DIYで失敗したくない!卓上食洗機の取り付け方法と注意点

卓上型の食洗機を買いたいけど、設置はどうやったらいいの?工事費はかけずにDIYでやりたい!という方必見の、卓上食洗機も設置方法や、注意点を解説します。特に難しい分岐水栓の設置方法や、分岐水栓の検索方法も水栓の種類ごとにご紹介!

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DIYで失敗したくない!卓上食洗機の取り付け方法と注意点

目次

賃貸住宅など、キッチンをリフォームできないけど食洗機を設置したい!と考えている方にオススメなのが、据え置き型の食洗機「卓上食洗機」です。

キッチンに食洗機を埋め込む「ビルトイン食洗機」の本格的なリフォーム工事とは違い、お使いのキッチン水栓から水を分岐させる「分岐水栓」を自分で取り付けて食洗機を設置することができます。

ただ、通販などで購入するのはいいけど、自分で取り付けができるか?そもそも自分の使っているキッチンには設置ができるの?といった不安を、こちらの記事を参考に解消してください。

卓上食洗機の設置場所を決める

卓上型と言っても、多くはキッチンのシンクそばに設置することがほとんどです。どんな条件であれば設置ができるのか、解説していきます。

どんな場所に設置できるの?

基本的な条件は、

  1. 水平で安定して設置できる場所。かつ、扉を開けた時に前・上に扉が干渉しない場所です。
  2. シンク近くで、分岐水栓から給水が取れて、排水ホースがシンクに届く範囲です。
  3. 結露防止のため、食洗器の上部は、目安としては50㎝以上なにもない所に設置。
  4. 分岐水栓があるか、または分岐水栓が設置できる水栓か、を確認してください。

以上の4点になります。

ちなみに、分岐水栓とはキッチンの水栓から、食洗機本体へ給水を分岐させる部品です。分岐水栓の説明や探し方は後ほど解説します。

賃貸のキッチンの中には、食洗器が設置できるよう専用のラックが予め設置してあることがあります。そういたラックがない場合は、シンクを跨いで食洗機を設置できる置台や、キッチンの側面にスチールラックなどを置いて、設置することもできます。

卓上食洗機の置き方(縦・横)

キッチン周辺の置き方は、主に2種類あります。

1つ目は正面から、扉を開閉ができる正面置きです。機種によりますが、食洗機本体は横幅50㎝以上あるものもあります。こちらを置けるスペースがあれば、正面から取り出しができる置き方は、取り出しがしやすいです。しかし、スペース(横幅)を取ってしまうデメリットはあります。

2つ目は食洗器の側面を、正面にして設置する横置きです。この置き方は、スペース(横幅)を取らず、特にキッチンのシンクに被って設置する時に、シンクをふさぐスペースを極力少なくすることができ便利です。
ただし、横から洗う皿などを入れないといけないため、出し入れが少しやり難い点がデメリットです。

パナソニックの卓上食洗機では多少であれば、シンクにせり出しても置ける「設置脚」が食洗機の底についている機種もあります。脚が引っ掛かるかどうかは、寸法等をしっかり確認して購入を決めてください。

食洗器の専用設置場所がない場合の設置方法

別売りの食洗器ラックで対応

別売りで、シンクをまたぐような形で、食洗機を設置できるラックが販売されています。キッチンのシンクの大きさや、キッチンの奥行に合わせて可変できるタイプもあります。
ご自身のキッチンの大きさに合う、ラックを選んで購入ください。

キッチン前にカウンターがある場合

パナソニックのオプション品の「専用ステンレス置き台」と「高さ調節脚」を合わせて、キッチン前のカウンターや出窓などに設置することができます。

キッチンカウンターは奥行が20㎝足らずのカウンターが多く、そのまま食洗機を置くと、食洗機がはみ出すケースが多いと思います。出窓などが正面にある場合でも、寸法が足らない場合は、このオプション品を併用して設置して頂くと、スペースが有効活用できます。

キッチンに置く場所がない場合

キッチンの側面にスチールラックなどを設置して、その上に食洗機を設置することができます。スチールラックで設置する高さは、食洗機からの排水がちゃんと流れるように、キッチンのカウンターの高さと同じか、5㎝~10㎝ほど高い位置で設置してください。

