つまり・水漏れ!すぐ出来るトイレのトラブル対処法と修理料金

つまり・水漏れ・流れないなど「トイレのよくあるトラブル」を自分で対処する方法をご紹介。トラブルの原因や自分で修理する方法、スグに出来る応急処置の手順も解説。自分で修理できないトラブルも事例ごとに修理窓口や費用相場、おすすめ修理業者も掲載!

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つまり・水漏れ!すぐ出来るトイレのトラブル対処法と修理料金

目次

トイレ(特に便器)のトラブルに関して、事象別に何が原因なのか?対策方法はどのようにしたら良いか?修理したらどれくらいお金がかかるか?などの疑問に応えていきます。
毎日使うトイレだからこそ、トラブルになると非常に困るもの!トラブルがあった際はこちらの記事を参考にしてみてください。

つまりによるトイレのトラブル

便器のトラブルで一番多いトラブルが、排水の詰まりよるトラブルです。詰まった状態で更に水を流して押し流そうとすると、溢れてくる危険性もあるため、一度詰まったら更に水を流さず一旦待ちましょう。

効果的なトイレつまりの解消方法など、自分で出来るトイレつまりを解消する方法は以下の記事でまとめています。

原因・異常箇所

原因としては、大量の汚物や紙、もしくは水に溶けない何かしらの物質が詰まっている可能性があります。陶器製の一般的な便器の構造としては、「トラップ」といって便器に水を勢いよく流す力を利用して、トイレの配水管の”山”を水と共に汚物がこえていくことによって、排水管に流れていきます。

まずはこの”山”に詰まっている場合と、排水管自体(最悪は排水栓にモノが詰まっているとお風呂・キッチン等の排水の流れも悪くなる)に詰まっている場合の2種類に分けられます。

緊急で対応できること

さらに水を流さないように止水栓を閉めて、使用しないよう家族に伝えましょう。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

詰まっているモノが、汚物、トイレットペーパー、トイレ用クリーニングペーパーで、便器の排水トラップで詰まっている場合のみ、自分で修理可能です。それ以外は、修理業者に依頼した方が無難です。

この修理には「ラバーカップ」と呼ばれる道具が必要です。地域差があるようですが、「がっぽん」「すっぽん」「スポイト」「ぎゅっぽん」などの呼び方がある、”あの道具”を使って対応します。

洋式用・和式用と2種類のラバーカップが存在

先端が「お椀」のような形をしているイメージが強いラバーカップですが、実は洋式トイレ用・和式トイレ用が存在します。
見慣れた「お椀型」は和式トイレ用で、先端が尖っているラバーカップが洋式トイレ用となります。
現在主流の洋式トイレには洋式用のラバーカップがオススメです。

ラバーカップを使った修理の手順

必要な道具

  • ラバーカップ(洋式用・和式用お使いのトイレに合致したもの)
  • 透明のゴミ袋、もしくはラップ等のビニール
  • バケツ
  1. 止水栓を閉めて水を止め、周りが汚れないように出来る限り床面、壁面を新聞紙などで養生します。便器にビニール(ゴミ袋がおすすめ)を被せて、穴をあけてラバーカップを通して使ってもよいでしょう。必要な場合は止水栓も止めておきましょう。(止水栓の閉め方
  2. まずは詰まっている箇所に向かって、ラバーカップを排水口を塞ぐようにかぶせて(空気が中に入っていないことが望ましい)、溜まっている水が少ない場合には先端のカップが水に沈むぐらいまで、水をさらに入れます。水が多すぎる場合はバケツなどで取ってください。
  3. 排水口にカップを密着させて、静かに排水口に向かって押し込みます(あまり急に動かすと、水が飛び散ったりしますので、ご注意ください。)
  4. 押し込んだら、力を入れて一気に引き抜きます。この時に、あまり強く引き抜きすぎると水が飛び散ったりしますので、ご注意ください。ちょっとコツがいるので、難しい場合もあるかもしれません。
  5. 4の動作を数回繰り返して、詰っていたものが奥から取れくるはずです。
  6. 詰まっていたものが取れたら、バケツなどで少しずつ水を流して、排水管に水が流れて行っていることを確認しながら流していきましょう。この時に一気にトイレのタンクから水を流すとまた詰まったり、詰りが完全に取れ切れていないとまた詰まったり、溢れる危険性があります。

この動作を行っても、つまりが解消されない場合や、またすぐ詰まってしまう場合は修理業者を呼んだ方が良いでしょう。

修理依頼をする場合は?

修理を依頼する場合は、トイレの詰りを修理できる水道修理業者の方がおすすめです。トイレメーカーの修理窓口に相談しても問題ないですが、排水管の奥で詰まっている場合などは水道修理業者の方が慣れていると考えられます。建築した工務店さんに相談して、対応出来そうな業者を紹介してもらうのも良いでしょう。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • 30分程度の軽微な詰り解消作業:5,000円前後~(便器を取り外さずに作業できる場合)
  • 1時間程度の詰り解消作業:15,000円前後~(便器を取り外す便器内での詰りの場合)
  • 1時間を超える大がかりな作業:15,000円~数万円(排水管で詰まっている場合等)

※詰りのトラブルは、メーカー保証期間内でも免責事項(自己責任)となっておりお金がかかります。

ラバーカップを使ったトイレのつまり解消については以下の記事でも詳しく解説しています。

トイレの床面が水漏れにより濡れている際のトラブル

床がぶよぶよになっている、トイレの周りが異常に濡れている、場合は排水での水漏れのトラブルの可能性が高いです。

原因・異常箇所

  • 排水管と便器が何かの影響で外れて、漏れてきている可能性
  • 便器自体に亀裂が入っており、水が便器から漏れている

いずれにしても緊急性が高い故障になります。

ただし「故障と間違いやすいトイレのトラブル」として、冬季によく発生する陶器製トイレの結露の場合も考えられます。
便器本体を見て便器が全体的に濡れていたりする場合は結露の場合もあるので、慌てず漏水なのか結露なのか?は判断して業者への依頼をしましょう。

緊急で対応できること

まずは止水栓を閉めて水を止めることで、更なる水漏れの増大を防ぎましょう。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

水漏れにより濡れている場合、一般の方が自分で直せる可能性は低いです。
理由としては、排水管と便器の接続をしているフランジを接続しなおすか、もしくは便器に亀裂が入っている場合は、便器事交換をしないといけません。

フランジ

便器本体と排水管を接続するための部材

修理依頼をする場合は?

