トイレ用の真空式パイプクリーナーの使い方!コツや注意点を解説

トイレつまりに効果的な真空式パイプクリーナーを徹底解説!真空式パイプクリーナーで解消できるトイレつまり、できないトイレつまりの解説のほか正しい使い方やおすすめ2選も紹介。真空式パイプクリーナー以外のトイレつまり解消方法や業者の料金目安も紹介

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トイレ用の真空式パイプクリーナーの使い方!コツや注意点を解説

目次

ラバーカップよりも効果的!トイレ用の真空式パイプクリーナーとは?

ラバーカップよりも吸引力が強いとされる道具

トイレつまりを解消する道具の代表的なものといえばラバーカップ(スッポン)ですが、真空式パイプクリーナーはそのラバーカップよりも強力な吸引力が特徴の道具です。先端にゴム製のカップが付いており、ラバーカップでいう「柄」の部分がシリンダーになっていて、手元にハンドルが付いています。

SANEI 真空式パイプクリーナー洋式トイレ用 PR8700-L

SANEI 真空式パイプクリーナー

洋式トイレ用 PR8700-L

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カップを便器の排水口に押し当ててハンドルを引くことで、トイレつまりの原因となっているものを吸引する仕組みです。ラバーカップで解消できなかったトイレつまりも、真空式パイプクリーナーで解消できる場合があります。

ラバーカップよりも水が飛び散りにくい

ラバーカップでトイレつまりを解消する際は柄をグッと引き上げる必要があるため、勢いあまって汚水が飛び散ってしまうことがあります。その点、真空式パイプクリーナーは手元のハンドルを引くだけで済みますので、汚水が飛び散るリスクを大幅に減らすことができます。

真空式パイプクリーナーは1,000〜3,000円程度で手に入る

真空式パイプクリーナーはホームセンターやネット通販などで手軽に手に入ります。価格はメーカーや商品によって多少異なりますが、多くは1,000〜2,000円程度、少々高いものでも3,000円程度です。高い商品ではありませんので、いざというときのために備えておいても損はないでしょう。

洗面所やキッチンの排水口のつまりにも使用できる

真空式パイプクリーナーはトイレつまりの解消はもちろん、先端のカップを小さいサイズのものに付け替えれば洗面所やキッチン、浴室などの排水口や男子用小便器などにも使うことができます。なお先端のカップは最初から付属している場合と、別途買い足す必要がある場合があります。

さらに吸引力が強力な「ローポンプ」との違いは?

ラバーカップや真空式パイプクリーナーに似た道具に「ローポンプ」と呼ばれるものがあります。真空式パイプクリーナーと同じようにラバーカップよりも吸引力が強力なうえ、水位が低くても使用できるという特徴があります。ただし、真空式パイプクリーナーよりも価格が高いものが多くサイズも大きいため、どちらかというとプロ向きの道具といった位置づけです。

真空式パイプクリーナーで解消できるトイレつまりはトイレットペーパーやティッシュ、排泄物など

真空式パイプクリーナーには、解消できるトイレつまりの原因と解消できない原因があります。適切に使用するためにも覚えておきましょう。

トイレットペーパーやティッシュペーパー、排泄物などは解消できる可能性がある

真空式パイプクリーナーで解消できるトイレつまりの原因は、トイレットペーパーやティッシュ、排泄物、あるいは流せるお掃除シートといった「水に溶ける(溶けやすい)」ものです。

ただし大量のトイレットペーパーなどは吸引しきれないことがある

たとえトイレットペーパーなどあっても大量につまらせた場合、真空式パイプクリーナーの吸引力をもってしても引き寄せられないことがあります。何度か試してみて改善の余地が見られないときは、速やかに業者を呼ぶといった別の方法を選ぶことをおすすめします。

スマートフォンやおむつ、重さのある固形物などは解消できない

重量のあるスマートフォンなどの固形物、水を吸って膨らんで重くなる紙おむつや生理用品、吸引力が伝わりにくいボールペンやキャップなどがトイレつまりの原因だった場合、真空式パイプクリーナーで解消するのは難しいでしょう。この場合も、業者を呼ぶといった別の方法を選ぶほうが賢明です。

