
2023年最新!パナソニック卓上食洗機の機能とラインナップ
目次
シェアNO.1!パナソニックの「卓上食洗機」
分岐水栓を使って自動給水する卓上型食洗機で高いシェアを誇るパナソニック。
21年11月には、業界最薄のスリムタイプ、毎回手動で水をくんで使う「タンク式」と呼ばれる食洗機(分岐水栓へ接続しなくてもよいタイプ)も販売されています。
そんなパナソニックの卓上食洗機の各製品や機能を詳しく解説していきます。
- ビルトイン型食洗機(キッチン埋め込み)
- 卓上型食洗機(据え置き・分岐水栓が必要なタイプ)
- タンク式食洗機(据え置き・分岐水栓が不要のタイプ)
今回は、真ん中の分岐水栓が必要な主にファミリー向けの卓上型食洗機を紹介していきます。
タンク式やビルトイン食洗機の概要については、こちらの記事をご確認ください。 実はこんな欠点が!損しないための食洗機のメリット・デメリット
【関連記事】オススメの卓上食洗機・タンク式食洗機は、下記リンクの記事で紹介しています。 【2023年】据え置き型卓上食洗機おすすめ15選の比較と選び方
パナソニック卓上食洗機の「ラインナップ」
最新のラインナップでは、7機種の商品があります。
NP-TZ300
ナノイーX搭載の最上位モデル(約5人分・食器40点)
パナソニック 卓上食洗機
NP-TZ300
参考価格 104,200円~(2023/02/23時点)
NP-TH4
80℃すすぎ・低温ソフト洗浄搭載のスタンダードモデル(約5人分・食器40点)
パナソニック 卓上食洗機
NP-TH4
参考価格 87,800円~(2023/02/23時点)
NP-TA4
ベーシック機能のシンプルモデル(約5人分・食器40点)
パナソニック 卓上食洗機
NP-TA4
参考価格 75,240円~(2023/02/23時点)
NP-TSK1
21年秋発売の、奥行が約29cmのスリムタイプ。シンク横に設置しやすい設計になっています。(約4人分・食器24点)
パナソニック 卓上食洗機
NP-TSK1-W
参考価格 75,240円~(2023/02/23時点)
NP-TSP1
21年秋発売の、分岐給水不要のタンク式です。分岐水栓方式にも切り替えれますので、引越の可能性がある方にも便利(約4人分・食器24点)
パナソニック 卓上食洗機
NP-TSP1
参考価格 87,000円~(2023/02/23時点)
NP-TCR4
バイオパワー除菌搭載のコンパクトモデル(約3人分・食器18点)
パナソニック 卓上食洗機
NP-TCR4
参考価格 38,680円~(2023/02/23時点)
NP-TML1
1人用のタンク式コンパクトモデル(約1人分・食器6点)
それでは、パナソニック卓上食洗機のラインナップをご紹介する前に、卓上食洗機における基本的なことや、共通の機能を解説していきます。
どんな食器・調理器具が洗えるの?
卓上型食洗機は、食洗機専用の洗剤と、熱湯(約60℃~80℃)を混ぜて食器を洗います。
食洗機の中に入れてもよい食器と、入れてはいけない食器があります。
食洗機で洗えるもの
- 陶器製の茶碗や皿、コップ
- 食洗機対応の樹脂製食器
- 食洗機対応のガラス製食器
- 箸やフォーク
- 包丁やフライ返し、まな板などの調理器具
- なべやフライパンなどの調理器具
- 洗いにくい泡立て器や、おろし金
- 口が広く、小さい水筒
食洗機非対応の食器は洗えない
なるべく食洗機対応の食器を買いそろえることで、手洗いの手間を減らせます。こちらでは、一般的に食洗機で洗えない食器と、洗ってしまった場合の症状を見ていきましょう。
- クリスタルガラス(普通のガラスはOK):白く変色する恐れあり
- 木製のまな板:変色変質の恐れあり
- 銀・銅などの調理器具・食器:変色の恐れあり
- 漆器:漆器が剥がれる恐れあり
- 上絵(焼き付けをしていない絵)をしていない陶器や磁気:剥がれる恐れあり
- 金銀メッキの食器:メッキが剥がれる恐れあり
- とっくり:中が洗いにくい
- 箸置き等の小さな食器:単体では落下する
- 耐熱温度80度以下の樹脂製品:変形する恐れあり
- 塗りの箸など:表面が剥がれる恐れあり
※クリスタルガラス:指で端をはじくと「キィーン」という高音がします。通常の「チン」という音とは明らかに違う音になりますので、高級なクリスタルガラスは要注意です。
食器購入時にあらかじめ、食洗機対応の食器を買うか、洗えない食器は手洗いになります。
共通の機能の紹介
隅々まで食器に行きわたる洗浄方式
高圧の水流が、食洗機内部の下から上に向かって吹き出します。水が吹き出す先端は、回転するようになっており、水流で激しく回転しながら食器を洗います。
水流の高さは、2mの高さまで飛ぶ勢いの水流と、回転しながら水を拡散させることによって、隅々まで洗うことができます。
この強力な水流によって、カレー鍋のようにこびりついた汚れや、魚焼きグリルの網なども汚れを飛ばして洗うことできます。
実は手洗いの「約6分の1」も節水!
