徹底比較!エコキュート買い替えポイントと価格

エコキュート買い替えポイントと交換費用の相場。失敗しない為に

安くても総額30万以上必要なエコキュートの買い替え。高額でずっと使うものですから絶対に失敗したくないですよね。失敗や損をしない為の選び方とポイントをご紹介。メーカーや設置場所ごとのオススメ機種、注文から設置までの時間、補助金なども解説。

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エコキュート買い替えポイントと交換費用の相場。失敗しない為に

目次

エコキュートの買い替え時期はいつ?

エコキュートが故障したり不調なとき

寿命以外でエコキュートを買い替える場合として、エコキュートが故障してしまったり不調だったりする場合が考えられます。

エコキュートが故障してしまった場合、修理か買い替えという選択肢があります。

延長保証期間内(最長10年)なら修理

故障したエコキュートの購入時に、有料の「延長保証」に加入している場合、保証期間内であれば、保証を使って修理するのが最善です。

延長保証には5年、8年、10年といった種類がありますので、自分が加入している延長保証が何年だったかを確認しておく必要があります。

保証期間外の場合は故障箇所や使用年数で判断

故障したエコキュートが保証期間外だった場合、修理費用や使用年数によって修理か買い替えを判断する必要があります。

修理料金は故障箇所や内容によって異なりますが、高いと10万円をこえてしまう場合もあります。修理費用があまりに高い場合は、新しいエコキュートに買い替えてしまったほうがお得かもしれません。

エコキュートの修理費用について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

また、使用年数が10年以上のエコキュートも買い替えがオススメです。

エコキュートを使用して10年以上が経過したとき

エコキュートの寿命は10~15年程度と言われています。エコキュートは10年を過ぎると内部部品などの摩耗故障が発生しやすくなり、修理してもすぐにまた故障してしまう場合もあります。

また、メーカーがエコキュートの部品を保存している期間は10年程度ですので、10年以上使用したエコキュートの場合、故障が発生しても部品がなくて修理できない可能性もあります。

そのため、10年以上エコキュートを使用している場合、故障が発生した場合はもちろん、「突然お風呂に入れない」などのトラブルを避けるため、故障発生前にエコキュートを買い替え・交換してしまうのも1つの手です。

エコキュートの寿命について詳しくは以下の記事をご覧ください。

エコキュートの買い替え・交換にかかる費用

現在のエコキュートを新しい機種へ買い替え・交換する費用

古いエコキュートから新しいエコキュートへ買い替える場合、総額で30~50万円程度が必要です。

詳しい費用の内訳は、以下の表をご覧ください。

エコキュート取り替え工事費 10~15万円程度
(工事内容は上記参照)
エコキュート本体費用 20~35万円程度
(機種によって異なる)
総額 30~50万円程度

古いエコキュートから新しいエコキュートへ交換するときの工事内容

必要な工事内容は以下の通りです。

  • 既存温水器撤去
    現在設置されているエコキュートを取り外し、撤去します。
  • エコキュート設置工事
    新たにエコキュートを設置します。
  • 運搬・処分作業
    旧いエコキュートを運搬し、処分します。
  • 電気工事
    取り替えた新しいエコキュートの電気工事です。

※上記金額はあくまでも目安です。設置されているエコキュートの種類や設置状況によっては、工事費が異なる場合があります。

古いエコキュートから新しいエコキュートへ買い替える場合の工事内容や費用について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

電気温水器からエコキュートへの買い替え・交換にかかる費用

電気温水器からエコキュートへ買い替える場合、総額で30~55万円程度が必要です。

詳しい費用の内訳は、以下の表をご覧ください。

エコキュート取り替え工事費 10~15万円程度
(工事内容は上記参照)
エコキュート本体費用 20~35万円程度
(機種によって異なる)
電力会社申請費用 2~4万円程度
総額 30~55万円程度

