トイレつまりを自分で解消する方法11選。応急処置や原因解説も

トイレが詰まった際の応急処置や、つまりの原因から最適な自分でできる解消法を紹介。専用道具を使った解消方法から家にある物を使う代用方法までそれぞれの効果や手順も解説!つまりの前兆やメカニズム、自分で直せなかった場合の優良業者を見つける知識も。

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トイレつまりを自分で解消する方法11選。応急処置や原因解説も

目次

まずはトイレがつまった場合の応急処置

トイレがつまっていることを他の人に伝える

ご家族などがうっかり使って悪化させてしまわないように周知しましょう。外出中の方には、外でトイレを借りてから帰ってこられるようにLINEなどで知らせてあげるとよいでしょう。

近隣でトイレが使える場所をチェックする

  • コンビニ
  • スーパー
  • ドラッグストア
  • ホームセンター
  • デパート
  • 家電量販店
  • 飲食店
  • 公園
  • パチンコ店
  • 商業施設
  • ガソリンスタンド
  • 市役所/役場
  • 公民館/図書館
  • 病院/医院/クリニック
  • 警察署(交番ではなく署) など

こうした施設や場所は、緊急時にトイレを貸してもらえる可能性があります。トイレがない、防犯対策などの理由で貸し出してもらえないというケースもありますので、思いつく限りリストアップしておきましょう。

目に見えているトイレットペーパーなどがあれば取り除く

トイレットペーパーなど、トイレつまりの原因になっていそうなものが目に見える範囲にあれば取り除きましょう。ごく軽いトイレつまりであれば、これだけで解消できてしまうこともあります。割り箸などがあれば活用し、なければゴム手袋を着用するなどして取り除きましょう。

便器の水位が高いときは水を汲み出しておく

トイレつまりを解消する際、水位が高いと作業しづらいだけでなく溢れ出して床が汚れるおそれがあります。ペットボトルや紙コップなどを使い、水を汲み出しておきましょう。

何を流しましたか?トイレつまりの原因

トイレットペーパー

本来トイレットペーパーは水に溶けるように作られていますが、一度に大量に流した場合などはつまってしまうことがあります。軽度であれば「真空式パイプクリーナー」「ラバーカップ」「ワイヤーブラシ」などを使い、自分で解消できる可能性があります。

流せるおそうじシート

流せるとはいえ、トイレットペーパーと同様で一度に大量に流した場合などはつまってしまうことがあります。症状が軽い場合は「真空式パイプクリーナー」「ラバーカップ」「ワイヤーブラシ」などを使って解消できる可能性があります。

ティッシュペーパー

ティッシュペーパーのほとんどは、水に溶けることを前提として作られていません。そのため大量に流した場合、トイレットペーパーよりもつまるリスクが高くなります。自分で解消する場合は「真空式パイプクリーナー」「ラバーカップ」「ワイヤーブラシ」などを試してみましょう。

排泄物/嘔吐物

排泄物や嘔吐物は流れるはずですが、大量のトイレットペーパーなど流したり、すでにごく軽いトイレつまりが発生していたりした場合、つまる原因になることがあります。「真空式パイプクリーナー」「ラバーカップ」「ワイヤーブラシ」などを使い、細かく砕いたり崩したりできれば自分でも解消できる可能性があります。

尿石(男性用小便器)

排水口が小さい男性用小便器は、尿が乾いたあとに残るミネラル成分が固着し、尿石となってつまってしまうことがあります。この場合は「洗剤や薬品」を使うことで解消できる可能性があります。

スマートフォンやおもちゃなどの固形物

スマートフォンや手鏡、メモ帳やハンカチ、腕時計や財布など水に溶けず、ある程度の重さや大きさもあって流れないものを落とした場合、つまってしまうことがあります。また子どもがおもちゃをトイレに持ち込み、うっかり落としてつまることもあります。

目に見える範囲にあり、割り箸や手で掴み取れる場合は解消できる可能性がありますが、排水口の奥に入り込んでしまった場合は解消できませんので、業者を呼びましょう。

おむつや生理用品

おむつやナプキンといった生理用品は水に溶けない上、水を吸って膨らんでしまう性質があります。排水管が塞がりつまってしまうことがあります。排水管いっぱいに膨らんでしまったものは取り除くことが困難です。

自力でなんとかしようとして破れた場合、吸水性ポリマーが漏れ出して悪化することも想定されますので、速やかに業者を呼んだほうがよいでしょう。

ペットのトイレ(猫砂)

