2019年最新!パナソニック・アラウーノの機能とシリーズの違い

パナソニックのタンクレストイレのシリーズ「アラウーノ」は、汚れが付きにくい新素材の便器や泡で便器を洗う激落ちバブル等キレイを保つ機能、オゾンウォーターやアプリ対応等の最新機能等のご紹介と、各ラインアップごとの機能や価格等を細かく紹介!

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2019年最新!パナソニック・アラウーノの機能とシリーズの違い

目次

パナソニックのタンクレストイレのシリーズ、「アラウーノ」ですが、TOTOやLIXIL(INAX)とは一線を画す立ち位置での商品になっています。
今までの陶器のトイレとは異なる特徴がありますので、アラウーノの機能の紹介や、ラインナップについて細かく紹介していきたいと思います。

パナソニック トイレ 「アラウーノ」シリーズの特徴

有機ガラス系スゴピカ素材(全機種共通)

アラウーノの最大の特徴は、この便器本体採用されている素材になります。要するに便器本体が従来の陶器ではなく、この有機ガラス系スゴピカ素材と呼ばれるもので作られています。この素材、簡潔に申し上げるとガラス繊維のアクリル樹脂になります。

パナソニックがこのアクリル樹脂で便器を作った背景としては、陶器に比較して表面の凹凸が少なく、非常に表面が滑らかに作れるため、汚物などの汚れが表面に引っかかりにくいトイレが作れるからと言われています。この素材は水族館の水槽のガラスにも使われており、その耐久性と滑らかさが売りです。

そしてこのアクリル樹脂で作っているからこその良いポイントとしては、便座と便器が一体になっており便器と便座の隙間がないことです。通常トイレと言えば、陶器の便器にプラスチック樹脂の便座が乗っていることで、素材が絶対的に違うことから隙間が発生します。その隙間に汚れが溜まりやすいですが、このアラウーノは一体成型で作っており隙間がなく、汚れを一吹きで取ることができます。

お手入れ方法

通常のお手入れ方法としては陶器製のトイレと、そこまでは変わりなくお使い頂けます。

まず見た目などから表面に傷がつきやすいのでは?と思われる方も多いのですが、硬さの基準では9Hという硬さで、市販のスポンジタワシで擦っても傷は付かない素材になっているので、安心してお使い頂けます。硬い金タワシのようなもので強く擦れば傷がつきますが、陶器でも傷がつくレベルで強く擦らなければ問題ないので、ホームセンター等で売っているトイレ用の樹脂ブラシと、中性のトイレ用洗剤で擦り洗いしてもらえれば問題ありません。

また、樹脂(プラスチック?)と聞くと便器本体が変色したりしないか?とう質問があります。アラウーノが販売されて10年以上経過していますが、初期型のアラウーノがどうなっているか?を、設備業者の方に伺ったところ、通常のプラスチックを使っている便蓋は黄ばんでいても、トイレ本体は白いままとのことです。

そしてアクリル系樹脂で作られているため、強酸の洗剤やエタノール・アルコールで掃除を繰り返し行っていると、表面がザラついてきたりするため避けた方が良いです。

激落ちバブル(アラウーノVを除く)

アラウーノは洗浄の度に泡が出てきて、汚物を流す際に便器を洗ってくれます。品名の由来ともなっており、文字通りアラウーノ(洗う~の)となっています。

こちらはアラウーノVを除く機種に機能が搭載されており、たっぷりの泡が出てきて、スパイラル水流という便器全体を回転するように水が流れるように設計されており、排水と共に便器を洗ってくれます。

またこの泡を出すためには、市販の「ジョイ」や「キュキュット」等の台所用の中性洗剤を使用します。

タンクに補充する洗剤の補充頻度

通常4人家族想定で約3ヵ月に1回の補充頻度です。

洗剤の注意点

市販の中性の食器用洗剤を使用することができます。ただし、柑橘系の匂いのするもの(オレンジやレモン)は柑橘類に含まれる成分で変色を起こしたりする可能性がまれにあることや、ヤシの実洗剤などの天然成分が入っている洗剤は、泡立ちが少なくなったりしますので、選ぶ洗剤で少し注意してください。

