コロナ製エコキュートの故障。エラーコードや症状別対処・修理方法

コロナ製エコキュートの故障でお困りですか?お湯が出ない(E27)、お湯がたまらない、お湯が止まらない、沸き上げができない、電源が入らない、水漏れ・湯漏れなどの症状から、貯湯タンクの湯切れやエラーコード「E31」「H16」「E14」「E24」等の対処方法も解説。

301,289view

最終更新:

コロナ製エコキュートの故障。エラーコードや症状別対処・修理方法

目次

コロナ製エコキュートのエラー解除(リセット)方法

リモコンのエラー表示解除方法

リモコンの【ECOガイド】ボタンと【タンク湯増し】ボタンを同時に5秒以上長押ししてください。

エコキュート本体のリセット方法

  • エコキュート本体(貯湯タンク)の漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをOFFにする。
    ※漏電しゃ断器の場所がわからない場合、説明書でご確認ください。
  • 一分程度経過したら、漏電しゃ断器(電源)またはエコキュート専用ブレーカーをONにする。

コロナへ点検・修理を依頼

故障してしまったエコキュートの修理依頼をメーカーにする前に、「修理すると逆に損する場合」や、「点検・修理を依頼時に必要な情報」など、確認しておいたほうが良い内容を紹介します。

10年近く使用してない?修理すると損する場合もある

故障してしまったエコキュートは、修理か交換(買い替え)かの選択肢があります。普通に考えれば修理するのが当たり前ですし、最善だと思うかもしれませんが、実は修理をすることで損をしてしまう場合もあります。

使用年数が経過したエコキュートは故障が再発しやすい

エコキュートの寿命は約10~15年と言われており、使用年数が寿命に近づくほど、故障が発生しやすくなります。エコキュートの延長保証に加入していたとしても、5~10年間ですので、エコキュートが保証期間外に故障した場合の修理費用はすべて有料ということになります。また、使用年数が経過していくにつれて故障頻度も増えるため、「修理しても2~3年ですぐ故障」ということが繰り返し起こる可能性が高まります。

10年以上たったエコキュートは部品が無いので修理できない場合も

使用を始めてから10年以上が経過したエコキュートは、修理を行うときに交換する部品の在庫がメーカーに無く、修理を行えない可能性があります。このような場合は、新しいエコキュートに買い換えるしか方法がありません。

故障したエコキュートは買い替えも検討するのがオススメ

以上の理由から、使用年数が10年以上のエコキュートや、保証期間が切れたあとのエコキュートは、修理よりも買い替えたほうが安く済む場合があります。

点検・修理を依頼時に必要な情報

メーカーへ点検・修理を依頼をする場合、事前に以下のような情報を揃えておくとスムーズです。

  • エコキュートの型番(エコキュート本体に貼られたラベルに記載)
  • エコキュートの購入時期
  • 保証の有無
  • 故障の症状

なお、保証の有無に関して、延長保証などに加入している場合は、加入時に渡された書類などを揃えておきましょう。

コロナ製エコキュート故障時の点検・修理連絡先

コロナ修理受付専用ダイヤル

電話番号:0120-919-302
携帯電話・PHS:0570-550-992(有料)
受付時間:365日24時間受付
ネットでの修理申し込み:
https://www.corona.co.jp/support/service/

コロナ製エコキュートからお湯が出ない

コロナ製エコキュートを使用中に突然お湯が出なくなってしまった場合、主に凍結やお湯の使いすぎなどの原因が考えられます。

コロナ製エコキュートからお湯が出ない場合の詳しい原因や対処方法については、こちらの記事をご覧ください。

https://acc.coronaweb.com/customer/

エコキュート配管が凍結してしまった場合の直し方や予防方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

「E27」のエラーコードが出てお湯が出ない場合(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E27」が出てお湯が出なくなってしまった場合、エコキュートのリセット作業を行うことでエラーが改善する場合があります。

なお、リセット作業を行っても、エラーコード「E12」が改善しない場合は、温度センサーの交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

コロナ製エコキュートでシャワーからお湯がでない

コロナ製エコキュートを使用中、シャワーからお湯が出なくなってしまった場合の対処方法についてご紹介します。

シャワー以外もお湯が出ていない場合

台所などシャワー以外からもお湯が出ていない場合、エコキュート側の凍結やお湯の使いすぎによる湯切れなどの原因が考えられます。詳しい原因や対処方法はこちらの記事をご覧ください。