フランジ付近からの水漏れであれば、水道業者やメーカー修理会社で直せますが(約1時間程度)、便器自体の亀裂は応急処置(割れ目をボンド等で埋める)ができる場合もありますが、仮にできてもすぐに漏れてくる可能性が高いため、交換が必須になってきます。

修理を依頼する場合の費用相場

  • 約1時間~2時間程度の修理時間:約10,000円~(修理ができる場合 ※水漏れを止める作業のみの金額)
  • 上記に加えて、汚物を含んだ水漏れである場合が多いため、床の張替作業がほぼ必須になってきますので、床や壁等の張替工事が約50,000円~
  • さらに剛床(床材やクッションフロアーの下にある板)や根太(剛床の下にある構造材)まで交換を要する場合もあるため、そうなると金額はさらに高額になっていきます

修理ができない場合、便器交換が必要

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トイレメーカーの修理窓口

便座からの水漏れによるトイレのトラブル

最近の温水洗浄便座は、その名の通り給水管からお尻を洗うために水道が通っていることから、給水管から水漏れする可能性があります。

原因・異常箇所

原因としては、接続部分のパッキンの劣化や、便座の部品損傷、接続部分の緩み等が考えられます。異常箇所では下記が考えられます。

  • 便座の横からの水漏れ
  • 便座のノズル付近からの水漏れ
  • 給水管やパイプからの水漏れ
  • 温水タンクからの水漏れ

緊急で対応できること

まずは止水栓を閉めて水を止めて更なる被害を防ぎましょう。便座からの水漏れで、一般の方が自分で修理できるものは、部品の緩みを締め直すことぐらいかと思われます。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

部品が緩んでいる箇所を締め直す以外の症状は、部品損傷や劣化により水が漏れている場合、その部品を交換して補修する必要があるため、ご自身での修理は難しいです。
緩んでいる部品を締め直す場合、レンチなどの工具が必要になってきます。

修理依頼をする場合は?

基本的にはメーカーの修理窓口に相談することをおすすめします。
水道業者ですと、結局部品を取り直したりする場合もあるため、最初からメーカー修理窓口に相談した方が早い可能性が高いです。

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トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

約30分~1時間程度の作業:約10,000円~
※上記は部品交換がパッキンだけ、といった場合の金額。交換する部品により金額があがります。

トイレのパイプ(止水栓・給水管)からの水漏れ

原因・異常箇所

原因としては、

  • 給水管の接続部品の劣化・緩み
  • 給水管自体の亀裂が考えられます

異常箇所としては、壁や床から立ち上がっている給水管のどこから水が漏れているか?目視で確認できる場合は、まずは止水栓の先か前かを確認しましょう。緊急レベルが変わってきます。

緊急で対応できること

まずは止水栓を閉めて水を止めてください。単純なナットなどの緩みであれば、レンチなどで締め直せば直りますが、給水管自体に亀裂が入っている等の場合は給水管自体を交換しないといけません。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

止水栓からトイレタンクまでの水漏れ

止水栓の先から水漏れしている場合は、マイナスドライバー(無い場合は5円玉等の硬貨でも回せる)などで止水栓を閉めてください。そうすれば一旦は水漏れがストップするはずです。漏水している箇所を判断して下記の対応をしてください。

止水栓の閉め方

  • 接続部分付近から漏れている。ナットが緩んでいる可能性が高いので、レンチなどでしっかり締めてください。
  • 給水管の途中から漏れている(亀裂が入っている)給水管はホームセンターなどでも売っているので、止水栓~トイレのタンクまでの給水管であれば交換できなくはないです。ただしマンションやアパート等の場合は、漏水した場合の損害を考えると、業者に任せることをおすすめします。

止水栓より手前の水漏れ

止水栓の手前で水漏れしている場合は、戸建てであれば宅内へ引き込んでいる引き込みのバルブを締めるしか方法がありません(家全体の水がストップします)止水栓より手前で水漏れしている場合は、給水管を丸ごと交換しないといけないため、下記の修理業者に相談しないとご自身での対応は難しいでしょう。

修理依頼をする場合は?

修理依頼は、トイレ本体というよりむしろ水道管の領域の為、水道業者が良いかと思います。

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修理を依頼する場合の費用相場

  • 止水栓~トイレ本体までの配管修理(約30分):10,000円前後~
  • 止水栓手前の配管修理(約30分~):数万円~

※床下も漏れていたりする場合は、さらに高額になる場合があります。

水が流れないトイレのトラブル

タンク有トイレと、タンクレストイレで対応方法が変わってきますので、お使いのトイレに合わせてご確認ください。

原因・異常箇所

タンク有トイレの場合

タンク内部に何か異常が発生していることがほとんどです。タンクを開けて確認してみましょう。

タンク内部に水がそもそもないケース

止水栓が閉まっている、もしくは給水管自体が損傷等をしており水が供給されていない、断水している、等が原因で考えられます。

タンク内部に水は溜まっているケース

レバーとゴムフロートの連結が切れている、ゴムフロート自体の動きが鈍くなっている、浮き玉がタンク内部で引っかかっている、ボールタップの故障等が原因として考えられます。

ゴムフロート

タンク内部の構造として、レバーを回すとゴムフロートがパカっと開いて、タンクにたまっている水が便器へ流れていく構造になっています。溜まっている水の開閉の栓の役割をしているのが、ゴムフロート(フロート弁とも言う)です。

浮き玉

トイレの水を流すと、タンクから水が減っていき浮き玉が水位と共に下がっていき、ボールタップから水がタンク内に流れるようになっていますが、浮き玉が引っかかって下がっていないと水がタンク内部に流れません。

ボールタップ

給水管からタンク内に水を供給する部品で、浮き玉の位置によって水の供給を開閉させる役割をしている部品です。

タンクレストイレの場合

給水側で問題が発生しているケース

止水栓が閉まっている、もしくは給水管自体が損傷等をしており水が供給されていない、断水している、等の水道管側の問題の可能性があります。

まずは、洗面やキッチンで水が出るかどうか?の確認をしてください。水が通常通り出ていれば基本的には問題ないと思われます。
念のためトイレの配管付近で漏れているような音を確認して、音がしなければ給水管の問題の可能性は低いです。

トイレ本体側で問題が発生しているケース

水がきていても、トイレ本体で何かの不具合があり水が流れない可能性があります。
タンクレストイレ本体の不具合に関しては、電子制御している部分が大きいため、一般的に簡単に直せる可能性は低いため、該当メーカーの修理窓口へ依頼をしましょう。

緊急で対応できること

まずは止水栓が開いている(水が流れている)か確認を行ってください。

またトイレをどうしても使用したい場合は、災害時のトイレの使い方と同じですが、用を足した後に便器へ直接バケツなどで水を少し勢いよく流し込んでください(跳ね返りに注意)

自分で修理する方法

止水栓が閉まっているだけであれば、止水栓をマイナスドライバー(なければ5円玉等の硬貨でも可)で止水栓を開けてください。

タンク有りトイレは、まずタンク内部を確認して、水が溜まっているのに流れないのであれば目視でレバーが底の方にあるゴムフロートと繋がっているか?ゴムフロートが動くかどうかを確認してください。ホームセンターで部品を売っているところもありますが、自分でタンク内部を修理するにはかなり難易度が高いと思われます。

タンクレストイレの場合は、止水栓の可能性でなければメーカー修理窓口で相談しましょう。ご自身での修理はほぼ不可能です。

修理依頼をする場合は?