また、中性でもアルコールを含んでいる洗剤は表面の劣化に繋がったり、トイレ用洗剤やジェル状洗剤は詰りの原因になりますので、ご注意が必要です。

タンクに補充できる洗剤のおすすめ

パナソニック純正品

アラウーノ フォーム フローラル(香り付き)
CH394 オープン価格 ※パナソニック・ハイパーツショップでは790円
パナソニック・ハイパーツショップへ移動する

アラウーノ フォーム(無香)
CH399 オープン価格 ※パナソニック・ハイパーツショップでは420円
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市販品での奨励品

  • ジョイコンパクト ダブル除菌
  • キュキュット クリア除菌

など…。
(オレンジの香り、等は不可ではないが上記通りメーカーとしては奨励していない)

泡で飛び跳ね防止(ハネガード)

特にトイレ掃除をしている奥さん達から評判が悪い、男性の小便問題をこの泡は少し解決してくれるかもしれません。
アラウーノは泡が出てくるため、この泡が小便の水面での飛び跳ねを抑制する働きをしてくれます。この泡により便器本体だけでなく、床や壁に至るまでの便器外への飛び跳ねを、陶器製のトイレに比較して半分以下に抑制してくれており、奥様のお掃除の手助けにもなります。

そして従来品は、洗浄から時間が経って次の人が入ると泡が消えていている、ということがあったため、アラウーノL150とS141はこの問題もクリアしました。

アラウーノL150

便座を上に上げると(リモコンの便座開閉ボタンもしくは手動で便座を上げる)男性が小便をする、という認識のもと水位が下がって、さらに泡を出して飛び跳ねが少なくなるように動作します。

アラウーノS141

リモコンの「ハネ抑制ボタン」を押すと、水位が下がって泡が出てきて飛び跳ねを少なくなるように動作します。

ターントラップ構造(排水方法・全機種共通)

パナソニックのトイレらしいポイントではありますが、排水方法が陶器と異なります。
通常の陶器製便器は、トラップと呼ばれる山を水の勢いで汚物と一緒に流す、という方式を取っています。普通のことではありますが、陶器製なのでそのトラップは動きませんが、アラウーノはこのトラップが動きます。

流す前は上を向いているトラップが、流すボタンを押すと水が流れ始めて、便器内を水が回転しながら洗浄し、時間差で排水トラップが下(排水口)を向いて一気に流します。

この排水方式は、利点が3つあります。

音が静か

55dB(アラウーノL150) ※従来のサイホン式陶器便器70dB→深夜にご家族に気を遣わず、便器の水を流すことができます

節水

水を効率的に使うことで節水を実現しています。→大4.8L/小3.6L(アラウーノL150の場合)

詰りにくい

節水型トイレの欠点としては、従来に比較して水の量が少ないため詰る可能性が高くなります。それに対してアラウーノは水の勢いで流すわけではなく、排水トラップ自体が下に向いて落ちるため、水の流れをスムーズに排水することができます。

モレガード、タレガード(アラウーノL150、アラウーノS141・S2)

こちらも主には男性の小便問題を解決してくれる機能です。

モレガード

現在、便座に座って小便をする男性は約半数というデータもあり、男性が座って小便をすることも多いですが、その際に問題になるのが小便が、便座と便器の間から漏れ出ることです。

アラウーノは、アクリル系樹脂であることを活かして便器自体の形状を細かく設計しており、少し便器のふちが盛り上がっています。この盛り上がりと、便座自体も少し突起が出ており、この突起と、便器の盛り上がりで外への漏れを防いでいます。

タレガード

そうは言っても男性で立って小便を行いたい、という方も多いですが、立ってする際に小便が出切った後に、よく垂れますよね…?この小便の垂れを便器の外へ流さない便器のふちの盛り上がりになっています。

この便器のふちは、先ほどのモレガードと共に活躍します。

オゾンウォーター(アラウーノL150のみ)

こちらはTOTOのキレイ除菌水と似た機能の水を作り出す機能となっています。TOTOのキレイ除菌水は水道水のカルキを分解する機能に対して、パナソニックのオゾンウォーターは、水の成分である水素と酸素を電気分解して、オゾンをまとった水を作り出します。