エコキュート配管が凍結してしまった場合の直し方や予防方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

シャワーのみお湯が出ない場合

シャワーのみお湯がでない場合は、次のような原因が考えられます。

エコキュートの設定温度が低い

シャワー(混合水栓)側の温度を高くしても、エコキュート側の設定温度以上には熱くなりません。一度、エコキュート側の設定温度を見直してみましょう。

水側の水圧が高い

混合水栓で水側の水圧が高すぎると、お湯の混じりが少なくなり冷たくなってしまう場合があります。水圧が高いと感じたら、水側の止水栓をすこし閉めるなどして調節しましょう。なお、止水栓はマイナスドライバーなどを使用し、右(時計回り)にまわすと閉めることができます。

サーモバルブやシャワーヘッドの故障

それ以外ですと、混合水栓内部のサーモバルブや、シャワーヘッドの故障などが考えられます。水道業者による点検・修理を検討しましょう。

混合水栓の蛇口を一杯にしてもお湯の出が悪い場合

混合水栓の蛇口を一杯に開いてもお湯の出が悪い場合は、リモコン側の給湯温度を使用したい温度より5~10度ほど高めに設定することで、お湯の出がよくなる場合がありますのでお試しください。

「E14」「E16」のエラーコードが出てお湯張りできない(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中に、「E14」「E16」のエラーコードが出てお湯張りできない場合は、リモコンでエラーを解除後に以下の対処方法をお試しください。

断水または給水専用止水栓が閉じている

断水している場合は、地域の断水スケジュールをご確認のうえ、断水が終わるまでお待ちください。また、給水専用止水栓が閉じている場合は開けてください。

貯湯ユニットの給水配管やふろ配管が凍結している

エコキュートが凍結してしまった場合は、以下の方法をお試しください。

  • 翌日の昼まで待つ。(気温が上がって自然解凍)
  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開いて解凍するまで待つ。
  • 凍っている配管の保温材が巻かれていない部分に、10℃~20℃のぬるま湯をゆっくりかける。お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る。
    ※タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。

エコキュート配管が凍結してしまった場合の直し方や予防方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

浴槽循環口(フィルター)やふろ配管が汚れている

浴槽の底から15cmほど上に付いている浴槽循環口(フィルター)が汚れている場合は、取り外して網目部分を歯ブラシなどで掃除しましょう。また、ふろ配管が汚れている場合は、ジャバなどの洗浄剤を使用してふろ配管を洗浄することも有効です。

上記の対処方法を試しても「E14」「E16」のエラーコードが出続けたり、お湯はりができない症状が改善されない場合は、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

お湯が足りない・お湯切れする

エコキュートでお湯が足りなくなる、お湯切れしてしまう場合には下記の原因が考えられます。

おまかせ省エネ・使い切りモードになっている

頻繁にお湯切れする場合は「おまかせ省エネ」か「使いきり」モードになっている可能性があります。運転モードの変更で「おまかせ」モードに変更することで、タンクの湯量を増やすことができます。

タンクの容量に対して、使うお湯の量が多すぎる

そもそもタンクの容量に対して、お湯を使いすぎてしまっている可能性があります。「おまかせ」モードに変更してもお湯切れする場合は以下の方法をお試しください。

  • 浴槽の湯はり量を減らす
  • 節水モードにする
  • 日中に沸き増しをする

タンクの容量は大きくすることが出来ないので、節水や沸き増しをうまく活用することでお湯切れを回避しましょう。

コロナ製エコキュートのお湯がぬるい

エコキュートのお湯がぬるい場合には下記の原因が考えられます。

外気温が下がって給湯するまでにお湯が冷めてしまう

エコキュートは本体から出すお湯の温度を設定しています。外気温が下がると途中の配管でお湯が冷めてしまうので、設定温度よりも低い温度で給湯されることがあります。

そういった場合には使いたい温度よりも3~5℃程度高い設定にしておくといいでしょう。

混合水栓のサーモバルブの設定温度が低くなっている

いくらエコキュートの設定温度を高くしていても、混合水栓の設定温度が低い場合にはお湯の温度が上がりません。

お湯の温度を上げたい場合はサーモバルブの温度を40℃以上に設定しましょう。一般的な浴槽水栓の場合は向かって左側にサーモバルブがあります。

コロナ製エコキュートのお湯はり遅い

メーカー側ではエコキュートのお湯はり時間12~15分程度(高圧力パワフルタイプで10分)としています。(設定量180L 浴槽1階設置の場合)もしもそれ以上お湯はりに時間が掛かるようであれば下記の原因を確認してみましょう。

