食洗機の掃除・お手入れ方法。クエン酸の使用は注意!
目次
今回の記事では、食洗機の普段のお手入れ方法、掃除の仕方、注意点が分かります。
特に、クエン酸の使用については推奨していないメーカーもあるため、要注意です。
普段のお手入れや、正しい清掃方法で食器洗い乾燥機が長く使えるようにしましょう。
毎日使っている食洗機。お手入れが必要なの?
答えは「お手入れが必要」です。
毎日使っており、食洗機内を毎回洗っているからお手入れは必要なの?と思われる方もいるかも知れません。
しかし食洗機内を掃除しないと、庫内に水アカ汚れが付着したり、残菜フィルターが詰まったり、悪臭がしてきます。
巷では、色々な方法で掃除する方法が出回っていますが、こちらの記事で「正しい」お手入れ方法を解説していきます。
メーカーでNGとしている使用方法で故障などに繋がっても保証が受けれませんので、その点は注意が必要です。
食洗機の清掃で使用できる洗剤は
こちらは、「ビルトイン食洗機」も「据え置き型食洗機」にも当てはまることです。
食器洗い機専用洗剤(普段の食器を洗う洗剤)
食洗機専用洗剤を、食洗機自体の清掃に使用することも可能です。
使用するタイミングと使い方
使用するタイミングは、週1~月2、3回程度での頻度で、清掃するとキレイが長持ちします。
清掃運転の仕方は、
- 通常の2倍の食洗機用の洗剤を入れる
- 食器を入れずに「油汚れが多い時に運転するコース」があれば、そちらのコースで運転、なければ標準コースで通常通り運転させます。
- 運転終了後、フキンで拭き上げてください
漂白剤・ハイター(使用方法は注意)
カビが発生していると、漂白剤やハイターを使いたくなる方も多いと思います。
漂白剤やハイターは、強力がゆえに使用する時は、各種注意が必要です。
(もちろん、食器の洗浄に漂白剤の使用は不向きです)
基本的に庫内全体の清掃ではなく、部分的にカビを落とすために漂白剤・ハイターを使います。
使用するタイミングと使い方
ビルトイン食洗機の場合は、残さいフィルターなどにカビが発生してしまった場合に、漂白剤を10倍以上に薄めた消毒液をつけた雑巾や、キッチンペーパーなどでこすります。
細かい部分は、綿棒を使うと良いでしょう。
使う場合は、汚れがひどくなってきた時のみで、普段はカビが発生しないよう、まめに掃除を行うことをおすすめします。
庫内クリーナー
メーカーから販売されている庫内クリーナーを使って、汚れを落とすことも有効です。
庫内クリーナーで取れる汚れは、庫内に発生する白い汚れやヌメリです。
これらの汚れは、水道水に含まれるカルシウムやミネラル成分が固着した、いわゆる「水アカ」と呼ばれるもので、アルカリ性の汚れになります。
そのため、酸性成分の庫内クリーナーが、このようなアルカリ性の汚れを中性化して除去します。
使用するタイミングと使い方
目安としては、月に1回程度の清掃が良いでしょう。
- 食器を全て取り出して、残さいフィルターから汚れを取り除きます
- 何も入れずに標準コースで、約5分ほど運転し食洗機を一時停止させます
- 食洗機を開けて、庫内クリーナーを直接庫内に入れます(洗剤入れではなく、直接庫内全体に入れます)
- スタートボタンで運転を再開し、運転終了まで通常通り運転します
- 水のあたりにくい部分などは、運転終了約30分後以降に、スポンジでこすり洗いをしてください
パナソニック純正庫内クリーナー
- 品番:N-P300
- 内容:150gの粉末クリーナーが2袋入っています
- 希望小売価格:1,000円
食洗機の清掃で使用できない洗剤は
食洗機の清掃として使用できない洗剤は「台所用洗剤」「重曹」「クエン酸」です。
クエン酸での掃除をすすめている方もいますが、パナソニックの食洗機については推奨されていません。
こちらの使えない理由などを見ていきましょう。
なお、「ビルトイン食洗機」も「据え置き型食洗機」にも当てはまります。
台所洗剤