このオゾンウォーターで雑菌を99%抑制できている検証結果もあり、効果はキレイ除菌水同様認められたものになっています。

また特段難しい操作は不要で、自動で便器内にこのオゾンウォーターを散布してくれます。用を足して約3分後に、水位を下げてオゾン水を散布して菌を抑制します。またリモコンで約6~8時間に一度散布するモードへの切り替えもできます。

ナノイーX(アラウーノL150のみ)

パナソニックの家電製品全般的に採用されているナノイーですが、ナノイーXは単純に従来のナノイーの10倍(X)の効果を発揮します。アラウーノの本体からこのナノイーXを放出して(本体右側面から最大約60分)、トイレ空間内のいやな臭いを抑制します。

また汚れやカビの原因ともなる菌などを抑制する効果もあり、臭いだけでなくカビなどの発生も抑えることができるキレイを目指した便器になっています。

各種便利機能

停電対応機能(全機種対応)

タンクレストイレで皆様心配されるのが停電対応です。アラウーノの場合は、全機種向かって右側にカバーがあり、カバーを外すと回す白い色のレバーが出てきますので、停電でも問題はありません。レバーは通電している時は手動で回りませんが、停電で電気がこない状態では、手で回すことができてそれで水を流すことができます(アラウーノL150含む全機種)

またアラウーノL150については、9V乾電池(円柱でなく四角い長方形の電池)を本体上部にセットすると排水・給水が通常通り可能になっています。(給水は断水していない場合のみ)この電池(アルカリ電池)で約80回使用することができます。

なぜ通常の単三電池ではないのか?については隠れた秘密があります。東日本大震災の経験から、コンビニ等では単三・単四・単一電池から品薄になっていきますが、9V乾電池は使用するものが少ないので、売れ残っていたことからこの電池を緊急用として使うことを設計したようです。普段は、便器上部のケースにしまっておけるため、長年使わないことでの劣化等も防ぐことができます。

エコナビ(アラウーノL150のみ)

家電製品に近いアラウーノでは、センサーによって自動で節電を行う機能があります。

  • 入室時に人を検知するセンサー:検知した瞬間に便座を温めます(約6秒程度)
  • 温風に温度を調整:室温と連動して、丁度良い温風の温度を管理しています
  • 着座センサー:座っている時間によって大もしくは小を判別!流す水の量を自動で変えてくれます(着座時間が50秒以上であれば大洗浄、それ以下であれば小洗浄)

あったか速暖便座(アラウーノL150のみ)

パナソニックらしいポイントではありますが、高い省エネ家電技術が応用されて、便座や洗浄水を温めている消費電力を大幅にカットしています。

1990年ごろの貯湯タンク式のシャワー洗浄トイレに比較して約80%省エネとなっており、年間では約7,300円の節約効果があり、更にエコモードではそこから14%の節電を行うことができ、無駄な電気代の削減にも繋がります。

※エコモードでは、お尻を洗浄するお湯の温度が冷たく感じる場合があります

便器水位下げ機能(全機種対応)

トイレ掃除の際に、便器の水位を下げてくれて鉢内の掃除をしやすくするモードです。各リモコンにある、おそうじ機能の中の「便器水位ボタン」を押すことで水位が下がります。ターントラップ構造だからできる、細やかな量の排水を調整した利用した機能です。

お尻洗浄ノズル

アラウーノのお尻洗浄ノズルはシリーズにより異なります。

  • アラウーノL150
    他社には見られないステンレス製のノズルであり、洗いやすい円柱状の形状になっています。また女性への配慮として、水(お湯)が出るノズル穴は1つですが、ビデ用のノズルとお尻用のノズルは別々となっており、内部で洗浄ノズルが切り替わる設計になっています。
  • アラウーノS141・S2
    樹脂製ノズルとなっていますが、ビデ用とお尻用の別々に2本のノズルがあり清潔性に配慮されています。
  • アラウーノV
    アラウーノL150と同等のステンレスノズルで、お尻用・ビデ用が切り替わる設計のノズルになっています(標準便座)

スティックリモコン(アラウーノL150・S141のみ)

従来品ではラインナップがなかった、スタイリッシュなリモコンを選択することができます。価格は定価で+10,000円となっていますが、TOTO等でも非常に好評なスティックリモコンが選べるようになったのは嬉しいですね。