浴槽の設置階が2階以上になっている

浴槽の設置階がエコキュートよりも高い位置にあるとお湯を送るスピードが落ちてしまうので、お湯はりが遅くなる原因となります。

設定温度が高い

エコキュートはタンクにある高温のお湯と水道の水を混ぜて給湯します。タンクのお湯の方が水圧が低いため、設定温度を高くしてタンクのお湯の割合が増えると水圧が下がってお湯はりの時間が遅くなります。

コロナ製エコキュートでお風呂のお湯がたまらない・お湯はりできない

コロナ製エコキュートでお風呂のお湯が溜まらない・お湯張りができない場合の原因には、以下のようなことが考えられます。

そもそもエコキュートからお湯が出ない

コロナ製エコキュートでお風呂のお湯が溜まらない・お湯張りができない原因として、凍結や断水などの原因により、そもそもエコキュートからお湯が出ていない場合が考えられます。台所などからもお湯が出ない場合は、こちらの対処方法を参考にしてください。

お湯を使いすぎて貯湯タンクが湯切れを起こしている

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「U04」「U05」と共に、お風呂のお湯が溜まらない・お湯張りできない場合は、貯湯タンクの湯切れが原因として考えられます。貯湯タンクが湯切れをしてしまった場合、以下の方法で貯湯タンク内のお湯を沸かしてください。

貯湯タンクが湯切れした時の対処方法

貯湯タンクのお湯が足りなくなったり、無くなってしまった場合は、リモコンの【タンク湯増し】ボタンを押すことで、貯湯タンク内のお湯をすぐに沸き上げることができます。

「H16」のエラーコードが出て沸き上げができない(コロナ製エコキュート)

エラーコード「H16」の原因はヒートポンプの給水ポンプ故障

コロナ製エコキュートでエラーコード「H16」が表示され沸き上げが行えない場合、ヒートポンプの給水ポンプが故障していることが考えられます。

対処方法としては、ヒートポンプユニットに設置されているストレイナー(フィルター)を歯ブラシなどで掃除することで、症状が改善する場合があります。(エコキュートのストレイナーは、給水用パイプが接続されている根元部分についています)

ストレイナーの掃除やエコキュートのリセットを行っても症状が改善しない場合は、給水ポンプの交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

エラーコード「H16」以外の原因としては、以下が考えられます。

貯湯タンク内にお湯が十分にある

貯湯タンク内にお湯が十分にある場合に【沸き増し】ボタンを押して沸き増しを行っても、それ以上お湯を沸かす必要はありませんので、すぐに停止されます。

エコキュートから水漏れ・湯漏れしている

夜間わき上げ設定をしているにも関わらず、朝になっても沸き上げが行われていない場合、エコキュートから水漏れ・湯漏れが発生している可能性があります。(お湯を沸かしても外に漏れ出してしまうため、溜まっていない)

エコキュートからの水漏れ・湯漏れについては、次の項目で詳しく説明していますのでご覧ください。

コロナ製エコキュートが水漏れしている

コロナ製エコキュートを使用中に水漏れ・湯漏れが発生してしまった場合の原因や確認方法・対処方法をご紹介します。

ヒートポンプと貯湯タンクを繋ぐ配管からの水漏れ・湯漏れも

コロナ製エコキュートを使用中していると、ヒートポンプ(エアコン室外機のような外観)と貯湯タンク(エコキュート本体である大きな箱)を繋いでいる配管が、劣化による破損などが原因で水漏れしてしまう場合があります。もし、配管などからの水漏れ・湯漏れを発見した場合は、コロナ製へ点検・修理を依頼する必要があります。

水漏れ・湯漏れしているかどうかの確認方法

水漏れ・湯漏れしているかどうかの確認として、水道の蛇口を閉じた状態で水道メーターのパイロット(銀色で丸い部品)が回っているかどうか確認してください。パイロットは水道メーターの中を水が流れているときに回転する部品ですので、パイロットが回っている場合は漏水していることになります。