真空式パイプクリーナーでトイレつまりを直す方法

用意するもの

  • 真空式パイプクリーナー
  • ビニールシート(または新聞紙、ボロ布など)
  • ゴム手袋
  • バケツ
  • ゴミ袋
  • 灯油ポンプ(またはペットボトル、紙コップなど)

まずはこれらを用意しましょう。ビニールシートは便器の周りや壁などを養生するために使いますが、なければ新聞紙やボロ布などでも構いません。ゴミ袋は、引き寄せられたトイレットペーパーなどを処分するために使用しますので、念のため二重にしておくとよいでしょう。また灯油ポンプは、便器の水位が高すぎるときに抜くために使います。ペットボトルや紙コップなどで代用してもよいでしょう。

1.便器のまわりを養生する

ラバーカップよりも汚水が飛び散るリスクは低いですが、勢いあまってカップ部分を引き上げすぎてしまうことも想定して、便器まわり(床、壁など)を養生します。

2.便器の水量を調整する

便器の水位が高ければ、灯油ポンプやペットボトル、紙コップなどを使って水を減らします。カップ部分が完全に浸かる程度の水量を目安に調整しましょう。逆に水位が低いときは、バケツなどを使って水を足しましょう。

3.ハンドルを押した状態で排水口に押し付ける

準備が整ったら真空式パイプクリーナーのハンドルを「押した状態」にして、カップを便器の排水口に押し付けます。カップの中が真空状態になるよう、グッと押し付けるのがポイントです。

4.ハンドルを引いたり押したりを繰り返す

片手でシリンダーをしっかり握って固定し、もう片方の手でハンドルを持ったらグッと引き上げます。軽いトイレつまりであれば1回で解消できることもありますが、そうでなければハンドルを押して再度引きます。トイレつまりの原因となっているものが引き寄せられるまで繰り返しましょう。

5.引き寄せられたトイレつまりの原因を取り除く

トイレつまりの原因が引き寄せられたら、手ですくうなどして用意したゴミ袋に移します。排泄物が原因だった場合や、そのままでも水に溶けそうな場合などは、無理に取り上げなくても構いません。なおハンドルを一度引いて押したときの圧力で、トイレつまりの原因が奥へ流れていくこともあります。

6.ゴボゴボなど水が流れる音がしたら「小」で水を流してみる

トイレつまりが解消されると、ゴボゴボといった音がして水が流れていきます。ただし完全に解消されたかどうかは判断がつきにくいため、まずは「小」のレバーを回して水を流し、様子を見てみましょう。

7.問題なく流れれば成功

問題なく流れたら、最後に「大」のレバーを回して最終確認をします。無事に流れていけば成功です。

水位が上がってしまう、少しずつしか流れていかないといった場合、完全に解消されていない可能性があります。トイレットペーパーや排泄物などが少しずつ溶けて解消されることもありますので、しばらく待ってから再度水を流して確認してみましょう。それでも改善しないときはほかに原因があるかもしれませんので、業者を呼ぶことをおすすめします。

トイレつまりにおすすめの真空式パイプクリーナー

SANEI「真空式パイプクリーナー 洋式トイレ用 PR8700-L」

SANEI 真空式パイプクリーナー洋式トイレ用 PR8700-L

SANEI 真空式パイプクリーナー

洋式トイレ用 PR8700-L

参考価格 1,421円~(2021/10/19時点)

洋式トイレ用となっていますが、幅68mm、160mmの2つのカップが付属しており、カップを使い分けることで浴室、洗面所、キッチン、男子トイレなどの詰まりなど幅広く使うこともできます。便器の形状や、排水穴の大きなトイレでは使えない場合がありますので、確認の上購入されることをオススメします。また次に紹介する商品「PR870」は、似た形状ですがカップサイズが小さい男子トイレ用の製品となりますのでご注意ください。また、別売りのソケットを購入することで、エアコンなどの排水ホース「ドレンホース」のつまりも解消できます。