シートタイプはもちろん、猫砂などの粒が細かいものであっても注意が必要です。「流せる猫砂」もありますが、一度に大量に流すとつまる場合があるため気をつけましょう。

排水管の奥のほうに蓄積した猫砂を取り除くことは困難ですので、速やかに業者を呼ぶことをおすすめします。

食べ残し

とくに注意したいのが食品などに含まれる「油」です。油は冷えると固まりますので、流れたように見えても排水管に少しずつ固着していくおそれがあります。繰り返し流していると、やがてこびりついた固形の油によって排水管が狭くなり、つまってしまう場合があります。

完全につまってしまったときは業者を呼ぶのがおすすめですが、少しずつ水が流れる場合は「真空式パイプクリーナー」「ラバーカップ」などを使って自分で解消できる可能性があります。

タバコの吸殻

1本1本は小さいですが水に溶けません。排水管の中に留まって少しずつ蓄積されれば、トイレットペーパーなどが流れにくくなってつまってしまうことがあります。

真空式パイプクリーナー」「ラバーカップ」「ワイヤーブラシ」などを使って排水管の奥に溜まった吸殻を動かせば、一時的ですが解消できる可能性があります。ただし完全に取り除くことは難しいため、程度によっては業者を呼んだほうがよいかもしれません。

タンクから流れる水量に原因があることも

タンク内で何らかのトラブルが発生している場合、あるいは節水目的でタンクにペットボトルを入れている場合も、トイレつまりの原因となることがあります。

十分な量の水を流せなかった場合、排泄物やトイレットペーパーが残って蓄積し、やがてつまってしまうというわけです。「小」でしか水を流さないというご家庭も注意が必要です。

トイレつまりの前兆と症状

完全につまって流れなければ判断しやすいですが、水が少しでも流れる場合は迷うかもしれません。ですが「そのうち直るだろう」と思って放置した場合、悪化するおそれがあるため注意しなければなりません。次のような前兆・症状には気をつけましょう。

水位が高くなり、その後少しずつ流れる

水を流すと一気に水位が上がり、その後少しずつ流れていくという場合、すでにトイレつまりが発生していると考えられます。放置して直るケースとそうでないケースがあり、後者だったときは悪化のおそれがあるため原因を考えて速やかに対処する必要があります。

排泄物やトイレットペーパーのカスが残る

水を流したあとも排泄物やトイレットペーパーのカスが残っている、あるいはいったん流れたものの排水口に戻ってくるという場合、すでにトイレつまりが発生している可能性があります。軽度のうちに対処するためにも、思い当たる原因を探りましょう。

水を流す際にゴポゴポと鳴る

水を流したときに空気も一緒に吸い込まれるため、正常であってもゴボゴボといった音は鳴ります。問題は普段と違う「ゴポゴポ」「ゴッポンゴッポン」といった音が聞こえた場合です。たとえば水を流したあと、床下など排水管がありそうな部分から「ゴポゴポ」と聞こえたときなどは、トイレつまりが起こっていると疑ったほうがよいかもしれません。

トイレつまりのメカニズム

トイレの排水管はS字型などに湾曲しているためつまりやすい

トイレの排水管は一直線ではなく、S字などに湾曲しているのが一般的で、湾曲した部分には水が溜まる構造になっています。その水は「封水」と呼ばれ、下水から悪臭がのぼってきたり害虫が侵入したりするのを防ぐ役割を果たしています。

その一方で、湾曲はつまりすい部分ともいわれています。たとえば大量のトイレットペーパーを流した場合、湾曲を通過できずに残ったり、水量が少なく流れきらなかったりしてつまってしまうことがあるのです。

トイレの排水管は太くありませんので、トイレットペーパーや流せるおそうじシートに猫砂や吸殻などが絡むなど、複数の要因が積み重なってつまってしまうこともあります。

危険!自分で直さない方がよいトイレつまりの特徴

トイレつまりの状態によっては最初から業者を呼んだほうがよいケースがあります。無理に自分で直そうとして悪化させた場合、便器を外すなど大掛かりな作業になり修理費用が高くつくこともあるため注意が必要です。

水がまったく流れていかない(水位が減らない)

完全につまってしまっている状態です。トイレットペーパーなどであれば水を通すため少しずつ水位が下がるかもしれません。しかしまったく水位が減らないときは、固形物など水を通さないものが原因かもしれません。固形物などは自分で取り除くことが難しいため、速やかに業者を呼ぶことをおすすめします。