コロナ製エコキュートのお湯が止まらない

コロナ製エコキュートで浴槽のお湯をためた際、お湯が止まらずに浴槽からあふれてしまう場合の原因と対処方法をご紹介します。

浴槽循環口(フィルター)や配管内部にゴミなどが詰まっている

浴槽循環口(フィルター)や浴槽の水量を検知する水位センサー本体付近、配管内部にゴミや入浴剤の汚れなどが詰まっている場合、水位センサーが正常に水圧を検知できなくなり、お湯が設定水位どおりに溜まらず浴槽からあふれてしまう状態です。

お湯が浴槽からあふれてしまう場合、以下の方法をお試しください。

浴槽内部や浴槽循環口(フィルター)を掃除する

浴槽の底から15cmほど上に設置されている浴槽循環口(フィルター)を掃除して、ゴミなどを取り除きましょう。

【洗浄】ボタンを押して配管内部を洗浄

浴槽リモコンの【洗浄】ボタンを数回押すことで、配管内部の汚れを注水洗浄することができます。※洗浄ボタンが無い機種も存在します。

ジャバなどの洗浄剤を使用して配管を洗浄する

ジャバなどの洗浄剤を使用して配管を洗浄することも有効です。

上記のいずれを試してもお湯が止まらず浴槽からあふれてしまう場合は、エコキュートの故障が考えられますので、コロナへ点検・修理を依頼する必要があります。

コロナ製エコキュートで「追い焚き」できない

コロナ製エコキュートを使用中に「追い焚き」ができない場合、以下の原因が考えられます。

貯湯タンク内のお湯が少ない

貯湯タンク内のお湯が少ないと「追い焚き」を行えません。【タンク湯増し】ボタンを押して、貯湯タンク内のお湯の沸き上げを行ってください。

ふろ循環アダプター(フィルター)の目詰まり

ふろ循環アダプター(フィルター)がゴミなどで目詰まりしている場合、「追い焚き」が行えない場合があります。ふろ循環アダプターのフィルターを取り外し、歯ブラシなどで網目の汚れを落としてください。

浴槽内のお湯が少ない

浴槽のお湯がふろ循環アダプター(フィルター)の上端以下の場合、「追い焚き」が行えない場合があります。追い焚きのかわりに「高温さし湯」で温度をあげるか、「たし湯」を行って湯量を増やしてから追い焚きを行ってください。

コロナ製エコキュートの電源が入らない

コロナ製エコキュートの電源が突然入らなくなってしまった場合の対処方法をご紹介します。

停電の後ブレーカーが落ちたままになっていないか確認する

停電が起きた後など、ブレーカーが落ちてしまってそのままになっていないかどうかを確認してみましょう。

なお、落ちていないか確認すべきブレーカーには、以下の種類があります。

アンペアブレーカー

分電盤の一番左についている最も大きなつまみがアンペアブレーカー(契約ブレーカー)です。家の中で電気を使いすぎた時に落ちてしまうのがこのブレーカーです。

エコキュート用ブレーカー

エコキュートに電力を供給しているブレーカーで、分電盤の中や屋外の電気メーター付近に設置されている場合が多いです。停電後、アンペアブレーカーは戻したけれど、エコキュート用ブレーカーが落ちたまま、といったケースもあるので注意しましょう。

エコキュートの漏電しゃ断器(電源)

エコキュート本体(貯湯タンク)にも電源として漏電しゃ断器が設置されています。エコキュートの電源が入らない場合、なんらかの理由でエコキュート本体の漏電しゃ断器がOFFになっている場合も考えられますので、チェックしてみましょう。

漏電ブレーカー

アンペアブレーカーのすぐ右隣にある小さなつまみが漏電ブレーカーです。黄と赤のスイッチが併設されているのが一般的で、漏電を検知した際に落ちてしまいます。

漏電ブレーカーを戻してもすぐ落ちてしまう場合

漏電ブレーカーをONに戻しても、すぐにまた落ちてしまう場合は、エコキュートもしくはどれかの家電が漏電している可能性があります。そのまま仕様を続けるのは危険なので、すぐに電力会社へ連絡して点検してもらいましょう。

「U11」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「U11」が出てしまった場合、中温水混合弁にカルキが溜まることが原因で「中温水混合弁」が故障してしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「U11」が改善しない場合は、中温水混合弁の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「C01」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「C01」が出てしまった場合、浴槽栓が抜けているか、循環口のゴミつまりの可能性があります。浴槽栓の確認や循環口の掃除を行って、再度湯はりを行ってください。