使えない理由は「泡が大量に発生してエラーで止まる」からです。
台所用洗剤に関しては、食洗機を使っている方であればみなさんご存じかと思いますが、食器の洗浄にも同じように使えないのと同様、泡が大量発生します。
間違って使ってしまったら…
基本的に食洗機でセンサーによって異常停止すると思われます。
- 水漏れを防ぐために止水栓を閉めてください
- 1時間以上放置して、泡がおさまるのを待ちます
- 泡などを除去できればフキンなどで除去します
- 止水栓を開けて、スピーディ(少量)コースを2~3回繰り返し運転して洗剤成分を完全に洗い流します
重曹
使えない理由は「重曹が固まって故障の原因になる可能性が高い」からです。
水まわりの清掃は重曹がいい!と思う方もいると思いますがNGです。重曹は水の温度が低いと、粒子が固まってしまい故障に繋がります。
特に「工業用重曹」とされるものは、粒子が粗いため固まりやすいです。
重曹が固まって、排水を妨げたり動作不良の原因になります。
リンナイの重曹コースモードは例外
リンナイの特定機種に限っては、重曹を食器洗浄に使える機種があります。
ただし、その機種でも「重曹モード」で運転を行います。
そしてリンナイのホームページでは
「重曹には、純度の高い順に薬用・食用・工業用がございます。洗浄にご使用される重曹は、食品添加物と記された食用、または薬用のものをご使用ください」と記載がありますので、注意点を守って使用しましょう。
できれば薬用の重曹が粒子が細かく、もし使うのであればおすすめですが、値段が高額になってきます。
クエン酸
インターネット上でクエン酸を使った清掃方法を紹介しているが、「使用できない」としている食洗機メーカーもあるため、取り扱いは注意です。
理由としては「クエン酸は文字通り酸性の為、使用を重ねると部品が酸化(錆が発生)する原因になり、おすすめできない」からです。
使用できない、としているメーカーは、食洗機のシェア1位のパナソニックです。
ただし、リンナイのビルトインの取扱説明書には、汚れがひどい場合にクエン酸の使用を認めています。
リンナイの説明では、「クエン酸、または食酢かレモン水を水槽内に入れます。量の目安は、クエン酸は20g、食酢・レモン水は50gです。汚れがひどい場合は、約2 倍の量を入れてください」とありますが、クエン酸は酸性のため、アルカリ性の汚れ(水アカなど)にしか効果がありません。
クエン酸を使用する場合の注意点
クエン酸を使用する場合は、他の洗剤、特に塩素系洗剤や漂白剤と混ぜて使うことは止めてください。有毒ガスが発生する恐れがあります。
また、部品などの錆びの原因となってしまうので、洗浄後はもう一度何も入れずに、スピーディコース(少量コースなど)で庫内を洗浄しましょう。
据え置き型食洗機のパーツ別お手入れ方法と掃除の頻度
ビルトイン食洗機と異なる点も多い据え置き型食洗機の、お手入れ方法についての解説です。
【注意】据え置き型食洗機の清掃で気をつけること
電源は切る
誤作動や感電などを防止するため、電源は切って作業を行いましょう。
残さいフィルターの清掃は運転後30分以上経過してから
食洗機は熱湯で洗浄をしていたり、高温の乾燥を行っているため運転終了直後は、残さいフィルターなどの部品も高温になっています。
30分程度経過してから、食器を取り出して分岐水栓を閉めて、歯ブラシなどで掃除をしましょう。
【使用後、毎回】残さいフィルター
残さいフィルターは、食器に残っていた食材やゴミなどを排水管の手前で止め、詰まりの防止の役割を果たしているパーツです。
この残さいフィルターをこまめに掃除しないと、残さいフィルター自体が詰まってきたり、悪臭の原因になってきます。
残さいフィルターの清掃方法
残さいフィルターは、食洗機を運転した毎回後に必ず掃除を行うことをおすすめします。
特に夏季は、残さいがすぐ腐ってきたりしますので、面倒でも毎回掃除をしましょう。