食洗機は機械で洗うため、水を使いそうなイメージがある人もいるようですが、実は手洗いよりも「節水」です。
パナソニック製卓上食洗機の約5人分入る機種では、手洗いの約6分の1の水量で洗うことが出来ます。
食器を手洗いで使う水が75Lに対して、約11Lと手洗いの約6分の1の水の量で済みます。約60Lとは、約3回でお風呂1杯分の水の量になります。
水道代に換算すると、その差は1回につき約16.6円になります。
約3人分入る機種(プチ食洗)では、手洗いの約4分の1の水量で洗うことが出来ます。
食器を手洗いで使う水が40Lに対して、約9Lと手洗いの約4分の1の水の量で済みます。
水道代に換算すると、その差は1回につき約8円になります。
特に冬季に、お湯を使って手洗いをしている場合は、ガス代の削減にも繋がります。省エネの詳しい情報は後ほど解説しています。
NP-TZ300(ナノイーX搭載!・ファミリー向け)
パナソニック卓上型食洗機の最上位モデルです。
パナソニックが得意とする、除菌消臭効果があるナノイーXを搭載したモデルになります。
外観はスタイリッシュな形状で、ホワイト色とシルバー色の2色から選ぶことができます。またボタン操作は、電源を入れたときに浮かび上がる静電タッチ操作で、普段はスッキリしたデザインとなっています。
NP-TZ300の価格
パナソニック 卓上食洗機
NP-TZ300
参考価格 104,200円~(2023/02/23時点)
前モデルからの進化点
前モデルとの違いは3点あります。
「NP-TZ300」には「ストリーム除菌洗浄」「80℃すすぎ」「ボトルホルダー」の3点が追加されている点が異なります。
ナノイーXで食洗機内を除菌!匂いも抑える
ナノイーXとは、パナソニックが開発した除菌機能です。空気中の水分を電気分解して、除菌効果のある物質を作り出します。
このナノイーを活用してできた機能は2つで、「洗浄前後の庫内のニオイ抑制」「洗った後の除菌」です。
洗浄前後のニオイ・雑菌抑制
食洗機をすぐに運転せず、深夜電力を使って動かす場合、庫内に汚れた食器を数時間も放置することになります。
そういった場合に、庫内にニオイが充満し、カビなどの原因になったりします。このニオイや雑菌の繁殖をナノイーで抑制することができます。ナノイーXを作動させる前後では、ニオイは約半分に軽減することができます。
そして食器を洗った後に、すぐに食器を取り出さない場合、こもった庫内をナノイーXを含んだ送風機能で、除菌することができます。
電気代は12時間で約1円となっており、省エネながらも大きな効果を実現しています。
洗った後の除菌
この機能は、ナノイーXを使って食洗機を除菌室として活用する機能です。消毒した哺乳瓶などをそのまま置いておくことに抵抗がある方などにおすすめの機能です。
洗った後に、庫内に哺乳瓶を入れて、ナノイーXを送風するだけの運転で、除菌が手軽にできます。
ただし、哺乳瓶用の消毒剤ほどの効果はありませんので、しっかり消毒を行ってからこの機能を用いて保管する、という形でお使いください。
食器点数40点、5人分の食器が洗える収納力
ファミリー向けの3機種(NP-TZ300・NP-TH4・NP-TA4)は大容量の収納力で、一気にたくさんの食器を洗うことができます。
庫内は上下の2段に分かれており、皿・コップ・箸やスプーン・まな板・包丁なども一気に洗えます。フライパン(最大26cm)など大きなものも食器と同時に洗えるスぺースがあります、ので、ファミリー向けの食洗機としては非常に心強い存在です。
また、ファミリー向けの3機種には共通して、細かいものを洗いやすい工夫が詰まっています。
食洗機で洗えないモノの紹介で、箸置き等の小さな食器は、単体では落下するため洗えない、と解説しました。しかし、こちらの機種では心配はいりません。
ちょこっとホルダー
お弁当の仕切りに使うようなシリコンカップなどを入れて洗うことができます。
リバーシブルエリア
上段の網かごの右半分を、洗いたいモノに応じて変えることができます。
通常は、グラスなどがセットしやすい形状になっています。その右半分の棚をひっくり返すと、鍋などの大きな調理器具が入るスペースを確保することができます。
付属のプレートホルダーをセットすると、長皿もセットしやすい形状になります。
ボトルホルダー(新機能)
食洗機が苦手な洗い方としては、水筒のようなボトル形状のものを奥まで洗うことが苦手です。そこで開発されたのが、ボトルホルダーです。
水流が当たりやすい箇所に、水筒やグラスを下向きにセットしやすいホルダーを設けました。水筒のパッキンやフタなどは、ちょこっとホルダーに入れると便利です。
なお、水筒の高さは左側は高さ17cm以下、右側は高さ22cm以下、それぞれ直径は7.5cm以下のものが対応できます。
洗浄機能
ストリーム除菌洗浄(新機能)
こちらは2020年度モデルからの新機能で、洗うと同時に食器の除菌ができます。
食洗機の食器を洗う工程は、
- スイッチON
- お湯+洗剤の洗浄液を作る
- 洗い
- すすぎ
- 乾燥
- 終了
というのが通常の流れです。
この「洗い」と「すすぎ」の工程で、50℃以上の高温高圧水流でしっかり除菌を行います。さらに「ナノイーX搭載モデルのNP-TZ300」は庫内で除菌をしながら保管もできます。
低温ソフト
食洗機は、熱に弱い食器は洗えないとの解説をしましたが、低温ソフトでは熱に比較的弱いプラスチック製品(耐熱温度60℃~90℃まで)を洗うことができます。
洗浄の時の温度を控えめにして、洗うことによって耐熱温度のひくいものも洗うことができます。
低温設定のため、80℃すすぎ機能との併用はできません。
80 ℃すすぎ(新機能)
洗い上がりで水滴を残したくない場合や、乾燥効果を高めるための機能です。食洗機では、食器が重なっている部分や、奥までなかなか乾燥しきらないということもありますが、この機能でその懸念を軽減します。
洗浄コースと洗浄時間
標準的な洗浄コースは、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程を、汚れレベルを自動検知して行います。
- 汚れレベル1:約62分(付け置きや水洗い後)
- 汚れレベル2:約73~78分(食器や汚れが少ない時)