それでもエラーコード「C01」が改善しない場合は、別の理由がある可能性があるのでコロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E10」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E10」が出てしまった場合、「給湯サーミスタ」の故障が原因として考えられます。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E10」が改善しない場合は、給湯サーミスタの交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E12」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E12」が出てしまった場合、「給湯温度高温」の異常が発生している可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E12」が改善しない場合は、温度センサーの交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E24」「E25」のエラーコードが出てお湯の出が悪い(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E24」「E25」が出てしまった場合、「給湯ミキシング弁」「ふろミキシング弁」の故障が原因として考えられます。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E24」「E25」が改善しない場合は、給湯・ふろミキシング弁の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E29」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E29」が出てしまった場合、「浴室リモコンとの通信異常」が発生してしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E29」が改善しない場合は、浴室リモコンの交換や通信栓の修理が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E31」のエラーコードが出てヒートポンプが故障した(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E31」が出て動作を停止してしまった場合、ヒートポンプ内のコンプレッサーの故障が原因の可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E31」が改善しない場合は、ヒートポンプユニットの交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E38」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E38」が出てしまった場合、「ヒートポンプバイパス弁」が故障してしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E38」が改善しない場合は、ヒートポンプバイパス弁の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E39」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E39」が出てしまった場合、「ふろ三方弁」が故障してしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E39」が改善しない場合は、ふろ三方弁の故障の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E44」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E44」が出てしまった場合、中温水混合弁にカルキが溜まることが原因で「中温水混合弁」が故障してしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E44」が改善しない場合は、中温水混合弁の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「E52」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「E52」が出てしまった場合、「ふろポンプ(循環ポンプ)」が故障してしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「E52」が改善しない場合は、ふろポンプ(循環ポンプ)の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「H15」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「H15」が出てしまった場合、積雪や凍結が原因で「ファンモーター」が故障またはロックしてしまっている可能性があります。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「H15」が改善しない場合は、ファンモーターの交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

「H31」のエラーコードが表示される(コロナ製エコキュート)

コロナ製エコキュートを使用中にエラーコード「H31」が出てしまった場合、「圧力スイッチ」の故障が原因として考えられます。

エコキュートのリセット作業を行ってもエラーコード「H31」が改善しない場合は、部品の交換が必要になる場合がありますので、コロナへ点検・修理を依頼しましょう。

保証期間を過ぎたエコキュートの故障は買い替えがオススメ

エコキュートが故障してしまったら、修理連絡を行うのも大切ですが、保証期間を過ぎてしまっている場合は修理費用が高額になる可能性があるため、買い替えを検討してみるのもオススメです。

なお、エコキュートの保証には「メーカー保証」と「有料延長保証」が存在しますが、購入時に「有料延長保証」に加入していない場合は、「メーカー保証」のみの保証となります。

コロナ製エコキュート本体のメーカー保証は「2年」

コロナ製エコキュートのメーカー保証は以下のとおりです。

  • 本体:2年間
  • 冷媒回路:3年間
  • タンク(缶体):5年間

故障してしまったエコキュートは、メーカー保証期間内や購入時の有料延長保証の期間内であれば無料で修理が行えますが、保証期間外の場合は有料修理となります。有料修理となった場合、修理料金は故障箇所によって異なりますが、高いと10万円をこえてしまう場合もあります。また使用年数が10年をこえているエコキュートの場合、部品の製造が終了している場合もあり、たとえ修理できる場合でもすぐまた別の箇所が壊れる可能性が高いため、メーカーサポートからも「新しいエコキュートへの買い換え」を勧められます。

古いエコキュートは2~3年おきに故障しやすい
古いエコキュートを使い続けていると、2~3年おきに故障してしまう場合が多く、故障のたびに修理費用が最低でも数万円は必要になってしまいます。いつ壊れるかと不安になりながら古いエコキュートを使い続けるよりも、最新のエコキュートに買い換えてしまったほうが、結果的に見ると安くすむ場合もあります。

長期間エコキュートを使用されている方で、故障や不具合が増えてきている方は、買い替えを検討されるのがオススメです。

また、エコキュートの買い替え・交換を検討される場合は、こちらの記事もあわせてご覧いただくと参考になると思います。