※電力会社申請費とは、電力会社への申請および契約変更手続きにかかる費用です。
※上記金額はあくまでも目安です。設置されている電気温水器の種類や設置状況によっては、工事費が異なる場合があります。

電気温水器からエコキュートへ交換するときの工事内容

必要な工事内容は以下の通りです。

  • 既存温水器撤去
    現在設置されている電気温水器を取り外し、撤去します。
  • エコキュート設置工事
    新たにエコキュートを設置します。
  • 配管工事
    エコキュート用の配管へ変更します。
  • 運搬・処分作業
    旧い電気温水器を運搬し、処分します。
  • 電気工事
    エコキュートへ取り替える為の電気工事です。分電盤を交換する場合もあります。

電気温水器からエコキュートへ買い替える場合の工事内容や費用について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

電気温水器よりもエコキュートは3倍お得!

電気温水器は電熱ヒーターを使ってお湯を温めるものを指し、エコキュートは自然冷媒ヒートポンプを用いてお湯を沸かします。

電気温水器のほうは電熱ヒーターで作られる熱のみを使ってお湯を沸かすので、空気中の熱と電気でお湯を沸かすエコキュートに比べると、ランニングコストが高くなります。

エコキュートのほうが電気温水器に比べて消費電力は約3分の1以上、年間ランニングコストは約5万円以上安くなるというデータもあります。

もし電気温水器が故障してしまった方で、電気温水器とエコキュートで買い替えを迷っているのであれば、環境にも優しく省エネ性能も高いエコキュートがおすすめです。

ガス給湯器からエコキュートへの買い替え・交換にかかる費用

ガス給湯器からエコキュートへ買い替える場合、総額で30~60万円程度が必要です。

詳しい費用の内訳は、以下の表をご覧ください。

エコキュート取り替え工事費 10~20万円程度
(工事内容は上記参照)
エコキュート本体費用 20~35万円程度
(機種によって異なる)
電力会社申請費用 2~4万円程度
総額 30~60万円程度

※電力会社申請費とは、電力会社への申請および契約変更手続きにかかる費用です。
※上記金額はあくまでも目安です。設置されているガス給湯器の種類や設置状況によっては、工事費が異なる場合があります。

ガス給湯器からエコキュートへ交換するときの工事内容

必要な工事内容は以下の通りです

  • 既存温水器撤去
    現在設置されているガス給湯器を取り外し、撤去します。
  • エコキュート設置工事
    新たにエコキュートを設置します。
  • 配管工事
    エコキュート用の配管へ変更します。
  • 運搬・処分作業
    旧いガス給湯器を運搬し、処分します。
  • 電気工事
    エコキュートへ取り替える為の電気工事です。分電盤交換、幹線張替えをする場合もあります。

ガス給湯器からエコキュートへ買い替える場合の工事内容や費用について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

エコキュートの買い替えにかかる時間は最短1日!ですが…

エコキュートの買い替えにかかる時間ですが、業者によっては最短即日での対応をうたっているところもあります。
ただし、当日工事には様々な制約があるため、可能であれば余裕を持った買い替えスケジュールをお勧めします。

通常、エコキュートの買い替えは最短5営業日

多くの業者は、様々な種類があり、どの商品に注文が入るか分からないため、1台が高額なエコキュートの在庫を持つという事はしておりません。
そのため、お客様の注文後にメーカーから取り寄せるため、問い合わせから最短でも5営業日は必要となります。

様々な条件をクリアできれば最短で即日工事も可能

まれにエコキュートの在庫を抱えている業者の場合は、最短で当日の設置工事が可能となる場合があります。
ただし多くの場合、在庫のエコキュートは定番機種に限られます。

また、即日対応の特別料金を取られる事や、ローンでの契約ができないなど、支払いにも制限がある場合があります。
可能であれば余裕を持ったスケジュールで制限の無いエコキュートの買い替えをお勧めします。