- 汚れレベル3:約79~84分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
- 汚れレベル4:約100~105分(念入りに洗いたい時)
- 汚れレベル5:約125~130分(食後数時間後の油汚れや、フライパンなど)
※全てのコースで、この後にナノイー送風を24時間行います
下記のオプションを追加・減らすことにより、洗浄時間が左右します。
- 低温ソフト
- 乾燥のみ
- 乾燥なし
- 乾燥延長
- 送風
- 80℃すすぎ
省エネ
エコナビ
室温や水温を検知して、温度に合わせて運転します。内蔵センサーが水温や室温が高いと、検知すると洗浄温度や乾燥時間を抑えて運転します。
具体的には、洗浄時は水温が13℃以上の時、乾燥時は室温が24℃以上の時にエコナビ運転します。
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は5人分機種で、手洗いと比較して約6分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約16.6円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。
洗剤は、手洗いでは1回につき約4.9円に対して、食洗機用は約3.2円となります。ドラッグストアでは、食洗機用の洗剤は高いイメージがあると思いますが、少量で洗浄できるため、結果的に安く済みます。
ガス代は、手洗い1回につき約28.8円に対して、食洗機は電気代が約20.8円となります。
水道・ガス代の削減額としては、1年で合計約19,100円(3人用機種では約5,300円)の経済効果が生まれます。
さらに、上記は汚れレベルがスタンダードでの計算のため、洗い方をセーブしたり、エコナビでの自動で節電する機能を活用すると、さらに経済効果を増すこともできます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
パナソニックの食洗機はタイマー設定機能があります。
食洗機を1回使うことで、上下水道とガス代は削減できますが、反対に電気代は消費します。
そんな時、オール電化で深夜電力が安い契約をしている場合は、タイマー設定をして深夜に食洗機が動くように設定しましょう。
大体の食洗機が、タイマー設定4時間で稼働し始めます。
そのため、19時~20時にタイマー設定をすると、ちょうど深夜電力の時間帯に動きますので、夕方の半分以下の電気代で稼働することにより、よりお得になります。
深夜電力に切り替わる時間帯は、契約によって異なるため、電力契約の内容を見返してみましょう。
その他便利機能
自動ドアオープン
「NP-TZ300」には便利な機能として、センサー部分を軽くタッチすると、自動でドアがオープンします。食器を持っているときでも、スムーズに開けることができます。
NP-TZ300の口コミ
最初は大きくて圧迫されてるように感じたけど、慣れたらなんてことありませんでした!!何より洗い物が本当に楽になった!!!本当に買ってよかったです!!!
NP-TH4(ファミリー向け)
パナソニック卓上型食洗機のスタンダードモデルです。
新機能である、「80℃すすぎ」「ストリーム除菌洗浄」「ボトルホルダー」を搭載しました。
外観はスクエアな形状で、ホワイト色とサンディベージュ色の2色から選ぶことができます。
NP-TH4の価格
パナソニック 卓上食洗機
NP-TH4
参考価格 87,800円~(2023/02/23時点)
前モデルからの進化点
前モデルとの違いは3点あります。
「NP-TH3」から「ストリーム除菌洗浄」「80℃すすぎ」「ボトルホルダー」の3点が追加されている点が異なります。
食器点数40点、5人分の食器が洗える収納力
ファミリー向けの3機種(NP-TZ300・NP-TH4・NP-TA4)は大容量の収納力で、一気にたくさんの食器を洗うことができます。
庫内は上下の2段に分かれており、皿・コップ・箸やスプーン・まな板・包丁なども一気に洗えます。フライパン(最大26cm)など大きなものも食器と同時に洗えるスぺースがあります、ので、ファミリー向けの食洗機としては非常に心強い存在です。
また、ファミリー向けの3機種には共通して、細かいものを洗いやすい工夫が詰まっています。
食洗機で洗えないモノの紹介で、箸置き等の小さな食器は、単体では落下するため洗えない、と解説しました。しかし、こちらの機種では心配はいりません。
ちょこっとホルダー
お弁当の仕切りに使うようなシリコンカップなどを入れて洗うことができます。
リバーシブルエリア
上段の網かごの右半分を、洗いたいモノに応じて変えることができます。
通常は、グラスなどがセットしやすい形状になっています。その右半分の棚をひっくり返すと、鍋などの大きな調理器具が入るスペースを確保することができます。
付属のプレートホルダーをセットすると、長皿もセットしやすい形状になります。
ボトルホルダー(新機能)
食洗機が苦手な洗い方としては、水筒のようなボトル形状のものを奥まで洗うことが苦手です。そこで開発されたのが、ボトルホルダーです。
水流が当たりやすい箇所に、水筒やグラスを下向きにセットしやすいホルダーを設けました。水筒のパッキンやフタなどは、ちょこっとホルダーに入れると便利です。
なお、水筒の高さは左側は高さ17cm以下、右側は高さ22cm以下、それぞれ直径は7.5cm以下のものが対応できます。
洗浄機能
ストリーム除菌洗浄(新機能)
こちらは2020年度モデルからの新機能で、洗うと同時に食器の除菌ができます。
食洗機の食器を洗う工程は、
- スイッチON
- お湯+洗剤の洗浄液を作る
- 洗い
- すすぎ
- 乾燥
- 終了
というのが通常の流れです。
この「洗い」と「すすぎ」の工程で、50℃以上の高温高圧水流でしっかり除菌を行います
低温ソフト
食洗機は、熱に弱い食器は洗えないとの解説をしましたが、低温ソフトでは熱に比較的弱いプラスチック製品(耐熱温度60℃〜90℃まで)を洗うことができます。
洗浄の時の温度を控えめにして、洗うことによって耐熱温度のひくいものも洗うことができます。
低温設定のため、80℃すすぎ機能との併用はできません。
80 ℃すすぎ(新機能)