もっとも、残さいフィルターにゴミがたまったまま次の運転をすると、ゴミも残ったまま運転することになりますので、あまり気持ちの良いものではありません。
(構造上、残さいを巻き上げるわけではありませんが、残さいが浸かった洗浄水で洗うことになります)
残さいフィルターの清掃時の注意点
注意点としては、取り外して掃除を行うことです。
残さいフィルターは、歯ブラシやスポンジなどで網目に詰まったゴミを取り除きましょう。
また強力な漂白剤などで洗う必要はなく、中性洗剤などで洗ってもらうことをおすすめします。
特に裏側は汚れやすいため、まめにチェックしましょう。
カビが発生してきたり汚れがひどい場合は、漂白剤などを染み込ませたキッチンペーパーなどで、カビの箇所を抑えて取り除くことも良いでしょう。
掃除頻度を減らせる最新機種も
パナソニックの2017年以降の据え置き型食洗機の一部機種では、残さいを排出して、フィルターのお手入れが週1回目安でも良い機種が販売されています。
【月2・3回】食洗機の庫内・配管
庫内の清掃は、食洗機専用洗剤を倍の量を使って月2~3回は庫内洗浄を行ってください。
配管の内部も、食洗機を洗浄するタイミングで内部清掃ができます。
汚れがひどい場合は、食洗機用庫内クリーナーを使用してください。
配管も同様に、外側をフキンで拭いてください。
よくある事例としては、排水ホースとシンクなどの接地面に汚れが溜まりやすく、そこからカビが生えたり、油汚れがあるともらい錆びの原因にもなるため、配管や本体も同じタイミングで掃除をおすすめします。
【月1回】パッキン部分
ここが盲点で、パッキンはカビが付着しやすい箇所です。
また気づかないと、パッキンの裏側にカビがびっしり付いていることもあります。
据え置き型の食洗機には、水漏れ防止用のパッキンが付いている機種が多くあります。そのパッキンの根本部分や裏側を、漂白剤を薄めた洗浄液を浸したキッチンペーパーをしばらく置いて、その後に水拭きすると効果的です。
パッキン部分清掃時の注意点
根本部分が掃除しにくいのですが、引っぱったりすると水漏れの原因になります。
引っぱらずに、根本部分から汚れをかき出すように掃除してみてください。
細かい部分は綿棒でも掃除ができます。
【月1回】ドアの隙間
据え置き型の食洗機の扉は、様々な形状がありますが、開閉部やドアの丁番(根本)も、汚れが溜まりやすいポイントです。
ドア左右の奥の隙間までは、綿棒が効果的です。
【月1回】かご
食器をセットする、かごも取り外して洗いましょう。食器と一緒に洗っているから大丈夫ではなく、水アカなどが意外と付着しています。
食器をセットする場所の為、月1回程度の頻度で、かご自体も洗いましょう。
【月1回】かご下・排水カバー
かごを外したタイミングで、かごの下(庫内の下部)も同時に掃除してしまいましょう。
フキンでの水拭きが有効です。
排水口付近にカバーがついている機種もありますので、カバーを外してカバー全体と共に、庫内を水拭きしましょう。
カバーが外れる機種で、カバーを外さず放置していると、カバー裏がカビや汚れの温床になっていることもあります。
【月1回】本体表面
意外と汚れている本体です。
シンク付近に設置されることが多い据え置き型の食洗機ですが、水の跳ね飛び跡などが多く付着してしまいます。
フキンで水ぶきを軽くしましょう。
ビルトイン型食洗機のパーツ別お手入れ方法と掃除の頻度
機種によっては「お手入れランプ」でお知らせしてくれるものもありますが、定期的に庫内や部品などを掃除することをおすすめします。
【注意】ビルトイン型食洗機の清掃で気をつけること
電源は切る
誤作動や漏電のリスクをなくすため、電源は切った状態で行ってください。
ブレーカーまで落とす必要はなく、本体の電源がOFFの状態で掃除を行ってください。
食洗機内に直接水やお湯を入れない
食洗機の庫内に、清掃のためにバケツなどで水を入れてしまう方がたまにいますが、これはNGです。