エコキュートの購入にオススメの業者は、以下の記事をご覧ください。

設置工事にかかる時間は4時間~

エコキュートの設置工事は、4時間~半日程度で完了します。また、工事完了後すぐにお湯が使えるわけではなく、お湯の沸き上げに4~5時間程度かかります。

エコキュート本体の価格(容量別)

参考までに、「メーカー定価(希望小売価格)」と「販売店舗の価格」について、容量別の価格を見ていきましょう。

メーカー定価(希望小売価格)

  • 容量370Lの定価:880,000円(税込)
  • 容量460Lの定価:968,000円(税込)
  • 容量550Lの定価:951,500円(税込)
  • 容量300Lの定価:847,000円(税込)
  • 容量180Lの定価:672,100円(税込)
  • 容量370L(薄型)の定価:957,000円(税込)
  • 容量430L(薄型)の定価:1,034,000円(税込)

販売店舗の価格(流通価格)

  • 容量370Lの販売価格:171,600円(税込)~
  • 容量460Lの販売価格:192,207円(税込)~
  • 容量550Lの販売価格:192,789円(税込)~
  • 容量300Lの販売価格:176,769円(税込)~
  • 容量180Lの販売価格:141,400円(税込)~
  • 容量370L(薄型)の販売価格:188,800円(税込)~
  • 容量430L(薄型)の販売価格:205,290円(税込)~

※販売価格は2021年5月28日時点での情報です。
※上記の販売価格は、三菱電機エコキュートのAシリーズを基準にしています。

エコキュートの買い替え・交換のポイントや選び方

タンク容量(お湯の量)の選び方

エコキュートを買い替えるときに最適な容量は?

エコキュートからエコキュートへ買い替え、または電気温水器からエコキュートへ買い替える場合、今の容量で特に不自由が無ければ、そのままの容量を選べば問題ありません。もし現在の容量で不自由した記憶があれば大きい容量のエコキュートへ買い替えましょう。

ガス給湯器からエコキュートへ買い替える場合は、どの容量のエコキュートを買えばいいか分からないと思います。
以下を参考に家族構成ごとに最適な容量を選びましょう。

貯湯タンクの容量(お湯の量)は家族構成で選ぶ

エコキュートは貯湯タンクにお湯をためて使います。貯湯タンクには370Lや460Lなどいくつかの大きさがあり、貯湯タンクのお湯が空になると沸かし直さなくてはいけません。

貯湯タンクのお湯を沸かし直すと時間がかかるだけでなく電気代がかさんでしまうので、お湯を使う家族の人数に合わせて最適なタンク容量を選ぶことが、快適にエコキュートを使っていく秘訣です。

冬場のお湯使用量目安と対応するタンク容量

  • 2~4人家族:180~370L
    湯量の内訳:浴槽お湯はり1回(180L)+シャワー4回(320L)+洗面・台所(150L)=650L
  • 3~5人家族:370~460L
    湯量の内訳:浴槽お湯はり1回(180L)+シャワー5回(400L)+洗面・台所(150L)=730L
  • 4~7人家族:460~560L
    湯量の内訳:浴槽お湯はり1回(180L)+シャワー7回(560L)+洗面・台所(150L)=890L

エコキュートを4人家族で使うなら460Lタンクがおすすめ!

4人家族で370Lか460Lかで悩んでいる方がよくおられますが、結論から言ってしまうと460Lタンクがおすすめです。本体の価格もさほど変わりませんし、無駄に沢山沸き上げなければ消費電力もほとんど変わりません。

また、大は小をかねますので、急な来客などがあって普段よりお湯を多目に使うような場合でも、460Lタンクであれば安心です。

ただし、あまりお風呂に入らないご家庭であれば370Lでも十分ですし、ご家庭ごとのライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

エコキュートの容量別の違いについて、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

メーカーによるエコキュートの違いはある?