洗い上がりで水滴を残したくない場合や、乾燥効果を高めるための機能です。食洗機では、食器が重なっている部分や、奥までなかなか乾燥しきらないということもありますが、この機能でその懸念を軽減します。
洗浄コースと洗浄時間
標準的な洗浄コースは、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程を行います。
- スピーディ:約29分(付け置きや水洗い後)
- 汚れレベル1:約73~78分(食器や汚れが少ない時)
- 汚れレベル2:約79~84分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
- 汚れレベル3:約125~130分(食後数時間後の油汚れや、フライパンなど)
下記のオプションを追加・減らすことにより、洗浄時間が左右します。
- 低温ソフト
- 乾燥のみ
- 乾燥なし
- 乾燥延長
- 送風
- 80℃すすぎ
省エネ
エコナビ
室温や水温を検知して、温度に合わせて運転します。内蔵センサーが水温や室温が高いと、検知すると洗浄温度や乾燥時間を抑えて運転します。
具体的には、洗浄時は水温が13℃以上の時、乾燥時は室温が24℃以上の時にエコナビ運転します。
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は5人分機種で、手洗いと比較して約6分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約16.6円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。
洗剤は、手洗いでは1回につき約4.9円に対して、食洗機用は約3.2円となります。ドラッグストアでは、食洗機用の洗剤は高いイメージがあると思いますが、少量で洗浄できるため、結果的に安く済みます。
ガス代は、手洗い1回につき約28.8円に対して、食洗機は電気代が約20.8円となります。
水道・ガス代の削減額としては、1年で合計約19,100円(3人用機種では約5,300円)の経済効果が生まれます。
さらに、上記は汚れレベルがスタンダードでの計算のため、洗い方をセーブしたり、エコナビでの自動で節電する機能を活用すると、さらに経済効果を増すこともできます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
パナソニックの食洗機はタイマー設定機能があります。
食洗機を1回使うことで、上下水道とガス代は削減できますが、反対に電気代は消費します。
そんな時、オール電化で深夜電力が安い契約をしている場合は、タイマー設定をして深夜に食洗機が動くように設定しましょう。
大体の食洗機が、タイマー設定4時間で稼働し始めます。
そのため、19時~20時にタイマー設定をすると、ちょうど深夜電力の時間帯に動きますので、夕方の半分以下の電気代で稼働することにより、よりお得になります。
深夜電力に切り替わる時間帯は、契約によって異なるため、電力契約の内容を見返してみましょう。
NP-TH4の口コミ
四角くなり少し大きく感じたのですが設置するととてもきれいに置けました。圧迫感はありません。白い色のせいかもしれません。
使い心地はとてもいいです。たくさん入るしいい加減に並べても汚れは落ちています。ちなみにスピーディーモードで洗っています。
個人的にはボトルホルダーやタッパー等の小物を移動しないように押さえる蓋が便利です。
NP-TA4(ファミリー向け)
パナソニック卓上型食洗機のベーシックモデルです。
新機能である、「ストリーム除菌洗浄」「ボトルホルダー」を搭載しました。外観はスクエアな形状で、色はホワイト色のみです。
NP-TA4の価格
パナソニック 卓上食洗機
NP-TA4
参考価格 75,240円~(2023/02/23時点)
前モデルからの進化点
前モデルとの違いは2点あります。
「NP-TA3」から「ストリーム除菌洗浄」「ボトルホルダー」の2点が追加されている点が異なります。
食器点数40点、5人分の食器が洗える収納力
ファミリー向けの3機種(NP-TZ300・NP-TH4・NP-TA4)は大容量の収納力で、一気にたくさんの食器を洗うことができます。
庫内は上下の2段に分かれており、皿・コップ・箸やスプーン・まな板・包丁なども一気に洗えます。フライパン(最大26cm)など大きなものも食器と同時に洗えるスぺースがあります、ので、ファミリー向けの食洗機としては非常に心強い存在です。
また、ファミリー向けの3機種には共通して、細かいものを洗いやすい工夫が詰まっています。
食洗機で洗えないモノの紹介で、箸置き等の小さな食器は、単体では落下するため洗えない、と解説しました。しかし、こちらの機種では心配はいりません。
ちょこっとホルダー
お弁当の仕切りに使うようなシリコンカップなどを入れて洗うことができます。
リバーシブルエリア
上段の網かごの右半分を、洗いたいモノに応じて変えることができます。
通常は、グラスなどがセットしやすい形状になっています。その右半分の棚をひっくり返すと、鍋などの大きな調理器具が入るスペースを確保することができます。
付属のプレートホルダーをセットすると、長皿もセットしやすい形状になります。
ボトルホルダー(新機能)
食洗機が苦手な洗い方としては、水筒のようなボトル形状のものを奥まで洗うことが苦手です。そこで開発されたのが、ボトルホルダーです。
水流が当たりやすい箇所に、水筒やグラスを下向きにセットしやすいホルダーを設けました。水筒のパッキンやフタなどは、ちょこっとホルダーに入れると便利です。
なお、水筒の高さは左側は高さ17cm以下、右側は高さ22cm以下、それぞれ直径は7.5cm以下のものが対応できます。
洗浄機能
ストリーム除菌洗浄(新機能)
こちらは2020年度モデルからの新機能で、洗うと同時に食器の除菌ができます。
食洗機の食器を洗う工程は、
- スイッチON
- お湯+洗剤の洗浄液を作る
- 洗い
- すすぎ
- 乾燥
- 終了
というのが通常の流れです。
この「洗い」と「すすぎ」の工程で、50℃以上の高温高圧水流でしっかり除菌を行います
低温ソフト