異常を検知して動作自体できなくなったり、後処理が大変になる可能性があります。また、パナソニックのビルトイン食洗機の説明書でも、保証対象外の表記がありますので注意してください。
メーカー推奨の洗浄剤を使用する
メーカー推奨の庫内洗浄剤の価格が少し高く見え、重曹やクエン酸などを使っている方もインターネット上では散見されますが、メーカー推奨の洗浄剤をおすすめします。
パナソニックでは、傷や変形の原因となる恐れがあることから、漂白剤・洗剤・シンナー・ベンジン・クレンザー・ワックス・殺虫剤などの使用を禁止しています。
リンナイでも同様に、塗装やプラスチックの傷・変色の原因になるため、ベンジン・シンナー・クレンザー・ワックス・漂白剤・殺虫剤などの使用を避けるよう記載があります。
【使用後、毎回】残さいフィルター
残さいフィルターは、食器に残っていた食材やゴミなどを排水管の手前で止め、詰まりの防止の役割を果たしているパーツです。
この残さいフィルターをこまめに掃除しないと、残さいフィルター自体が詰まってきたり、悪臭の原因になってきます。
残さいフィルターの清掃方法
残さいフィルターは、食洗機を運転した毎回後に必ず掃除を行うことをおすすめします。
特に夏季は、残さいがすぐ腐ってきたりしますので、面倒でも毎回掃除をしましょう。
もっとも、残さいフィルターにゴミがたまったまま次の運転をすると、ゴミも残ったまま運転することになりますので、あまり気持ちの良いものではありません。
(構造上、残さいを巻き上げるわけではありませんが、残さいが浸かった洗浄水で洗うことになります)
残さいフィルターの清掃時の注意点
注意点としては、取り外して掃除を行うことです。
残さいフィルターは、歯ブラシやスポンジなどで網目に詰まったゴミを取り除きましょう。
また強力な漂白剤などで洗う必要はなく、中性洗剤などで洗ってもらうことをおすすめします。
特に裏側は汚れやすいため、まめにチェックしましょう。
カビが発生してきたり汚れがひどい場合は、漂白剤などを染み込ませたキッチンペーパーなどで、カビの箇所を抑えて取り除くことも良いでしょう。
【月2・3回】食洗機の庫内・配管
庫内の清掃は、食洗機専用洗剤を倍の量を使って月2~3回は庫内洗浄を行ってください。
配管の内部も、食洗機を洗浄するタイミングで内部清掃ができます。
汚れがひどい場合は、食洗機用庫内クリーナーを使用してください。
【月1回】ノズル
洗浄水を吹き出すノズルについても、水アカなどが付着してくるため水拭きでの掃除や、分解して清掃することが機種については、分解して掃除をしましょう。
パナソニックのビルトイン食洗機の回転ノズルの外し方
センターノズル(回転部の中心の上方向に向いて噴射する箇所)
- 半時計まわりにノズル先端を回転させる
- 回転したら真上に引き抜く
- 取り付け方法は、外したやり方を反対に行う
回転ノズル
- 回転する中心部を持って、真上に引き抜く
- 取り付け方法は、「カチッ」となるまで中心部を押し込みます
- 取り付けた後に、軽い力でも回ることを確認
【月1回】パッキン部分
パッキンがある機種については、パッキン自体にカビが生えやすいので、こまめに掃除しましょう。
【月1回】かご
かごを外したタイミングで、かごの下(庫内の下部)も同時に掃除してしまいましょう。
フキンでの水拭きが有効です。
排水口付近にカバーがついている機種もありますので、カバーを外してカバー全体と共に、庫内を水拭きしましょう。
【月1回】ドアの隙間・本体表面
ビルトイン食洗機は、食器を入れる際に、本体に水がかかったりして汚れやすいです。
月に1度程度、ドアを開けたときの側面・表面を水拭きしましょう。
食洗機が臭い場合の掃除方法
乾燥時のにおい
普段、乾燥を使わずに運転することが多い中、乾燥運転をするとニオイがすることがあります。
原因としては、ヒーター部に油分が付着すると、乾燥時に熱でニオイがすることがあります。