水がトイレ本体に供給されていなければ水道修理業者、水道がトイレ本体に供給されていて水が流れない場合はメーカー修理窓口に相談するのが良いでしょう。

トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • タンクありトイレ(タンク部品交換):約8,000円前後~
  • タンクレストイレ(トイレ本体部品交換):約10,000円前後~

手洗い管から水が出ないトラブル

原因・異常箇所

原因として考えられる箇所は、

  • ボールタップの故障
  • 浮き玉の故障
  • 止水栓が止まっている

上記のようにタンク内部に原因があることが多いです。

自分で修理する方法

止水栓を開ける程度のことは出来ると思いますが、部品交換が必要になってくることが多い印象です。

修理依頼をする場合は?

水道修理業者でも、メーカー修理窓口でもどちらでも対応できる内容です。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • 調整のみで済む場合(約30分):5,000円~8,000円前後
  • 部品交換が伴う場合(約30分~1時間):約10,000円~

手洗いの水が流れ続けるトラブル

原因・異常箇所

トイレのタンク内に原因があることがほとんどです。多い現象としては、洗浄レバーにつながっている玉鎖が何かの原因で外れて、排水弁に挟まっている止水がうまく機能で来ていないこと、もしくは異物混入や弁の劣化が考えられます。
タンク内に入れるタイプの「洗浄剤」がゴムフロートの部分に引っかかっていた、ということもあります。

緊急で対応できること

水が流れ続けてしまうので、まずは閉めて水を止め、タンク内部の様子を見てみましょう。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

部品交換が必要な場合でなけれな自分で対応できる範囲かと思います。
玉鎖が引っかかっている場合については、ひっかかりを正常に戻せば直ります。異物が底のゴムフロートに引っかかっている場合は、それを取り除いてください。

修理依頼をする場合は?

上記の方法を試しても、直らない場合は部品の劣化等が考えられます。
その場合は、水道業者やメーカー修理業者を依頼して修理を行ってください。
メーカーや品番によって部品や形状が異なりますので、依頼する際は品番などを確認して依頼した方が良いでしょう。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • 簡単な調整作業の場合(約30分程度):5,000円~8,000円前後
  • 部品交換が伴う場合:約10,000円~

便器にチョロチョロ水が流れ続けるトラブル

原因・異常箇所

トイレのタンク内のボールタップに原因があることが多いです。
ボールタップや浮き玉の開閉に異常があり、常に開きっぱなしで給水が供給されたままになっており、トイレタンク内に水が常に満水状態になり、オーバーフロー管から便器内へ水が流れ出している、という現象です。

ボールタップ

給水管からタンク内に水を供給する部品で、浮き玉の位置によって水の供給を開閉させる役割をしている部品です。

オーバーフロー管

トイレのタンク内にある管で、単純に規程より水の量が超えると、この管に水が入って便器側に流れる仕組みになっている。

緊急で対応できること

水が流れ続けるので、まずは閉めて水を止め、タンク内部の様子を見てみましょう。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

浮き球が異物などに引っかかっている場合や、浮き玉が外れていたりする場合は、異物を除去する、浮き玉を付け直す、という修理であれば一般の方でもできる範囲かと思います。

ボールタップが明らかに損傷している、部品やパッキンが劣化していて水が漏れている、等の場合は部品を交換するしかないため修理業者に依頼した方が良いでしょう。

修理依頼をする場合は?

トイレのメーカーや品番によって部品や形状が異なりますので、依頼する際は品番などを確認して依頼した方が良いでしょう。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • 簡単な調整作業の場合(約30分程度):5,000円~8,000円前後
  • 部品交換が伴う場合:約15,000円前後~

タンク内でチョロチョロ水が流れ続けるトラブル

原因・異常箇所

多くはボールタップのパッキン等の部品劣化が考えられます。その他にも「アームや浮き玉の損傷や故障」「ボムフロートの劣化や損傷」といった原因が考えられます。

緊急で対応できること

水が流れ続けるので、まずは閉めて水を止めることが必要になります。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

基本的には玉鎖の絡みをほどく、または例えば水道節約のために入れていたモノが引っかかっており、それを除去すれば直るような場合でない限りは部品交換になる可能性が高いため、一般の方が修理できる難易度でない可能性が高いです。

修理依頼をする場合は?

トイレのメーカーや品番によって部品や形状が異なりますので、依頼する際は品番などを確認して依頼した方が良いでしょう。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

部品交換が伴う場合:10,000円~15,000円前後

トイレの水の勢いが弱いトラブル

タンク有トイレの場合、タンクに水が溜まってその水を一気に流すことで、汚物と一緒に下水へ流す仕組みになっています。
タンクに水がたまるのに時間がかかりますので、溜まりきらずにトイレの水を流してしまうと水圧が低い状態で流れますが、故障ではありません。

直前に使っていた人がいた場合は、この「水不足」の状態になるので「故障かな?」と思ったらまず確認してみてください。

原因・異常箇所

タンク有トイレの場合

タンク有トイレの場合は、水を一気に流すことで、汚物と一緒に下水へ流すシステムです。そのため、本来溜まるべき水の量がタンクに溜まっていないと水圧が下がります。

溜まるべき水量がタンクに溜まらない原因

  • ゴムフロートが劣化しており、水が徐々に流れて出している
  • ボールタップや浮き玉が何かしらおかしくなっていて、本来溜まるべき水の量が溜まらない

もう1つの原因はトイレの排水側で詰りを発生していることも考えられます。
排水側で詰りがあると、一気に流れないため水の勢いが弱くなってしまうことがあります。
この場合、便器の中で詰まっているのか、排水管の方で詰まっているか、のどちらかになりますので、修理方法や費用も変わってきます。

タンクレストイレ

  • 止水栓が閉まっていて水が止まっている(止水栓を開けましょう)
  • トイレ本体の給水部品の故障

 

自分で修理する方法

基本的には、部品交換が必要になってくるケースがほとんどのため、修理業者でないと対応が難しいことがほとんどです。
また排水側が原因の場合、放置するのは危険です。

修理依頼をする場合は?