自分で直せるトイレつまりの特徴

一方、自分で直せる可能性があるトイレつまりの特徴も知っておきましょう。

少しずつでも水が流れる

いったん水位が上がっても少しずつ流れていくようであれば、完全につまったわけではないため自分で直せる可能性があります。ただしその場合も、トイレつまりの原因がトイレットペーパーや流せるおそうじシートなど水に溶けるもの、ふやけるもので軽度であることが前提です。排泄物など、物理的に崩したり砕いたりできるものも解消できる可能性が高いでしょう。

専用道具を使ってトイレつまりを直す方法

トイレつまりを自分で直す方法を紹介していきます。まずは専用の道具を使用して解消する方法から見ていきましょう。

真空式パイプクリーナー

先端にゴム製のカップが付いた道具です。和式用・洋式用・両用などがあるほか、キッチンのシンクの排水口用などもありますので、購入する際はご家庭のトイレに対応しているか確認しましょう。

真空式パイプクリーナーはどこで買える?

  • ホームセンター
  • ネット通販

必要なもの、準備するもの

  • 真空式パイプクリーナー
  • ゴム手袋
  • ビニールシートまたは新聞紙
  • バケツ
  • ペットボトルまたは紙コップ

ビニールシートや新聞紙は床が汚れないように養生するために使います。またペットボトルや紙コップは、便器の水位が高いときに汲み出すために使用します。

解消の手順

  1. 便器まわりを養生し、便器内の水位が高ければ汲み出して減らしておく
  2. 真空式パイプクリーナーのハンドルを押した状態で、排水口にカップを押し付ける
  3. ハンドルを勢いよくグッと引き、そのあと押し戻す動作を何回か繰り返す
  4. ゴボゴボなどと音がして水が流れたら、バケツを使って水を少しずつ流す
  5. 「小」のレバーを回して問題なく流れていけば成功

真空式パイプクリーナーのハンドルは、数センチほどグッと勢いよく引くのがコツです。そのときカップ部分が排水口から飛び出してしまわないよう、反対の手でしっかり握って固定しておきましょう。

真空式パイプクリーナーを使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ラバーカップ

「すっぽん」とも呼ばれているトイレつまり解消道具です。吸引力は真空式パイプクリーナーよりも弱いとされていますが、よほど重度でなければ十分解消できます。和式用・洋式用・両用・節水トイレ用などがあります。とくに節水トイレ用は排水口の形状が複雑なことがあるため、ご家庭のトイレに合うタイプを選ぶことが大切です。

ラバーカップはどこで買える?

  • ホームセンター
  • ドラッグストア
  • 100均
  • ネット通販

必要なもの、準備するもの

  • ラバーカップ
  • ゴム手袋
  • ビニールシートまたは新聞紙
  • バケツ
  • ペットボトルまたは紙コップ

ビニールシートや新聞紙は養生に、ペットボトルや紙コップは便器の水位を下げるために使用します。

解消の手順

  1. 便器まわりを養生し、便器内の水位が高ければ汲み出して減らしておく
  2. カップ部分を排水口に押し付け、ゆっくり密着させる
  3. 数センチほど勢いよくグッと引く動作を何回か繰り返す
  4. ゴボゴボなどと音がして水が流れたら、バケツを使って水を少しずつ流す
  5. 「小」のレバーを回して問題なく流れていけば成功

水位はカップ部分が完全に浸る程度が目安です。引いたときに水面から出てしまうと汚水が跳ねるため気をつけましょう。排水口にうまく密着しないときは、柄の部分を斜めに(自分のほうに)してみるとうまくいく場合があります。

ラバーカップを使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ワイヤーブラシ

クネクネと曲がるワイヤーの先に、ブラシや金属製のスクリューのようなものが付いた排水管掃除の道具です。トイレ用のほかキッチンのシンクの排水口用などもあるため、トイレ用を選ぶようにしましょう。またワイヤーの長さもさまざまです。一般家庭のトイレに使用する場合は5m未満(2〜3mなど)のものを選ぶと使いやすいでしょう。

ワイヤーブラシはどこで買える?