食洗機は、熱に弱い食器は洗えないとの解説をしましたが、低温ソフトでは熱に比較的弱いプラスチック製品(耐熱温度60℃~90℃まで)を洗うことができます。
洗浄の時の温度を控えめにして、洗うことによって耐熱温度のひくいものも洗うことができます。
洗浄コースと洗浄時間
標準的な洗浄コースは、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程を行います。
- スピーディ:約29分(付け置きや水洗い後)
- 汚れレベル1:約73~78分(食器や汚れが少ない時)
- 汚れレベル2:約79~84分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
- 汚れレベル3:約125~130分(食後数時間後の油汚れや、フライパンなど)
下記のオプションを追加・減らすことにより、洗浄時間が左右します。
- 低温ソフト
- 乾燥のみ
- 乾燥なし
- 乾燥延長
- 送風
省エネ
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は5人分機種で、手洗いと比較して約6分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約16.6円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。
洗剤は、手洗いでは1回につき約4.9円に対して、食洗機用は約3.2円となります。ドラッグストアでは、食洗機用の洗剤は高いイメージがあると思いますが、少量で洗浄できるため、結果的に安く済みます。
ガス代は、手洗い1回につき約28.8円に対して、食洗機は電気代が約20.8円となります。
水道・ガス代の削減額としては、1年で合計約19,100円(3人用機種では約5,300円)の経済効果が生まれます。
さらに、上記は汚れレベルがスタンダードでの計算のため、洗い方をセーブしたり、エコナビでの自動で節電する機能を活用すると、さらに経済効果を増すこともできます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
パナソニックの食洗機はタイマー設定機能があります。
食洗機を1回使うことで、上下水道とガス代は削減できますが、反対に電気代は消費します。
そんな時、オール電化で深夜電力が安い契約をしている場合は、タイマー設定をして深夜に食洗機が動くように設定しましょう。
大体の食洗機が、タイマー設定4時間で稼働し始めます。
そのため、19時~20時にタイマー設定をすると、ちょうど深夜電力の時間帯に動きますので、夕方の半分以下の電気代で稼働することにより、よりお得になります。
深夜電力に切り替わる時間帯は、契約によって異なるため、電力契約の内容を見返してみましょう。
NP-TA4の口コミ
以前も同様の10年くらい前のパナソニック商品を使用しておりました。今回は、音が静かできれいに洗えております。とても満足しております。洗っている時間も短くなったような気がします。
NP-TSK1(スリムタイプ・ファミリー向け)
パナソニック卓上型食洗機で、シンク横に設置しやすい奥行スリムモデルです。
外観はスクエアでシンプルな形状になっており、ホワイト色とスチームグレー色の2色から選ぶことができます。
奥行が29cmとなっており、今まで置けなかったようなキッチンでも置けるようになった点が一番の特徴です。
NP-TSK1の価格
パナソニック 卓上食洗機
NP-TSK1-W
参考価格 75,240円~(2023/02/23時点)
今まで諦めていたスペースに置ける!
NP-TSK1の一番の特徴であるスリムタイプ。本体の奥行きが29cm(設置奥行き36.7cm)と、A4サイズの長手方向とほぼ同じです。
そして前面扉がオープンしたときの寸法も考慮した「設置可能寸法」はこちらです。
- 幅:53cm
- 高さ:62cm以上(扉オープン時の干渉寸法も加味)
- 脚の奥行:26.3cm(本体の脚の固定可能サイズ)
- 設置の実質奥行:36.7cm(前面の障害物との離隔距離+食洗機背面の離隔距離)
※扉を開けるときに最大43.8cmの奥行になります
ご自宅に設置可能かどうか?は本体寸法ではなく、こちらの寸法を参考にしてください。
食器点数24点、4人分の食器が洗える収納力
スリムタイプではありますが、ファミリー向けとして約4人分の食器、24点を収納可能になっています。(茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点)
庫内は上下の2段に分かれており、大皿を入れるゾーン、茶碗などを入れるゾーン、コップなどを入れるゾーンに分類できます。
また、中段のカゴは折りたためるので、フライパンや鍋など大きなものも洗えたりと、フレキシブルに使える食洗機です。
スタイハンガー
乳幼児がいる家庭では嬉しい機能として、ソフトスタイなど乳幼児アイテムも洗える「スタイハンガー」が新機能として登場しています。
リフトアップオープンドア
ドアを前方向でなく、上に持ち上げながら開閉する方式になっており、前面に水栓などがあっても設置がしやすい設計です。
壁から水栓まで約36.7cmのスペ―スがあれば、設置が可能な設計になっており、キッチンスペースが狭くて今まで食洗機設置を諦めていた方でも設置可能範囲が拡大。
洗浄機能
ストリーム除菌洗浄(新機能)
食器洗浄と同時に食器の除菌ができる機能です。
食洗機の食器を洗う工程は、
- スイッチON
- お湯+洗剤の洗浄液を作る
- 洗い
- すすぎ
- 乾燥
- 終了
というのが通常の流れです。
この「洗い」と「すすぎ」の工程で、50℃以上の高温高圧水流でしっかり除菌を行います。
低温ソフト
食洗機は、熱に弱い食器は洗えないとの解説をしましたが、低温ソフトでは熱に比較的弱いプラスチック製品(耐熱温度60℃~90℃まで)を洗うことができます。
洗浄の時の温度を控えめにして、洗うことによって耐熱温度のひくいものも洗うことができます。
洗浄コースと洗浄時間
標準的な洗浄コースは、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程です。食器の汚れに応じて、都度「汚れレベル」ボタンで選択して洗浄を行います。