食洗機を設置する場所は、給水・排水ホースが届く範囲かつ、引っ掛かったり邪魔にならない場所で設置してください。

設置場所で気を付けたいこと

給排水ホースの長さ

給水ホースが、届く範囲に設置する必要があります。
また排水ホースも標準で設置されているものがありますが、あまり遠すぎたり、シンクより低い位置に設置すると、正しく排水できない場合もあります。

そして、シンク底面にホースを向けて設置してください。水平になっていたり、上方向に向いていないとうまく排水できず故障の原因になったり、ホース内部に汚れが溜まりやすくなります。

ちなみに、標準で付帯されている給水ホースは1.2m、排水ホースは1m(パナソニック・卓上食洗機の場合)です。

安定する場所

食洗機が動いている際は、微かに水流などで振動が発生します。振動で食洗機がズレ落ちたりしないように、しっかり安定する場所に設置してください。

購入を予定している食洗機の設置に必要なサイズを確認

卓上食洗機の購入設置を検討する際は、まずサイズを確認してください。ご自宅で、設置しようと思っている場所の寸法から、食洗機を選んでいただくことをおすすめします。

  1. 設置場所の縦・横の寸法を確認してください(左右と後方は壁から5㎝ほど離れて設置)。足りない場合は、ステンレス等の素材で4本脚でしっかり安定して置けるスペースを確保できるか確認してください。
  2. 高さの確認と合わせて、高さは食洗機+50㎝空いているかどうかを確認してください。
  3. 扉を開ける方向に干渉するものは無いか?特に水栓が当たってしまうことがあるので、水栓が当たらないことを確認してください。
  4. 電源が届く位置か、確認してください。食洗機は感電防止のためアースが必要です。

卓上食洗機のサイズ例

卓上食洗機の目安寸法一覧です。

4~5人用・食器40点(パナソニック・NP-TZ200-W)
横55㎝×奥行34.4㎝×高さ59.8㎝

1~2人用・食器18点(パナソニック・NP-TCM4-W)
横47㎝×奥行30㎝×高さ52㎝

設置場所が確保できない場合、分岐水栓がいらない「工事不要」の食洗機も

食洗機の設置で、最も大変な作業が分岐水栓の設置です。元々、分岐水栓があるキッチンであれば問題ありませんが、ご自身で分岐水栓を設置する自信がない方や、設置場所がなさそうな方に朗報です。

DIYが得意でない方でも、分岐水栓を必要とせず、工事不要のタンク式食洗機があります。ただし、コンパクトなものになってしまい、ファミリー向けの商品ではありません。

【関連記事】オススメのタンク式食洗機は、下記リンクの記事で紹介しています。

食洗機に直接水を注いで使用

アイリスオーヤマ他、据え置き型の食洗機で分岐水栓の工事が不要のタイプがあります。本体の上から水を注ぐようなタイプになっているものが多く、排水ホースだけシンクに届く場所であれば設置ができます。

コンパクトなサイズものが多いので、1~2人暮らしで洗う食器が少ない方に向いています。

タンク式食洗機のサイズ例

1~2人用・食器15点(アイリスオーヤマ・ ISHT-5000-W)
幅42㎝×奥行44.5㎝×高さ43.5㎝

1~2人用・食器12点(Jaime・SDW-J5L)
幅41.2㎝×奥行37.8㎝×高さ42.2㎝

卓上食洗機の設置に必要な部材や工具

卓上食洗機の設置のDIYで必要な部材や工具を紹介していきます。

必要な部材・工具

  • 分岐水栓:お使いのキッチンに設置してある水栓に合致する分岐水栓。
  • モンキーレンチ:分岐水栓の設置に使います。
  • マイナスドライバー:止水栓を止める際に使います。
  • プラスドライバー:レバーハンドルのビスを外す際。
  • タオル:漏れ出す水などを拭き取る際に使います。

分岐水栓とは?

お使いのキッチンに設置されている水栓から水を分岐させる部品を「分岐水栓」と呼びます。キッチン水栓の水を枝分かれさせて、卓上食洗機に送ることができます。

水栓に合った分岐水栓がありますので、探し方や設置方法は、続いて下記をご覧ください。

購入する分岐水栓は自宅のキッチン水栓に合ったものを!