  • ホームセンター
  • 排水管の掃除道具を扱っているお店(ただし要事前確認)
  • ネット通販

必要なもの、準備するもの

  • ワイヤーブラシ
  • ゴム手袋
  • ビニールシートまたは新聞紙
  • バケツ
  • ペットボトルまたは紙コップ

ビニールシートや新聞紙は便器まわりを養生するために、ペットボトルや紙コップは便器の水位を下げるために使います。

解消の手順

  1. 便器まわりを養生し、便器内の水位が高ければ汲み出して減らしておく
  2. ワイヤーブラシを排水口から差し込んでいく
  3. トイレつまりの原因に突き当たったら、ハンドルを回したり押したり引いたりする
  4. ゴボゴボなどと音がして水が流れたら、バケツを使って水を少しずつ流す
  5. 「小」のレバーを回して問題なく流れていけば成功

ワイヤーブラシはトイレつまりの原因を物理的に砕いたり崩したり、引っ掛けて引っ張り出したりといった使い方をします。固形物などは押し込んで悪化させるおそれがあるため、使わないように気をつけましょう。

ワイヤーブラシを使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

洗剤や薬品(男性用小便器の尿石除去)

酸性洗剤を使って男性用小便器の尿石を除去する方法を紹介します。なおトイレットペーパーや排泄物などはアルカリ洗剤、ごく軽度のトイレットペーパーなら食器用中性洗剤などで解消できる場合もあります。

洗剤や薬品はどこで買える?

  • ホームセンター
  • ドラッグストア
  • コンビニや量販店など(ただしお店や洗剤の種類にもよる)
  • ネット通販

必要なもの、準備するもの

  • トイレ用酸性洗剤
  • ゴム手袋
  • トイレ用ブラシ
  • バケツ

トイレ用の酸性洗剤には「サンポール」「デオライト」などがあります。商品によって使い方や放置する時間などが異なりますので、必ずパッケージを確認して正しくお使いください。

解消の手順

  1. 目皿を取り外し、バケツに入れて酸性洗剤をかける
  2. 排水口にも酸性洗剤をかけてしばらく待つ
  3. 目皿と排水口をトイレ用ブラシでこすり洗いする
  4. 目皿を戻し、バケツで少しずつ水をかけて洗剤を洗い流す
  5. トイレの注水ボタンを押して問題なく流れれば成功

目皿とは陶器でできたフタのようなものです。尿石が大量に付着している場合は一度でキレイにならないことがあるため、そのときは何度か同じ手順を繰り返しましょう。

酸性洗剤をはじめとする洗剤や薬品を使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

家にあるものを使ってトイレつまりを直す方法

専用道具がないときでも、代用品でトイレつまりを解消できる場合があります。ただし、いずれも効果は専用道具より低く限定的です。中にはほとんど効果が期待できないものもあるなど、最初から業者を呼んだほうが早い可能性があることを覚えておきましょう。

重曹とクエン酸|効果はほとんど期待できない

重曹とクエン酸を排水口に入れてぬるま湯を注ぐと、炭酸ガスが発生します。その泡の力でトイレットペーパーや排泄物を砕きやすくするといった狙いがあります。しかし泡は細かいため、効果はほとんど期待できません。

重曹とクエン酸を使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ラップ|効果は限定的

ラップで便器を密閉して水を流し、内部の圧力の変化を利用してトイレつまりを解消する方法です。トイレットペーパーや排泄物など、水に溶けるものや砕けるものの「ごく軽い」トイレつまり程度にしか効果が期待できません。

ラップを使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

針金ハンガー|効果は限定的

衣類をかける針金ハンガーを加工して、1本のワイヤーのようにして排水口から差し込みます。つまっているものに突き当たったら、ハンガーを動かして崩したり引っ掛けて引っ張り出したりします。水に溶けるものやハンガーで砕けるものなどの「ごく軽い」トイレつまりに対してのみ、効果が期待できます。

針金ハンガーを使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

割り箸|効果は限定的

割り箸を差し込んで直接掴み取る、あるいは割り箸でトイレットペーパーなどを細かく砕くといった方法です。トイレつまりの原因が割り箸が届く範囲にあり、掴んだり砕いたりできるものである場合にしか効果が期待できません。

割り箸を使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ビニール袋|効果はほとんど期待できない

手にビニール袋を装着してトイレつまりの原因を直接つまみ出す、あるいは拳をビニール袋で覆って排水口に密着させ、ラバーカップのように圧力の変化を利用してトイレつまりを解消するといった方法です。手が届く場所にトイレつまりの原因があれば可能ですが、それ以外の場合は効果が期待できません。