SANEI「真空式パイプクリーナー PR870」

SANEI 真空式パイプクリーナー男子トイレ用 PR870

SANEI 真空式パイプクリーナー

男子トイレ用 PR870

参考価格 1,190円~(2021/10/19時点)

こちらは主に男子トイレ用です。浴室や洗面所、キッチンのシンクなどの排水口にも使用できる真空式パイプクリーナーです。大小2つのカップが付属していますので、トイレとそのほかの場所で使い分けることも可能です。

真空式パイプクリーナー以外のトイレつまり解消方法

ラバーカップ

トイレットペーパーや排泄物などが原因のトイレつまりを解消する際の基本的な道具がラバーカップです。引き寄せる仕組みは真空式パイプクリーナーと同じですが、吸引力の点でやや劣るため、比較的軽いトイレつまりに対して使用するのがおすすめです。

ラバーカップを使ったトイレつまりの解消方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

洗剤や薬剤

トイレつまりの原因によっては、普段使用している食器用中性洗剤や、市販の酸性洗剤またはアルカリ性洗剤(塩素系漂白剤)などで解消できることもあります。ただし洗剤を使う際は注意点なども多くあるため、正しい知識を身につけておくことが大切です。

洗剤や薬剤を使ったトイレつまりの解消方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

ワイヤーブラシ

ハンドルの先に細長いワイヤーが付いており、先端がブラシのようになっている道具です。トイレつまりの中でも特に、奥のほうに原因がある場合、排水口から差し込んでグルグル回すなどし、つまっている物をかき出したり動かしたりするために使用します。トイレの排水管は狭いうえに湾曲しているため、慣れないと使い方が難しいかもしれません。トイレつまりのほか、排水口の奥などを洗う際にも使うことができます。

重曹とクエン酸

トイレットペーパーや排泄物などが原因の、ごく軽いトイレつまりであれば、重曹やクエン酸を使って解消できることもあります。重曹とクエン酸が反応することによって発生する炭酸ガスを利用する方法です。ただしラバーカップや真空式パイプクリーナーほどの大きな効果は期待できません。

重曹とクエン酸を使ったトイレつまりの解消方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

軽いものならお湯または水で解消できることもある

こちらもごく軽度なものという前提ですが、お湯を流すことで排泄物が砕けやすくなるなどし、解消できることもあります。また水をバケツなどにくみ、やや高い位置から落とすように流すことで、水圧によってトイレつまりの原因が流れてくれることもあります。

お湯を使ったトイレつまりの解消方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

真空式パイプクリーナーで解消できないトイレつまりは業者を呼ぼう

トイレつまりを自分で解消するか、業者を呼ぶか迷うことがあるかもしれません。ある程度の判断基準を把握しておくことで、速やかな対処につなげましょう。

業者を呼んだほうがよいトイレつまりの原因

  • 真空式パイプクリーナーやラバーカップを試したが解消されない
  • 固形物など真空式パイプクリーナーでは解消できないものが原因
  • トイレつまりの原因がなにか分からない

トイレつまりは一刻も早く解消したいトラブルのひとつです。誤った判断をしてしまうと悪化し、さらに大がかりな作業が必要になってしまうこともあります。上記のような状態のときは無理に自分でやろうとせず、速やかに業者を呼ぶことをおすすめします。

業者を呼んだ場合の費用はケースバイケース

業者によって料金設定が異なるほか、トイレつまりの原因や度合いなどによっても費用が変わってきます。ごく軽度なトイレつまりであれば5,000〜8,000円あたりが目安になるでしょう。固形物や頑固なトイレつまりなどだった場合は20,000〜30,000円程度、高圧洗浄機などの機材を使うほどのケースや、トイレの取り外しが必要になるケースなどでは、50,000円程度になることもあるようです。

そのほかにも基本料金や出張料などが必要になることがありますので、トラブルを避けるためにも電話で詳しく確認しておくことが大切です。