タンクに水があまりたまらない症状は水道修理会社でも、メーカー修理窓口でもどちらでも対応できます。
トイレ本体ではなく排水側だと判断できれば、水道修理業者が良いでしょう。タンクレストイレの場合はメーカー修理会社の方が対応が早いと想定されます。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • タンクの部品交換(30分~1時間程度):10,000円前後~
  • タンクレストイレの部品交換(30~1時間程度):15,000円前後~
  • 排水側での詰りが原因の場合(1時間を超える大がかりな作業):15,000円~数万円

トイレの水が勝手に流れるトラブル

原因・異常箇所

トイレの水が勝手に流れる原因として多い原因は、

  • ボールタップもしくは浮き玉の劣化や故障
    トイレの水を流した後、タンク内に水をためて水位が上がってきますが、水位があがってきたことを感知できないと、ずっと水が溜まり続けてオーバーフロー管から便器内に水が流れる、ことがあります。
  • ゴムフロートの劣化や破損
    使用年数を重ねていくと、ゴムの為割れてきたり縮んだりします。その影響でしっかり止水ができず溜まっている水を流してしまうことが考えられます。
  • 玉鎖が引っかかっている
    玉鎖が切れている、どこかに引っかかっている場合は水位が上がってきた段階で、レバーが引かれたのと同じ動作をしてしまうことがあります。

タンクレストイレの場合

給水のセンサー等が故障していると想定されるため、メーカーの修理会社へ相談しましょう。

緊急で対応できること

水が流れ続けるため、まずは閉めて水を止めることが必要です。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

上記のように、玉鎖が引っかかっているのを直すこと以外は部品交換が必要になってくるため、自分で修理は難易度が高いので、修理業者に依頼することをおすすめします。

修理依頼をする場合は?

水が勝手に流れる症状は水道修理会社でも、メーカー修理窓口でもどちらでも対応できます。
タンクレストイレの場合はメーカー修理会社の方が対応が早いと想定されます。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

  • タンク有トイレの場合で部品交換を行う場合:15,000円前後~
  • タンクレストイレの場合で部品交換を行う場合:数万円~

トイレの水が凍るトラブル

寒冷地ではたまにある話ですが、凍ってしまう部位によっては部品や接続部分の破損や、管の破裂による水漏れに繋がる恐れがあります。
基本的な作業としては、水を抜く(水があると液体から個体へ変化する時に膨張して破損につながる)作業と、便座などで0℃いかにならないように設定をすることです。(単純に小さい電気ファンヒーター等を置いて弱運転で稼働させても良い)

不凍液を混ぜる、という単純な方法もありますが、これだけですと給水管の破裂までは防げない為、特に凍結の恐れが高そうな日などは下記を参考にしてみてください。

緊急で対応できること

まずは共通して避けてほしいことは「熱湯をかけることはNG」です。
即効性があると思って熱湯をかけたい気持ちは分かりますが、急激に温度変化が起きて、各所の割れや破損の原因になります。特に陶器製の便器は熱湯に弱いです。

  • 暖房器具で室温を上げる(全体に共通して適用可)
  • 40℃程度のお湯をタオル等をあてた上からかける(給水管)

自分で修理する方法

自然解凍を待つかない場合もありますが、部位別に凍結している箇所を確認していきましょう。

1:タンクを開けてタンク内の凍結の確認をする。

タンクの解凍は、40℃程度のお湯を流し入れるか自然解凍(部屋暖房)

2:水を少しずつ流してみて、水が流れるかどうかで給水管の凍結を確認する

給水管の解凍は、タオル等をあてた上から40℃程度のお湯をかけるか、自然解凍(部屋暖房)

3:水が流れたら、トイレ内部で凍結していないか水がちゃんと流れるか確認する

トイレの封水の解凍は、40℃程度のお湯を流し入れるか自然解凍(部屋暖房)

4:水が流れ、下水へちゃんと流れていくかを確認する(流れないのであれば排水管が凍結している)

排水管の凍結は、40℃程度のお湯を流し入れるか自然解凍(部屋暖房)

修理依頼をする場合は?

もし凍結が解消しても、水が出ない、どこからか水漏れを起こしている場合は修理業者へ依頼しましょう。

トイレや便座からでなく「本体給水管」等から水漏れ

「水道修理業者」おすすめ一覧

トイレ本体や温水洗浄便座からの水漏れ

トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

基本的には部品損傷での水漏れなどに繋がるため、部品交換は必須になります。

  • 30分~1時間程度の作業:約15,000円~
  • 簡単な部品交換で対応できない作業:約20,000円~トイレ丸ごと交換

凍結対策を予めすることをおすすめ

寝る前や長時間不在にする際は水抜きをする

  1. 止水栓を閉めてから、トイレの水を流す(タンクに水がなくなる)
  2. 便座にもシャワー用の水が残っている場合は水を抜いてください(各メーカー、品番によって異なるため説明書などで詳細は確認してください)

凍結防止剤を使用する(便器にたまっている封水に使う)

便器にたまっている水については、最終的に抜けない(抜くと臭気が上がってくる)ので凍結防止剤をいれておきましょう。

トイレメーカー別の凍結防止方法

あくまで一例の為、お使いの取扱説明書等を確認をおすすめします。
また、品番や年式によって手順が異なる場合があります。詳細はお手元の取扱説明書をご確認ください。

TOTOの凍結防止方法の一例

ウォシュレット凍結防止方法/流動方式

便器とウォシュレットの水を一定間隔で自動で流して凍結を防止する方法です。

  1. 本体操作部の「おしり」を10秒以上押し続ける
  2. 本体表示部の「運転ランプ」が点灯から点滅に変わります
  3. ノズルが収納されたままで温水が5分間隔で出ます
  4. 便器の水が10分間隔で流れます
  5. (通常に戻すとき)本体操作部の「おしり」を1秒以上押すと、本体表示部の「運転ランプ」が点滅か点灯に変わり通常に戻ります