ビニール袋を使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

お湯|効果はほとんど期待できない

便器にお湯を注いでトイレットペーパーや排泄物を砕けやすくする、または水などをやや高い位置から「落とす」ように流し、水圧でトイレつまりの原因を流すといった方法もあります。お湯で溶けやすくなる根拠などが乏しく、効果はほとんど期待できません。

お湯を使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ペットボトル|効果はほとんど期待できない

ペットボトルの底をカットして排水口に差し込み、飲み口の部分をふさいでグッと引くといった使い方をします。ラバーカップの原理に近いイメージですが、排水口に密着しない上、ペットボトル内が真空のような状態にならないため、効果は期待できません。

ペットボトルを使ったトイレつまりの解消方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

トイレつまりは放置で直る場合がある!ただし放置するリスクも…

トイレつまりの原因によっては放置して直るケースもありますが、逆に放置することがリスクになることもあります。

放置して改善する可能性があるトイレつまり

  • トイレットペーパーや流せるおそうじシートなどが原因の場合
  • 排泄物や嘔吐物が原因の場合

水に溶けるものや、水でふやけて砕ける(ちぎれる、崩れる)ものだった場合、放置することで少しずつ解消する可能性があります。

どれくらいの時間放置すれば自然に直る?

トイレつまりの原因や量にもよりますが2〜3時間程度、長くても半日程度を目安にしましょう。そこまで待っても解消しない場合は、速やかに専用道具を使うか業者を呼ぶなどしましょう。

トイレつまりを放置するリスク

  • トイレを使えない時間がその分だけ延びる
  • 放置してもまったく解消しないことがある
  • 水を吸って膨らむものは悪化するリスクがある
  • 修理費用が高くなってしまうことがある など

放置しても解消する可能性がない(低い)トイレつまりだった場合、その分だけトイレを使えない時間が無駄に延びてしまいます。おむつや生理用品といった吸水性があるものは、時間が経つほど膨張して除去しにくくなります。悪化してから業者を呼んだ場合、作業が大掛かりとなり費用も膨らんでしまうおそれがあります。

自分で作業して直らない場合は業者へ依頼

自分でできる効果的なトイレつまりの解消方法は、真空式パイプクリーナーやラバーカップ、原因によってワイヤーブラシや洗剤といった程度です。これらを試してみても解消しなかった場合、ほかの方法を試してみたり、もう一度やれば解消できるかもと考えたりするかもしれません。

ですが、悪化を防ぎ一秒でも早くトイレを使えるようにするためにも、自分である程度作業して効果が得られなかった場合は、速やかに業者に依頼しましょう。

注意点として、業者の中には悪質なものもいます。高額な費用を請求されるといったトラブルを未然に防ぐためにも「いい業者」を選ぶことが重要です。

業者の選び方や悪質業者に引っかからないための知識については、こちらの記事で詳しく解説しています。

トイレつまりの予防、つまらせないためにできること

トイレつまりの再発を防ぐことも大切です。最後にトイレをつまらせないためにできる日頃からの心がけをお伝えします。

トイレットペーパーや流せるおそうじシートなどは一度に大量に流さない

トイレットペーパーの使用量を見直しましょう。必要以上に使っている場合は減らすことでトイレつまりのリスクも下げられます。また流せるおそうじシートも、一度に1枚ずつなど小分けにして流す工夫をしましょう。

おむつや生理用品など吸水性があるものは流さない

吸水性ポリマーが含まれているものをトイレに流してしまうと、水を吸って膨張し排水管を完全にふさいでしまいます。本来トイレに流してはいけないものですから、流さないように注意しましょう。

スマートフォンやおもちゃなどをトイレに持ち込まない

便器に落としてしまうおそれがあるもの(スマートフォンやおもちゃ、財布や手鏡など)は、できる限りトイレに持ち込まないように心がけましょう。

油や猫砂、タバコの吸殻など本来トイレに流すのがNGなものは流さない

食品などに含まれる油は冷えて排水管に固着し、トイレつまりの原因となります。少量でも蓄積されれば排水管をふさいでしまうため、流さないように気をつけましょう。そのほか猫砂(流せる商品は除く)やタバコの吸殻など、本来トイレに流してはいけないものも流さないようにしましょう。

用を足したあとはきちんと適量の水を流す

節水目的でタンクにペットボトルを入れている場合、水量が足りずにトイレつまりを招くことがあります。節水はほかの部分で実践し、トイレの水は適量を流すように心がけましょう。

どれも当たり前のことかもしれませんが、いま一度ご家族と確認し共有することでトイレつまりを未然に防ぎましょう。