  • アラウーノL150:ホワイト色・ブラック色(各+10,000円)
    ※ガラスのような透き通ったデザインになっています(素材は樹脂です)
  • アラウーノS141:ホワイト色・ブラック色(各+10,000円)
    ※S141のリモコンはボタンと本体の隙間がないデザインです。

スマートフォンアプリとの連携・HEMS対応(アラウーノL150のみ)

パナソニックらしいポイントではありますが、スマートフォンのアプリで出来ることは下記になります。

  • みまもりモニタ
    離れて暮らすご家族などのトイレの使用履歴を把握することができます。想定としては、高齢の親御さんがトイレを使っているかを把握することで、普段と変わりない生活を送れているかを把握することができます。
  • わたし好み登録
    自分好みの洗浄位置や強さ等を選択することができます。
  • お通じモニタ
    体調管理として大洗浄の使用履歴を記録することができます。
  • エネルギーモニタ
    トイレで使った電気代や水道代を確認することができます。
  • お手入れモニタ
    フィルターやノズルのお手入れ時期、洗剤の補充のお知らせをしてくれます。
  • 採便モード
    検便等の際に水位を下げて、採便をしやすいようにできます。

そして、HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)と連携することもでき、この連携ではご家族の帰宅を、スマートフォンへお知らせする機能がありますので、共働きなどのご家庭向けのサービスになります。(トイレ使用時にお知らせ)

またこの機能が不要、という場合は外して安くすることもできます(定価‐6,000円)

アラウーノL150

シリーズ概要

アラウーノのシリーズでの位置づけは最上位モデルとなります。各種機能について、ベーシックな機能に加えて、様々な快適機能が付帯されており、TOTOのネオレストシリーズ、LIXIL(INAX)のサティスGと同等の機種になります。

シリーズ内のラインナップと違い

アラウーノL150のグレードは3つに分類されます。各々で異なる機能はこちらの表を参照ください。

タイプ0 タイプ1 タイプ2
ナノイーX × ×
オゾン
ウォーター
×
激落ちバブル
トリプル
汚れガード
オート開閉
オート洗浄
オート脱臭
瞬間温水
電池式停電対応
速暖便座
温風乾燥 × ×
LED照明 ×
流水音 × ×
アプリ対応 有/無 選択可 有/無 選択可 有/無 選択可
アームレスト
(後付オプション)

(後付オプション)

(後付オプション)
  • オート開閉
    人感センサーで、トイレ部屋に人が入ってきたことを感知したら自動で、便蓋を持ち上げます。また、用を足して部屋から出て行った後は自動でふたが閉まります。
  • 瞬間温水
    一般的なシャワー便座は、お湯を作って保温しておくため、その分電気代がかかりますが、使う瞬間に水を温めてお湯として出すため、保温し続ける必要がなくエコです。
  • LED照明
    夜中に人が入ってきたことを検知して便器本体から柔らかい光で便器後方と便器内をほんのり照らして、明るすぎる光で目を覚まさないように設計されています。
  • アームレスト
    後付けで便器本体に接続するアームレストが設置することができます。カラーバリエーションも蓋色とコーディネートしやすい5色がラインナップとしてあります。このアームレストは、高齢や身体が少し不自由な方向け(介護専用ではありません)で、両腕を使って、トイレから身体を起こす動作を手助けします。通常のトイレの壁に設置する手摺より、両腕で起き上れることや、握力がそこまで必要とせず体を起こすことができます。

※アームレスト・ホワイト色:定価 40,000円
※アームレスト・ライト色/ヴィンテージ色/ミディアム色/ブラック色:定価 55,000円

カラーバリエーション

アラウーノは本体の色は全て白ですが、蓋の上面の色がオプションで選択できます(定価+15,000円)インテリアにマッチした色を選択すると、オシャレなトイレ空間の演出が可能になっています。

色(表面に立体的な加工有)

  • 沙金
  • 銀嶺
  • ウッドボーダー
  • フレンチオリーブ
  • エボニー

色(表面はツルツル)