食洗機には、水を温めるためのヒーター部があり、汚れや油分がヒーターカバーで熱されて、妙なニオイがすることがあります。
この場合は、食洗器専用洗剤を倍の量入れて強力コースで運転することで改善される場合があります。
排水溝のようなヘドロのにおい
長期間、食洗機を使っていない場合は、排水トラップの水が蒸発して、下水のニオイが逆流してきている可能性が高いです。
また、乾燥運転のみで運転を連続して行うと同じ状態になることがあります。
この時はスピーディコースで一度運転すると正常になります。
魚や生ごみのにおい
残さいフィルターにゴミが残っている可能性が高いです。残さいフィルターをキレイに掃除しましょう。
買って間もないゴムや樹脂のにおい
購入直後に、ゴムや樹脂のニオイがすることがありますが、これは正常です。
食洗機の庫内に白い汚れ・水垢がある場合の掃除方法
庫内に発生する白い汚れやヌメリは庫内クリーナーを使って、汚れを落とすことが有効です。
これらの汚れは、水道水に含まれるカルシウムやミネラル成分が固着した、いわゆる「水アカ」と呼ばれるもので、アルカリ性の汚れになります。
そのため、酸性成分の庫内クリーナーが、このようなアルカリ性の汚れを中性化して除去します。
使用するタイミングと使い方
目安としては、月に1回程度の清掃が良いでしょう。
- 食器を全て取り出して、残さいフィルターから汚れを取り除きます
- 何も入れずに標準コースで、約5分ほど運転し食洗機を一時停止させます
- 食洗機を開けて、庫内クリーナーを直接庫内に入れます(洗剤入れではなく、直接庫内全体に入れます)
- スタートボタンで運転を再開し、運転終了まで通常通り運転します
- 5.水のあたりにくい部分などは、運転終了約30分後以降に、スポンジでこすり洗いをしてください
食洗機の運転音がいつもと違う・大きい音の場合の掃除方法
普段と違う異音がする場合は、残さいフィルターが目詰まりしていないか、固形の大きな汚れがないかの確認をしましょう。
また、軽い食器が水流で飛ばされていることもあります。
残さいフィルターにゴミが多い場合、また固形物の汚れが多い場合は、フィルターの掃除を行ってもらうことで解決する場合があります。
また重量の軽い弁当箱の仕切りなどが、固定されておらず水流で飛ばされて中で暴れていることがあります。
小さいものは、ネットなどに入れて洗浄することをおすすめします。
食洗機のパッキン・かごなど破損した場合はメーカーに修理を依頼
食洗機で破損しやすい箇所は、パッキンやかごなどの部品になります。これらの部品が破損した場合は、メーカーに修理依頼をしましょう。
そのまま使い続けると、パッキンの場合は水漏れに直結するため、発見した段階で修理することをおすすめします。
長期間使用していない食洗機を使用する際は
長期間使用していない食洗機は、一度スピーディコースなどで運転および庫内の掃除を行ってから使用することをおすすめします。
寒冷地での長期間使用しない場合の水抜き方法
別荘に設置してある場合、旅行などで長期不在する場合など、特に冬季の寒冷地では以下の作業を行ってください。
水道管の破裂などに繋がる恐れがあります。
※各メーカーや機種で若干操作が異なりますので、詳細は取扱説明書もしくは施工説明書をご確認ください。ここでは代表機種としてパナソニックのNP-45MC6Tでの操作を紹介します。
- 食洗機下の扉面材を取り外す。下部を持ち手前に引くと外れます。
- 食洗機下にある「止水栓」を閉めます(キッチンシンク下などに止水栓がある場合も)
- 止水栓のすぐ隣にある「水抜き栓」の下にトレイを置いて、水抜き栓を外す
- 電源を入れてスタートボタンを押す。電源が入ると給水弁が開くと水が抜けます。
- 給水ホースを左右に振ったりして、給水ホースの中の水を抜きましょう。
- 電源を「切」に戻します。
- 「水抜き栓」を取り付け、元に戻します。
- 止水栓は閉めたままにしておきます。