引用元:TOTO

ウォシュレット凍結防止方法/ヒーター付き便器・水抜方式
  1. 水抜栓(止水栓の付近にあるもう1つの栓)を閉めて、給水を止める(止水栓の閉め方
  2. 便器左側のキャップを外し、バケツを下に置いた状態で、給水フィルター付き水抜栓を開閉工具またはマイナスドライバーで緩めて、はずす(左へ回す)
  3. 水が抜けたら、先ほどの給水フィルター付き水抜栓を開閉工具またはマイナスドライバーで確実に締め、キャップをはめる(右へ回す)
  4. リモコンの「ノズルそうじ」ボタンを押して、水抜きが終わったら、もう一度押してノズルを元に戻す
  5. 本体操作部の「運転」が入になっていることを確認し、リモコンの便座温度を40℃に設定し、蓋を閉める
  6. (通常に戻すとき)水抜栓を操作して給水を再開し、リモコンのおしりボタンを押してノズルから吐水させる。このとき着座センサーを紙などで覆い、ノズルから出てくる水は紙コップのようなもので受けましょう

引用元:TOTO

ネオレスト凍結防止方法/流同方式

便器とウォシュレットの水を一定間隔で自動で流して凍結を防止する方法です。

  1. リモコン操作部の「止」を10秒以上押し続ける
  2. リモコン表示部全体が点滅に変わります
  3. リモコンカバーを開けて、「節電 入/切タイマー」を押す
  4. リモコンカバーを閉めて「止」を押すと、ウォシュレット本体部の「運転」が点滅します
  5. 便器の水が10分間隔で流れます
  6. (通常に戻すとき)本体操作部の「止」を10秒以上押し、リモコンカバーを開けて、「節電 入/切タイマー」を再度押すとウォシュレット本体部の「運転」が点灯します

引用元:TOTO

ネオレスト凍結防止方法/ヒーター付き便器・水抜方式
  1. 水抜栓(止水栓の付近にあるもう1つの栓)を閉めて、給水を止める(止水栓の閉め方
  2. 便器左側のキャップを外し、雑巾などで水を受けれる状態で、給水フィルター付き水抜栓を開閉工具またはマイナスドライバーで緩めて、はずす(左へ回す)
  3. 水が抜けたら、先ほどの給水フィルター付き水抜栓を開閉工具またはマイナスドライバーで確実に締め、キャップをはめる(右へ回す)
  4. 便器右側のパネルを手前に引いて取り外し、パネルに記載の手順でタンクの水を抜きます
  5. ウォシュレット本体操作部の「運転 入/切」が入になっていることを確認し、リモコンの便座温度設定を「高」にする
  6. (通常に戻すとき)水抜栓を操作して給水を再開し、リモコンのおしりボタンを押してノズルから吐水させる。このとき着座センサーを紙などで覆い、ノズルから出てくる水は紙コップのようなもので受けましょう

引用元:TOTO

リクシル(INAX)の凍結防止方法の一例

アメージュ凍結防止方法
  1. 「温水」ボタンを「高」へ、「便座」ボタンを「高」にして便蓋を閉じる
  2. 節電モードを解除する
  3. 室内を暖房する

暖房できない際は、

  1. 「温水」ボタンを「高」へ、「便座」ボタンを「高」にして便蓋を閉じる
  2. 節電モードを解除する
  3. 便器左側にある流動ダイヤルを右回りに回す
  4. ロータンク内の水が絶えず便器内へ流れるようになります
  5. (通常に戻すとき)流動ダイヤルを左回りに、空回りするまで回して戻す

引用元:リクシル

特に凍結の恐れがある場合は、給水管から水を抜く必要があります。給水管およびシャワートイレの水抜き方法は以下です。

  1. 止水栓を閉めて、給水を止める(止水栓の閉め方
  2. 洗浄ハンドルを「大」で回して、タンクの水を抜き、便座の電源も切る
  3. バケツ等を用意して、便座の右側にある水抜栓をマイナスドライバー等で左回りに回して水を抜きます
  4. 水が抜けきったら水抜栓を便座に取り付ける(右回りに取り付ける)
  5. 再びバケツを用意して、便座本体の左奥にある給水ホースを取り外して水を抜く(取り外すときは右回り)

引用元:リクシル

寒冷地用のヒーター付き便器の場合は、コンセントに「ヒーターコントローラー」を差し込んで「電源ランプ」が点灯している事を確認する、ことで凍結防止にもなります。

サティス凍結防止方法

水抜き方式で行います。

  1. 止水栓を閉めて、給水を止める(止水栓の閉め方
  2. 「ノズルそうじ」と「マッサージ」を同じタイミングで2秒以上押します。これにより本体の残水を抜きます(約2分)
  3. 便座便蓋を閉じて、便器後方上部の固定ネジを緩めて、同じく便器後方上部のトップカバーを外す(便蓋ではない)
  4. 本体上面の「ストレーナー」を左回りに回して、上へ引き抜くように外す
  5. バケツ等を下に置いた状態で、給水管から給水ホースを外す。このとき止水栓の部分のクリップを外して、給水ホースを外す

引用元:リクシル

ストレーナー

給水管と本体を接続する部分にあり、給水管から塵などを除去する、ろ過装置のようなもの

便座(パッソ・KA・KB・KSシリーズ)の凍結防止方法

水抜き方式で行います。

  1. 止水栓を閉めて、給水を止める(止水栓の閉め方
  2. 洗浄ハンドルを「大」で回して、タンクの水を抜きます
  3. 「ノズルそうじ」と「マッサージ」を同じタイミングで2秒以上押します。これにより本体の残水を抜きます(約2分)
  4. 電源プラグをコンセントから抜きます
  5. バケツ等を用意して、便座の左側にあるストレーナーをマイナスドライバー等で左回りに回して水を抜きます
  6. 便座を取り外し、本体を左側を下に傾けて水を出し切る
  7. 水が抜けきったら水抜栓を便座に取り付ける(右回りに取り付ける)
  8. 再びバケツを用意して、便座本体の左奥にある給水ホースを取り外して水を抜く(取り外すときは右回り) 

引用元:リクシル

ストレーナー

給水管と本体を接続する部分にあり、給水管から塵などを除去する、ろ過装置のようなもの

パナソニックの凍結防止方法の一例

アラウーノ凍結防止方法
  1. 止水栓を閉めて、給水を止める(止水栓の閉め方
  2. 「大」ボタンを押して水を流す。洗剤洗浄ランプが点滅するまで待つ
  3. 便器本体左側のサイドカバーを外す
  4. 給水ホースが接続されている部分(ストレーナー)を左回りに回して、給水ホースを外して給水ホースの水抜きをする
  5. 「ノズル除菌ボタン」を押して、温水便座の水抜きを行う
  6. 先ほど外した給水管を元に戻す。このときストレーナーを右回りに回して便器本体へ繋ぐ