- 汚れレベルL1:約73~78分(食器や汚れが少ない時)
- 汚れレベルL2:約88~93分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
- 汚れレベルL3:約113~118分(食後数時間後の油汚れや、フライパンなど)
- 低温ソフト:約142~147分(熱に弱い食器があるとき)
- 乾燥のみ:約30分・60分
- お手入れ:約126~131分(庫内洗浄に使うとき・洗い+乾燥)
下記のオプションをお好みで追加・減らすことにより、洗浄時間が左右します。
- 乾燥効果の有無
- 乾燥なし
- エコナビ運転の有無
- ドライキープ運転の有無
省エネ
エコナビ
室温や水温を検知して、温度に合わせて運転します。内蔵センサーがで水温や室温が高いと、検知すると洗浄温度や乾燥時間を抑えて運転します。
具体的には、洗浄時は水温が13℃以上の時、乾燥時は室温が24℃以上の時にエコナビ運転します。
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は4人分機種で、手洗いと比較して約6分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約11.3円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。
洗剤は、手洗いでは1回につき約2.9円に対して、食洗機用は約3.6円となります。ドラッグストアでは、食洗機用の洗剤は高いイメージがあると思いますが、少量で洗浄できるため、結果的に安く済みます。
ガス代は、手洗い1回につき約19.4円に対して、食洗機は電気代が約18.1円となります。
水道・ガス代の削減額としては、1年で合計約8,600円の経済効果が生まれます。
さらに、上記は汚れレベルL2での計算のため、洗い方をセーブしたり、エコナビでの自動で節電する機能を活用すると、さらに経済効果を増すこともできます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
パナソニックの食洗機はタイマー設定機能があります。
食洗機を1回使うことで、上下水道とガス代は削減できますが、反対に電気代は消費します。
そんな時、オール電化で深夜電力が安い契約をしている場合は、タイマー設定をして深夜に食洗機が動くように設定しましょう。
大体の食洗機が、タイマー設定4時間で稼働し始めます。
そのため、19時~20時にタイマー設定をすると、ちょうど深夜電力の時間帯に動きますので、夕方の半分以下の電気代で稼働することにより、よりお得になります。
深夜電力に切り替わる時間帯は、契約によって異なるため、電力契約の内容を見返してみましょう。
NP-TSK1の口コミ
買って良かったです。さっと水で流してから入れていますが洗い残しがあった事はありません。残念ながら我が家のキッチンではシンク横には設置出来ませんでしたが、それでも満足しております。もっと早く使えばよかった…。
NP-TSP1(タンク式スリムタイプ・ファミリー向け)
ファミリー向けの分岐給水工事不要のタンク式モデル(スリムタイプ)です。
外観はシンプルな形状になっておりホワイト色のみです。
ただ、スリムタイプと言ってもドアの開閉がスリムということで、本体サイズはレギュラータイプと同じくらいのサイズになっています。
リフトアップオープンドアで、前面に水栓などの障害物があっても設置がしやすくなりました。
NP-TSP1の価格
パナソニック 卓上食洗機
NP-TSP1
参考価格 87,000円~(2023/02/23時点)
今まで諦めていたスペースに置ける!
NP-TSP1のサイズは、本体奥行が29cm(設置奥行36.7cm)と、A4サイズの長手方向とほぼ同じです。
そして前面扉がオープンしたときの寸法も考慮した「設置可能寸法」はこちらです。
- 幅:53cm
- 高さ:72cm以上(扉オープン時の干渉寸法も加味)
- 脚の奥行:26.3cm(本体の脚の固定可能サイズ)
- 設置の実質奥行:36.7cm(前面の障害物との離隔距離+食洗機背面の離隔距離)
※扉を開けるときに最大43.8cmの奥行になります
ご自宅に設置可能かどうか?は本体寸法ではなく、こちらの寸法を参考にしてください。
NP-TSP1は分岐水栓不要
パナソニックのファミリー向け卓上食洗機は、水栓から給水を取るため、水栓を分解するなどの工事が必要です。
NP-TSP1は、ファミリー向けサイズにも関わらず、分岐水栓不要のタンク式になっています。
都度、手動で給水して使う食洗機で分岐水栓が不要でDIYなどが苦手な方でも気軽に設置ができます。
分岐水栓設置費用が不要
分岐水栓を取り付けるには専用の分岐水栓の費用、業者で交換を行う場合は工事代がかかります。
NP-TSP1はこういった部品・工事が不要で、はじめて卓上食洗機を設置するご家庭ではその分費用を抑えることができること
給水口は下にあり幅も広い
一般的にタンク式と呼ばれる食洗機の多くは、給水する箇所が食洗機の上部にあるものが多いです。
設置する場所と、使われる方の身長によっては、給水口が見えにくかったりする欠点がありました。
NP-TSP1は給水口が本体下部にあり、トレイも幅も広いので給水がしやすいです。
分岐給水方式にも変更可能
NP-TSP1はタンク式ですが、分岐水栓での自動給水にも切り替えができます。
引越などで分岐水栓の有無を気にしなくてもよくなりました。(※給水ホースは別売)
食器点数24点、4人分の食器が洗える収納力
スリムタイプではありますが、ファミリー向けとして約4人分の食器、24点を収納可能になっています。(茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点)
庫内は上下の2段に分かれており、大皿を入れるゾーン、茶碗などを入れるゾーン、コップなどを入れるゾーンに分類できます。
また、中段のカゴは折りたためるので、フライパンや鍋など大きなものも洗えたりと、フレキシブルに使える食洗機です。
スタイハンガー
乳幼児がいる家庭では嬉しい機能として、ソフトスタイなど乳幼児アイテムも洗える「スタイハンガー」が新機能として登場しています。