結論から言ってしまうと、エコキュートはメーカーによる大きな違いはありません。どのメーカーも有名な一流企業のため、しっかりとした品質の商品です。

その上で、あえてメーカーでエコキュートを選ぶ場合は、

  • メーカーごとの独自機能
  • 実際のエコキュートの販売価格
  • メーカーの好みやこだわり

などによって特定のメーカーが選ばれるケースが多くなっています。

主要メーカーのエコキュート比較は、以下の記事をご覧ください。

主要メーカーのエコキュートの機能や特徴については、以下の記事をご覧ください。



3種類の給湯方式でエコキュートを選ぶ

エコキュートにはフルオート、オート、給湯専用という3つの種類があります。それぞれ特徴や価格が異なるので、しっかり理解しておきましょう。

フルオートの特徴

多くの方が購入されるのがこの「フルオートタイプ」のエコキュートです。
フルオートは湯沸かし、保温、たし湯を全て自動で行ってくれます。フルオートでは、リモコンで指定した温度と量を浴槽へ送ったあと(自動湯沸かし)、最大6時間その温度と量をキープ(自動保温、自動たし湯)してくれます。

例えば3人家族の場合ですと、3番目に入浴する人は大抵お湯が少なくなっていますが、フルオートでは2人が入って減ってしまったお湯を、自動でまた元の水位へ差し湯してくれます。

デメリットは、自動で全て行ってくれる分、光熱費がかかります。またオートや給湯専用タイプのエコキュートよりも故障はしやすくなっています。

オートの特徴

オートエコキュートは湯沸かし、保温は自動で行ってくれますが、自動たし湯機能が無く、手動で差し湯を行う必要があります。価格はフルオートよりも安いので、家族が少ないご家庭や、自動たし湯機能が必要のない方におすすめです。

また、フルオートよりは壊れにくいですが、給湯専用よりは壊れやすくなっています。

給湯専用の特徴

給湯専用エコキュートは手動で蛇口をひねってお湯を貯める一番シンプルなタイプです。設定したお湯の量までたまると、音声やメロディで知らせてくれます。

3種類の中では一番シンプルなので手間はかかりますが、導入コストを抑えることができます。また、シンプルな分フルオートやオートよりも故障しにくいというメリットも有ります。

エコキュートにすると水圧が弱くなる?

ガス給湯器などからエコキュートへ買い替える場合、「水圧が弱いのでは?」と気になる人もいるかもしれません。確かに、一般的なエコキュートは貯湯タンクからお湯を出すため、水道の水圧をそのままシャワーとして出すガス給湯器より弱くなってしまいます。

対策としては、ガス給湯器と同じ「水道直圧式」のエコキュートを使用したり、水圧が強くなるシャワーヘッドに交換するといったことが考えられます。

「水道直圧式」なのは日立エコキュート

日立のエコキュートは、ガス給湯器と同じ水道直圧式なので、最大500kPaという水圧でシャワーを出すことができます。もし「水圧が強いエコキュートが欲しい!」とお考えの方は、日立エコキュートがオススメです。

>>[水道直圧給湯]日立の買い替えおすすめエコキュート

水圧の強いシャワーヘッドに交換する

シャワーヘッドを変えるだけでも、シャワーの水圧を強くすることができます。もし日立以外のエコキュートの購入を考えている場合は、シャワーヘッドを変えることである程度強い水圧を実現できると思います。

水圧の強いシャワーヘッド(低水圧用シャワーヘッド)については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

その他の水圧を強くする方法やエコキュートの水圧についてはこちらで詳しく紹介しています。

エコキュートから運転音や騒音はするの?

