
エコキュート修理経験者が実際に支払った費用例
さきほどの業者修理代比較でもわかるように、業者によってエコキュートの修理費用は部品交換や出張費ようなどの算出方法も含めて大きく異なります。
ここでは、エコキュートの修理を経験した方々が、実際に支払った修理費用を見ていきましょう。
ケース1:パイプ周りの故障に関するエコキュート修理費用
- 故障概要:パイプ詰りエラー
- 修理費用:8000円(出張料込)
ケース2:タンクユニット周りの故障に関するエコキュート修理費用
- 故障概要:震災の停電によるタンクユニット内部部品及びHPユニット熱交換器などの凍結破損+水漏れによるその他部品故障
- 修理費用:30万程度
- 備考:自然災害がきっかけの故障のため、保証適用外
ケース3:ヒートポンプ基板周りの故障に関するエコキュート修理費用
- 故障概要:落雷による電源回路等(ヒートポンプユニットインバーター基板、タンクユニットメイン基板及びトランス、台所リモコン)の破損
- 修理費用:12万程度(工賃・出張料込み)
- 備考:自然災害がきっかけの故障のため、保証適用外
出典元:教えて!goo
上記のケース1、ケース2ように、自然災害による故障は例え保証適用期間内であっても、保証適用外となる場合がありますので、加入している保証が自然災害に対応しているかどうか確認しましょう。
こんなに高いこともある?!高額の修理費用を請求された例
エコキュートを9年間使ったDさんは、9年間の間に4回の修理を経験し、修理費用の総額は15万円以上かかりました。そのうち2回は保証期間内だったので無料で修理が可能でしたが、保証が切れた後の修理では、詳しい故障箇所や修理方法も伝えられること無く、一回の修理で10万円近くもの金額を請求されてしまったのです。
元々エコキュートや電子機器に詳しくないDさんは、修理業者に請求されるがまま、修理費用を支払いました。
エコキュートの修理費用を安く抑えるポイント
エコキュートの修理費用は業者によって大きく異なります。そのため「エコキュートのどこが故障したか」と「どのエコキュート業者へ修理依頼したか」の2つが、エコキュートの修理代を決定する重要な要素になってくるのです。
先ほどご紹介した事例のような高額の修理費用を請求されないためには、修理業者が提示する見積額を黙って支払うのではなく、
- エコキュートのどこが故障したの?
- エコキュートの修理はどのようにするの?(部品交換が必要かどうか等)
- エコキュートの修理はどこでするの?(その場でするのか、持ち帰るのか)
など、疑問に思っていることを事細かく質問することが大切です。
そして、見積額を提示された後も、その見積額が妥当かどうかを可能な限り調べることが重要です。その際、別の業者へ問い合わせたり、インターネットで質問したりするときなどに、先ほどの質問で聞いたことが重要な情報として役立ってくるのです。
お湯は生活に欠かせないもので、普段は無意識に使っていますが、だからこそ使えなくなってしまうとうろたえてしまい、冷静な判断力を失ってしまう人が多いのが現実です。エコキュートが故障してもうろたえずに、修理費用が妥当かどうかを冷静に判断できるように、常に心の準備をしておくことが大切です。
古いエコキュートは修理よりも買い換えがオススメ!
古いエコキュートは2~3年おきくらいに故障するケースが多いです。
特にヒートポンプユニットが故障する割合が多く、故障のたびに修理費用が最低でも数万円は必要になってしまします。
いつ壊れるかと不安になりながら古いエコキュートを使い続けるよりも、最新のエコキュートに買い換えてしまったほうが、結果的に見ると安くすむ場合もあります。さらに8年保証などの延長保証に入っていれば、少なくとも買い替えから8年間はエコキュートの故障と修理代に怯える必要は無くなります。
以上の理由から、当サイトでは修理費が10万円以上かかる場合は、エコキュートの買い替えを推奨しています。
エコキュートの買い替えをご検討の方は、こちらの記事をご覧ください。

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まとめ
- エコキュートの故障には初期故障、偶発故障、摩耗故障があり、耐用年数(寿命)はおよそ10年~15年です。
- エコキュートの修理代は、故障箇所やパーツの状態、依頼する修理業者によって大きく異なります。
- エコキュートの保証内容によっては、自然災害による故障まで保証していない場合があります。
- 修理業者にエコキュート修理依頼を出す場合は、疑問に思っていることを全て質問するようにしましょう。
- 古いエコキュートを修理しながら使い続けるよりも、最新エコキュート+延長保証加入がオススメです。
- エコキュートの修理費を安く抑えるために、定期的な点検で水漏れなどの故障を早期発見することがとても大切です。