IHクッキングヒーターのメリット・デメリット

ガスより高火力?IHクッキングヒーターのメリット・デメリット

IHクッキングヒーター導入を検討中の方へメリットとデメリットを洗い出して紹介。さらにラジエントヒーターのメリット・デメリットやIHクッキングヒーターでフランベをする方法、IHヒーターに使える鍋と使えない鍋、IHヒーターから出る電磁波の危険性も解説。

22,598view

最終更新:

ラジエントヒーターのメリット・デメリット

ここでは、IHクッキングヒーターの導入を検討する上で知らないと損するデメリットについて紹介していきます。

ラジエントヒーターってなに?

ラジエントヒーターは、ヒーター自体が発熱することによって鍋を加熱します。2口IH+ラジエントヒーターの場合、IHヒーターの間に挟まれているのが一般的です。

ラジエントヒーターのメリット

IHヒーターでは使えない鍋も使える

ラジエントヒーターのメリットとしてまず挙げられるのが、IHヒーターでは使用することができない種類の鍋も使用できるという点です。

以下は、ラジエントヒーターで使用できる鍋の一覧です。

  • 鉄・鉄鋳物・鉄ホーロー製の鍋
  • 18-0ステンレス製の鍋
  • 18-8/18-10ステンレス製の鍋
  • 多層鍋(磁石が鍋底につくタイプ)
    ※間に鉄を挟んでいるタイプや鍋底が18-0ステンレス製のタイプ。
  • 多層鍋(磁石が鍋底につくタイプ)
  • 銅・アルミ製の鍋
  • 土鍋(脚のあるタイプ)
  • 耐熱ガラス製の鍋(超耐熱タイプ)

以下は、ラジエントヒーターで使用できない鍋の一覧です。

  • 脚があるタイプの土鍋
  • 超耐熱ガラス以外のガラス製鍋

土鍋の使用でメーカーメンテナンスを受けられない場合も

土鍋対応のIHクッキングヒーターであっても、土鍋の使用中に故障や天板への傷・亀裂などが発生した場合、メーカーメンテナンスを受けられない場合があります。IHクッキングヒーターでは土鍋はできる限り使用しないほうが無難です。

あぶり焼きや餅を焼くことができる

ラジエントヒーターはIHヒーターとは加熱方法が違って、ヒーター自体が発熱するため、網などを設置してスルメや海苔のあぶり焼きや餅、トーストなどを焼くことができます。ただし、肉など汁が垂れる食材を焼くことはできません。

3口全てIHヒーターの場合よりも安価

3口全てがIHヒーターの機種よりも、2口IH+ラジエントヒーターの機種のほうが、価格が安い傾向にあります。ラジエントヒーターによって調理の幅も広がりますし、さらに価格が安いことはメリットといえるでしょう。

ラジエントヒーターのメリット

IHヒーターより火力が低い

IHヒーターの火力が3.0kW程度なのに対して、ラジエントヒーターは1.2kW程度の場合が多いです。1.2kWというのは、ガスコンロの強火が大体2.0kW~2.5kW相当ですので、ガスコンロの中火程度と考えてよいでしょう。

IHヒーターより発熱効率が悪い

ラジエントヒーターの加熱方法は、原理的にはガスコンロと変わらないため、磁力によって加熱するIHヒーターに比べると発熱効率は落ちてしまいます。お湯を沸かしたり、一般的な調理に関しては、IHクッキングヒーターを使用するのが良いでしょう。

やけどの危険がある

ラジエントヒーターはヒーター自体が発熱して高温になるため、触れてしまうとやけどをする危険があります。IHヒーターと形が似ているため、ついうっかり触れてしまわないように注意しましょう。

汚れやすい

ラジエントヒーターは調理時に高温になるため、油や食材の汁が飛ぶと焦げ付いて汚れになりやすくなります。ラジエントヒーターで汁が出る食材の調理などは避けたほうが無難でしょう。

IHクッキングヒーターに向いているご家庭

ここでは、IHクッキングヒーターを導入するのに向いているご家庭について解説していきます。

将来的にオール電化住宅にする予定がある

将来的にオール電化住宅にする予定がある場合、メリットにも紹介したとおり光熱費の削減が期待できますので、IHクッキングヒーターの導入に向いています。

できる限り火事の可能性を無くしたい

すぐに避難できない高齢者が居るご家庭や、お子様が多いご家庭など、できるだけ火事の危険を少なくしたい場合は、火事のリスクが減るIHクッキングヒーターの導入に向いています。

キッチンのデザイン性を重視している

IHクッキングヒーターには、使いやすさだけでなくデザインにもこだわったものが沢山あります。美しいデザインのキッチンを求める方には、IHクッキングヒーターの導入が向いているでしょう。

プロパンガスの地域に住んでいる

国が一律で料金を定めた都市ガスとは違い、プロパンガスは各ガス会社が独自に料金を決めているため、都市ガスよりも高い場合が多いです。そのため、プロパンガス供給地域に住んでいるご家庭では、電気を使用するIHクッキングヒーターを導入することで光熱費の削減が期待できます。

色々な便利機能を使って料理を楽しみたい

IHクッキングヒーターについているチャイルドロック(子どものイタズラ防止機能)や自動湯沸し機能(お湯の沸騰を検知し、自動で一定時間保温する)など、様々な便利機能を使ってみたい方には、IHクッキングヒーターが向いています。