エコキュートからも、わずかではありますが運転音は出ています。また、エコキュートは静かな深夜にお湯を沸かすので、中には近隣住民とエコキュートの騒音(運転音)が原因でトラブルに発展するようなケースもあります。

エコキュートの騒音について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

マンション向けにはコンパクトエコキュート

マンション向けのエコキュートは、通常のエコキュートに比べて薄型や小型になっていて、貯湯ユニットが玄関横のメーターボックスの中に収納できるように作られています。なお、ヒートポンプユニットはベランダに設置します。

また、エコキュート本体から水漏れが発生した場合、給水を停止する「エマージェンシーストップ」という安全機能も備わっています。

マンション向けのおすすめエコキュート

マンション向けには、以下のエコキュートがオススメです。

エマージェンシストップ機能搭載!マンション向けエコキュート

エマージェンシストップ機能搭載!

マンション向けエコキュート

参考価格:162,757円~(2021年5月28日時点)

寒い地域や海に近い地域は専用エコキュートを選ぼう

エコキュートには一般地向け・塩害地向け・寒冷地向けの3つが存在しています。

お住いの地域に合わせたエコキュートを選びましょう。

  • 一般地向け:最低気温-10℃までの地域向けに作られたエコキュートです。
  • 寒冷地向け:最低気温が-25℃までの地域向けに作られたエコキュートです。
  • 塩害地向け:潮風の影響を受けやすい地域向けに作られたエコキュートです。設置場所の目安は、海から300m~1km以内です。
  • 重塩害地向け:潮風の影響を特に強く受けやすい地域向けに作られたエコキュートです。設置場所の目安は、海から300m以内です。

塩害地向けは取り付けまでに時間がかかるので注意

塩害地向けや重塩害地向け、また寒冷地+塩害地向けエコキュートの場合、注文がきてから生産する「受注生産」が一般的です。受注生産の場合、注文から納品までに2~3ヶ月かかることもあります(三菱電機エコキュートの場合)。

そのため、塩害地向けなどのエコキュートを購入する場合は、可能であれば時間に余裕をもって購入するようにしましょう。

長く保証を受けたいなら有料延長保証へ加入する

エコキュートの保証には、無料でついてくる「無料保証」と、有料で加入する「延長保証」の2種類があります。

エコキュートの無料保証は1~2年

エコキュート本体の無料保証は、ほとんどのメーカーで1~2年間です(東芝のみ5年間)。ここで言うエコキュート本体とは、貯湯タンクと冷媒回路(圧縮機、熱交換器など)以外の部分のことを指します。

なお、貯湯タンクの無料保証は全メーカー5年間、冷媒回路はほとんどが3年(東芝のみ5年間)となっています。

エコキュートの有料延長保証は最長10年

無料保証とは別に、有料で加入することで保証期間を延ばせる延長保証が用意されています。

エコキュートの延長保証には、以下の3種類があります。

  • 5年延長保証
  • 8年延長保証
  • 10年延長保証

エコキュートの寿命は10~15年と言われており、10年近くになると故障も発生しやすくなります。延長保証に入っていれば、急な故障でも無償修理をしてもらえるので安心です。

なお、延長保証は、それぞれメーカー保証を含めての年数となります。(5年保証であれば、メーカー保証の1~2年が終了後、残り年数が延長保証扱い)

延長保証は販売店で同時購入が可能

延長保証は、エコキュートを購入時に、販売店で同時に購入することができます。

ただし、インターネットでエコキュートを購入する場合は、店舗によって延長保証の価格がまちまちだったり、有料延長保証を販売していない店舗も存在します。

購入先の店舗はアフターサービスに気をつける

設置工事後のアフターサービスがあるかどうか、確認してから契約しましょう。
訪問販売の業者などで工事するとアフターサービスが無い場合もありますので、注意が必要です。

また、依頼した業者から見積もり額を提示されたら、上記の金額を参考にして適正な価格かどうか確かめましょう。もしも適正価格より高ければ、安くならないか交渉してみることも重要です。

エコキュートのベストな購入先について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

地域によってはエコキュートに補助金が支給されることも

国からのエコキュート補助金はすでに終了していますが、お住まいの地域によっては各地方自治体から「エコキュートの補助金」が支給される場合もあります。補助金が支給されるための条件は各地方自治体によって様々で、単純にエコキュートを買い換えるだけで支給される自治体もありますが、太陽光発電システムなどの導入とセットで設置した場合のみ支給される自治体もあります。

お住まいの自治体で補助金が交付されているかどうか調べるには、自治体のホームページを見るか、お電話で問い合わせてみるのが確実です。

補助金申請は、必ずエコキュート設置工事の着工前に!