  • 紅殻色
  • 海松色
  • 江戸鼠
  • ミッドナイトブルー

シリーズ内のラインナップの価格

便蓋ホワイトでの価格ラインナップ

排水
タイプ
アプリ対応 リモコン タイプ0 タイプ1 タイプ2
床排水 あり フラット 375,000円 340,000円 310,000円
床排水 あり スティック 385,000円 385,000円 320,000円
床排水 無し フラット 369,000円 334,000円 304,000円
壁排水 あり フラット 400,000円 365,000円 335,000円
壁排水 あり スティック 410,000円 375,000円 345,000円
壁排水 無し フラット 394,000円 359,000円 329,000円

※カラー便蓋の場合は、上記価格から+15,000円
※ディズニーシリーズ便蓋の場合は、上記価格から+25,000円
※寒冷地用は上記価格から+18,000円
※価格は税抜です。取付工事費などは含みません。

リーズ内の共通機能と説明

  • 本体機能
    有機ガラス便器、ターントラップ排水、トリプル汚れガード(ハネ・トビ・モレ)、激落ちバブル、停電時乾電池動作、後付けアームレスト対応、チャイルドロック、ステンレスノズル(ビデ・お尻ノズル別)・側面フラット形状
  • 快適機能
    オート開閉、オート脱臭、オート洗浄、お掃除水位モード
  • エコ機能
    瞬間温水、瞬間便座
  • 排水水量
    大:約4.8L/回  小:約3.6L/回(ハネ抑制泡投入使用時は+1.2L)

設置可能な水圧

アラウーノL150の最低水圧は専用手洗いの接続の有無で変わってきます。

アラウーノ専用手洗い無し

流動時/0.05MPa ~ 静止時/0.75MPa

アラウーノ専用手洗い有

流動時/0.1MPa ~ 静止時/0.75MPa

※流動時:トイレの水を流している時/静止時:水を流していない時

自分で水圧を測る方法はこちらへ

ディズニーシリーズ(便蓋デザイン変更オプション)

パナソニックは全社的にディズニーとかかわりが強く、他商品含めディズニーのワンポイントを使った商品がありますが、トイレにも設定されています。

便蓋にミッキーマウスとミニーマウスのシルエットが描かれており、ディズニー好きな方から人気の商品です。

CH150SMK:定価35,000円(便蓋単体価格)

アラウーノS141

シリーズ概要

アラウーノのシリーズの中では、最低限の機能と低価格のバランスの取れた最も売れ筋グレードです。
TOTO/LIXIL(INAX)のタンクレストイレが定価30万円前後~という価格帯にもかかわらず、このアラウーノS141は旧商品S2/Sから引き続き20万円前後という価格帯で販売されており、タンクレストイレではかなり人気にある商品となっています。このトイレの販売増に伴い、タンクレスだけのメーカー別シェアは2019年現在、意外にもパナソニックが3社のうち1位になっています。

シリーズ内のラインナップと機能説明

アラウーノS141の搭載機能

S141はグレードが1つしかないため、搭載機能を紹介していきます。

  • 本体機能
    有機ガラス便器、ターントラップ排水、トリプル汚れガード(ハネ・トビ・モレ)※ハネガードはリモコン操作必要、激落ちバブル、停電時手動排水、チャイルドロック、樹脂製ツインノズル(ビデ・お尻ノズル別)・側面フラット形状
  • 快適機能
    オート脱臭、オート洗浄、お掃除水位モード
  • エコ機能
    エコモード  ※エコモード:便座温度、洗浄水温を低めに設定してエコ運転を行うモード
  • 排水水量
    大:約5.5L/  小:約3.8 L/回(ハネ抑制泡投入使用時は+1.2L)

カラーバリエーション

S141は「ホワイトのみ」となっております。

アラウーノS141の価格

標準リモコン スティックリモコン
床排水・新築向け 210,000円 220,000円
床排水・リフォーム向け 220,000円 230,000円
壁排水・排水高120mm用 230,000円 240,000円
壁排水・排水高155mm用 240,000円 250,000円