引用元:パナソニック

寒冷地仕様のアラウーノ(品番の末尾に7)

凍結防止ヒータープラグを差し込む(トイレ本体の電源とは別にコンセントがもう1本あります)最近のタンクレストイレ等は寒冷地用にヒーターが内蔵されているトイレがありますので、冬に0℃を下回る地域は、購入の際には寒冷地用のトイレを購入することをおすすめします。

トイレの水が少ない・水位が下がるトラブル

原因・異常箇所

外観で割れたりしていなければ、トイレの故障ではない可能性が高いです。
多くの原因は排水設備で、気圧の調整がうまく機能していないか、単純に水が蒸発したことが挙げられます。
あまりにもひどい場合は、排水設備全体を見直す必要がありますが、詳細は後述の、「故障と間違えやすいトイレのトラブル」の記事を確認してみてください。
外観で割れて水漏れを起こしているようであれば、「トイレの床面が水漏れにより濡れている際のトラブル」を確認してみてください。

自分で修理する方法

根本的な解決は、排水設備全体の空気の流れを見直す必要があるため、直すことは非常に難しいです。建築した建築会社へ相談しましょう。
ただし、トイレットペーパーなどを大量に流して流れが悪い時や、排水管内部で詰りが発生しているときも、封水が減ることがあります。その際は、何度か水を流して様子を見てください。詰りの場合は「つまりによるトイレのトラブル」を確認ください。

修理依頼をする場合は?

この問題はトイレ修理業者ではなく、建築した住宅会社に相談して排水設備を全体的に見直します。

修理を依頼する場合の費用相場

排水設備の問題の為、費用をかけるとすると数万円以上費用は掛かると想定されます。
新築間もない時であれば、保証の範囲内で住宅会社の施工側に問題がある話の為、無償対応が期待できますが、新築から期間が経っている場合は費用は相談になると思われます。

タンクのレバーが戻らない・空回りするトイレのトラブル

原因・異常箇所

レバーとゴムフロートを繋げている玉鎖が何かに引っかかっていること、またはゴムフロートから玉鎖が外れている・切れたことが主な原因と想定されます。

自分で修理する方法

何かに引っかかっている場合は、異物を取り除いてください。玉鎖が外れているだけであれば、レバーとゴムフロートを繋ぐように繋いでもらえれば復旧できるでしょう。
ゴムフロートが劣化している等は部品交換が必要になってくるので、修理業者を呼んだ方が無難です。

修理依頼をする場合は?

水道業者でもメーカー修理会社でも対応できます。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

30分程度の作業:5,000円前後~8,000円前後

トイレの水が濁るトラブル(赤色・茶色・青色・白色・黄色)

原因・異常箇所

  • 茶色・赤色系:水道管の錆の可能性(築年数が数十年経過している)
  • 青色系:石鹸の成分と銅管の銅成分で青色になる可能性・給湯機の不凍液などが漏れている可能性
  • 白色系:細かい気泡の可能性(時間が経てば透明になれば問題無)・亜鉛を多く含んでいる水道の可能性
  • 黄色系:便器内に蓄積された尿石の可能性

上記のように、基本的には普段から異なる色に変色していれば、まずは地域の水道局に連絡して、水道業者や建築された住宅会社に相談しましょう。配管が原因の可能性が高いです。
また、天災等でしばらく断水停電していた地域では、水道ろ過装置がうまく働いていない水が出たり、元々水道管の錆が進行していたりすると、赤茶色のような水が出る可能性もあります。

緊急で対応できること

キッチンや洗面所でも同じような水が出るのであれば、飲用や入浴は避けて水をしばらく出し続けて様子を見ましょう。そして事象を水道局もしくは水道修理業者に連絡しましょう。

自分で修理する方法

ご自身で直せるのは、黄色い水の場合に便器をしっかり洗うことぐらいです。他の事象は下記に依頼をかけましょう。

修理依頼をする場合は?

お住まいの水道局に修理業者を紹介してもらうか、もしくは水道修理業者を呼ばれることをおすすめします。

「水道修理業者」おすすめ一覧

修理を依頼する場合の費用相場

その地域一帯が同症状の場合は、水道局が給水管の洗浄もしくは入替を行ってくれるはずなので費用はかかりません。
しかし、水道管から自宅側へ引き込んでいる給水管が原因である場合は、費用がかかる可能性があります。費用相場は10万円前後~場合によっては数十万円になることも考えられます。

トイレのタンクが割れるトラブル

原因・異常箇所

例えばモノを上に置いていた、凍結のため熱湯を流し込んだ、何か硬いものが当たった等で、タンクが割れることがあります。
普通に使用しているだけで経年劣化で割れる可能性は低いです。

緊急で対応できること

まずは水漏れにつながるため、閉めて水を止めてください。

止水栓の閉め方

自分で修理する方法

タンクを丸ごと交換する、補修する必要があるため、自分で修理することは難しいため下記の修理業者を依頼しましょう。

修理依頼をする場合は?

年式があまりにも古かったり形状が特殊な場合は、便器側と合致するタンクがないことも想定されますが、タンクだけの交換は基本的には可能です。

「水道修理業者」おすすめ一覧
トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

約1時間~2時間の工事:30,000円前後~

トイレの便座が割れるトラブル

原因・異常箇所

硬いモノを便座に落とした、モノが引っかかった等で便座本体や蓋が割れたりすることがあります。ズボンにチェーンや鍵をぶら下げている方で、引っかかって便座が割れた、塗装がはがれた等はたまにある話です。
便座は樹脂製の為、経年劣化で徐々に割れやすくなってきます。割れたままの使用は、お尻周辺を切ったりすることも考えられるため、交換した方が良いでしょう。

緊急で対応できること

割れた箇所で、ケガをしないようにガムテープ等で鋭利な部分を隠してもらうことをおすすめします。

自分で修理する方法

普通便座の亀裂であれば、アロンアルファ等の接着剤で補修することはできますが、一度割れた箇所は、再度割れたり周辺が割れる可能性が高いです。また暖房便座の場合は、中にヒーターがあるので、ご自身では補修が難しいです。

修理依頼をする場合は?