補助金の申請を行う場合は、必ずエコキュート設置工事の着工前に行わなくてはいけません。自治体から補助金の認可が降りる前に工事をはじめてしまうと、補助金が受け取れなくなってしまいます。

また、自治体にもよりますが、補助金の審査期間は7~10日程度かかるのが一般的です。エコキュートの買い替えに補助金を利用しようと思っている場合は、あらかじめ余裕をもって補助金申請を行っておいたほうが良いでしょう。

メーカーごとの代表的なエコキュートおすすめ快適機能比較

エコキュートを快適に使っていく為のおすすめ機能を、メーカー別にご紹介していきます。

三菱電機エコキュートのおすすめ快適機能紹介

バブルおそうじ
浴槽の栓を抜くだけで「バブルおそうじ」が始まり、微小な汚れをマイクロバブルが吸着して洗浄してくれます。

ホットあわー
微細な泡(通常の約1/1000のマイクロバブル)が浴槽アダプターから発生し、水中に停滞してきもちよく全身を包み込んでくれます。

三菱電機エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

日立エコキュートのおすすめ快適機能紹介

水道直圧給湯
水道圧をそのまま利用し、瞬間的にお湯にして台所や浴室に給湯する技術で、給湯水圧は最大500kPa(給水元圧に依存)です。

ナイアガラ倍速湯はり
お風呂の湯はり回路を2系統にすることにより、標準の約2倍のスピードで湯はりが完了します。

日立エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

パナソニック製エコキュートのおすすめ快適機能紹介

温浴セレクト
家族一人ひとりの好みに合わせて、台所リモコンから湯温を簡単に選択できます。湯温は「あつめ:42℃」「ふつう:40℃」「ぬるめ:38℃」から設定でき、さらにお風呂に浸かる時間をセットすることもできます。

パナソニック製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

ダイキンエコキュートのおすすめ快適機能紹介

パワフル高圧給湯(300kPa)「パワフル高圧たっぷリッチシャワー」
貯湯ユニットの強化と、給湯圧力の大幅アップにより、ダイキンエコキュートの従来比で約1.8倍のパワフル給湯を実現しました。これまでシャワーの勢いが弱いと感じていた方や、3階でシャワーを使いたい方などにおすすめです。また、給湯配管径13Aでも約13L/分のシャワー流量を確保しているので、給湯器からの買い替えや、エコ住宅の新築に向いています。

ダイキン製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

東芝エコキュートのおすすめ快適機能紹介

銀イオンの湯
銀イオンによって菌の増殖が抑えられるので、お風呂のお湯を常に清潔に保つことができます。これによって、二日目の残り湯も菌が繁殖すること無く使用することができます。また、お手入れが難しい配管でも、銀イオンの効果で清潔に保つことができます。

メーカー5年保証
東芝はエコキュート販売メーカーの中で唯一、メーカー5年保証を実施しています。
※銀イオン発生ユニット・貯湯ユニットの消耗部品は除く

東芝製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

コロナエコキュートのおすすめ快適機能紹介

入浴を検知して保温追いだき開始
入浴感知センサーが水位の変化を検知し、人が入浴してから保温追いだきを開始します。

コロナ製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

メーカーごとの代表的なエコキュート省エネ・節約機能比較

エコキュートを長く使っていく上では一番重要である省エネ・節約機能を、メーカー別にご紹介していきます。

三菱電機エコキュートの省エネ・節約機能

かしこいわき上げ制御
ご家庭のお湯の使用状況を学習して、最適なわき上げを行ってくれます。これによって、余分なわき上げが減り、省エネにつながります。

三菱電機エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

日立エコキュートの省エネ・節約機能

貯湯ユニット「ウレタンク」
ウレタンクは、断熱性が高くすき間のないウレタンフォームで出来ていることが特徴です。これによってお湯が冷めにくくなり、高い省エネ性能を実現しました。