自宅のキッチン水栓の型番確認方法

分岐水栓はお使いのキッチン水栓によって購入する商品が異なるため、まずはキッチン水栓の品番を調べてください。水栓の品番は、おおよそ「水栓の立ち上がり根本部分(後ろに貼ってあることも多い)」、「レバーの根本部分」にシールで貼ってあることが多いです。

品番を調べたら次に紹介する「分岐水栓検索サイト」で、検索が可能となっています。品番がわからない場合は、写真を送って問い合わせをしたり、水栓メーカーと写真で検索できるサイトもありますので、活用ください。

適合する分岐水栓検索サイト(記載必要があれば)

分岐水栓ガイド(パナソニック)

パナソニックの食洗機に対応した検索サイトになります。こちらはお使いのキッチンの水栓品番を入力すると、その水栓に合った分岐水栓が出てきます。
パナソニックのホームページに移動する

パナソニックの分岐水栓であれば、写真をこちらのナニワ製作所のアドレスに水栓の写真を数枚送って問い合わせることもできます。

分岐水栓検索(カクダイ)

水栓メーカー・カクダイの検索サイト。こちらのサイトは、水栓の品番がわからない方は、水栓メーカーと形状・写真から選ぶことができます。
カクダイのホームページに移動する

上記から、検索をします。注文はインターネットの通販サイトか、お近くのホームセンターや家電量販店で注文してください。

分岐水栓の費用は約10,000円~

分岐水栓の費用は、約10,000円~15,000円前後になります。

卓上食洗機を自分で設置する場合の所要時間

スムーズに行けば約1時間程度で設置ができると思われます。しかし、おそらく初めて設置する場合は、工具がなかったり水栓の外し方がわからなかったり、半日作業になることもあります。

そのため、一度水栓を分解してしまうと、慣れていない場合は元に戻すのに時間がかかったりするので、キッチンをしばらく使わない時間に設置し始めるなど、余裕を持ったスケジュールで挑むのがオススメです。

卓上食洗機の設置方法

分岐水栓の設置が、作業のおおよそ半分以上になると思われます。代表的な水栓を例に設置方法を紹介していきます。

ワンホール水栓の場合の分岐水栓

ワンホール水栓は、最近のキッチンでは最も一般的な水栓です。給水給湯がまとまって、1つの穴から立ち上がっており、水・お湯の切り替えを1つのレバーで行います。キッチンから、真っすぐ円筒状の水栓が立ち上がっていれば、ワンホール水栓です。

ワンホール水栓は、土台とハンドルの間に、分岐水栓を挟みこんで設置を行います。

分岐水栓の設置方法

1.キッチン水栓に水が流れないよう止水栓を止める

シンク下のキッチン本体内部を覗くと、止水栓があります。キッチン下に止水栓がない場合、家・マンションの部屋全体の水を止めてください。
点検口などで隠れている場合もあるので、基本的にはシンクの下をしっかり確認してください。

2.キッチン水栓のレバーを外す

キッチン水栓のレバーを外します。水栓により外し方が異なりますが、上方向に少し力を入れれば外れるタイプや、ビスで固定されているタイプの2種類があります。
ビスで固定されているタイプは、「分水孔」という水栓に小さなカバーがついていると思います。水・お湯の表示で隠れている場合もありますが、この分水孔をマイナスドライバーなどで外して下さい。

3.水栓の本体カバーを外す

この際にモンキーレンチが必要な場合があります。そして中のカートリッジを外します。

4.分岐水栓本体を水栓本体に接続する

分岐水栓本体を、カートリッジが外れた水栓本体に接続します。

5.分岐水栓本体に、カートリッジを差し込む

水栓本体に設置した分岐水栓本体に、元々の水栓のカートリッジを差し込みます。

6.本体カバーを分岐水栓の上から戻す

水栓を外すときに、取った最初のカバーを分岐水栓の上から戻します。作業手順は取り外した時と逆の手順です。

7.レバーも元通りに戻す

水栓レバーも、元の位置に戻します。ビスで固定されていた場合は、ビス止めもしっかりしてください。

8.水が適切に出るか確認します

止水栓を少し回し、レバーを吐水にして、水が適切に出るかの確認をしてください。水栓から漏れ出たりする場合は、取り付け方が甘い可能性がありますので、4~7の手順をもう一度確認してみてください。