メーカー修理窓口へ依頼されるのが良いでしょう。部品だけの交換であれば比較的安価に補修できます。

トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

約30分~1時間程度の作業:約15,000円前後~
※交換する部品によって価格変動

トイレの蓋(ふた)が割れるトラブル

原因・異常箇所

便座の蓋に誤って座ってしまった、蓋に強くもたれかかってしまった、等で割れることがあります。便座は樹脂製の為、経年劣化で徐々に割れやすくなってきます。割れたままの使用は、身体を切ったり服を傷つけたりすることも考えられるため、交換した方が良いでしょう。

緊急で対応できること

割れた箇所で、ケガをしないようにガムテープ等で鋭利な部分を隠してもらうことをおすすめします。

自分で修理する方法

蓋の亀裂であれば、アロンアルファ等の接着剤で補修することはできますが、一度割れた箇所は、再度割れたり周辺が割れる可能性が高いです。

修理依頼をする場合は?

メーカー修理窓口へ依頼されるのが良いでしょう。部品だけの交換であれば比較的安価に補修できます。

トイレメーカーの修理窓口

修理を依頼する場合の費用相場

約30分~1時間程度の作業:約10,000円~
※交換する部品によって価格変動

故障と間違えやすいトイレのトラブル

トイレの水の流れが悪い場合

タンク有トイレの場合は、水を流すと本来流れるべき水の量を一気に流すことで、汚物と一緒に下水へ流すシステムです。そのため、本来溜まるべき水の量が溜まっていないと水圧が下がります。
直前に使っていた人がいた場合は、単純にこの状態になるのでその点だけ故障かな?と思ったら確認してください。

便器が結露している

湿気と室温の問題で、陶器製の便器はたまに結露することがありますが、これは故障ではないのでご安心して使っていただいて問題ありません。

便器の水位が下がる(マンションに多い)

「誘引現象」の可能性があります。マンションは縦列で同じ上下階部屋のトイレは、1本の排水管でつながっています。上の階から排水がなさると、下水と共に空気も下方向へ引っ張られることがあります。この際に全体の階が気圧で引っ張られるため、トイレのトラップに溜まっている水を少し引き込んでしまうことがあります。

そのため、一晩でトイレの溜まっていた水が結構減っている、ということはマンションでは故障ではなく起こり得る現象です。あまりにもひどい場合は、管理組合に相談してみることで、マンション全体の修繕をするか否か判断してくれるでしょう。

また戸建てでも、強風や台風などの影響で排水管内部の気圧が下がって、トイレの封水を排水管側に引っ張ってしまうことがあります。戸建てでも毎日なるようでしたら、排水設備の見直しが必要なため、建築した住宅会社へ相談しましょう。

そしてトイレットペーパーなどを大量に流して流れが悪い時や、排水管内部で詰りが発生しているときも、便器内の水が減ることがあります。

トイレ修理の費用相場

詰りトラブル

30分程度の軽微な詰り解消作業:5,000円前後~(便器を取り外さずに作業できる場合)
1時間程度の詰り解消作業:15,000円前後~(便器を取り外す便器内での詰りの場合)
1時間を超える大がかりな作業:15,000円~数万円(排水管で詰まっている場合等)

水漏れトラブル

 

排水箇所の水漏れ

約1時間~2時間程度の修理時間:約10,000円~(修理ができる場合 ※水漏れを止める作業のみの金額)上記に加えて床や壁等の張替工事が約50,000円~。

給水箇所の水漏れ

止水栓~トイレ本体までの配管修理(約30分):10,000円前後~
止水栓手前の配管修理(約30分~):数万円~ 
※床下も漏れていたりする場合は、さらに高額になる場合有

便座からの水漏れ

約30分~1時間程度の作業:約10,000円~
※上記は部品交換がパッキンだけ、といった場合の金額。交換する部品により金額があがります。

水が流れないトラブル

便器から水が流れない

タンクありトイレ(タンク部品交換):約8,000円前後~
タンクレストイレ(トイレ本体部品交換):約10,000円前後~

手洗いの蛇口から水が流れない

調整のみで済む場合(約30分):5,000円~8,000円前後
部品交換が伴う場合(約30分~1時間):約10,000円~

水が流れ続けるトラブル

便器へ

簡単な調整作業の場合(約30分程度):5,000円~8,000円前後
部品交換が伴う場合:約15,000円前後~

手洗いの蛇口もしくはタンク内で

部品交換が伴う場合:10,000円~15,000円前後

水の流れが弱いトラブル

タンクの部品交換(30分~1時間程度):10,000円前後~
タンクレストイレの部品交換(30~1時間程度):15,000円前後~
排水側での詰りが原因の場合(1時間を超える大がかりな作業):15,000円~数万円

水が勝手に流れるトラブル

タンク有トイレの場合で部品交換を行う場合:15,000円前後~
タンクレストイレの場合で部品交換を行う場合:数万円~

凍結に伴う部品や本体の破損トラブル

基本的には部品損傷での水漏れなどに繋がるため、部品交換は必須になります。
30分~1時間程度の作業:約15,000円~
簡単な部品交換で対応できない作業:約20,000円~トイレ丸ごと交換

トイレの水が少ない・少なくなっていくトラブル

排水設備の問題の為、費用をかけるとすると数万円以上費用は掛かると想定されます。
新築間もない時であれば、保証の範囲内で住宅会社の施工側に問題がある話の為、無償対応が期待できますが、新築から期間が経っている場合は費用は相談になると思われます。

タンクのレバーのトラブル

30分程度の作業:5,000円前後~8,000円前後

水の変色トラブル

費用相場は10万円前後~場合によっては数十万円
※建築された住宅会社もしくは地域の水道局と要相談をおすすめします。

タンクの割れトラブル

約1時間~2時間の工事:30,000円前後~(交換がほぼ必須のため)

便座の割れトラブル

約30分~1時間程度の作業:約15,000円前後~ ※交換する部品によって価格変動

便座の蓋の割れトラブル

約30分~1時間程度の作業:約10,000円~ ※交換する部品によって価格変動

賃貸・アパートでトイレ修理したい場合の手順

まずは、大家さんや管理会社に連絡をして、そこから修理会社へ連絡をしてもらいましょう。
ご自身で修理されてしまうと実費で支払いが発生してしまいます。

ただし経年劣化として認められる故障であれば、費用は発生しないことが大半ですが、明らかにご自身が原因で故障・トラブルになった場合は請求されることもあるので、その点はご理解の上修理を依頼してください。

悪徳業者に注意!修理業者を選ぶポイント

安さだけに惑わされない!全国展開の会社を!