※寒冷地用は上記価格から+18,000円
※価格は税抜です。取付工事費などは含みません。

設置可能な水圧

アラウーノS141の最低水圧は専用手洗いの接続の有無で変わってきます。

アラウーノ専用手洗い無し

流動時/0.07MPa ~ 静止時/0.75MPa

アラウーノ専用手洗い有

流動時/0.1MPa ~ 静止時/0.75MPa

自分で水圧を測る方法はこちらへ

旧モデル・アラウーノS2と、アラウーノS141の違い

旧モデルとの違いは、3点あります。

  • スティックリモコンが選択可能になったこと
  • S2に比較して節電能力と節水能力がアップしたこと(エコモードで電気代約18%向上、節水は大小で約0.2L節水)
  • リモコンのデザインが国際ピクトに準じたイラストに変更

アラウーノZ140

シリーズ概要

この商品は正規のカタログには掲載されていない特定の住宅会社にしか供給していない商品になります。
基本スペックはアラウーノS2と同機能になります。2019年10月1日にアラウーノS141が受注を開始して、アラウーノS2は2020年2月末で廃盤予定となっていますが、特定の住宅会社向けとしてアラウーノZ141として名称を変更して販売は一部に限って継続しています。

シリーズ内のラインナップと違い

アラウーノZ140の搭載機能

Z140はグレードが1つしかないため、搭載機能を紹介していきます。

  • 本体機能
    有機ガラス便器、ターントラップ排水、トリプル汚れガード(ハネ・トビ・モレ)※ハネガードはリモコン操作必要、激落ちバブル、停電時手動排水、チャイルドロック、樹脂製ツインノズル(ビデ・お尻ノズル別)
  • 快適機能
    オート脱臭、オート洗浄、お掃除水位モード
  • 排水水量
    大:約5.7 L/回  小:約4 L/回(ハネ抑制泡投入使用時は+1.2L)

カラーバリエーション

Z140は「ホワイトのみ」となっております。

アラウーノZ140の価格

アラウーノZ140 価格
床排水・新築向け 210,000円
床排水・リフォーム向け 220,000円
壁排水・排水高120mm 230,000円
壁排水・排水高155mm 240,000円

※寒冷地用は上記価格から+18,000円
※価格は税抜です。取付工事費などは含みません。

設置可能な水圧

アラウーノS141の最低水圧は専用手洗いの接続の有無で変わってきます。

  • アラウーノ専用手洗い無し
    流動時/0.07MPa ~ 静止時/0.75MPa
  • アラウーノ専用手洗い有
    流動時/0.1MPa ~ 静止時/0.75MPa

自分で水圧を測る方法はこちらへ

アラウーノS141とアラウーノZ140の違い

アラウーノS141との違いは、2点あります。

  • スティックリモコンが基本選択不可(動作はする)
  • S141に比較して節電能力と節水能力が異なる(S141の方がエコモードで電気代約18%向上、節水は大小で約0.2L節水)

アラウーノV

シリーズ概要

アラウーノVは、シリーズの中で最も価格帯のリーズナブルな商品になりますが、組み合わせなどが選択できるモデルでもありますので、安価で自分の欲しい機能をチョイスすることができます。

アラウーノL150やアラウーノS141との大きな違い

  • 「便座と便器が分離型であること」であること
  • 「激落ちバブルがない」こと

です。

「アラウーノVはタンクレスではない?」と思われている方もいるかと思いますが、アラウーノVはタンクレスです。ただし手洗い器を本体に取り付けできることも違いです。

シリーズ内のラインナップと違い

アラウーノVについては、便器本体が床/壁排水か、手洗い器の設置の有無、便座が基本は5種類から選択し、プランを設定していきます。

シリーズのラインナップ別の搭載機能

標準で設定されている5つの洗浄便座の特徴と機能を紹介します。

  • S3・S4・S5
    アラウーノV本体と一体感があるデザインの専用便座になっています。この3機種は壁付けのリモコンがあり、各種機能別に上位モデルがS3~スタンダードモデルがS5となっております。
  • SN4・SN5
    価格帯がお求めやすい形で2019年10月モデルから出てきた便座です。お尻洗浄などの操作は本体の座って右側で行います。また便器本体に手洗い無しのタイプの場合は、排水用のリモコン(定価4,000円)が別途必要になってきます。
    Sシリーズとの大きな差はリモコンがないことと、ムーブ洗浄がないことです。

5機種の機能別一覧はこちらです。(お尻洗浄機能がない暖房便座も選択できます)