リフトアップオープンドア
ドアを前方向でなく、上に持ち上げながら開閉する方式になっており、前面に水栓などがあっても設置がしやすい設計です。
壁から水栓まで約36.7cmのスペ―スがあれば、設置が可能な設計になっており、キッチンスペースが狭くて今まで食洗機設置を諦めていた方でも設置可能範囲が拡大。
洗浄機能
ストリーム除菌洗浄(新機能)
食器洗浄と同時に食器の除菌ができる機能です。
食洗機の食器を洗う工程は、
- スイッチON
- お湯+洗剤の洗浄液を作る
- 洗い
- すすぎ
- 乾燥
- 終了
というのが通常の流れです。
この「洗い」と「すすぎ」の工程で、50℃以上の高温高圧水流でしっかり除菌を行います。
低温ソフト
食洗機は、熱に弱い食器は洗えないとの解説をしましたが、低温ソフトでは熱に比較的弱いプラスチック製品(耐熱温度60℃~90℃まで)を洗うことができます。
洗浄の時の温度を控えめにして、洗うことによって耐熱温度のひくいものも洗うことができます。
洗浄コースと洗浄時間
標準的な洗浄コースは、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程です。食器の汚れに応じて、都度「汚れレベル」ボタンで選択して洗浄を行います。
- 汚れレベルL1:約73~78分(食器や汚れが少ない時)
- 汚れレベルL2:約88~93分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
- 汚れレベルL3:約113~118分(食後数時間後の油汚れや、フライパンなど)
- 低温ソフト:約142~147分(熱に弱い食器があるとき)
- 乾燥のみ:約30分・60分
- お手入れ:約126~131分(庫内洗浄に使うとき・洗い+乾燥)
下記のオプションをお好みで追加・減らすことにより、洗浄時間が左右します。
- 乾燥効果の有無
- 乾燥なし
- エコナビ運転の有無
- ドライキープ運転の有無
省エネ
エコナビ
室温や水温を検知して、温度に合わせて運転します。内蔵センサーがで水温や室温が高いと、検知すると洗浄温度や乾燥時間を抑えて運転します。
具体的には、洗浄時は水温が13℃以上の時、乾燥時は室温が24℃以上の時にエコナビ運転します。
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は4人分機種で、手洗いと比較して約6分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約11.3円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。
洗剤は、手洗いでは1回につき約2.9円に対して、食洗機用は約3.6円となります。ドラッグストアでは、食洗機用の洗剤は高いイメージがあると思いますが、少量で洗浄できるため、結果的に安く済みます。
ガス代は、手洗い1回につき約19.4円に対して、食洗機は電気代が約18.1円となります。
水道・ガス代の削減額としては、1年で合計約8,600円の経済効果が生まれます。
なお上記は、同じスリムタイプのNP-TSK1での試算で、NP-TSP1をタンク式で使用する場合は水道が+1Lになります。
さらに、上記は汚れレベルL2での計算のため、洗い方をセーブしたり、エコナビでの自動で節電する機能を活用すると、さらに経済効果を増すこともできます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
パナソニックの食洗機はタイマー設定機能があります。
食洗機を1回使うことで、上下水道とガス代は削減できますが、反対に電気代は消費します。
そんな時、オール電化で深夜電力が安い契約をしている場合は、タイマー設定をして深夜に食洗機が動くように設定しましょう。
大体の食洗機が、タイマー設定4時間で稼働し始めます。
そのため、19時~20時にタイマー設定をすると、ちょうど深夜電力の時間帯に動きますので、夕方の半分以下の電気代で稼働することにより、よりお得になります。
深夜電力に切り替わる時間帯は、契約によって異なるため、電力契約の内容を見返してみましょう。
その他便利機能
分岐給水方式にも変更可能
「NP-TSP1」はタンク式ですが、分岐水栓での自動給水にも切り替えができます。
引越などで分岐水栓の有無を気にしなくてもよくなりました。
NP-TSP1の口コミ
賃貸一人暮らしなので躊躇していましたが、パナソニックのタンク式ということで購入を決めました。置き場所はかなりとりますが、容量は十分なので、食器が少ない日は1日1回でOK。洗い上がりもとても綺麗です。何より毎食後の食器洗いから解放されて、すごく楽になりました。買って良かったと思います。
NP-TCR4(プチ食洗・少人数向け)
パナソニックの卓上型食洗機では、3人分の食器を想定したコンパクトなシリーズ「プチ食洗」の上位モデルです。
外観は扉1枚が前開きし、色はホワイト色のみです。
NP-TCR4の価格
パナソニック 卓上食洗機
NP-TCR4
参考価格 38,680円~(2023/02/23時点)
食器点数18点、3人分の食器が洗える収納力
NP-TCRはコンパクト性を重視したモデルです。
庫内は大きく1段の収納部があり、皿・コップ・箸やスプーンなどを一気に洗えます。なおフライパンなど大きな調理器具は入らないため、鍋なども洗うことを想定すると大容量の機種になってきます。
洗浄機能
バイオパワー除菌洗浄
こちらは、ビルトイン食洗機にも搭載されている機能で、洗剤の温度を上げて、洗浄効果を高める機能です。具体的には、約50℃まで温度を高めて、洗剤の主成分である酵素が働きやすい温度にすることによって、洗浄力を高めます。これによって、従来モデルから脂汚れを中心に汚れ落ちが良くなりました。
低温ソフト
食洗機は、熱に弱い食器は洗えないとの解説をしましたが、低温ソフトでは熱に比較的弱いプラスチック製品(耐熱温度60℃~90℃まで)を洗うことができます。
洗浄の時の温度を控えめにして、洗うことによって耐熱温度のひくいものも洗うことができます。
洗浄コースと洗浄時間
標準的な洗浄コースは、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程を行います。