日立エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

パナソニック製エコキュートの省エネ・節約機能

エコナビ
実際に人が入浴してから、ひとセンサーによって入浴を検知し、設定温度まで加熱が開始されるため無駄がありません。

リズムeシャワープラス
シャワーの流量・温度を一定のリズムで変動させることにより、省エネ最大約20%、節水最大約10%を実現しました。

パナソニック製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

ダイキンエコキュートの省エネ・節約機能

エコ認定
お湯の出しっぱなし、お風呂の長時間保温など、普段気づきにくい無駄をリモコン画面で教えてくれます。

ダイキン製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

東芝エコキュートの省エネ・節約機能

ESTIA i
お湯や電力の使用量を「グラフ/リアルタイム/ゲーム感覚」の3パターンでチェックすることができるので、チェックをまめにして省エネ意識を高めたり、ゲーム感覚で省エネに取り組めるのでお子様のいるご家庭にもおすすめです。

東芝製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

コロナエコキュートの省エネ・節約機能

ecoタンク
高効率スクロールコンプレッサーと、エジェクター回路「エジェクスⅡ」によって、ヒートポンプユニットの効率を高めました。これによって、ヒートポンプユニットが効率的にお湯をつくることができるため、省エネに繋がります。

コロナ製エコキュートの機能について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

三菱電機の買い替えおすすめエコキュート

Sシリーズ

三菱電機エコキュートのSシリーズは、「バブルおそうじ」などの代表機能を搭載した上位モデル機種です。

主な機能

  • バブルおそうじ
  • フルオートダブル追いだき
  • ハイパワー給湯(最大290kPa)
  • お急ぎ湯はり
  • 給湯ガイド

日立の買い替えおすすめエコキュート

[水道直圧給湯] フルオート標準タンク(2016年10月発売)

日立エコキュートの[水道直圧給湯] フルオート標準タンクは、「ウレタンク」などの代表機能を搭載した上位モデル機種です。

主な機能

  • ウレタンク(ウレタンフォーム)
  • 水道直圧給湯(最大500kPa)
  • 高速湯はり

パナソニックの買い替えおすすめエコキュート

Jシリーズ

パナソニック製エコキュートのJシリーズは「エコナビ」などの代表機能を搭載した上位モデル機種です。

主な機能

  • エコナビ
  • 温浴セレクト
  • リズムeシャワー
  • ぬくもりチャージ

ダイキンの買い替えおすすめエコキュート

フルオートタイプ

ダイキンエコキュートのフルオートタイプは、「温浴タイム」などの代表機能を搭載した上位モデル機種です。

主な機能

  • 温浴タイム
  • パワフル高圧(320kPa)
  • マイクロバブル入浴
  • 「バスクリン」全製品対応

コロナの買い替えおすすめエコキュート

高圧力パワフル給湯ハイグレード

コロナエコキュートの高圧力パワフル給湯ハイグレードは、「高圧力パワフル給湯」などの代表機能を搭載した上位モデル機種です。

主な機能

  • 高圧パワフル給湯(290kPa)
  • ecoガイド
  • 節水モード

東芝の買い替えおすすめエコキュート

ハイグレード

コロナエコキュートのハイグレードは、「銀イオンの湯」などの代表機能を搭載した上位モデル機種です。

主な機能

  • 銀イオンの湯
  • パラフル給湯タイプ(300kPa)
  • 省エネが見えるESTIAi