S3 S4 S5 SN4 SN5
リモコン × ×
おまかせ節電
8時間切タイマー
本体便蓋着脱
抗菌加工
ステンレスノズル
おまかせノズルクリーニング
ひとセンサー × × × ×
便蓋自動開閉 × × × ×
便蓋・便座リモコン開閉 × × × ×
オート脱臭 × ×
着座センサー
暖房便座
おしり洗浄
おしり・ムーブ洗浄 × ×
リズム洗浄 × ×
ビデ洗浄
ビデ・ムーブ洗浄 × ×
ノズル位置調整 × ×
  • おまかせ節電
    「節電」ボタンを押すと、2日以上、同じ時間帯にトイレの使用がない時間帯があれば、その時間帯の便座と温水の温度を下げる節電運転です。(1時間毎)
  • 8時間切タイマー
    「8時間切」ボタンを2秒押すと設定され、便座ヒーターと温水ヒーターへの通電を8時間ストップします。例えば朝最後に使った人がこれを設定しておけば、日中不在の時間帯に節電になる機能です。8時間後には通電状態に戻り、設定されていた温度まで運転を再開します。(便座で温まるの約10分、温水で約5分かかります)
  • 本体便蓋着脱機能
    便蓋が閉じた状態で、向かって右側を外れるまで強く広げて固定してある軸から外し、引き上げると、左側の方も外れてきます。これにより本体から便蓋が取り外して掃除することができます。(電源プラグを抜いた状態で作業を行ってください)
  • おまかせノズルクリーニング
    使用後に自動でノズルを洗浄してくれます。また「ノズル掃除」ボタンを押すと、ご自身で洗いやすいようにノズルが出てきます。(1回押した際はお尻用ノズル、もう1度押すとビデ用ノズルが洗えます)
  • ひとセンサー(S3のみ)
    便蓋の自動開閉用のセンサーになります。
  • 便蓋自動開閉
    ひとセンサーにより、人がトイレ部屋に入室した際に便蓋を自動で開けて、出ていった二とは自動で閉まります。(約3分後)
  • 便蓋・便座リモコン開閉
    リモコンのスイッチで、便蓋と便座の開閉が出来ます。
  • オート脱臭
    着座したことを感知して脱臭を開始します。脱臭フィルターは定期的に掃除が必要です。
  • 着座センサー
    脱臭等の為のセンサー。
  • ノズル位置調整
    5段階で位置が調整できます。
  • ムーブ洗浄/リズム洗浄
    ムーブはノズルが前後に動きます。リズムは出る洗浄水の強弱をつけてだしてくれる機能です。

カラーバリエーション

アラウーノVは「ホワイトのみ」です。

シリーズ内のラインナップのカラーバリエーション・価格

お尻洗浄便座との組み合わせ価格

S3 S4 S5 SN4 SN5
【手洗無】
床排水・新築向け
190,000円 180,000円 170,000円 168,000円
※排水リモコン含
158,000円
※排水リモコン含
【手洗無】
床排水リフォーム向け
200,000円 190,000円 180,000円 178,000円
※排水リモコン含
168,000円
※排水リモコン含

【手洗無】
壁排水
210,000円 200,000円 190,000円 188,000円
※排水リモコン含
178,000円
※排水リモコン含
【手洗有】
床排水・新築向け
200,000円 190,000円 180,000円 174,000円 164,000円
【手洗有】
床排水リフォーム向け
210,000円 200,000円 190,000円 184,000円 174,000円
【手洗有】
壁排水
220,000円 210,000円 200,000円 194,000円 184,000円

※価格は税抜です。取付工事費などは含みません。

お尻洗浄機能無し便座(便座無し)との組み合わせ価格

暖房のみ便座 便座なし(他社便座想定)
【手洗無】
床排水・新築向け
134,000円
※排水リモコン含

109,000円
※排水リモコン含
【手洗無】
床排水リフォーム向け
144,000円
※排水リモコン含

119,000円
※排水リモコン含

【手洗無】
壁排水
154,000円
※排水リモコン含
129,000円
※排水リモコン含
【手洗有】
床排水・新築向け
140,000円 115,000円
【手洗有】
床排水リフォーム向け
150,000円 125,000円
【手洗有】
壁排水
160,000円 135,000円

