上記コンタクトセンターで確認や対応が可能なのはメーカー保証のみとなります。販売店の独自保証に加入している方は、販売店に問い合わせる必要があるため間違えないように注意しましょう。
8年を過ぎたエコキュートの故障は買い替えがおすすめ
保証期間を過ぎ、かつ8年以上使い続けているエコキュートは買い替えがおすすめです。修理費用が高額になる可能性や、今後も別の故障が発生する可能性も高くなるというのがその理由です。
本体のメーカー保証は1年、販売店保証は5〜10年
- 本体:1年間
- 冷媒回路:3年間
- タンク(缶体):5年間
メーカー保証や販売店保証(延長保証)の期間内で、かつ補償対象のトラブルであれば無料で修理してもらえますが、保証期間外や補償対象外の場合は有料です。有料になると、故障箇所にもよりますが10万円を超えることもあります。
また使用年数が10年を超えているエコキュートは、部品の製造が終了していることもあります。交換用部品の保有期間も限られており、電子部品であればエコキュート製造終了後から原則5年間、それ以外の部品は原則3年間となっています。
10年も使用していると、部品が残っていて修理できてもまた別の箇所が壊れる可能性が高いため、メーカーからも買い替えをすすめられるでしょう。
古いエコキュートは2〜3年おきに故障しやすい
古いエコキュートは2〜3年おきに故障することが多く、故障のたびに数万円の修理費用が必要になります。たびたび修理費用を払いながら使い続けるよりも、最新のエコキュートに買い替えたほうが安く済む場合もあります。
長期間使用しているエコキュートに故障や不具合が増えてきたら、買い替えがおすすめです。エコキュートの買い替え・交換は、こちらの記事も参考にしてください。
エコキュート買い替えポイントと交換費用の相場。失敗しない為に エコキュートおすすめ6メーカーを比較 どこで買う?エコキュートのお得でおすすめな購入方法