これで完成です。元々の水栓が、分岐水栓が挟まった分だけ、上に上がっていると思います。

ツーホール水栓の場合

ツーホール水栓は、昔のキッチンでよく見られました。給水と給湯のハンドルが別々になっており、多くの水栓がくるくる回して水を出すタイプの水栓です。
キッチンから、水・お湯のハンドルがあり、真ん中から水栓があるタイプです。

ツーホール水栓は、水またはお湯のハンドルに分岐水栓を挟みこんで設置をします。

分岐水栓の設置方法

ツーホール水栓の場合は、水もしくはお湯のハンドルを入れ替える形で、設置を行います。
どちらに設置しても良いのですが、基本的には水側に設置することをおすすめします。
理由などは、こちらをご覧ください。

1.キッチン水栓に水が流れないよう止水栓を止める

シンク下のキッチン本体内部を覗くと、止水栓があります。キッチン下に止水栓がない場合、家・マンションの部屋全体の水を止めてください。
点検口などで隠れている場合もあるので、基本的にはシンクの下をしっかり確認してください。

2.ハンドルを外します

ハンドルには、2種類あります。半時計まわりでそのまま抜けるハンドルもあります。抜けない場合は、ハンドルの上部の青色や赤色のカバーをマイナスドライバー等で外します。そして中のビスをプラスドライバーで外して、ハンドルを取り外します。

3.ハンドル内部の部品を全て取る

内部のインサートを上に引き抜いて、さらにカバーナットをゆるめます。ケレップ、スピンドルを、取り外します。

4.分岐水栓本体を水栓本体に接続する

分岐水栓本体を水栓本体に接続します。

5.分岐水栓本体に、分水孔コックを接続する

分岐水栓本体に、分水孔コック(食洗機と接続するための接続部品)を接続する必要があるタイプは、分水孔コックを接続します。これで食洗機のホースと接続できます。

6.水が適切に出るか確認します

止水栓を少し回し、レバーを吐水にして、水が適切に出るかの確認をしてください。水栓から漏れ出たりする場合は、取り付け方が甘い可能性がありますので、4~6の手順をもう一度確認してみてください。

これで完成です。分岐水栓が挟まった分だけ、上に上がっていると思います。

壁付け水栓の場合

壁付け水栓は、その名の通り給水と給湯が別々に、壁から出ているタイプの水栓です。
壁付け水栓の場合は、シングルレバー(レバーハンドル1個で水量と水・湯の切り替えをする)の場合も、2ハンドル(水とお湯を別々の、回すタイプのハンドルで吐水する)ともに、同じ設置方法で分岐水栓を取り付けます。

水栓本体と、壁から出ている管の間に分岐水栓を挟みこんで設置をします。

分岐水栓の設置方法

1.キッチン水栓に水が流れないよう止水栓を止める

シンク下のキッチン本体内部を覗くと、止水栓があります。キッチン下に止水栓がない場合、家・マンションの部屋全体の水を止めてください。
点検口などで隠れている場合もあるので、基本的にはシンクの下をしっかり確認してください。

2.水栓のナットを緩める

水栓本体と、壁から出ている管を接続しているナットを、レンチなどで緩めて水栓本体を外してください。

3.水側に分岐水栓、お湯側に継ぎ手を接続

水側に分岐水栓、お湯側に継ぎ手を接続します。水とお湯が反対でも問題はありません。ホース位置や、ご自身の好みで設置してください。
水とお湯どちらにつけるか迷った方は、こちらをご覧ください。

4.元々の水栓本体を接続する

元々の水栓本体を、もとに戻す形でナットで固定して接続し直します。

5.分岐水栓本体に、分水孔コックを接続する

分岐水栓本体に、分水孔コックを接続する必要があるタイプは、分水孔コックを接続して、食洗機と接続する準備が整いました。

6.水が適切に出るかの確認をする

止水栓を少し回し、レバーを吐水にして、水が適切に出るかの確認をしてください。水栓から漏れ出たりする場合は、取り付け方が甘い可能性がありますので、4~6の手順をもう一度確認してみてください。

これで完成です。水栓本体が分岐水栓と継ぎ手が挟まった分だけ、手前にきていると思います。

水・お湯どちらに分岐水栓を接続するか?