※価格は税抜です。取付工事費などは含みません。

シリーズ内の共通機能と説明

  • 本体機能:有機ガラス便器、ターントラップ排水、3Dツイスター水流、停電時手動排水、ステンレスノズル(ビデ・お尻ノズル別)
  • 快適機能:上記便座の選択により変動
  • 排水水量:大:約4.6L/  小:約3L/回

設置可能な水圧

アラウーノVの最低水圧は手洗いの有無で変わってきます。

手洗い無し

流動時/0.05MPa ~ 静止時/0.75MPa

手洗い有

使用水圧範囲が0.05MPa ~ 0.55MPaの場合:手洗い吐水後に便器洗浄が行われる設定にする必要があります。
使用水圧範囲が0.55MPa ~ 0.75MPaの場合::手洗い吐水と同時洗浄可能です。

他社便座との組み合わせ時の注意点

アラウーノVの便器本体は、上記解説の通り他社のシャワー便座を設置することも可能になっていますが、手洗い器無しのアラウーノVの本体自体に排水の指示をするボタン等がないため、別売りの排水を行うリモコンが必要です。

(手洗い器無しアラウーノVとS3・S4・S5の便座のセットはリモコンに排水の大・小を本体へ指示を送るボタンがあるため問題ないが、他社の便座を設置すると、排水の指示が便器本体側にできない)

CH300S:定価4,000円

※手洗い器を設置する場合は、手洗い器に排水を行うボタンがあります

アラウーノの保証と、長期安心修理サービスについて

アラウーノの保証については、お引き渡し日を起算として便器本体は2年間温水洗浄便座部・暖房便座部は1年間のメーカー保証となっています。
保証範囲内の期間であっても、免責事項に記載されている事項※にあてはまる修理費用・出張費用は有償になる場合がありますので、ご注意ください。

パナソニック修理窓口:
TEL 0120‐872‐150(携帯電話等で利用できない場合は06-6906-1090)

※免責事項:使用上の故意又は過失による損傷・天災等に起因する故障・消耗品の取り換え・施工不備によるもの・想定外の薬品等での損傷・等など

長期安心修理サービス

通常の保証は、上記通り1~2年の保証になりますが、引渡しから10ヵ月以内の申込をすると延長保証をしてくれるサービスがあります。

トイレの場合は、温水洗浄一体型便器(アラウーノL150・アラウーノS141)、温水洗浄便座(アラウーノVの便座部分)は3,333円(税抜)で保証を5年間に延長できます。

また温水洗浄一体型便器に限っては、10年延長プランも新たに2019年6月より出ており、価格は19,000円(税抜)です。※メーカー基本の保証期間を含めた5年もしくは10年です

トイレについては、電気部分の故障をすることもあり(便座が暖まらなくなった等)こちらの延長保証への加入をお勧めいたします。

最低水圧の確認方法

タンクレストイレで水圧の問題を気にされている方も多いかと思いますが、本来は水道業者さん等で専用器具を用いて測定することをお勧めします。業者では正確な数値もしっかり測定できることや、接続がうまくいかずにトイレが水浸しになる心配もないため色々安心です。しかし、気になるからご自身で測りたい!という方は、方法も教えますので下記を参考にしてみてください。

バケツを使った簡易方法

必要な道具

  • 目盛付バケツ
  • 補助バケツ
  • マイナスドライバー・レンチ等の工具(止水栓を止める・外す作業)
  • 短めのホース(1m以内が使いやすいです)

測定の手順

  1. 目盛付バケツを用意し(補助バケツもあると安心です)
  2. トイレの止水栓を止めて(マイナスドライバー等が必要です)、ホースにつなぎかえます。
  3. しっかりつないで頂いているのを確認したら、ホースの先をバケツに入れます。
  4. 止水栓を全開にして、バケツ内に水を入れて測定開始です。

アラウーノL150・アラウーノV:0.05MPa(流動時)=10秒間で2.6L以上
アラウーノS141(S2):0.07MPa(流動時)=10秒間で3L以上

この水量以上が溜まれば、流動時の最低水圧が確保されているとなります。
ただし、やはり素人の方で行うとトイレが水浸しになる可能性等もありますので、不安な方はリフォーム業者の方に事前に測って頂くことをオススメはします。この方法は他社のトイレでも同じ方法でOKです。