- スピーディ:約29分(付け置きや水洗い後)
- 標準+乾燥:約94~99分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
- 低温ソフト+乾燥:約145~150分
- 乾燥のみ:約60分
- ※乾燥なしにすることにより、洗浄時間が短縮します(標準で約30分・低温ソフトで約60分)
省エネ
エコナビ
室温や水温を検知して、温度に合わせて運転します。内蔵センサーがで水温や室温が高いと、検知すると洗浄温度や乾燥時間を抑えて運転します。
具体的には、洗浄時は水温が13℃以上の時、乾燥時は室温が24℃以上の時にエコナビ運転します。
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は3人分機種で、手洗いと比較して約4分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約8円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。それらを合算して、1年で合計約5,300円の経済効果が生まれます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
なお、NP-TCR4にはタイマー機能はないため、深夜電力などを利用する際は、その時間に運転開始しなければなりません。
NP-TCR4の口コミ
2人用で容量、設置サイズもバッチリです。油汚れの皿も結構きれいになります。また思ったよりも音が静かでした。
NP-TML1(プチ食洗・1人暮らし向け)
1人暮らし向けの分岐給水工事不要のタンク式モデル(スリムタイプ)です。
分岐水栓の取り付けが要らない、タンク式になっているため賃貸で水栓の取り付けが難しい、または引越ししてすぐに使いたいという方にオススメです。
外観はシンプルな形状になっており、業界最小設計のコンパクトサイズです。
NP-TML1は、幅約31cm、奥行約22.5cmで、ほぼA4ファイルサイズのスペースで設置できます。
色はホワイト色のみで、食器を入れる部分は透明になっており、洗った後は食器棚のように使うことができます。
NP-TML1の価格
食器点数6点、1人分の食器が洗える収納力
NP-TML1は一人暮らしを想定したコンパクトモデルです。
庫内は高さ21cmまでのグラス、直径23cmまでのお皿を含めて、1人分の食器6点が入るサイズです。なおフライパンなど大きな調理器具は入りません。
洗浄コースと洗浄時間
標準コースのみになっており、洗い・すすぎ・乾燥の3つの工程を行います。
- 標準:約120分(食後すぐ・ひどい汚れは水洗い)
省エネ
手洗いより水道光熱費がお得
食洗機の一般的なメリットですが、手洗いより節水・節電、そして家事の時間が生まれることが最大のメリットです。
使う水の量は3人分機種で、手洗いと比較して約4分の1になります。水道代に換算すると、その差は1回につき約8円になります。
そして手洗いに比べて洗剤やお湯を作るためのガス代の節約にもなります。それらを合算して、1年で合計約5,300円の経済効果が生まれます。
もっとも、経済的なメリットも勿論ですが、毎食の後の家事の時間が減るというメリットは、お金には替え難いものがありますよね。
なお、NP-TML1にはタイマー機能はないため、深夜電力などを利用する際は、その時間に運転開始しなければなりません。
便利なオプション商品
卓上型食洗機には、設置に関する便利なオプション品があります。キッチンの状況に合わせて、購入いただくと設置が便利かつ、スマートに設置できます。
高さ調整脚
パナソニック 卓上食洗機
高さ調整脚
参考価格 4,540円~(2023/02/23時点)
キッチン前のカウンターや出窓に置く際に、はみ出す部分をカバーする部材
- N-SL12(80~120mm)
- N-SL19(120~190mm)
- N-SL30(190~300mm)
専用ステンレス置台(N-SP3)
パナソニック 卓上食洗機
専用ステンレス置台(N-SP3)
参考価格 3,971円~(2023/02/23時点)
キッチンのシンクにまたがって置く際に、安定させる部材
寸法: 幅520×奥行297×高さ10(mm)
専用小物かご(N-KK1)
パナソニック 卓上食洗機
専用小物かご(N-KK1)
参考価格 3,048円~(2023/02/23時点)
箸置きや弁当用の仕切りなどを洗う際に使うかごです。
庫内クリーナー(N-P300)
パナソニック 卓上食洗機
庫内クリーナー(N-P300)
参考価格 1,100円~(2023/02/23時点)
酸性タイプの庫内の汚れとりです。クリーナーを入れて運転するだけで、庫内の汚れが落ちます。
卓上食洗機の設置方法
設置前の確認事項
各機種の設置場所が確保できるかどうか、の確認はまず必要です。
基本的には、水平に取付ができる場所で、左右後方ともに0.5cm以上は壁から離すことが条件です。
またシンク近くでの設置になるため、食洗機を置いた状態でシンクが使えるかどうか、またはアース付きの電源があるかどうかの確認は必要です。
分岐水栓の取り付けが必要
パナソニック卓上食洗機は、分岐水栓の設置が必要です(タンク式 NP-TSP1を除く)。分岐水栓とは、お使いのキッチンに設置されている水栓から水を分岐させる部品です。キッチン水栓の水を枝分かれさせて、卓上食洗機に送ることができます。
今お使いの水栓に分岐箇所がない、もしくは食洗機用の水栓がない場合は、分岐水栓を購入して設置する必要があります。
分岐水栓は、今お使いのキッチン水栓を分解して取付けます。水栓によって、適合する分岐水栓は異なりますので、水栓の品番などを調べてから、分岐水栓を購入しましょう。
また、分岐水栓の取付には、スパナや六角レンチなどの工具が必要な場合があります。こういった工具も合わせて持ち合わせているか、確認をしましょう。
なお分岐水栓の取付が難しい、場所がないという方はタンク式の「NP-TSP1」がオススメです。
卓上食洗機の取り付けについては、過去の記事で詳しく説明しています。 DIYで失敗したくない!卓上食洗機の取り付け方法と注意点