ネットの口コミなどを見ていると、お湯に接続した方がトク!と書いている方もいますが、一概にそうとは限りません。

お湯の方が良いと考える理由・そうでない場合の理由

食洗機は、水を食洗機内部のヒーターで約60度の高温のお湯にして、食洗機内部の皿を洗います。冷たい水から温める電気代と、40度前後のお湯を入れるのでは、温める時間が短縮できる分、電気代が浮くと考えることは妥当です。

そのためお湯が食洗機に給湯されれば、温める時間が減るため、運転時間が短縮される可能性があります。

しかし、直前までお湯を使っていれば良いですが、通常、お湯を出してから少しの間は水です。最初に食洗機内部に貯める水量自体は10Lもありません。そのため、温かいお湯が届く前に、食洗機に貯めるべき水量に達して、せっかく給湯機を作動させてお湯を作っても、食洗機のヒーターのエネルギー効率を上げるのに役立つ可能性は低いのです。

そのため、お湯でも水でも好きな方に接続していただいて構いませんが、水に接続した方がむしろ経済的かもしれません。もっとも、給湯機からの配管が短い場合や、即湯式の給湯機などを採用されているのであれば、お湯で接続した方が良いでしょう。

一度、お湯を出してみて、お湯に変わるまで何リットルぐらい消費するか、確認して10リットル程度溜まった段階で、ためた水が温かければお湯に接続する意味があると言えるでしょう。

また結局は電気代を消費するか、ガス代を消費するかの違いになってくるので、契約単価などによっても一概に比較が難しいので、どちらかわからない方は水に接続することをおすすめします。

設置しやすい方に設置する

シンクに向かって左右どちらに、食洗機を設置するか、によって決めても良いと思います。給水ホースを近い位置に設置した方が、ホースが水栓をまたがずに済みます。

食洗機本体の設置

水平と安定が保てる場所に、食洗機本体を据え置いてください。この際に、後方・左右との5㎝程度の距離を取って隙間を開けて設置することと、
給水・排水ホースが絡んだり、折れ曲がって流れにくい箇所がないよう、注意してください。

給水ホースの接続

分岐水栓に、給水ホースを接続します。食洗機の専用給水ホースは、接続がそのままできるアダプターが付いていますので、奥まで差し込んで抜けないことを確認したら取り付け完了です。

接続ができたら、分岐水栓のレバーを開けて水漏れがないことを確認してください。

排水ホースの場所を決める

排水ホースはシンクに向かって排水するように設置してください。吸盤がついている機種もありますので、その場合は、シンクの壁面に吸盤で固定してください。また長すぎる場合は、ハサミで切って調整しても構いません。

電源、アースの接続

アースがある電源に、電源と共にアースの接続をしてください。

電源タップ(延長コード)はおすすめしません

どうしても仕方ない場合は、使うほか選択肢がありませんが、基本的にはおすすめしません。また電源タップ(延長コード)を使う際は、他の機器とのタコ足配線だけは避けてください。(食洗機しか接続しない状態で使用ください)

理由は、電源タップではアースが取れないこと、また食洗機は一時的に1000W近くの電気を使用します。タコ足配線をしていた場合、定格電力を超えて発火などに繋がる可能性があります。

アースは接続しないと駄目

結論から言うと、食洗機のコンセントに付いているアース(銅線)は必ず接続してください。
アースへ接続する意味は、感電の危険性の低減や、落雷の際に家電製品自体の被害を軽減することになります。家電製品が故障した場合、ちゃんと電流が流れるべきところに流れず、家電製品自体に帯電などしてしまった状態で、家電製品を触ると感電します。ただし、アースが接続されていれば、電気はアース側に逃げるため、感電の危険性は低減されます。