修理業者については、基本的には全国展開している会社から選ぶことをおすすめします。全国展開していても、実際に工事に来る業者は地域によっては地元の協力水道業者かも知れませんが、全国展開している会社であれば委託されているため、悪徳業者の可能性は低いです。
インターネットで無料!格安!をやたら謳っている業者や、怪しいブログに見せかけたところから誘導するサイト等は気を付けた方が良いです。実際に被害も全国ではありますので、水漏れなどの際には慌てる気持ちはわりますが、落ち着いて業者に依頼をしましょう。

事前に見積がもらえるか確認!

また依頼をする際、最終的な見積を取ってからの判断でも問題ないのか?は事前にしっかり聞いた方が良いです。見積書を書面で出さずに作業を行って、高額な請求を後からされる場合もありますので、何の作業をこれから行って、いくらかかるのか?できれば書面で受け取って確認してから作業に入ってもらいましょう。(言った言ってない論争の防止)
緊急性の高い工事でなければ、何社か相見積もりを取られた方が良いでしょう。

出張料・キャンセル料は優良業者でも必要

サービスマンが実際に伺って検査や調査を行って故障箇所の原因を突き留めて、見積を出した段階でのキャンセルで、出張料を請求されることがあります。
これはメーカーの修理窓口でもあり得ることですが、これはサービスマンが時間を割いて動いている以上仕方ないことです。
このキャンセル料(出張料や検査料などと記載される場合もある)が10,000円以下であれば正常な相場です。
「見に来ただけで、作業をしていないのに金を請求された!」は、高額でない限りは正当なこととして理解してから依頼をしましょう。

業者の修理箇所は自分でも確認

そして部品を交換した場合は、どこを交換したのか?をご自身でも確認するようにした方が良いです。

通常の業者であれば、作業後にここの部品を交換して…と説明してくれると思いますが、交換していない部品を請求していたりしないか?交換する必要もない部品を交換されていないか?自分で確認されることをおすすめします。

こんな業者は避けましょう

  • 契約を迫ってくる・その場で契約しないといけないと脅してくる
  • 最終的な見積を書面で出してこない
  • 不要、関係ない工事を勧めてくる

東京都水道局の注意喚起

もしも高額な請求をされた場合の対処方法

消費者生活センターに相談されましょう。全国共通の電話番号「188」で最寄りの消費者生活センターを紹介してくれます。
最寄りがつながらない場合の電話番号:03-3446-1623

消費者生活センター

居座る等、かなり悪質な場合は警察まで話をした方が良いでしょう。

トイレ交換を提案された場合、即決せず費用を確認

水が吹き出したりしているなど「緊急性が高い工事」ではない限り、トイレ交換を提案された場合は何社か相見積をとることをおすすめします。

もしかしたら、他社では修理で直せるかもかも知れませんし、費用相場がわかりにくいトイレ交換ですが、床や配管の工事まで付随してくると、高額になりがちなため即決せず落ち着いて費用を確認して納得すれば契約、もしくは他社とも相見積を取る旨伝えて対応しましょう。

トイレ修理のおすすめ業者と口コミ

ブログや半分広告のような口コミページでは、本来のことを書いていない可能性もあるので、口コミサイトから抜粋しています。
3社とも派遣されてくる作業員の中には、どうしても対応がまずい方もいらっしゃるようですが、会社全体では問題ない会社です。
こういった会社は、派遣されてきた方の対応が本当にまずかった場合は相談も応じてくれます(口コミの中にはクレーマーまがいの記載も紛れている為、一通り確認しましょう)

生活水道センター

トイレがポタポタと水漏れするようになったのですが、トイレの使用には不都合がなく仕事が忙しかった事もあり1ヵ月放置していました。するとその月の水道代がとんでもない金額になり、慌てて大家さんに連絡し生活水道センターに修理の依頼をしてもらいました。
その後の対応は早く、次の休みの日には修理に来てくれて、15分程度で直してくれました。スタッフの対応も礼儀正しく、修理代は大家さんが負担してくれる事になりました。ムダに支払った水道代を考えると、面倒くさがらずにトイレの水漏れは早急に修理するべきだったと反省しました。

引用元:みん評

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水道救急センター

以前からキッチンの蛇口の閉まりが悪く、しっかり閉めたつもりでも水がポタポタと落ちて気になってしょうがない日々が続きました。自分で修理しようかと思いましたが、家族のアドバイスを聞いて思い切って専門業者にお願いしようと連絡をしました。24時間対応だったので夜遅い時間でもすぐに駆けつけてくれて、蛇口を迅速に修理してくれました。電話および作業スタッフさんの対応も親切で、蛇口の閉まりが悪くなった原因と対処法も、作業スタッフさんにわかりやすく教えてもらいました。

引用元:みん評

水道救急センターへ移動する

クラシアン

トイレのつまりで連絡しました。見積もりで、出張料8800円と言われて、出張料のほかに作業賃が5000円ぐらいかかるのかなあと思っていたら、出張料のみでやってくれました。専用のポンプで4、5回押して流れたので。
しかも、以前に利用した事があったらしく10%オフとの事で、¥7900円でした。クラシアンは大手だしCMもたくさん出稿してるので割高なイメージがあったのですが安くてびっくり。以前別の水道屋に以来した時は、同じつまりで¥13,000取られました。

引用元:みん評

クラシアンへ移動する

便器・便座メーカーの修理連絡先

TOTO修理窓口

電話:0120-1010-05
TOTO修理窓口へ移動する

リクシル(INAX)修理窓口

電話:0120-179-411
リクシル修理窓口へ移動する

パナソニック修理窓口

電話:0120-872-150
パナソニック修理窓口へ移動する

タカラスタンダード修理窓口

電話:0120-557-910
タカラスタンダード修理窓口へ移動する

ジャニス修理窓口

電話:0120-117-817
ジャニス修理窓口へ移動する

東芝ライフスタイル修理窓口

電話:0120-1048-76(フリーダイヤル)/0570-0570-33(携帯から等・通話料有料)
東芝ライフスタイル修理窓口へ移動する

止水栓の閉め方

トイレに水を供給している管ですが、床か壁からトイレのタンクに接続されている、主に便器の向かって左側にある配管が給水管ですが、その給水管の途中で水をストップできるようになっている箇所です。
主に、マイナスドライバーなどで回して開閉を調整します。

また、止水栓で止まらない緊急の場合は、自宅へ供給されている水道全てをストップする方法もあります。
戸建ての場合は、家の外に埋まっている「水道の青い箱」、すなわちメーターボックスと言いますが、水道料金を見るメーターと、水道を止めるバルブがあります。このバルブを回せば水道が止まります。

マンションやアパートの場合は、玄関付近にある廊下から開けられるところを、無ければアパートの周辺に固まって水道メーター等がある箇所のバルブを回せば、水道を止めることができます。