そのため、水廻りの機器にはアースがついているコンセントになっています。

余談ですが、アースは電磁波を減らす効果もあります。パソコンなどにもアースがついている場合がありますが、これも電磁波を減らす効果や、電流を安定させる効果があります。

最後に必ずテスト運転をする

最後に、水漏れや製品の正常運転ができるかの確認をしてください。

パナソニックの食洗機の場合

  1. 「スタート・一時停止」「切」の、2つのボタンを押しながら「入」を押してください。
  2. 5秒以内に「スタート・一時停止」を押します。

異常がある場合:ブザーとランプでお知らせ
異常がない場合:約4分後にブザーが鳴り、ランプが消えて自動終了します。最後に分岐水栓を閉めてください。

機種によって、操作方法が異なる場合がありますので、細かくは取扱説明書をご確認ください。

卓上食洗機を自分で設置する注意点やリスク

キッチン水栓部分からの漏水

設置後は水が漏れていないかしばらく確認してください。特に、分岐水栓付近や、分岐水栓と食洗機の接続部は、最初2、3回の運転は様子を見ながら水漏れに注意を払いながら使用してください。

卓上食洗機本体からの漏水

給水ホースと食洗機本体の接続部分が甘いと水漏れします。設置後は水が漏れていないかしばらく確認してください。

賃貸の場合、退去時に分岐水栓を取り外さないといけない

卓上食洗機を設置する際、キッチンの水栓から水を分岐させる「分岐水栓」を取り付ける必要があります。賃貸の場合、退去時に設置した分岐水栓を取り外して、元の状態に戻す必要があります。

大家さんや、管理会社からそのままで良いと言われた場合は、その限りではありませんが、分岐水栓自体が高額なので、ご自身で設置されたものであれば、取り外した方が良いでしょう。

不安な場合は卓上食洗機の取り付けを業者に依頼

取り付けに必要な料金は5,000円(税抜)~

家電量販店で購入する場合は、そのまま工事も同時にお願いできます。しかし、ネットでの購入の場合はどうしたら良いか、不安な方も多いのではないでしょうか。

ネットでも、商品と取付工事がセットで購入できる会社も多くあります。工事費用としては5,000円~15,000円が目安になります。

ヤマダ電機や、ビックカメラなどの家電量販店では5,000円~、となっています。また、水栓工事を行っている一般業者でも5,000円~15,000円が工事費用になります。

もっとも、この費用には分岐水栓の費用や、置台などの設置にかかわる土台の費用は入っていないことも注意点です。特に分岐水栓は、ご自身で探せない場合は二度手間になりますが、一度業者が現地調査を行って、分岐水栓を手配してもらって設置することもできます。

業者に分岐水栓の手配を頼む際は、分岐水栓本体費用もかかります。
金額の目安は、別途で約10,000円~15,000円前後になりますが、意外とご自身で手配されてもあまり変わらない金額になるケースが多いと思われます。

また置台の手配や、電源が近くにない場合に、電源工事を別途する場合は、さらに工事費用がかかります。電源工事は、ケースバイケースですが、15,000円前後~が目安です。

業者依頼時の所要時間は30分~1時間

分岐水栓がすでに設置してある場合は、30分足らずで設置が完了する場合もあります。分岐水栓の種類によりますが、分岐水栓の設置があっても約1時間程度で、完了するケースが多いです。

まとめ

DIYなどがあまり得意でない方、不安な場合は、業者に依頼されることをおすすめします。特に分岐水栓の設置は工具が必要であり、例えばモンキーレンチ1つでも、ホームセンターでは安いものでも1,000円、1,500円程度します。
分岐水栓も、今ついている水栓の品番がしっかりわかれば、間違えず手配できると思いますが、古い水栓などの場合は、適合が心配なこともあります。

ただ、DIYで行ってみると慣れていない方でも、約2~3時間あれば設置できると思います。分岐水栓も設置方法の説明書が同梱しておりますので、水栓の個別の取り付け方法は、説明書を見ながらやれば、初心者でもできるかと思います。

挑戦してみようという方は、購入する予定の食洗機と、キッチンの水栓に合う分岐水栓を購入してみて、取扱説明書を読んで、できそうか判断するということも良いでしょう。

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